ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】名探偵プリキュア! まとめ雑感〖2月号〗


個人的に浄化技がハンニンダーを貫通させる名もなき技なの凄く気になる。二人が手を組んで技を放つのはSSオマージュを思わせるし、何より「嘘を真実が貫く」を表現しているのかな、と

 

さて、まずは大まかな流れが示唆された月となりましたね。

軸が探偵ものという事で割と登場人物も多く、伏線が相当張られている雰囲気もひしひしと感じます…と思ってたら、構成がまほプリの方なんですね。ちょっと成程なー、と思ってしまいました。

 

まずはプリキュアサイドについて

大まかな方針が示唆されました。

第二話にて、ジェット先輩が登場。元々は妖精ですが常時人間態の自称天才科学者、ロンドンにあるキュアット探偵事務所本部から派遣されてきたそうです。

後述しますが、敵幹部も妖精である事が言及されており、それでいて、妖精とは何ぞや、という点が明かされていないので、これに関してはおいおいかな、と感じました。

さて、そのジェット先輩ですが、彼がまことみらい支部(便宜的に支部と呼称)を訪れたのは、かつて在籍していた探偵プリキュアが失踪してしまった事により、実質機能不全に陥っていたため、閉鎖の手続きをするためだったようです。

これ自体は「自分は目で見たものしか信じない」主義のジェット先輩があんなとみくるの推理力及びプリキュア変身、そして彼女たちの信念と決意を汲み取った事により回避され、彼が支部長になる(ただし明言はされていない)形で回避されましたが、この場面だけでも

  • 先輩探偵(プリキュア)がいる
  • 過去、プリキュアになった探偵は数人しかいない
  • キュアット探偵事務所には本部がある(これ結構重要!)
  • ポチタンは時間を司る妖精(珍しい)
  • みくるは学校の寮住み(探偵事務所にすぐに引っ越した)
  • みくるの変身デバイスとなったペンダントは祖母譲り

と相当な情報量が盛り込まれています。

 

まずは気になるのがポチタン。幼児化したのは間違いなく、そこについての言及もされていましたが、第一話を思い返すとあんなを過去に飛ばしたのはかなり重要な事件が関わっているのが容易に想像できるぐらい慌てていたので、これはシナリオ最終盤で未来と関わってきそうな気配がプンプンします。もっと言うと、過去から歴史を改竄しようとしている可能性が無視できない。ただ、過去の改竄系のお話はねえ…よっぽどうまくやらない限りどこか破綻する可能性が高いので、ここは不安でもあります。

マコトジュエルを回収する事で元の姿に戻れる=時間操作能力の復活や、事情を語れるレベルでの記憶含む成長が示唆されているので、物語としてはマコトジュエルの回収(及びポチタンが必須な理由)というのは分かりやすくていいな、と感じました。

事件の匂いを感じ取る、というコナン君みたいな能力も持っているので、意外と彼(彼女?)が単話での牽引役になっているのもミソ(まほプリではこの役はモフルンだった。確かにこういう所にまほプリとの共通性を感じる)。

 

みくるは今の段階では実は謎多き人物なんですよね。探偵プリキュアの事に妙に詳しかったり(過去に救われている描写があるし、その存在自体は秘匿しなければならない、という知識もある)、中学生にして両親から離れての寮住まい、更には変身デバイスが祖母譲り。

ただ、上でも書いた様に構成がまほプリの方だという事なので、そう考えるとまほプリのリコも初期は情報が結構隠されていたんですよね。ならば、あんまり不自然ではないというか、この方のパターンの一つなのかな? と思わせます。

支部復活という事で、サッサと引っ越してくる行動力、探偵の最初の依頼を「あんなを元の時代に戻す」に決める意志の強さなど、見所も非常に多いキャラクターです。ポンコツ属性匂わせているのもアクセントになっていて良いと思います。

ただ、実はみくる(正確には+あんな)については筆者は実はちょっと恐ろしい予測を一つ立てています。あくまでも妄想です。実際これはないだろうとは思いますし、もしこれやっちゃうとあんながあまりにかわいそうなので…反転させますね。

今の段階で界隈でよく言われているのが「あんなはみくるに似ている=母親では?」という説。確かにかなり濃厚ですし、少なくとも何かしらの関わりがある(前回の記事で筆者はフィフティフィフティとは書いているが)と思われます。

だけど、今月の情報開示。みくるの祖母の遺品、ポチタンが時間妖精という事実。

「あんながみくるに似ているのではない。みくるがあんなに似ているのだとしたら!?」と。

そして、なぜ、ピンク枠がみくるなのか…

うーん、ごめんなさい。書いてて自分でも(ヾノ・∀・`)ナイナイと思っちゃいました。ぶっちゃけ杞憂ですね。

 

あんなは全体的に明るく前向き、曲がった事や何より嘘を許せない、という主人公枠を踏襲していますね。ですが、突然見ず知らずの過去に飛ばされた不安や寂しさはちゃんと持っていて、みくるへの最初の依頼「私を未来に帰して」の時の表情は真剣な眼差しを見せるなど、これもなかなか味のあるいいキャラクターかと思います。

探偵ものという事で当たり前なのですが、自頭も相当良いです。が、戦闘シーンでは割と力押しな印象があります。というか、戦闘シーンは現段階ではそこまで工夫した戦いという感じはないかも。必殺技(あれ、浄化技という感じがどうしてもしない)も「これが私たちのアンサーだ!(物理!)ですしね。

ただ、彼女がポチタンに過去に飛ばされた、という事はこの時代において重要な役割があるのは事実。どの様にこの時代に関わっていくのか、注目したいです。

 

全体的にまずは支部のメンバーは出揃った感はありますね。しばらくはこのメンバーで探偵事務所を回していく事になるのでしょうし、第4話は初の依頼、というシナリオ(みくるに対するあんなの依頼は置いておいて)でした。1クール目ぐらいまでは初期掘り下げになるのかな? という感じです。

 

敵側の事情について

割と明確に悪役会議をまた挟むようになりましたね(前作でもやってはいたが)。これまた個性的なメンバーが集まったな、というのが感想ですが

  • ニジー→怪人20面相
  • アゲセーヌ→アルセーヌ・ルパン
  • ゴウエモン→石川五右衛門
  • 森亜るるか→モリアーティ教授

がモチーフなのは分かりやすいですが、るるか以外は義賊*1というのが意味深というか。またまだ断言はできませんが、ジェット先輩から幹部たちの正体は妖精(忌々しい裏切者と言及された)である事を明かされていますが、るるかは人間だと思われるので、彼女がプリキュア変身者である事も含めて、義賊モチーフではない事はちょっと異質ではあるんですよね。

後、少し気になったのは第4話で初登場したゴウエモン。

「この世界を嘘で満たす」と宣言し憚らず、実際変装を駆使してマコトジュエルを奪おうとしたニジー、アゲセーヌと違い、変装はしないし、正々堂々と盗みを働きました。

出撃の際には「新入り(るるか)に俺の背中を見せてやる」と先輩風をふかしているキャラかと思いきや、推理パートでマコトジュエルの持ち主をるるかが特定した際には、彼女の手柄である事をプリキュア達に律儀に伝えたり、やっていること自体はともかく、割と好感が持てる人物像です。ちょっと義賊っぽいと言えば義賊っぽい。

だけど、自分たちの事情を大ぴらに暴露しちゃったり(ウソノワールの名前や、マコトジュエル奪取という目的)、ちょっと迂闊というか考えなしっぽい所は良く言えば豪快、悪く言えば浅慮、といった所でしょうか。

…まあ、ウソノワール様が喜べば、マコトジュエルを失った人間の気持ちなどどうでもいい、という邪悪発言もしてますけどね。*2

 

敵側のモンスター・ハンニンダーは今の段階ではプリキュアと割といい勝負している、という印象ですが、最後に身体貫通されて倒されるの結構ひどい( ´艸`)。

上で浄化技っぽくないと書いていますが、これはハンニンダーの元が被害者と「直接的」には結びついていないし、あくまでも「思いの結晶」がベースですから、まずは破壊してから確保、という図式に絵面がなっているのも大きいと思います。実際、ハンニンダーが出現しても、マコトジュエルの持ち主に影響があるような描写はありませんしね(気絶は言うに及ばず、デパプリみたいな記憶喪失や味覚変化すらない)、あくまでも宿るのは物品なので。

…思いを込めた品が盗難されるというのは、それはそれで許し難いし、そのままであれば当人に多大な傷を残す訳ですが。

これまた、第4話が顕著だったのですが、このシナリオでは漫画家志望の大学生が出版社に持ち込むための原稿を無くしてしまう、というものだったのですが、あんなは話の最後に彼が後の売れっ子漫画家である事に気が付きます。

要するに、彼のマコトジュエル(持ち込み原稿に宿っていた)が奪われたままになっていれば、彼の漫画家としての道は閉ざされていた可能性があり、大きく未来が変わった可能性があるんですよね。

ですが、あんなは未来の世界で怪盗団ファントムなんて聞いたことないし、嘘に塗れてなんかいない、と明言しています。逆から言えば、“このまま”なら怪盗団ファントムは破滅する未来が本来なら待っている。*3

そこで、考えなくてはいけないのが、ファントムの首魁・ウソノワール。

モチーフは…オペラ座の怪人かな?

彼がマコトジュエルのありかを示し、幹部たちに奪取を命じる基幹となっているのが、常に持っている本なんですよね。どうもこれが予言書の類の可能性が高い。しかも、彼はプリキュアとハンニンダーとの戦いの様子をスクリーンの映像を古ぼけた双眼鏡で鑑賞していたりと「何かを観察している」様子が見て取れる。

ぶっちゃけ、何かの事情のために悪事を働いているかもしれない。

要するに「未来を俯瞰している上で、マコトジュエルを何かに利用しようとしている」可能性が高い。そして、そうなると、ファントム、プリキュア(あんなと彼女の依頼を受けたみくる)、双方とも未来を手に入れる、という共通項で繋がっている、とも取れる訳で。更に言わせてもらえば、もしウソノワールが未来を予測する力があるのだとしたら、それは未来そのものから来たあんなもある意味同じな訳で、なんか、序盤から面白い布石打ちまくっていますね。あんなとウソノワールに何か繋がりあるかも、というのは筆者、結構引っかかっています。

 

そして、なんかすごい事になっていますね…もう、界隈どころか、特に絵師さんの間では人気が爆発しているキュアアルカナシャドウこと、森亜るるか。

今の段階では顔出し程度に留めているので、筆者的にあまり言う事はないのですが、今の段階では

  • とにかくアイスが大好き(第4話など、数回別のアイスを食べている)。常にアイスを咥えている。
  • 感情の起伏は乏しい。ちょっと不思議ちゃんのイメージ。
  • 怪盗団ファントムには最近加入した。ただし、ニジーとアゲセーヌの言い合いを「またか」と言っているので、彼らの口喧嘩は常態化しているのだろうし、それなりの時間は経っていそう。
  • プリキュア達には一定の評価を下している。
  • 推理能力が高い。

こんな感じですかね。一部、お付きの妖精のマシュタンの台詞ですが、おおむね彼女もそれに同調していますので、彼女の意見も同一なのかな、と。

マシュタンがいる以上、実は妖精…というのも考えにくいですし(正し、可能性皆無ではないと思う)、あとはどうたんプリ陣営に関わってくるか、ですかね。

当然、味方側に付く事が予想されていますし、望む声も大きいかと思いますが、それは今後の動向次第でしょう。あまりに悪辣な事をした後に味方サイドに来ても、今度はどう贖罪していくのか、という問題が付き纏いますし。

個人的には、第4話で見せた推理は、たんプリチーム二人の推理とは別視点で正解に辿り着くという「探偵力の高さ」を見せており、これが延いては制作側からのメッセージかな、とは感じました(味方と互角の能力者が敵にいるぞ、とも言えるし、いずれ別視点を与えてくれる味方になるぞ、とも取れる)。

そう言えば、SNS上で「彼女が味方側につくの確定した」みたいなことを言っている人を何人か見かけましたが、何か情報出たんですかね?

あ、筆者はアゲセーヌ好きです(自分語り)。でもチョベリバって言うな( ´艸`)

 

推理パートについて

かなりいい感じに仕上がっていると思います。

そこまで複雑なトリックを暴く、みたいな感じではないですが、根本的な解決の糸口に無理はなく(閃いた時に羽が舞う演出がある)、何より、脇を固めるサブ証拠固めがしっかりしている。

一見、単純な謎解きに見えて、良く考えると「ああ、あれ、布石だったのか!」となる部分が必ずある。これはお見事だと思います。

例を挙げれば、第2話。

この話ではパティスリーに勤めながら執筆活動をしている作家さんが、入賞の時に贈られたペンを失ってしまう…というものでした。

彼女にサインを頼んだ老婆が捜査線上に浮上したのですが、この老婆はあんなの足を使った調査であっさり発見。老婆に声を掛けたところで凄い勢いで逃走されてしまいます(界隈では「ターボばばあ」扱いされててフイた( ´艸`))。

やがてみくると連携して逃げようのない公園に追い詰めるのですが、公園内に老婆の姿はなく、ベンチで休んでいるサラリーマン、携帯で通話しているギャル、若いカップルがいるのみ。策に囲まれた小さな公園、逃走経路があるはずもなく、この中の誰かが変装している、という結論に達するのですが…

犯人はわりかし簡単で、ギャルの子だったのですが、その理由はこの周辺で携帯電話の通信障害が起きているのに、ずっと電話しているから、でした。

これ自体は事前に電波障害が起きている事が語られており、まあ、誰にでもわかるトリックではあります。しかし、あんなは追い打ちとばかりに

「貴方は逃走していたから電波障害の事に気が付けなかった」

と推理するのです。筆者、これには「ああ成程」と感心しました。ちょっと考えれば分かる事ではあるのですが、ちゃんと伏線張りはしてあるし何故電波障害に気が付けないのかの裏付けにもなっている。ちゃんと二段構えになっているのは感心してしまいました。要するに、電波障害の事で推理終了でも良かったところに、更に逃走中であった事を「サブ」として持ち出す。ちゃんとシナリオが練られているいい証拠です。

逆に、第3話と第4話はちょっと苦しくない? と思う所もちらほら。

第3話の「カメの置物を花びら模様と間違えるアゲセーヌ」とか第4話の「カバンの汚れを検証せずに果物が入った袋は絵画教室のものと推理する」のは少し無理やり感はあった。

特に第4話のそれは「この町に絵画教室は一つしかない」「そもそもカバンを取り違えたお姉さんが近隣住み」という大前提がなくては成立しないはずです。るるかは「中に入っていた食パンは絵画教室で消しゴムの代わりに使っている」から同じ真相に辿り着いていますが、これもこの大前提をひっくり返せていない。

推理自体は悪くなかったので、上記の点を裏付けする(こういうのはみくるの領分だと思う)ような表現があれば良かった*4かな、とは感じました。

ただ、るるかの食パンの推理は最初は「それでイコール絵画教室は無理ない?」と思っていましたが、よくよく考えると、食材としてパンを買っていたなら普通は一斤なりで買うんですよね。それが「食パン1枚」だったのはつくづく考えられているな、と感心しきりです。

 

とりあえずは1か月が経過した訳ですが、かなり手応えがありますね、今作は。

キャラデザも申し分ないですし、シナリオ運び、伏線張り、キャラ造形、全てが高水準かと思われます。界隈を見れば分かりますが、特にリアルの過去に絡めた二次創作も頻繁に見られ、盛り上がりに一役買っている気がします。今作でプリキュア初視聴や復帰した、という話も結構出てきていますし、正直、これは筆者的に予想外でした。

 

次回はあんなとみくるが衝突するみたいですね。

正反対というほどではないですけど、結構二人とも独特の価値観持ってるっぽいですし、みくるは頑固っぽいですし。

 

今月のたんプリをかいつまんでナナメからバッサリ

いや、おじさん、チョベリバが1999年の段階で死語扱いだった事に驚いちゃったよ…そうだったっけか、あふんあふん…

 

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*1:いや、怪人20面相はちょっと違うか。

*2:そう言えば、真面目でどちらかといえば技巧派の男性幹部、搦め手好きな女性幹部、豪快型の男性幹部という構成、そして自分たちの首魁が喜ぶこと最優先という思想もまほプリ(バッティ、スパルダ、ガメッツ)に似ているな。

*3:または何らしかの理由で「本来生まれるはずのないファントムという存在が過去の世界に現れた」とも考えられる。

*4:例えば「私の知る限りこの町に絵画教室は一つしかない」とみくるに言わせておく、とか。そうすれば前半で立ち寄った絵画教室に無理なく導かれたはず。偶然もらった絵画教室のパンフが解決の糸口になった、をやりたかったのは分かるんだけどね。その場合は「まずはここにもう一回行ってみよう」とフォローする手もあった。

【アニメ】名探偵プリキュア!第1話「誕生!名探偵プリキュア!」感想

今回の舞台は横浜モチーフ…斜めに走っている直線道は水道道だな!(名推理)

 

さて、早速始まりましたね、名探偵プリキュア。略すと「たんプリ」でいいのかな?

まずは、大まかな設定と、全体的な流れを見せた第一話と言った感じでしたね。

 

話の流れとしては、時は2027年1月24日。14歳の誕生日を迎えた明智あんなはこれから始まるパーティーに胸を躍らせながら自分の部屋で着替えている最中、机の上に不思議なペンダントがある事に気が付きます。

てっきり誕生日プレゼントだと思ったあんなは母親に声を掛けますが、本来のそれはスマートフォンでしょ、と違う旨の返事。

そんなところに突如箪笥の扉から現れた妖精の様な生き物・ポチタンに有無を言わせずどこかに転移させられたあんなは、キュアット探偵事務所の前を緊張の面持ちで見つめていた小林みくると不思議な出会いを果たします。

あんなが靴を履いていない事に気が付いたみくるは彼女の靴を見繕っている際中に、ポチタンが突如連れて行った結婚式場に足を踏み入れるのですが、そこには式に使うはずだったティアラがなくなった、と嘆く花嫁の姿があり…というものでした。

 

凄い情報量の第一話でしたね。

何がすごいって、OPだけでとんでもない登場人物が詰め込まれているし、色んな事が読み取れる。更に謎解きもそれなりに楽しめましたし、戦闘もきっちり描きました。

まずは気が付いた点を箇条書きにしていきたいと思います。

  • 舞台の年月がはっきりしている。あんなの時代が2027年(ついでに誕生日の1/24はリアルでも日曜日。これ絶対にシナリオと連動して何かやるよね…)。そして、今話の最後に分かった事だが、転移先の時代は1999年4月。

  • あんなの母親がぶっちゃけみくるに酷似。髪の色、瞳の色、メタの事を言うとクレジットが名前ではなく「あんなの母」。ちなみにみくるの2027年時の年齢は単純計算で42歳である。
  • 舞台のまことみらい市はどう見ても横浜市がモデル。
  • OPにはギャルっぽい女の子、金髪の少年(これは次回予告で「ジェット先輩」と呼ばれている)、緑髪のメガネっ子(上級生?)、先生っぽい雰囲気の水色髪の女性、パティシエの親子(夫婦?)、プリティホリック製のものと思われるコスメを持った女子生徒(同級生?)、緑色の制服の女性(花屋?)、そしてキュアアルカナシャドウを含めた敵幹部4人と首魁っぽい影…って情報量多過ぎぃ!?

  • みくるは「名探偵」を目指している。しかもそれがプリキュアである事を認識しているっぽい。更に「今度は自分が人を救う番」と言っている事から、「名探偵」「プリキュア」に助けられた経験がある事が読み取れる。
  • 1999年という事で携帯電話が出始めた時代。また、あんなはスマホ未所持。
  • ポチタンが転移後、喋れなくなっており、幼児化している。
  • 探偵・推理パートは後述するのでここでは割愛。
  • 犯人は敵幹部・ニジーの変装だった。彼らは「怪盗団ファントム」を名乗り、純度の高い想いの力を持つ「マコトジュエル」を狙っている。今回は花嫁のティアラにそれが宿っていたため犯行に及んだ。

  • そして、そのジュエルに「嘘の力」を注ぎ込む事で、怪物ハンニンダーを召喚することが出来る。怪盗団の新技術だそう。
  • お前のやっている事はごっこ遊び、お前は探偵でも何でもない、とみくるを嘲笑したニジーに真っ向から反論したあんなと、彼女の言葉に一歩前に進もうと決心したみくるに反応してポチタンから変身アイテム付与、プリキュア化。
  • 変身バンクの演出から、基本的にはペアでないと変身できないと思われる(前作のズキュキスの例があるので断言はできない)。

  • プリキュア化のあとはいつも通りで驚異的な身体能力で怪物を凌駕。なんと浄化技も必殺技もなしで二人手を組んでの突進でハンニンダーを貫通、消滅させた。
  • ジーは想定外の事態に撤退。新手のプリキュア、と言っていた事から、どうもプリキュアは他にいるらしいし存在を認知している、というか、アルカナシャドウいるからねえ、自分たち陣営に。
  • みくるはこの一連の出来事をキュアット探偵事務所の入所試験だと最後まで思いこんでおり、シナリオの最後でようやく違う事に気が付いた。
  • 最後は結婚式を見届けながら、今が1999年、自分がタイムスリップしてしまった事に悲鳴を上げるキュアアンサーという所で幕。

  • あと、これは本編ではなく、CMを見ていて気が付いたのだが、変身用の時計型のアイテム、これにマコトジュエルをはめ込む事が可能なようで、延いてはマコトジュエル集めがあんなを未来に返す鍵になるのかなと感じた。

 

そして、今作品のキモとなるであろう推理パート。

やり方としては、あんなが直感型、みくるはメモを取りながら論理的に詰めていくタイプですね。もちろん、コナン君みたいな恐ろしいほどの冴えを見せるという感じでもないですし、あまり万能感はないというか、特にみくるは未熟な感じはあります。

花嫁が紛失したティアラを誰が持ち去ったのか、というのが今話の内容でしたが、容疑者を三人まで絞ったものの、決定力に欠け迷宮入りになった寸前で、たまたまみくるの解けてしまったリボンが植え込みに飛んで行ってしまった所を見た二人は部屋の中にあったブーケトス用の花束にティアラを隠したのでは、と推測。ティアラはなくなったのではなく、この部屋にまだあるのだ、と。

そして、犯人は「最終的に」ティアラを手に入れるために、この罠を仕掛けたのだと推測し、ブーケトスを自分に向けて投げてくれる様に依頼していた花嫁の親友・ともかであると推理しました。

この推理は当たっており、ともかの正体は怪盗ニジーの変装だった訳ですが、彼女たちは言及していませんでしたが、事情聴取の際、ともかは時間にはルーズな方だったことが花嫁の方から指摘(偽ともかは時刻通り花嫁の元を訪ねていた)されており、ちゃんと布石は打ってあったんですよね。

探偵ものとしては単純な内容でしょうが、それ専門の作品ではないのでしょうから、まずは良い塩梅なのでは? と思いました。むしろ、テーマの根本に「敵は嘘や欺きを使うが、主人公は嘘をつかない」があると思うので、どういう風にシナリオ展開していくのかなかなか興味を引きました。これは面白そうだ。

 

また、どうしても気になる点として、あんなの母親の件があります。

上の箇条書きの項目で触れている事(神と瞳の色が共通、クレジットが名前表記でない、ついでに言えば顔の造形や髪形もそっくり、年齢設定)を考慮すると、ぶっちゃけみくるである可能性が高いです。

ですが、あんなはみくるとの初対面で彼女が名乗ったにも拘らず、特別な反応を見せていません。常識的に考えれば、母親の旧姓や名前ぐらいは中学生になっていれば知っているはずで、姓はともかく名前にも突っ込まないのは、みくる母親説の場合少し不自然かなと。「みくる」はそこまでメジャーな名前とは思えませんし。

なので、これについてはフィフティフィフティぐらいかな、と今は考えています。もう一つの可能性として、あんなが過去にタイムスリップした事で、歴史が変わってしまったり、あんなの認識が改竄されてしまったというのが考えられますが、そこまで複雑な話にはしないかな、と思いますし…

 

あと、今回の話には直接関係はないのですが、少し気になるのはやっぱりキュアアルカナシャドウの動向ですよね(ツッコミ入る前に。アルカナとシャドウの間の「・」はあえて省いています、というか以降も省かせて下さい。こういうのタイプするの意外と面倒なので( ´艸`))。

まずは、いつか味方側になるのか? というのが焦点になりそうですが、OPではアンサー&ミスティックと結構がっつり戦っているのに驚きました。

しかし、反面EDではいい笑顔で二人とともに踊っており、現段階では「ちょっと読めないな」というのが正直な感想です。

個人的にはこのデザインの子が最後まで悪役だったらスタッフやるなぁ、と感心する所ですが、流石に無理筋かねえ…あんまり引っ張り過ぎると出番が大幅に削減されてしまったキュアミューズの悲劇になる可能性もありますし。

一番近いのはデパプリの菓彩あまね=キュアフィナーレでしょうが、彼女は洗脳で悪サイドに付いていただけだったので、今回はちょっと違うっぽいのが、また何とも…まあ、登場してもいないキャラに今気を揉んでも仕方ないですね。

 

次回は探偵事務所およびジェット先輩のお披露目っぽいですが、ここで大まかな設定と当座の目的が判明しそうですね。

 

今週のたんプリをかいつまんでナナメからバッサリ

有無を言わせずタイムスリップ、あんなを万引き犯にしようとする、敵の目の前にあんなとみくるを無理やり引っ張り出す。

このポチタンとかいう妖精、邪悪過ぎる…オマエ、さてはキュゥべ…(文章はここで途切れている)

 

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2026/2/2:加筆・修正。

 

【アニメ】キミとアイドルプリキュア♪ 総評

アイドルプリキュアは終わりを告げ、うたのアイドルとしての道が今始まる。でも、うたが通った道には、伝説のアイドル・アイドルプリキュアが確かに存在していた、というエンディング、すごく良かったよね…

 

とうとう終わってしまいましたね、キミプリ…まずはスタッフの皆様、一年間お疲れさまでした。

早速、総評に入っていきたいと思うのですが、今回は…うーん。結構キツい事書きます。見たくない方は回れ右を。特に今作は世間一般的にかなり評判が良かったので予防線を張っておきたくなりました。

 

覚悟を決めた方からどうぞ

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【アニメ】キミとアイドルプリキュア♪ 第49話・最終回「キミと一緒に! キラッキランラン♪」感想

まさか、三度、貴様らの顔を拝むことになろうとはな…( ´艸`)

 

最終回、詰め込んできましたねー。

王道展開と言えば王道展開でしたが、最後の演出も含めて良くまとめたな、というのが感想でした。

 

話の流れとしては、もう諦めろ、世界は闇に閉ざされる、と宣言するダークイーネに抗ううたでしたが、目の前に闇の結晶に閉じ込められた四人を持ってこられて心が折れ掛け、最後に残ったうたも闇の結晶化してしまい、世界は闇に包まれてしまいます。

うたは精神世界の中で、暗い顔で佇むななやこころを、そしてプリルンとメロロンの見て思い出します。みんなでとびっきりのライブをやろう、という言葉を。

闇の中で一人歌い始めるうた。それは彼女の結晶を砕き、驚くダークイーネを他所に空中に光の足場を出現させ、そこに立ってはなみちタウン全体にその歌声を響かせます。

その光のような歌を受けて、ななが、こころが、プリルンが、メロロンが、次々と覚醒、町の人々もその歌声に目覚め、闇の結晶は完全に消滅。

光が降り注ぐ最後の舞台で、プリキュア達とダークイーネの最後の戦いが始まる、というものでした。

 

ダークイーネの正体

一応、元は妖精だった…のかな?

彼女曰く、元々人々の闇・ネガティブ感情を吸い寄せ集めてしまう体質だったようで、その事に苛まされ続けた結果、その発生源である人間、というよりは闇を生み出す光の感情を憎悪、世界を闇一色に染めてしまおう、と考えた様です。

唐突なダークイーネの告白は、最初は「だから、どこから生まれた存在なのよ? ネガティブ感情そのものが生み出した超常的存在? それとも特異体質の人間?」という個人的には「?」に感じましたが、最後に浄化された際には妖精の姿になっており、これが上で書いた様に「もともと妖精?」と考えた理由です。ただ、あえて「?」を付けたのは、彼女が元妖精とは一言も言及されていないから。浄化を受けて妖精化したとも言えるわけで。ただ、浄化後の平和になったキラキランドで、チョッキリーヌの転生体と思われる妖精がハートツリーから誕生するシーンがあったので、個人的には元妖精という認識でいいのかな、とは感じました。

さて、彼女自身が掲げた目的「世界を闇に染める事」と対峙するプリキュアチームの「闇が存在するのは認めるし、共存しあえばいいだけなのである」という主張は、結構前から作品のテーマ、というよりは主にメロロン中心で語られてたはいましたね。

そこら辺ぶれていなかったのは好印象でした。特にダークイーネの事を「やった事は悪い事」と糾弾した後「だからと言って消すつもりはない」と認める発言に照らして「“キミ”の事もキラキッランランにしたい」としたのは、作品タイトルのテーマと合致しててとても上手だと感じました。

以前から言っていますが、筆者はどうしようもない悪は断罪するべき、というスタンスですが、ダークイーネはそこまでではなかった、という事でもありますね。

実際、うたの歌がきっかけになってからの逆転に彼女自身かなり狼狽えていますし、最初に「諦めろ」、戦闘中も「何故諦めない!」と彼女自身が諦めの境地から闇に堕ちてしまったのかな、と感じさせるものがありました。

要するに、彼女は自分と同じ苦しみを他の人間にも「理解」して欲しかったのかな、と。その上で、闇と光は共存できるし、そもそも暗い感情を持っていない人間なんか存在しない、という確固たる意志を叩きつけたキミプリチームと和解に持って行ったのは割と納得の結末でした。ここはお見事。

 

そして、和解後

ダークイーネとの和解から一週間後、カッティンとザックリンはキラキランドに帰還、チョッキリーヌの転生体と思われる妖精の誕生に立ち会いました。そして、プリルンとメロロンとの別れ。今回の事件でハートツリーが寿命を迎えてしまい、キラキランドとの繋がりが途絶えてしまうからです。

そのお別れを兼ねたパーティーで最後の時を有意義に過ごそうと決意した五人は、今度こそ本当のアイドルプリキュアファイナルライブを敢行、そのライブのままエンディングテーマ曲に突入というなかなか感動的な演出が為されました。


そして、EDテーマのままCパートに突入。人間組と妖精組の別れを描いた数年後、ハートツリーの新たな苗が芽生え始め、場面はライブ会場に。そこにはアイドルインフルエンサーとなったこころとそのライブの主役の作曲を手掛けたなな、会場に駆け付けるプリルンとメロロンが描かれ、舞台の中心にはアイドルとなったうたが…という所で幕となりました。

概ね、問題はない、というか、巻き気味とはいえよくここまで詰め込んだな、と感心しました。あえて言うなら、人間組と妖精組の別れ(特にパーティーでのやりとり)はちょっと淡白かな、とは思いましたが、いったんは別離を描きつつ、再び人間組と妖精組がまみえる未来を提示するやり方は悪くなかったと思います。

最後のライブが実質、アイドルプリキュア解散ライブだったのか(少なくとも、数年後はうたが単独でデビューしている)、この後、伝説のアイドル・アイドルプリキュアを再結成するのか、そこは想像の余地、でいいと思いました。

ただ、カイト以外(カズマなどは除いて)に身バレしなかったのはちょっと驚きました。てっきり最後は身バレするものとばかり…

 

カイトとの関係は

パーティー途中でカズマの計らいにより、外国で更なる修業を積むことを決意したカイトとうたが空港で最後の逢瀬を交わしました。

先回も言っていたように、カイト自身もうたの歌に救われていたので、彼もプリキュア達の戦いを見て一歩上を目指す決意をしたようです。うたちゃんにはいつも笑顔でいてほしいから、といつもの決め台詞を残して。

序盤から中盤にかけて出番が少なく、惜しいキャラ、という評は筆者の中では変わりませんが、まずは良い関係性に落ち着いてよかったと思います。

中の人も本職ではないのに違和感なく、よく演じ切っていましたし、こういうのって才能大切よね、とつくづく感じさせるキャラでもありました。

 

最後に次回作について

キュアアンサーがゲストとして登場。ななたちと買い物をしている姉の姿を追っていたはもりに、大きなクラッカーや風船を持っていた事から、これからパーティーをする気だろう、と推理するものでした。

うーん。まあ、推理というほどのものではないし、公式では「直感が鋭い」と紹介されているんですよね、彼女。

正直言うと、探偵ものとして納得できる内容になるのかちょっと不安ではあります。かと言って、コナンや金田一ばりの内容にされても困るし、でも浄化技で謎が解決、みたいなものだと、そもそも探偵ものである必要性がないというか…いや、ほんと、予想が全くつかないです、どういう流れになるのか。…浄化技が謎を暴くための一助=ヒントを提示するとか? 難しい…

 

総じて、最終回は「あ、製作者はここが語りたかったんだろうな」をいっぱい詰め込んでおり良い出来だったと思います。

 

最後のキミプリをかいつまんでナナメからバッサリ

こうやってみると、キラキランドとクラクランドって“人間の感情を司る”異世界(大げさな表現を使うなら神の宮殿)なのかもね。その体現というか概念が生命を得ているのが妖精なのかも。うん、多分気のせい。考えすぎ(プリルンの事を見つめながら)。

 

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【アニメ】キミとアイドルプリキュア♪ 第48話「ファイナルライブ! ダークイーネをご招待!」感想

「だから動画拡散させるね!」…(・・? ボブは訝しんだ…

 

さて、次回はいよいよ最終決戦! と言った感じの内容でした。

ダークイーネもついに降臨し、Cアイドルのハートリボンスタイルによる浄化も成功せず…来週の最終回でどうひっくり返すのか!?

 

話の流れとしては、浄化を受けたチョッキリーヌでしたが、彼女は三人一緒に歩めない、と告げます。驚くプリキュア達の前にダークイーネの巨大な影が出現。

ダークイーネは光を知った彼女は消滅する運命、と一方的に宣言しチョッキリーヌを握り潰し元の降臨先、枯れたハートツリーに引っ込みます。

ついに、ダークイーネを引っ張りだしたキミプリチームは、ファイナルライブの最後のセッティングを田中さんたちに託し、同時期にはなみちタウンを襲い人々を結晶化させていたダークランダーを退けながら、彼女の元に向かいますが、Cアイドルを先に行かせるために、他の四人は次第に脱落。

一人、枯れたハートツリーの元にたどり着いたCアイドルは、そこに黒い姿の女王、ダークイーネを発見、対峙する…というものでした。

 

チョッキリーヌ、助からなかった(´;ω;`)

まずは彼女がダークイーネの眷属…というか、目的にために生み出された存在、というのは、まあ、予想通りと言えば予想通り。大いなる存在が生命を生み出す、というのはプリキュアシリーズではまれによくある事なので( ´艸`)

ただねえ…いくら時間が巻いていたとはいえ、チョッキリーヌの消滅に対してみんな割とドライなのは気になりました。特に彼女の結末に涙していたカッティーとザックリーが、キュアキッスの「でも、あれが彼女の運命だった」で納得したのはちょっとすっきりしません。

キュアキッスが敵に情けをかけない非情の戦士としての側面があれば、まだ納得できたのですが、彼女って数多の経験を得て、プリルンのためだけではなく町のみんなを守る決意をつい最近したばかりですよね? しかも、キッス自身が運命に抗って今の立ち位置を得た存在なのに、ここでチョッキリーヌをばっさり切り捨てる様な事を言うのは…

元幹部の二人も、あれだけチョッキリーヌはそこまで悪い人間ではない、というのを散々演出しておいて、Trio Dreamsでの浄化までしておきながら、はい、あっさり消滅からキッスの言葉に嘆き節一つ見せないのは流石にモヤりました。

結局、粗いのよ。何回使わせるんだよ、このフレーズ…

ただ、上で生命創造をよくある事、と冗談めかして書いていますが、プリキュアシリーズって死亡・消滅からの復活劇も意外と多いのですよね。なので、最終回にチョッキリーヌ復活…もちょっとありえなくはないかな、と考えています。

それは、筆者が好きなキャラだからだろう? と言われたら、それはそう(笑)。

という冗談は置いておいて、彼女がもしダークイーネが創造した、言うなれば彼女の一部というのであるならば、何故、チョッキリーヌは最初から仲間思いな側面があったの? となってしまう。

チョッキリーヌの態度の軟化がキミプリチームの出現によって変わった、というならともかく、初期から彼女の態度ってそんなに変わっていませんでしたよね。戦闘参加し始めたのも中盤以降ですし、キミプリチームに感化される描写はあまりなかった。

敢えて言うならば、部下が相次いで離反した時に心が動いた、とも取れますが、先週で語られたラーメンおごりや肩たたき券は少なくとも離反前です。

要するに、チョッキリーヌって元々優しい一面があったんですよ。

その上で、ダークイーネは「彼女が消滅するのは光を知ったから」と言っているんですよね。個人的には「はて?」です。逆から言えばこの辺りがチョッキリーヌ復活の光明かな、と。だって、その優しさだって、ダークイーネの一部の可能性があるんですから…

希望的観測? それはまあ、そう…まあそうねえ…(苦笑)

 

チョッキリーヌ消滅後は、とうとうはなみちタウンに危機が訪れました。

物語の流れで書いた様に、Cアイドル以外のメンバーが次々と足止めを買って出て留まりましたが、戦闘シーン自体は無限湧きするダークランダーvs少数精鋭のキミプリチームという構成。

ただ、必殺技で次々砕け散っていくダークランダーというのは、今までの浄化設定はどうなっちゃったの? という感じでちょっと違和感でした。まあ、これは人間を核にしたダークランダーという訳ではないから、という説明はつくと思いますが、最後の見せ場という意味はあったにせよ、各個人の浄化技(ズキュキスはペア浄化技)が単なる広範囲攻撃魔法扱いされてたのもちょっとモニョります。

やっぱりあら…もういいや。そこら辺は総評にて、です。*1

ただ、町中で襲われている民衆を救助するキミプリチームが、とうとうその存在を露わにした事、プリキュアへの応援を呼びかけるみことはじめ研究会の面々を、カイトが後押しするのは、上手く描いたな、と感じました。

確かに、町が襲われている所にアイドルプリキュア研究会を名乗る中学生が、皆も応援してくれ、と呼び掛けても躊躇が出るのは当たり前で、ここで顔を広く知られているアイドルであるカイトが率先して応援を始める、というのは流れとしては上手いかな、と。この騒ぎを応援を主目的とした動画としてつむぎも拡散しており、これは最終戦では応援isパワー展開という王道が見れそうです。

そして、とうとう姿を晒したダークイーネ。最近ではラスボスに当たるキャラが後半までなかなか出てこないのはシリーズ通例になりつつありますが、街のピンチ及び直接対峙が最終話一回前(しかも対峙に至っては後半)というのは、流石に遅きに失っしたというか…今回全体的に巻き気味で詰め込み過ぎな内容になったのも、これの影響がデカそう、というか、次回最終回なんですよね!? ちょっと頭追い付かないかも。

彼女自身は、流石ラスボスの風格であり、Cアイドルの強化フォームから繰り出されたプリキュア・アイドルスマイリング・エコーすらはじき返し、遊びは終わりだ、という圧倒的強者ムーブを見せました。

そして、町中に影の触手を伸ばし、それに驚く町に留まったキミプリチームの面々、田中さんたちセッティング班、カイトとカズマ、という場面が出た後、はなみちタウン全体が闇の結晶で満ちる…という場面で幕となりました。

割と絶望的な状況ですが、最後にプリキュア関係者が結晶化した表現はなかったので、五人揃えば勝ち筋はあるかなあ、というのが率直な感想。上でも書いた様に、皆の応援に支えられそうな雰囲気もありますしね。

 


という訳で次回はいよいよ最終回。ダークイーネとどう決着をつけるのか!? そして、ファイナルライブの行方は!? ファイナルライブというのは大きな最後の指標になるかと思われるので、どういう風にまとめるのか、お手並み拝見です。*2

 

今週のキミプリをかいつまんでナナメからバッサリ

なんか、キラキランドとはなみちタウンでの話を勝手に世界レベルにしちゃうダークイーネ様、実はベリーお茶目なのか!?

 

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*1:このキミプリ粗い問題は筆者はかなり危険視しているので総評にて語らせてもらいましょう。

*2:今画像貼り付けしながら気が付いたんだけど、センターがウインク!?

【アニメ】キミとアイドルプリキュア♪ 第47話「Trio Dreams リターンズ!?」感想

あ、キラキランドの妖精ってジュースで酔っぱらうんですね( ´艸`)

 

さて、今回はフィナーレに向けて大きな指針を示した回でした。割と読みやすいと言えば読みやすい展開でしたが…次回、どんでん返しはあるのかな?

 

話の流れとしては、黒い花びらが舞う事を止められなくなったハートツリー。その事により、キラキランドとの通信手段は失われ、ピカリーネ女王も、このままではキラキランドも人間界も闇に飲まれてしまう…と危惧します。

一方、人間界に残っているプリキュア達と田中さん、カッティン、ザックリン。特に元幹部の二人は最近姿を現さないチョッキリーヌの心配をしていました。

彼らは彼女の身を案じ、かつてのアジトを過去に訪れていたのですが、当然中はもぬけの殻。散々こき使われて嫌な思いもしたが、反面、部下を気遣う事もあったらしく、何も言わずチョッキリ団を去った事を謝罪したいのだと。

そんな話を聞いていたうたはやはりダークイーネに直接会うしかない、と考えますが、元幹部二人はおろか、カズマも彼女の元に行く方法は分からず…

考えあぐねている所に、グリッターを訪れた蓮じいさんや絵真の話に出てきたグリッターの意味=煌めく、光り輝く(作中ではキラキッランランと表現していた)から着想を得たうたは、何とアイドルプリキュアファイナルライブを提案、そして、そこにダークイーネを招待しようと画策する…というものでした。

 

まずは、ついにダークイーネが本格的に動き始めましたが…それでも自分では参戦しないのね(苦笑)。

チョッキリーヌ最終戦という事で、やはり元幹部二人がピックアップされました。

上記したように、チョッキリーヌの事はかなり気にかけていたようで、結局嫌な事はあったけれど憎むほどではなかった、というのが元幹部二人が元来キラキランド妖精だからですかね。

チョッキリーヌが世話焼き気質なのは、ジョギ登場時辺りから頻繁に描かれてはいましたし、今回の戦いの最中には裏切者の二人には興味はない、今はダークイーネ様のために、と言ってはいましたが、最後に二人がとどめの一撃をプリキュアを庇って被弾した事で実質、幹部としての彼女は崩れ去ったと言っていいと思います。*1

だって、プリキュアにとどめを刺そうと放った一撃を受けたのにもかかわらず、あの二人割とぴんぴんしていたんですよ(食らった直後は倒れたが)。はっきり言えば、彼らが飛び込んだのを見て手を緩めたとしか思えない。

二人が離反した後、自分の上司能力に疑問を呈していたり(部下を手放さないコツみたいな本を読んでいた)、二人を見つけてもお咎めなしにしたり、結構前々から彼女も根っからの悪人じゃない事は描写されてたんですよね。

だからこそ、カッティーとザックリーの「もう闇側に加担するのはやめて、三人でこれからもやっていこう」という言葉を(直前に浄化を食らっていたとはいえ)あっさり承諾したのには割と納得の結末でした。ここに三人での再出発を「Trio Dreams」に掛けていたのも、また…(´;ω;`)

いや、正直、助かった良かったε-(´∀`*)ホッ

ただ、まだ物語が完結した訳ではないので何とも言えませんが、チョッキリーヌがどういう存在なのかは特に言及はされなかったのは、ちょっともにょりましたかね。ついでに言えば、カッティーとザックリーは、また三人でやっていこう、と言っていましたが、実際は何する気なんだろ…再びダークイーネの尖兵をやる訳でもないでしょうし、二人は妖精。これでチョッキリーヌまで妖精だというのであれば、キラキランドへ帰還して三人つるんだりするのも良いのでしょうが…はなみちタウンに残って慈善活動でもするのかな?( ´艸`)

 

そして、もう一つの見所、プリキュアファイナルライブ。

個人的には、そう来たかー! と目から鱗でした。てっきりどのような手段でダークイーネの元に向かうのか、とばかり考えていたので。まさか、自分たちの方に引っ張り出す方向で考えるとは! そして、これがかなりの上策であるにもかかわらず、発案者のうたにはそんなつもりは微塵もない、ただ単にダークイーネにもキラキッランランになってもらいたい、としか考えていない、というのが、また…

視聴者側からしてみると、この策は

  • まず、ダークイーネ自身がプライドが高そう
  • ライブによって、はなみちタウンがキラキラの発生源になるのは都合が悪い。
  • 先遣に送ったチョッキリーヌまでも離反してしまった。場合によっては彼女がダークイーネの元へ行く方法を教えてしまうかもしれない(ついでに裏切者の粛清も可能)。
  • ファイナルと銘打っているライブなら、この場で邪魔なプリキュアを一網打尽出来る(正し、キミプリチーム側は本当のラスト、解散ライブ的な事は考えていない)
  • 大型ヴィジョンでのキミプリチームのダークイーネへのメッセージは、挑発とも受け取れる。
  • 何より完全反対勢力への興味

と、彼女が出てくる理由は十分にあるんですよね。自分たちがそれなりに有名人になっている事を利用して、町の大型ヴィジョンでわざわざ招待状とも取れるメッセージを発信できたのも大きかった。まあ、実際は、次回予告で彼女が出てくるのは確定しているのですが。

とにかく、最後のラスボス相当の敵を自分から呼びつける、というのはシリーズでは前代未聞で「最後は敵の本拠地に乗り込む、もしくは相手の方から攻め込んでくる」という常識を逆手に取った上手いやり方だと感じました。しかも、うたがそれを言い出すのが、今までの彼女の性格を考えれば自然であるという、これまた4クールでキャラクターをじっくり描けるシリーズの長所が出ましたね。

気になるのは、これが本当にファイナルになるかも…という点。いや、作品的にはあと2話で終了ではあります。しかし、うたは「本当の最後という意味ではないよ」と言っていましたが、わざわざこのタイトルを付けて、しかも最終回直前。やっぱり、これ以上活動を続けられない何かが起きて、実質ファイナル…解散ライブになるのかな? という感覚が拭えません。単純に行くなら、身バレが有力ですよね。ただ、そこはプリキュアシリーズ、なんか隠し玉があるかも…とも思わせます。もちろん、ダークイーネを退け、キミプリチームの活動はこれからも続く可能性もある訳ですしね。

 

この話の最後に、カイトがファイナルライブのリハーサル会場に駆け付け、うたに「君には常に笑顔でいてほしい」と激励しに来ました。

多分、これがうたとカイトの間柄の最後の答えかな、と個人的には感じました。感極まって自分の正体を口走りそうになったうたの口を指で塞いだ辺り、彼も完全に彼女の正体には気が付いている様で、その上での台詞ですし。実質告白かな、とは思えますが、そこは視聴者の想像に任せる、という事で、実際それでいいと思います。上手い落としどころだったかな、と。*2

 

次回はとうとうダークイーネとエンカウントするみたいですが、彼女の実力は如何に?

キミプリチームもシリーズの常として、まずは一方的に打ちのめしにかかるとは思えませんし、Cアイドルも基本そこまで好戦的という訳ではないので、どの様な説得とライブを見せるのか。実際、今話で「ダークイーネ様の邪魔をするな」と言ったチョッキリーヌに、Cアイドルは「邪魔などしていない」と啖呵を切っています。

メタいことを言うならば、一回交戦の上で敗北する可能性があるので、その場合はどういう逆転劇になるのかに注目したいです。

 

今週のキミプリをかいつまんでナナメからバッサリ

居残りのカッティーをラーメン屋台に連れて行くのはまだしも、ザックリーの誕生日にお手製肩叩き券をあげるチョッキリーヌにはほっこりしたけど、怖くて使えねーよ!(ザックリン談)はまあ、その通り( ´艸`)

 

そして、とうとう名探偵プリキュアの番宣入りましたね。とりあえず二人がメインなのかな? そして、いきなりタイムスリップからの舞台は1999年というのも新しいですね。明確に年代を明記したのはシリーズ初じゃないかな? 公式HPも公開され、かなりの情報量が詰め込まれていましたね。*3

…1999年という事はまだiPhoneが発売される前、スマホがない世界観なのも結構重要ぽい気がします。タイムスリップする主人公・明智あんなにとっては持っているのが常識な訳ですから。ただ、タイムスリップ系ははぐプリがあまり上手く消化できていなかったので期待半分、不安半分かもですね。

 

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*1:実際、憑き物が取れたような顔をしていたし、顔に刻まれた闇の紋章? みたいなものが消滅する描写があった。

*2:中の人が現役アイドルである事を考えると、がっつり恋愛描くのはセンシティブだしね。

*3:メイン二人の眉の書き方が酷似=血縁関係? 主人公枠のパーソナルカラーが紫、悪サイドのプリキュア登場? 探偵事務所に入るみたいだけど経営者=プリキュアの存在を知っている人がいる?

【アニメ】キミとアイドルプリキュア♪ 第46話「今年もよろしく アイドルプリキュア!」感想

ズキュキスの傘回しのネタ、今時だとどのくらいの子たちが知っていんだろう…( ´艸`)

 

さて、年明け一発目は、戦いそのものには勝利しつつも不穏な空気がはなみちタウンを覆う、という幕切れとなりました。

 

話の流れとしては、正月を迎えたキミプリチーム。田中さんが仕掛けたドッキリ(予告なしに正月番組の駆り出された)などでまずは全員で正月気分を満喫するのですが、その翌日、クリスマス以降桃色の花びらを散らしながら咲き誇っていたハートツリーの花が突如黒化。

その不気味さから市民たちが不安がる中、そのネガティブ感情をハートツリーが吸い込みダークランダー化するというものでした。

 

本当に前哨戦といった感じで、今回は特に大きな変化はなかったですね。

次回はとうとうしばらく沈黙していたチョッキリーヌが出てくるようなので、まずはここでどう物語が動くかかな、と。チョッキリーヌがどういう存在なのか、洗脳状態で出てくるのか、はたまた、元々ダークイーネの一部か何かなのか。元幹部二人が絡む可能性もありますし、残り話数を考えると彼女とのラストバトルでしょうから、どういう結末になるのか楽しみでもあり、少し怖くもあります。

さて、今話の前半はキミプリチームが正月を堪能する話であり、シナリオ本筋で大きな意味はなかったのですが(あえて言うなら、うたの家でお泊り会になった際に、みんながキラキランド救出後の将来の事を語りあった事ぐらい)、後半は急転直下でした。

やはり、人間の不安を煽って、ネガティブ感情を生み出させる、というのがダークイーネの基本的なやり方の様ですね。

ハートツリーが黒に染まり、市民たちが不安がっているのもそうですが、幾人かがスマホで写真を撮っているシーンもあり、前回の記事でも書いた様にSNSの拡散力と言うのを利用している感もあるんですよね。

個人的には、ハートツリーが黒に染まり、黒い花びらをはなみちタウンに撒き散らし始めたのは、演出的にはうまいと感じました。前回の記事で筆者も書いた事ですが、クリスマス回で桜色の花びらが舞う演出自体が、はなみちタウンに希望をもたらしたように見えていただけに、それが一気に真っ黒に、となるのはなかなか恐怖を煽るなあ、と。

さて、その張本人、ダークイーネなのですが、とりあえず目的自体は前々から言っている「世界を真っ暗闇にする事」。最早シリーズ恒例ですが、何故その思いに至ったのかは、やっぱり分からずじまいです。

特別な事情があるのか、それともハナからそういう存在なのか。*1ただ、生まれながらの生粋の邪悪、みたいな大ボスは近年あまり見ないので、どちらかと言えば前者タイプ? それを語るには時間が足りない気もしますが、プリキュアシリーズって割と短時間で上手くそこら辺の事情をまとめる事があるので何とも言えません。

少し気になったのは、ダークイーネが何故、今になってこんな強硬手段を取ったかです。

勿論、部下たちの相次ぐ失敗に業を煮やした、とも言えますが、彼女の力があれば、ハナからキラキランドを真っ二つにしてハートツリーを真っ黒にしてしまえばよかっただけ。部下を使って怪物を暴れさせる必要性はなかった。

部下の役割が、怪物を暴れさせ人々の不安を煽る事だった可能性も否定できませんし、実際それは功を奏してはいますが、ダークイーネはチョッキリーヌにもジョギにも「世界を闇に染めろ」としか言っていないんですよね。部下をそれ前提に使い捨てていた、というのなら、まあ、納得は出来るんですが。

あとは、ハートツリー活性化によってキラキランドの力が戻るイコールダークイーネにとっては都合が悪い(力が削がれる、とか)という可能性もありますが、一夜にしてハートツリーそのものを自分の力で染められる(ただ、ハートツリーの黒化が彼女の仕業である確証は実はない)なら、そもそもそんなことを恐れる必要性はない。かと言って、彼女が今まで力を溜めていたとか、実は封印されていた、という描写もない。

やっぱり、粗いんだよなあ(溜息)。

ハートツリーそのもののダークランダー自体は最初こそ善戦したものの、割とあっさり合体浄化ライブで浄化されましたし、特別感はなかったのですが、浄化後も黒化は止まらず、黒い花びらをまき散らし続けました。

その様子を見ていたダークイーネは顔出ししながら「闇はもう止められない」と勝利を確信したようなことを言っていますし。彼女の目的、力の全容、全て判明するのは来週以降なのでしょう。どう着地するつもりなんだろ…

黒い花びらが町中を舞う中、カズマは「とうとうダークイーネが動いた」と呟きました。彼はジョギ時の記憶をすべて持っている様なので、キーマンになりそうですね。そして、その親友であるカイトも…

 

次回はチョッキリーヌ最終戦(多分)。

上でも書いた様に、旧幹部の二人が絡む可能性がありますし(でなければ先回の帰郷時にそのままキラキランドに留まっても良かったはず)。

気になるのはタイトル。TrioDreams再び、ですよね。前期ED曲にして、三人合体浄化技でも歌われ、更に第11話のタイトルにも抜擢されています。そして、これを強調するという事は、ズキュキスが絡まない(絡めない)状態になるのかしら? 後、もう一つの可能性として、チョッキリーヌ、カッティン、ザックリン、のトリオ(三人)を意味しているのかも?

チョッキリーヌは個人的には助かってほしい幹部なので、どうなるか楽しみです。

 

今回のキミプリをかいつまんでナナメからバッサリ

製作者:田中さん。正月早々、豪華おせちまで用意するタナカーン、マジ有能…個人的には数の子あるのがポイント高いです。おシャケが欲しいですね(/・ω・)/

 

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*1:直近なら、前者はひろプリのカイゼリンやわんぷりのスバル、後者は少し変化球だけど、トロプリの後回しの魔女や、ひろプリのスキアヘッド

【アニメ】キミとアイドルプリキュア♪ まとめ雑感〖12月号〗

あ、そっか、今年放送分もう終わりなのか。ま、次回予告で正月の話やっていたしね…

 

さて、今月はカッティとザックリーは言うに及ばず、ジョギは浄化、第43話では、ついにチョッキリーヌまで一時退場。とうとう、ダークイーネ自らが出る事態となりました。尤も、まだ、正体不明な点は変わらず、ダークランダー召喚時に登場するのみですが、年明けの次回に顔出しはするような雰囲気ですね。

一方、プリキュア側もキラキランド復興という大きな前進をしました。なんか、着実にダークイーネ側が追い詰められている気がしますが、年明けどうなるのか、ですかね。

 

うたの本質

第43話「うたの歌」は、うたの本質が語られました。

うたは、グリッターでたまたまその歌声を聞いた芸能プロダクションの社長に「百年に一度の逸材」と驚かれアイドルデビューの話を持ち掛けられます。

カイトが歌の力で皆を明るくし、カズマすら救った事に深い感銘を受けていたうたは、自分の歌が皆を勇気づけられるなら、とアイドルの道を歩む決心をします(その場合、アイドルプリキュアはどうするん? と最初は思ったが、こちらは咲良うた名義でやる事になるのか)。

しかし、この社長、とにかく喉の保護にうるさく、うたにレッスン以外で歌う事を禁じてしまいます。自由に歌えなくなってしまったうたは次第にフラストレーションを溜めていく…というものでした。

 

うたが何故、歌うのか、という本質に触れた回でしたね。

彼女が良く歌う即興曲(メロディ)は、祖母の前で披露した事が最初であると過去回で表現されていましたが、結局、だれかを笑顔にする、というのがその根幹にある訳です。

故に、大舞台に立ち自ら歌声を大勢に届ける、というチャンスが訪れた時、彼女はその道を志そうとしたわけですが、先日のカイトライブツアーの怪物騒ぎ以降、皆が不安がっている所に歌を封じられてしまい、身近な人間すら笑顔に出来ない事に疑問を呈し始めます。

結論から言えば、うたはアイドルデビューを最終的に断りました。悪く言えば、本能の赴くままに歌いたい、というのを選択した訳ですが、社長さんもダークランダー化した時にキュアアイドルの歌声で浄化されており、彼女の(ある意味わがまま)を、君はその方がいいかもしれない、とあっさり撤退してくれました。

確かに彼女らしいと思いますし、うたはのびのび歌ってナンボかな、と思うので、あのまま喉の保護という制限をかけられた状態でデビューしたとしても、多分大成はしなかったんじゃないかな、とも思います。

なんですが、彼女がもしのびのび歌う環境が整いさえすれば…それは響カイトに勝るとも劣らない、国民的アイドルになれる可能性がある。そして、そののびのび歌える環境とは?

今回のダークイーネの魔手を退け、キラキランドに平和が完全に戻った時なのかな、と筆者は感じました。何の憂いもなく、自身の歌を届ける事が出来るようになった時。

その時、アイドルプリキュアがどうなるのかは分かりません。でも、彼女たちが不要になった平和で穏やかな世界になった時、その一歩先がうたにも示された(ななはピアノ、こころはダンス、プリメロはキラキランドへの帰還、というのは前の記事でも記載済み)のかな、と感じられたのです。なんか一つの着地点が見えた回だったのかな、と。

 

キラキランドの復興

第44話ではキラリンリボンが全て集まり、キミプリチーム全員でキラキランドのビッグキラリンリボンを復活。結晶化していた妖精たちも復活し、ピカリーネ女王も復活した事により、完全復興を遂げました。

と、思ったのも束の間、復興を喜ぶキラキランドに、巨大なハサミ型のクラクランドが出現、この妖精の国を真っ二つに断ち切ろうと試みますが、これは女王がキラキランドをつぼみ型に変形させてガード。しかしこのままでは長く保たず、このままではキラキランドはおろか、人間界まで暗闇に閉ざされてしまう、と女王は予告をします。これを防ぐには、人間界のキラキラをビッグハートツリーでキラキランドに送り、ビッグキラキラリボンを強化するしかない、と。

 

リボン集めが一段落して、次のミッションが与えられた、と言った所でしょうが、もう残り少ない話数ですし、これ自体はそこまで機能はしない(もしくは最終戦の戦い方)かな、というのが率直な感想でした。ただ、次回の第45話、クリスマス回では、浄化の際のキラキラがハートツリーを経由して桜の花びらとしてキラキランド、人間界両方に舞う、という描写があり、このシーンが叙情的だったことも含めて上手く設定を使ったな、と感心しました。

このキラキランド回は、未だに怯えが抜けない妖精をメロロンがかつての自分の姿に重ねたり、メロロンがダークイーネの気配を察知できることを、自分は闇の存在だから、と落ち込むところをピカリーネが真っ向から否定したり、とてもいいシーンが多かったですが、そんな皆から支えられたメロロンが、ダークランダー化したるか(研究会のメンバーの一人)を救うために、世界の救世主たらん意思を固めたのはすごく良かったです。

今まで、戦いの場に身を投じていた理由が姉と慕うプリルンのため、というある意味私的な行動故だったものが、とうとう皆を、世界を救うため、と決意を新たにしたんですから。戦う動機がより明確になった。

 

そして、もう一つ、カッティとザックリーが、敵の罠に落ちたとはいえキラキランド侵攻に加担してしまったのを謝罪したのも良かったです。

ただ、土下座してまで許しを請おうとした二人に、妖精たちは気にしていない、というか、なんで謝っているのか分からない、といった風情なのはちょっと面白い…なんか、悪事という概念そのものがないんですよね。これは純粋無垢なプリルンもそうですし(それが故に前半のヘイト行動は、ある意味リアルっぽさあるよな…今となっては)、メロロンが闇を知っていた故に孤立しがちだったのもそう。

第43話では、チョッキリーヌからクラクランドの存在が示唆されましたし、第44話ではクラクランドそのものがキラキランドを襲撃した訳ですが、色々とキラキランドとは対になるような表現が為されているので、無垢な存在から闇を知る事でクラクランドの住人になってしまうのですかね? それこそ、カッティーやザックリーの様に。それとも、クラクランド自体にはダークイーネしか存在しないのか?(実際、ハサミ型の要塞みたいな外見だった)

ダークイーネの目的が漠然としているのも不気味な要素ですし、よくよく考えてみると、何故キラキランドが闇に飲まれると人間界まで闇に閉ざされてしまうのか。確かに、キラキランドを荒廃させた後、ダークイーネは人間界にチョッキリ団を派遣した訳ですが、それも目的が分からないイコールキラキランド侵攻の意図も読めない。

単純に考えるなら、ビッグキラリンリボンの力を狙っている可能性がありますが、でも、これを真っ二つにしようとしたんだよな、ダークイーネ…

年明けにはダークイーネが出張ってくるとは思うので、彼女の口から何が語られるかは注目でしょうか。キラキランドってイマイチ立ち位置がよく分からない場所なんですよね。

 

敵側の思惑

上でも書いた様に、ダークイーネが何を最終目的としているのかは分かりませんが、まあ、これはここ最近のシリーズ恒例なのであまり焦る必要性はないのでしょう。

ちょっと読めないのはチョッキリーヌの動向です。

幹部二人が退場し、明らかに格上と思われたジョギが新幹部に収まった段階で、流石にそろそろ退場かな、と考えましたが、ジョギの方が先に退場した挙句、第43話でいつまでも戦果を挙げられない事に業を煮やしたダークイーネにようやく粛清される、というものでしたが、別に命を奪われた訳でも消滅した訳でもなく、ダークイーネに取り込まれる、みたいな表現でしたね。実際、闇色の空間で封じられている様な場面もありました。

最初期はカッティたちの件があったため、キラキランドの妖精では…と推測されていましたが、クラクランドの存在を最初に口にしたのは彼女ですし、ダークイーネに取り込まれる事をかなり恐れていたので、色んな解釈が出来るのかな、と。

上でも書いた様に、クラクランドの住人=元キラキランド人の可能性もありますし、ダークイーネの一部(一番近いのはまほプリのデウスマストの眷属)や別の側面の分身辺りも考えられる路線です。逆に、ジョギが人間だった事に驚いている描写があったので、元人間という線は考えにくそう。

どちらにせよ、ダークイーネを信奉していた、というよりは恐怖によって支配されていた感が強く、存外仲間思いだった事の描写もされています。カイトと出会った事でイラついているジョギを構うようなシーンもあり、面倒見は元来良さそうなんですよね。ただ、それだけになんであの二人をブラック体質でこき使ちゃったかな…

どうしようもない悪、という感じではありませんし、ダークイーネも使い道ありと踏んで生かしておいているのでしょうから、どこかで救済イベントくるといいですよね。個人的には、カッティとザックリーに一枚噛んでほしいかも。

彼ら、謝罪イベントもきっちりやっているし、プリキュア達に尽力してくれてるし、第45話のクリスマス回では、ダークランダー出現により出動を余儀なくされたキミプリチームに代わりライブを引き延ばすための身体張った漫才やってくれたりするし…彼らの協力でチョッキリーヌにも更生の道があってもいいと思うんですよね。

 

うたとカイトの関係性は…

明確な恋人描写までは避けていますが、うたがカイトに感化されていたように、カイトもまたうたの歌声に癒されていた事、そして、彼女の歌に励まされたからこそ、親友を助けることが出来た事を告白していました。というか、この一連の流れはカイトは口にこそはっきり出しませんでしたが、うた=キュアアイドルである事を前提にしていないと成立しない会話でしたね。流石に正体気が付いているっぽい。

そして、クリスマス回では夜中にカイトがうたを呼び出し、寒がる彼女に自身のマフラーをプレゼントするという…

もうつきあっちゃえよ!(握りこぶしっ!)

みたいな展開でしたが、前作の様にきっぱり恋愛関係を描くのも良いですが、この程度の匂わせで、あとは視聴者の想像に…みたいな感じでも良いと感じました。あとは最終決戦後にどうするか、ぐらいですかねえ…

 

意外と深刻なはなみちタウン

この月間で実は一番語られていたのはこの点だと筆者は感じています。

第43話では、カイトライブツアーでの怪物出現をマスコミに報じられ、キミプリメンバーが暗い顔をしていましたし、第44話では、怪物が現れた事を不安に思ったるかのネガティブから怪物生成されています。るかの研究会仲間のみことも不安を隠しきれていないようでした。更には、第45話でははなみちタウン全体が自粛ムードである事が語られ、これがキミプリチームが中心になってクリスマスイベントをやろう、と持ち掛けるきっかけになりました。この第45話では、雑誌記者のつむぎに田中さんがしつこく取材を受ける(彼は上手くはぐらかしていたが)など、とにかく、カイトライブツアーのダークランダー乱入と、それと対峙したアイドルプリキュア、更にハートガーデンを展開したキュアキッスがその戦いにおいて気絶してしまい、一時的とはいえ戦闘場面を衆目に晒してしまった事もあって、町全体が不穏な空気に包まれてしまっています。

これ自体はリアル、というか、あり得る話かな、と思えていい設定だと思うのですが、何分、相手はネガティブ感情が一ミリでもあればそこからダークランダー召喚に持っていく難敵です。町全体が…ということになれば、ダークランダー軍団を召喚する事すら可能かもしれません(ダークイーネにそれだけのキャパがあるかは分かりませんが)。

世界観的にSNSもあるので、そこからの拡散力も大きい。もしこれをハナからダークイーネが狙っていたのだとしたら、とんだ策士ですが、あれはあくまでもジョギの戦略っぽかったので、そこら辺は深く設定していないかな?

とにかく、一か月まるまる(三話分)かけてじっくりそこを演出していたのが、気になる要素、というか、多分仕掛けてくるだろうな、というのが正直な感想です。カイトライブツアーに端を発している、というのなら、彼が絡む公算も大きいですし、何ならその戦いを引き起こしたジョギ=カズマも今はプリキュアサイド(少なくともダークイーネサイドではない)と言ってもいいでしょうから、一枚噛んでくるかもしれない。カズマはクラクランドへの行き方を知っている可能性もある訳で。

一応、るかは浄化後にキュアキッスに優しく抱きしめられ安堵する場面が描かれましたし、クリスマス自粛をしょうがない、と諦め気分で眺めていたうたの同級生は、彼女がクリスマスイベントの飾りつけをしているところを目撃し、自分も手伝いを申し出たり、何といっても、クリスマスライブ時のハートツリーからの桜の花びらが舞う演出は町全体が明るく照らされていく事の象徴にも思えました。

ネガティブは蔓延しているけど、そう悲観したものでもない、みたいな場面も同時に描かれました。この辺りが最後の希望になるのかもしれませんね。

 

年を越して最終月の一回目はお正月を堪能するキミプリチーム…という予告がされていますが、当然、何も起こらないはずもなく…

ちらりとはいえ、ダークイーネの素顔も見えましたので、いよいよ最終決戦への前哨戦開始、と言った所ですかね。毎年そうですが、本当にどういう落としどころに持ってくるのか分からないのは、ある意味上手い。

 

今月のキミプリをかいつまんでナナメからバッサリ

あ、グータッチ言ってるけど、やっぱパンチなんすね、アレ…

 

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【アニメ】キミとアイドルプリキュア♪ まとめ雑感〖11月号〗


…なんか、業が深い一族っすね、寸田家…

 

さて、年の瀬も迫ってきて、次回作のタイトルも発表されたプリキュアシリーズですが、まとめ記事も11月号、最終月は毎週更新としたいところなので、残すところあと2回ですか。

で、11月なのですが、個人的にはちょっとここにきて陰りが見えてきちゃったかな、という印象を受けました。別にそれほど悪くはなかったのですが、やっぱり4話中2話が過去シリーズの焼き直しみたいになっているのは如何ともしがたかった。長いシリーズ故の弊害かもしれません。

 

まずは第40話・41話について

うーん、正直言うと見事な過去シリーズ焼き直し回でした。故に先の展開は読めるし、実際その通りになってしまった。

 

第40話ではななが母親であるむつみにリサイタルに招待されパリに向かうのですが、これから音楽の勉強をする環境のためにここに留まらないか、と提案される、というものでした。

定番の引っ越し&プリキュア脱退危機回。

予想通り、ななは日本に残る事を選択した訳ですが、かつて、むつみが日本を離れる際にななが後押ししてくれたこともあって、彼女の選択を受け入れている感じではありましたね。

なな自身はキミプリチームという友人たちとの、これからもまだまだ出来るであろう貴重な経験の数々を選択した、という所で、良い落としどころだったと思います。キュアウインク引退、という事になってしまうのでザックリンが泣き出したのも結構胸に来たんじゃないかな、と。情緒ない言い方をするなら、ピアノの勉強は日本でもできる訳ですしね。

この話のキモ、お互いが離れていても絆の力で結ばれている、というのは良かったと思います。冒頭のメロロンの「ななにとってのアイドルとは誰なのか?」という問いに、ななは最終的には母親を挙げていましたが、上記の様に母親もまた自分を後押ししてくれたななをアイドル視=大切に思ってくれていたのですよね。だからこそ、ななが日本残留を決意しても惜しむような態度は見せていなかったし、序盤(ななの七不思議)ではななに「もっと色々な事をやって見識を広めてはどうか」とアドバイスもしています。

そして、その娘の期待に応えるべく今でも上の人間に教えを仰いで研鑽に余念がない(世界でも高名なピアニストであるにも関わらず)。いい親子関係ですよね。

 

第41話は、アイドルプリキュア研究会廃部の危機をこころが生徒会長選に立候補して回避しようとする回でした。

生徒会長選の季節となり、それに立候補した甲斐ちよという上級生が公約にアイドルプリキュア研究会の廃部を掲げる…というものなのですが、まず、そもそも廃部の理由が理不尽で「実績を上げていない」というものなのです。

焦ったこころが活動を見学させるのですが、彼女の気持ちは変わらず、それどころか生産性がない応援に意味があるのかわからない、という理由で自分が生徒会長になった暁には廃部は決定的と宣言されてしまいます。

ちよは運動部ならその成績、といった例を挙げていましたが、その学校が私立で部活動を売りにしているのならばともかく、はなみち中学校はどう見ても公立。公序良俗に反していなければ部活や研究会などの活動は本来自由なはずです(予算の大小は置いておいて)。

今年の夏頃、ニュースで野球大会に出場した(うろ覚えだが軟式だったと思う)特別支援学校野球部の予選のエピソードがありました。やはりというか、なんというか、流石に健常者相手にはまともな勝負にならず大敗していたのですが、彼らは彼らなりの目標を掲げ、その練習は真剣そのものでした。

ちよの論理に基づくならば、この野球部は“廃部”となってしまうんですかね? そして、それを応援する事は無為な行為ですかね?

更に言わせてもらえば、実績など作りようもない文化部系統は須らく価値なし、となってしまう。そもそもアイドルプリキュア研究会のみが槍玉に上がるのも不自然*1で、かと言って、トロプリのゆりの様にトロピカル部を敵視していた(ついでによく思っていない生徒もいたはず)、みたいな個人的感情で潰しにかかってきたようにも見えない。

突っ込むのも野暮ですが、あえて突っ込むと、自分の価値観に合わないものを一方的に廃しうる思想の持ち主は人の信任を得られないと思うのですがね。自分が仮にこの演説を聞いたら投票は絶対にしないでしょう。

最終的には、居残りになったこころに、ちよが自分を顧みず傘を貸してくれた事や、自分に比べ(公約の数もそうだし、真剣に学校の事を考えている)、生徒会長を目指すひたむきさに心を打たれたこころは投票日当日、最後の演説でちよを推薦するという行動に出る、という顛末となりました。

…まほプリのリコ、スタプリのひかるに続き、三回目ともなると流石に「また、そのパターン!?」となってしまいます。*2

それだけならまだしも、いくら、ちよは優しい側面があるとはいえ正直あんまり褒められた思想の持ち主ではなく、リコの時のゆうと君や、ひかるの時の桜子の様な説得力はあまりなかったのもまずかった。

話の後半でちよはダークランダーにされ、キュアキュンキュンの単独浄化技で浄化された事、最後の応援演説のこころの熱さを見て「成果第一主義の冷たい人間が応援のすばらしさに気が付き変わっていく」というのを描きたかったのは分かるのですがね。

ただ、こころはこの話のオチの一部だった「例え研究会が潰されても、研究会2を立ち上げる」*3と宣う逞しさも見せており、第38話で寸田先輩をむしろ諭す側だったこともあって、意外と根性座っているんだな、と感心させられたのは面白かったです。

 

そして、男性プリキュア再び!

第42話ではサプライズとして、カイトがプリキュア化。キュアコネクトとなりました。とは言っても、一時的なのかな。流石に正式メンバー入りするとも思えませんし、ただ、これは一応次回を見て判断でしょうか。扱いとしてははぐプリのキュアアンフィニと同列かと思われます。

第42話は全国ツアーの最終日をはなみちタウンで開催する事になったカイトなのですが、その会場をジョギが狙う…というものでした。

ジョギがダークランダーをチケットを忘れたカイトファンを核に召喚し、キミプリチーム全員でも歯が立たず、拘束されたところで、カイトはジョギ=カズマの手を手放してしまった事を謝罪、これからは彼の手を放さない事を誓った所で変身アイテムなしで覚醒、という流れでした。

個人的にはカイト自身をシリーズ通して濃密に描いていた訳ではないので、ちょっと違和感かなあ、と。今月の最初・第39話にてダンシングスタープリキュアをゲスト出演させたのは、これの布石っぽかったかもですね。

同時に、カズマが闇に堕ちた理由も語られましたが、カイトを追おうとしたものの相次ぐオーディションの落選からの嫉妬と自己嫌悪ですかね。実際「俺は友人の成功を妬む嫌な奴」と浄化された後独白していましたし。

ただ、闇堕ちの理由としては、単純だけどあり得る話かなあ、とは思いました。

人生順風満帆な人間は「そんな理由で!?」と思うかもしれませんが、落選一つ一つは大した事がなくても、積み重なればそれは着実なダメージになる。そこをダークイーネにつけ込まれた、というのは案外説得力はあるかな、と。実際、彼はオーディション合格を辞退しようとしたカイトを止めて、自分もすぐ追いつく、と啖呵を切る良心があり、根っからの悪人ではなかったんですよね。

ただ、そこで踏み止まれるかどうかが人間的な強さにも直結する訳で、彼はそこらへんちょっと弱かった(自身が才能の持ち主だったのも良くなかった)。最後にカイトやアイドルプリキュアがいる事によって、アイドルの道を諦める発言がありましたが(この直後、カイトは煽っている)、これが彼の本質なのかな、と思いました。

そして、今度はカイトが彼を引っ張る番なんですよね。カイトは彼がいたからこそ、レジェンドアイドルへの道が開けた。カズマを今度は引っ張る覚悟をした。だからこそ、煽るようなことをあえて言ったし、彼に歌を届ける=自分と同じ道に戻ってこい、という根幹的な想いがカイトをプリキュアまで昇華させた。

しかし、キャラクターとしてカイトはつくづく惜しいというか。親友を信じ歌い続ける、というのはとても良いファクターだったですし、プリキュア化も見据えていたのならば、きっちり登場回数増やしてあげてより濃密に描けばもっと活きたと思うんですよね。少なくともわりかし自己主張の激しかったアンリのキュアアンフィニ化より全然納得できたはず。なんなら、ダンシングスタープリキュアをもうちょっとピックアップしても良かったと思います。彼ら、本当にゲスト扱いだったので。

 

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今回はちょっと短いですが、この辺にさせて下さい。某艦隊ゲームのイベントが全く進んでいない状態の上に期限を切られてしまい、更に身辺が忙しくなって時間があまり取れなく相当焦っているので。また、今月はこの作品において結構気になる要素がたくさんあったのですが、それは総評に回したいとも考えているので、そうなると存外書く事ないなあ、となってしまったものですから。

 

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次回はうたが風邪をひいてしまい、歌う事を禁じられる…という内容の様ですが、一見ギャグっぽく見えて、彼女の本質に迫る回かもしれませんね。最終決戦前夜の様な流れにそろそろ入ると思われるので注視したいところです。

 

今月のキミプリをかいつまんでナナメからバッサリ

いや、まあ、確かに興味のない人間からすると、ちょっとサバドの趣きがあるのよな、研究会…( ´艸`)

 

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*1:ただし、彼女は他にも公約を50も掲げていたそうなので、その中に無実績活動の廃止はあったのかもしれない。

*2:ただ、視聴者全てがシリーズを追っかけている訳ではない、というのは留意。あくまでも個人の感想です。

*3:廃部自体はちよの心変わりでこの後撤回された。

【アニメ】キミとアイドルプリキュア♪ まとめ雑感〖10月号〗

あのー、田中さん、そこまで有能だと、僕、逆に怖いです…

 

さて、10月に入っていよいよ後半戦となりましたが、まずはうたとカイトの関係性が大きくクローズアップされました。

そして、第36話ではリアルイベントとの連動、第38話のハロウィン回でのうたの意外な側面など、なかなか面白い試みもあって飽きが来なかったです。

 

うたとカイトの関係性について

うーん、うたは完全に惚れちゃってますね、これ。とは言うものの、前作ほどに露骨に好意を示した訳ではなく、第35話では遊園地でのデートを通じて、うたがカイトにはいつでも笑顔でいてほしいのだ、という気持ちに気が付き、第37話ではダークランダーになってしまった彼に対して「特別な人」であるとジョギに伝えています。

悪くはないですし、第37話では、この告白を契機に(まあ、あそこまで言ってしまえば実質告白と言っていいでしょう。当のカイトは怪物化のため聞こえてはいなかった訳ですが)強化フォームに目覚めるリボンを取得するに至りました。

そして、その37話の最後では、怪物化から浄化されたカイトがCアイドルによって覚醒させられた際に、彼女の台詞がうたのものと被ったため「君はひょっとして…」という、いよいよ身バレ? 身バレ? という場面で幕となったのですが、第38話での冒頭、彼は全国ツアーに出る事が明かされ、この件については有耶無耶になってしまいました。

正直言えば「えー( ゚Д゚)」。

このカイトの処遇については、ぶっちゃけ不満かなあ。とりあえず、答えを先延ばしにして、うたとカイトを遠ざけた印象です。これでは次に彼が出てくるのは最終回付近(もしくはクリスマス回前後?)かな?

正直これだけだとカイトをCアイドルのアイドルハートリボンスタイル覚醒のキーに当てはめただけに見えて、ここまで引っ張るキャラとしては何とも惜しい。かと言って、前作の様に明確に恋人関係として描くのであれば、出番が少なすぎるし、そもそも二人ともアイドル業である事を考慮すると、センシティブにもほどがある。

中の人が現役のアイドルさんだそうなので、ここもセンシティブさがあるし、スケジュールの都合もありそうですし、何とも難しい立ち位置になってしまった感はあります。

うーん、デパプリのマリちゃんみたいな立ち位置(毎回顔を出すという意味合いではなく同業の先輩としての役割)にした方が無難だったんじゃないかなあ~。でも、それだとうたのキャラ薄まっちゃうかもだし、なかなか塩梅が難しそう。物語が完結するまで、この二人の関係性の評価は出来なさそうですね。

 

カイトとジョギについて

第35話にて、カイトがかつての親友と遊園地に訪れたことがある事を語り、ジョギも出撃の際に遊園地に現れて「久しぶりだな」と漏らしましたが、第37話では、とうとうジョギの正体が、かつてのカイトの親友・カズマである事が明かされました。

で、筆者が第35話を見た段階で思ったのが「カイトって…本人なのか?」でした。少々、アンニュイな表情で親友の事を語るカイトには並々ならぬ事情がありそうで「本当のカイトはジョギで、親友だった現カイトが演じている…なんて可能性はないよな?」と思ってしまったんです。

勿論、これには理由があって、カイトって結構迂闊な行動が多いんですよ。グリッターの事を直接的な名前こそ出さなかったものの特定される様な事をラジオで言ったり、アイドルプリキュアのライブを変装しながら見た挙句、Cアイドルに見つかったり、この話でのデートの誘いもそう。

ぶっちゃけ言うとトップアイドルにしては自覚が足りない。で、考えたのが、上記。ただ、37話でそれはあっさり覆されましたし、筆者も前作のラスボスの様なフェイクをもう一回使うかは疑問だったので、あくまでも可能性レベルの話かな、ぐらいには思っていたのですが。まあ、少しおとぼけなところはあるものの、根っからの善人、で今はいいと思います。

さて、ジョギですが、正体はかつてカイトとともにアイドルの道を志した親友・カズマでした。海辺で歌っていた若き日のカイトと知り合い、そこまでアイドルの道に興味はあまりなかったカイトを引っ張り、ともにオーディションを受ける目標に向かって研鑽しあった間柄でした。しかし、やはりというかなんというか…オーディションの結果、アイドルへの道が開かれたのはカイト一人。それ以来、カズマはカイトの目の前から姿を消したそうです。

カズマ自身はちょっと自信過剰な言動が目には付きましたが、それも当時(恐らく小学校高学年~中学生)の年齢を考えれば若さ故の根拠のない自信の範囲かと思われます。彼が何故、ダークイーネの元でジョギとなり悪事を働いているのかまでは分かりませんでしたが、カイトへの嫉妬と己の未熟さへの絶望なのは大きな要因ぽいです。彼の今までのアイドル活動をやたらと貶めにかかる言動とも一致していますし。

そして、ジョギ=カズマの出現により、カイトはカズマがかつて自分をオーディションに誘った言葉「俺はレジェンドアイドルになる」を自ら実践し、そうであろうと踏ん張っている、と捉えるとなかなか味わい深い、というか人に歴史あり、みたいな感じでいいスパイスになったかと思います。この二人の関係性は和解(もしくは完全な別離)も含めて注目ですかね。

ただ、少し気になったのは、うた=Cアイドルがカイトに寄り添った発言をしていたのはいいのですが(カイトさんはあなたとの絆を信じているんだ)、カイトの介抱時に言った「カイトとカズマの絆は切れていない」という言葉。事情を深く知らない彼女が言うにはちょっと無責任かな、とは感じました。ジョギ自身もその様な態度は見せていた訳ではありませんでしたし。

この基本姿勢がジョギの逆鱗に触れなければいいのですが。

 

敵側の事情について

そんな言葉をCアイドルに投げ掛られて撤退したジョギですが、次話の敵側の幕間ではその言葉を反芻しながらイラついた態度を見せて、チョッキリーヌにツッコまれており、カイトに対しては愛憎相半ばするような描写がありました。

そして、正式に、チョッキリ団はダークイーネ直属という訳ではないことが判明。まあ、ダークイーネに帰属する「チョッキリーヌがリーダーのチョッキリ団」という下部組織、の方がネーミングも併せてしっくりきますしね。

第38話では、とうとう、ハロウィンの期間でプリティストアにて忙しそうに働いているカッティーとザックリーを発見したのですが、意外な事に特に咎める事もなく、むしろ二人が無事であったことを安堵している様子すら見せました。当然、声掛けもせずにその場を立ち去っています。

やっぱり、相当寂しい思いをしているっぽいですね。ハロウィンの存在を知らなかった事もあって、やはりキラキランドの妖精である可能性が高いです(プリルンも同様であったし、メロロンは人間界の本で知識を得た旨言っている)。ジョギの話もカイトが絡んでいる以上、時間をある程度割くでしょうし、そろそろ退場が見えてきたかな、と感じました。

 

後はこまごまと

第36話はリアルイベント

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これと連携しつつ、主題歌を歌っている歌手さんのゲスト出演や、様々なスタッフに自分たちが支えられている事を自覚するキミプリメンバーなど、オマケ回であるにも拘らず、きっちり作りこんでいて非常に好感が持てました。

特にこの話のメインテーマであった、ライブのタイトル付けに、最終的にはライブ=自分たちの活動というものは自分たちだけで成り立っている訳ではない、田中さんやカッティザックリー、ファンの人たち、イベントスタッフまで、ありとあらゆる人間に支えられている、という思いを込めて「You&I=We're IDOL PRECURE」という連動タイトルにしつつ、この作品名そのものの由来にも触れるという、完璧なシナリオ作りでした。これはお見事でしたね。

ただ、SNS情報で知ったのですが、この話が放映された時にはリアルでのライブのチケットは完売で、ここから思い立って…みたいなことは出来なかったらしいですね( ´艸`)

第38話ではなながうたを支えている場面が多く、少し新鮮な感覚のお話になりました。

正直言うと、うたのジャックオランタン恐怖症は少々度が過ぎており、これで現れたダークランダーもジャックオランタン型だったという事もあってほぼ戦力外になってしまうのには笑ってしまいましたが、反面、キュアウインクの指示で目を瞑りながらグータッチを決めたと同時に、苦手をぶちのめした=一転、克服する、というのはギャグと言えばギャグなのでしょうが、やっぱり粗いかなー。


確かに、何かのきっかけ一つで苦手が克服されるというのは現実でもありますが*1暴力で克服というのもちょっと乱暴が過ぎないかな、と。

…何か、毎回記事書くたびに粗い粗い、言ってますね、筆者。ただ、正直言うと、総評の際にはこの作品全体に漂っている「粗さ」については、もう言及するのは避けられないかな、とは感じているので。ただ、直上でも書いた様に、第36話のように非常に丁寧なシナリオもあるのですよね。

 

次回はお休みを一週挟んで初期にこころをダンス部に勧誘していた先輩の話ですか。そろそろメインキャラ単独回に入る期間だと思いますし、こころも大きく関わりそうなシナリオになりそうですね。

そして、え!? これ、確かダンシングスタープリキュアってヤツか!? こういうコラボは面白いと思います。物凄く評判いいみたいですし、これはちょっと楽しみかも。

 

今月のキミプリをかいつまんでナナメからバッサリ

お、おまえら…バナナの民!? バナナの民だったのかッ!?*2*3

 

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*1:体験談なら、筆者は食べ物関係にこれが多い。例えばキムチは本格焼き肉店の美味しいキムチで大好きになった。

*2:元ネタは大人向けゲームなので良い子のみんなは検索しちゃDA★ME♪

*3:ついでに言うとこの三人、バナナの着ぐるみ着ているけどバナナの民ではないんだよな( ´艸`)