ふらあそ!

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【アニメ】ひろがるスカイ!プリキュア第33話「究極のちから! マジェスティクルニクルン」感想

個人的に久しぶりに王宮に帰ったエルちゃんが王様に「パパ~」と言って懐いていたの凄く安心した…

 

さて、キュアマジェスティパワーアップ回、と思いきや、5人合体技のお披露目回でしたね。考えてみると、追加戦士の浄化技お披露目より前に合体技に導かれる、ってかなり珍しくない?

 

話の流れとしては、突如スカイランドに遺跡が出現。その調査に赴いていたヨヨは、その遺跡がエルちゃん=キュアマジェスティの目覚めにより復活したものであり、ひろプリチームを招聘、王の許可を得て中の調査をする事に。

入口のない迷宮は遺跡の真ん中にある翼形のモニュメントにエルちゃんが触れた事であっさり封印を解除。隠された入り口を進むと、まるでエルちゃんが導く様に最深部方向に進みます。

やがて、最奥にキュアマジェスティとそれを囲む4人のプリキュアレリーフで封印された場所にたどり着き、ヨヨさんを除くプリキュアメンバーでその奥に…

一方、遺跡の外では操られたミノトンが襲来。力づくで迷宮に張られた障壁を破壊し始め…というものです。

 

さて、わりかし情報量の多い回でしたね。

メインは5人合体技であるプリキュアマジェスティックハレーションと、その起動キーであるマジェスティクルニクルンの入手でしたが、もう一つのテーマとしてましろの懊悩がありました。

ましろはエルちゃんがキュアマジェスティだと判明してからというもの、そもそも彼女が戦いに参加する事を危惧しており、今回もその優しさと心の揺らぎが「皆の心が一つにならなければ」解けないマジェスティクルニクルンの封印解除の足かせとなってしまいました。

それだけ、エルちゃんに傷ついて欲しくない、という思いが強かった訳ですが、これはここまでましろが彼女をべったり甘やかしていたのが良い布石になっていましたね。逆に、エルちゃんの躾に厳しかったソラが彼女の意思を尊重していたのも実にらしかった。

そして、そんなましろの悩みにソラが自分もましろに対してそういう感情を抱いたからこそ理解を示す流れは秀逸でした。第5話が実際そういうお話でしたからね。ただ、難を言うと、ましろの場合はエルちゃんを狙う相手がスキアヘッドという現状勝ち筋が見えない相手なのに対し(現にスキアヘッド初襲来時に「さっきまであんなに楽しかったのに…」と恐怖に打ち震えている)、ソラのあれはカバトンがさして脅威になっていなかった段階であり、状況がかなり違うんですよね。そう考えると、ソラとましろの悩みは質は同じでもその度合いが全然違う。

最終的には、キュアバタフライやキュアウィングから自分たちでこれからもエルちゃんを守護していくという事には変わりはない事、キュアマジェスティ本人からもみんなを守りたい旨を改めて伝えられて、キュアプリズムも皆を信じる事を決意、無事マジェスティクルニクルンの封印は解除されました。

そのマジェスティクルニクルンですが、本型のアイテムであり、その形状からクロニクル(年代記)に掛けているのですかね。正直、クルニクルンは相当言い難いですよね。素直にマジェスティクロニクルで良かったのでは? とは思いました。

とりあえずはこの本の力で5人合体技・プリキュアマジェスティックハレーションが発動しましたが、その内容はランボーグ登場時の暗い空間に青空の背景が出現、5人が飛翔しながらスカイが大きな円を、その中に他の4人がダイヤ型の線を描き、それが光を図案化した円形のフィールドを形成、キュアスカイが中心となり5人同時にそのフィールドから浄化光線を照射するというもの。

なかなか派手でカッコいいですが、キュアマジェスティ専用アイテムから、キュアスカイが中核になる合体技が出るのはちょっと不自然かなあ。今回は出てきませんでしたが、この本を基軸にしたキュアマジェスティ単体のオリジナル技があるかもしれませんね。

 

敵側に目を向けると、今回でミノトンは再浄化されたわけですが、流石にスキアヘッドの回収は受けずにとうとうひろプリチームと和解。自分を正気に戻してくれたことに礼を述べ、彼女たちの強さを認めた上で、今後、この恩はどこかで必ず返す、と言って姿を消しました。

素直に敗北を認めた潔さは良かったのですが、同時に彼女たちへの助力も宣言しており、カイゼリンへの忠誠心との葛藤がなかったのかはちょっと気になりました。

尤も、カイゼリン側はミノトンをあっさり見捨てた上に、アンダーグエナジーで望まない戦いを強制してきたわけですから、見限る理由には十分かもしれません。が、彼の気真面目な忠誠を見るに、ひょっとして、カイゼリンにしろプリキュア達にしろ、強いものにこそ敬意を払う性質なのかもしれません。だとすれば、ミノトンは彼女たちは成長前提ですが、カイゼリンよりも強くなるかも…と見込んでいるのかもしれませんね。

もしくは、三国志関羽の魏への義理立ての様に、一時的な助力に留まるか。ソラも今話にて「決着をつけるなら正々堂々の勝負をしよう。武人のあなたはアンダーグエナジーなんかに負けてはいけない」と喝を入れていましたしね(尤もその後に和解になったのだが)。

スキアヘッドは今回の戦いを遠見で見ているにとどめており、しかもマジェスティクルニクルンの入手さえ「予定調和のうち」であると呟きました。

彼曰く、キュアマジェスティ出現も、マジェスティクルニクルン入手も全ては「知識の宮殿」の記載通りらしく、しかもそのこと自体はカイゼリンに報告するでもなく、独り言ちている、その割にカイゼリンには「力が目覚めないうちにキュアマジェスティを討った方がいい」と強化ミノトンをけしかけるなど、取りようによってはひょっとしてわざとキュアマジェスティを目覚めさせるように仕向けた? な進言をするなど、ちょっと彼は彼で別の思惑があるのかも…と思い始めています。

 

ましろの悩みと、ソラの伏線台詞回収やエルちゃんの決意、エルちゃんを守るというチーム総意の表明など、全体的に良く出来た回だったのですが、現段階でキュアマジェスティと他4人との格差が合体技が出たとはいえ全く是正されておらず(ただ迷宮最終地点で全員が光に包まれる描写があり、その際にパワーアップした可能性はある。ただ、あれはその先に進める有資格者が光っただけのようにも見えた)、他メンバーも「流石マジェスティ」と少し頼り切っている風にも取れる発言をしているのは気になります。

特に今回は最初こそ強化ミノトンと優勢に渡り合っていたキュアマジェスティが、アンダーグエナジーをドーピングし暴走同然になったミノトンを抑えきる事が出来なくなっていく場面がありました。正直言えば、暴走ミノトンがスキアヘッドよりも強いとは考えにくく(ただ、強さのベクトルは違うが)、普通に戦うとひろプリチームの方が合体技ありだとしてもまだ分が悪く感じます。実際、今のままでは今話の様にキュアマジェスティが崩れると総崩れになる可能性大でしょう。

ただ、今作のプリキュアというのがキュアマジェスティが中心のチームで「元来」あったというのならば分からなくありません。実際、迷宮最終地点でのレリーフでは他の4人はマジェスティを守護する立ち位置として描かれています。だけど、その迷宮最深部にあったマジェスティクルニクルンでの浄化技がキュアスカイ中心という、何ともいえないちぐはぐさも気に掛かりました。もしくは、まだまだマジェスティクルニクルンには秘めた力があるのかも。プリズム他メンバーが中心になる別浄化技があるとか? キュアバタフライのミックスパレットも様々な効果があるとんでもアイテムなので、今後に期待しましょう。

エルちゃん自身も秘密が多く、スキアヘッドの態度やカイゼリンが彼女を欲している事も含め、更にどうにも非情にも見えるエルちゃんを遣わした一番星の態度も謎の部分としては大きい。どの辺りで彼女を取り巻く状況が大きく動くのかも注目点ですね。

 

次回は…え? ひょっとして、もしかして、まーさーかーとは思うんですけどー…おめおめ出てくるのか、アノ男が? ちょっとこれは目が離せないシナリオになりそうですね…

 

ここまでのひろプリをかいつまんでナナメからバッサリ

実はさ…筆者、マジェスティクルニクルンのこと、この話が始まるまで「マジェスティグングニル」だと読み違えていたんだよね…紛らわしいなあ、もう!( ´艸`)*1

 

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*1:先回の次回に対するコメントで「エルちゃん専用武器が~」と言っていたのはこれが原因。