ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】デリシャスパーティ♡プリキュア第45話・最終回「デリシャスマイル~!みんなあつまれ!いただきます!!」感想

ごめんなさい白状します(2回目)。ゆいの「デリシャスマイル~」、ずっと「でりすしゃすまいう~」に聞こえていて、彼女と石なんたらさんがなんとなく重なっていました。一年間も( ´艸`)

 

さて、最終回でしたね。

大きなどんでん返しもなく、平和的大団円で終了したな、というのが感想です。あとは最後までマリちゃんがいい男でした(笑)。

 

話の流れとしては、落下していくフェンネルに手を差し伸べるキュアプレシャス。彼女は野望破れて呆然としている彼におにぎりを差し出します。すっかり毒気を抜かれたフェンネルは、その姿をかつてのジンジャーに重ね、おにぎりを頬張る事でかつての自分を思い出し…

それと同時にレシピボンに封じられていたレシピッピが解放され、世界に再び料理が復活。ついに目的を成し遂げた事に喜ぶデパプリチーム。

後日、料理が復活した事を大体的に祝う式典がおいしーなタウンに催され、各プリキュアメンバーのお店は大忙し。そんな繁忙期も一段落したところで、今回の功労者であるデパプリチームはクッキングダムに招待され…というものでした。

 

プリキュアサイドの事情

まずは最大の敵・ブンドル団を解体する事に成功し、日常生活に戻る事になりました。プリキュア活動を経て、各々大切なものを得た事をマリちゃんに伝えていましたが、前回のゆいの結論、感謝の言葉を全員が述べているのはエモかったですね。

特に孤高の存在だったここねの成長物語として見ると、本当に微笑ましかった。幾人もの友人を得て、お祭りのシーンでも学友たちをお店に招くなどの積極性も見せました。

ゆいは前回で感謝の気持ちを意識するという一歩踏み出しを見せましたし、らんとあまねは元々持っていた向上心を更に進む力へと変える、という結論を得ました。全体的に戦いを通して成長したな、という印象です。

そして、ゆいと拓海。最後のシーンでゆいがみんなと一緒に世界を巡ってみたい発言をして拓海を落胆させていましたが、その直後に、その事を最初に拓海伝えたかった、とも言っており、なんだかんだでいい雰囲気かなあ、で終わりました。プリキュアシリーズであまりにベタベタな恋愛模様を描いてもしょうがないでしょうし、良い落としどころだったのかな? という感じです。皆が集まって食事会を開こうとしているシーンでも積極的に彼の手を取って誘っていますし、未来は明るいかな、と。

そう言えば、今回初めて気が付いたんですが、今回のプリキュアって素で空飛べるの? って思ったんですが(実際、最終決戦時にブンドル団本拠地に飛んで行った)、パーティーアップ時に飛行能力付与されているっぽいですね。こういうのもう少し活かせたら面白かったかな、と思います。

 

クッキングダム陣営の事情

フェンネルが大罪を犯したことにより、マリちゃんとシナモンにクックファイターの要が任ぜられました。

デリシャストーンはこの二人に再度託されましたが、本来の力をほとんど機能しない状態した上に、半々で持つことになります。ワープゲートの力は残してあるそうなので、クッキングダムはマリちゃんが、地上世界は家族がいる事を鑑みてシナモンがゲート管理も含めて管理するようです。将来的には拓海が継ぐのかもしれませんね。

そして、エナジー妖精たちは本来の使命、レシピボンの守護に戻る様です。結局シナモン以外のクッキングダムの面々は全員故郷に帰る事になりましたが、別れのシーンで涙してはいたものの、通信は生きている事が描かれていましたし、Cパートでは「久しぶりにクッキングダム行く」発言していましたから、みだりにゲートは使えないにしても、永遠の別離にはならず、ここも割と平和的でしたね。

そう言えば、クッキングダムでのパーティーのシーンでパムパムとメンメンが人間態になっていましたが、これはメンメンの台詞からホカホカハート発生装置が発動した時に力が完全に戻ったからだと推察できます。まあ、装置の設置に力を使って記憶まで失った訳ですから、本来ならコメコメと同等の力は持っているはずの彼彼女が人間態になれない訳はないんですよね。

このデザインは映画版の流用だと思いますが、映画版ではどういう理由で変身していたのかしらん? ここら辺はいずれ見てみたいですね。それにしても人間態パムパムほんとかわええな…

そして、マリちゃん。

明言こそされませんでしたが、彼が何故、オカマ美にこだわっていたのかが判明しました。

彼は元々、プリキュアという存在に憧憬を抱いていたのですね。だからこそ、力と美の両立にこだわった。そして、彼女たちにその重圧を背負わせてしまっていた事を苦悩しながらも、一緒に戦えたことを感謝すると同時に、自分の想像以上に素晴らしかったと、褒め称えました。

初期から彼の心苦しさは伝わっていましたが、やはりその気持ちはずっと持ってはいたのですね。彼自身不謹慎、と前置きしていましたが、そんな憧れの存在と共闘できたことは彼にとっては僥倖以外の何物でもなかった、と。

そんな彼女たちを時には見守り、時には助力していた。死をも恐れず彼女たちをフォローする姿が過去回にいくつかありましたが、成程、納得するしかなかったです。本当にいいキャラだったです、マリちゃん。

 

敵側の事情

全員お縄となりましたが、特段悪い事をしていない上に元の性格に戻ったスピリットルーだけは許されたみたいですね。

全員すっかり毒が抜けたみたいな感じでしたが、ナルシストルーは好きな食べ物を増やしていく事から始めるようですし、セクレトルーははつこの下で働くことを夢見て猛勉強を開始、フェンネルは牢にて静かな時を過ごしている様です。

詳しくは総評に譲ろうかと思いますが、食に手を出すという生物全体への重大な禁忌に手を出した以上、贖罪の表現がなかったのは気になるところでしたが、最後には労働に従事させられている場面もあり、更生の道を歩むのでしょうかね。そう考えると、今回の組織をあえて「盗賊団」にしたのは制作側のメッセージかもしれませんね。

 

ソラ・ハレワタールについて

Cパートにて、ランニング最中に、メッセージカードを書こうとしていたデパプリチームにペンを差し出す(これ自体は変身アイテムっぽいな)という流れで縁を得ました。

ゆいからは「爽やかな子だね」と評されていましたが、ですます口調&敬語で話すのと、気になった言葉をすぐさまメモを取る態度も含めて、真面目で実直、という印象を受けました。主役枠で「実直」という感想を得たキャラは初めてかも。そういう点でも既存の青枠がそのまま主人公格に抜擢された様な感覚も受けています。

作品自体も、色々新しい試みがありそうなので、期待大ですね。

 

それでは最後の今回のデパプリをかいつまんでナナメからバッサリ

のちのガンバル団誕生の瞬間であるッ!

 

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【アニメ】デリシャスパーティ♡プリキュア第44話「シェアリンエナジー!ありがとうを重ねて」感想

ごめんなさい白状します。デパプリチームがハートウォッチに格納していたレシピッピの正式名称、「レシピッピスタンプ」だったこと今知りました…

 

さあ、最終決戦回でした。

少し惜しい部分はあれど(後述)、概ね満足いく仕上がりだったと思います。招き猫像がホカホカハート収束装置であり、全ての料理が消えた際の救済措置だったのは予想の範囲内ではありましたが、もう一つの役割があったのは素直に驚きました。

 

話の流れとしては、押され気味のデパプリチームの援軍に駆け付けたキュアプレシャス。ゴーダッツに対して、皆との絆を信じる、貴方を止める、もう止まらない宣言をして参戦。それと同時に溢れ出すホカホカハート。

ゴーダッツはその源が町中にある招き猫像にある事に気が付き、チビスピリットルーを使役してそれを次々と回収、ホカホカハートの湧出を封じます。それでも諦めないデパプリチームに業を煮やしたゴーダッツは二つのスペシャルデリシャストーンを合体させ巨大化。

圧倒的な力の巨大化ゴーダッツに為す術もなく変身解除まで追い込まれるデパプリチームでしたが、それでも心の中にある思いは消えない、と高らかに宣言したキュアプレシャスからホカホカハートが沸き上がり、それは今まで彼女たちが集めていたレシピッピスタンプと共鳴して、招き猫像が復活。

招き猫像はホカホカハートをまき散らしながら、チビスピリットルーを抑え込み、更にホカホカハートの湧出再開により修復されたスペシャルデリシャストーンでブラペが参入、デパプリチームの傷を癒します。

クッキングダムではナルシストルーが自作であるスピリットルーを掌握し、息を吹き返したクックファイターたちがチビスピリットルーを完封。王族の救出にも成功。

更に世界を駆け巡っていた門平がお土産に配っていた招き猫像のホカホカハートも力を得てゴーダッツの元に集まり彼を拘束、更に巨大招き猫像が巨大化ゴーダッツと対峙。

いわば世界を敵に回したゴーダッツがそれらに翻弄されている間にデパプリチームが全員回復再変身。再度対峙となった時、キュアプレシャスはゴーダッツに語り掛けます。

自分の、言葉で。

 

キュアプレシャスが紡いだ彼女自身の言葉

さて、長い前振りもあって、やはり最後の場面で出ましたね。キュアプレシャス=ゆいの自身の言葉。

まとめると、それは「感謝」です。作中では「ありがとうの気持ち」と表現されていましたが、彼女はゴーダッツにそれを伝えた上で、ここまで来れた事、キュアスパイシー=ここね、キュアヤムヤム=らん、キュアフィナーレ=あまね、マリちゃんに門平、ブラペ=拓海、町の人々、今まで出会った人たち、様々な料理、レシピッピ、そして、彼女に色々な事を教えてくれた祖母=よね、彼女を形成するあらゆるものに感謝している事を伝えました。

そして、こう語り掛けるのです。

「ジンジャーさんの事を思い続けている貴方にもその気持ちがあるはず」だと。

物語としては、割と普遍的な結論かな、とは思いましたが、これは4クールかけてじっくりキャラクターを描けるプリキュアシリーズの強みですね。こういう悪い言い方をすれば使い古されたネタでもちゃんと心に響く。先回のセクレトルーに言った「あなたの言葉、響いた。あなたの事をもっと知りたい」なんかは、まずは理解する事を優先する彼女の人となりを良く表していましたよね。そして理解した上でそれも自身の経験として取り込み、感謝の意を表す。

彼女は元々祖母の教えもあって、食事に対する敬意を忘れない性質を持っていましたが、そこに様々な触れ合いを持ち、更に前回ゴーダッツに自身の存在意義を投げつけられた上で自分を形成してくれたすべてのものに感謝する、という答えに導かれました。

これは食がテーマという事も大きかったのでしょうが、全ての事象というものは決して単独では成り立たない。食事一つとっても、食材があり、その生産者があり、料理する者がおり、食す者がいる。その食材にしても命を刈り取る行為であり、人間は何かを犠牲にして生きている。だからこそ言うのです。

「いただきます」「ごちそうさま」と。

それは自分が命を繋げた事への感謝の言葉です。そこには様々な事柄、人間、生物が絡む。そして、当然、思いも。そして、感謝は感謝を呼び、連綿と受け継がれていく。それが心を温かくするのだと。

この言葉を承けて、ゴーダッツもたじろいでいたのは、やはり彼にも思うところがあったからなのでしょうね。実際「ジンジャーはもういない」と嘆いてもいましたし。

全ての事柄に感謝し、最後に様々な助力を得る事になったキュアプレシャスとデパプリチーム。あくまでも自分の力を信じ、自分以外を切り捨てる事をまるで厭わず自身の想いを完遂する事だけに執着した結果、世界中を敵に回してしまったゴーダッツ。

全てに感謝しそれを力に変えたゆいと、プライド故に孤高に自身の道のみを追求したフェンネル

残念ながら勝負あり、です。

ただ、ちょっと言葉足らずだったのは、再度、ジンジャーの名前を出すのであれば、過去に飛んでジンジャーと直接触れ合った事はゴーダッツに伝えるべきでしたね。逡巡がないキュアプレシャスの言葉に今度は気圧されたような感じになってはいましたが、その事実を知らないゴーダッツからしてみれば「なんでジンジャーの事を知りもしない(知っていたとしてもマリちゃんや門平からの伝聞のみだろう)小娘にそんなことが分かるのか」となってしまう。

キュアプレシャスの導き出した自身の言葉。それ自体は良かったのですが、この舌足らず感が実に惜しかった気がします。

 

ゴーダッツとジンジャーについて

うーん…上でも書いた様に、世界を敵に回す真似をしたのは悪手もいい所でしたね。ただ、なぜここまで堕ちた存在になってしまったのかはやはり分からずじまいです。ジンジャーの死は確かにあったのでしょう。実際、巨大招き猫像にジンジャーの映像が出てきた際には動きを止めましたし、彼はもういない、と嘆き節も見せましたし。何より、巨大化した際の姿が黒いジンジャーとも取れる姿をしています。

前回の記事でも書きましたが、彼がスペシャルデリシャストーンの独占を狙ってシナモンを罠に嵌めたのはジンジャー存命時です。それを考えると、もう一人立ちしていた段階で偏った思想を持っていたとも言えます。

しかも、ジンジャーはいずれ今回の事件が起こる事を見越して、ホカホカハート収束装置を設置しており、ブンドル団(もしくはそれに近しい組織)の存在を予見していたはずです。

だとすれば、ジンジャーはフェンネルの本性に薄々気が付いていた可能性があるのですが、そうなると、今度は何故もっと事前に策を講じなかったのか、という事になりますし、逆に全く気が付いていなかったというのならば、ジンジャーの眼力が節穴、という事になってしまい、どちらにせよ株は下がってしまいます。

尤も、ジンジャーは第38話を見た限りでは、相当人が良さそうな感じでしたし、情け深そうではあるものの、切れ者かというとあまりそういうイメージはありませんでした。どちらかというとのんびり屋で温厚そうな感じでしたよね。

故に、気が付いていていた上で情に負けてしまっていたのかもしれません。フェンネルを直接咎め立てる事はしない代わりに、凶行に及んだ際にはそれを止める手立てを残しておく。彼の師匠であるとともに親子のような関係でもあったでしょう。ジンジャーはフェンネルを最後まで信じていたかったのかもしれませんね…そして、願わくば彼を正す事が出来る存在が出てきてくれることを願って…

詳しくは総評で書こうとは思いますが、どうにも敵側の描き方は全体的に失敗だったような気がします。ナルシストルーにしろセクレトルーにしろ想像は可能なんだけど、もう一歩踏み込めていない。しかもその究極にフェンネル=ゴーダッツがいた事はかなりモヤモヤが残る要素でした。

 

復活したデパプリチームに追い詰められ、最後は合体したスペシャルデリシャストーンが分離したところを模造デリシャストーンのみライトマイデリシャスで浄化。フェンネルの姿に戻った彼は崩壊していく空間に落下し、それをキュアプレシャスが追いかけ手を差し伸べ…というところで幕となりました。

次回予告では何気にフェンネルの手と思われるものが映し出されていたので、最後の回答に期待したいです。

 

次回はとうとう最終回。

画面での雰囲気は大団円の様相でしたが、はたしてどうなるのか。クッキングダムとの繋がりは、マリちゃんとシナモンの行方は、エナジー妖精たちの行く末は。

そして、ゆいと拓海の関係は!? 目が離せませんね。後日談が入るかもしれませんし、フェンネルの最後の動向も気になります。

 

今週のデパプリをかいつまんでナナメからバッサリ

最後はカロリー数誤魔化したネーミングパンチだったけど、少なくとも100万kcalまでは到達してんだよなあ…

 

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【アニメ】艦これ ~いつかあの海で~ EpisodeⅥ「暗雲」感想

うむ。やっぱり完部隊は良い…まさに奇跡の艦隊だからなあ、こいつらは。

 

うーん…これは…運命に抗った、と取っていいのかな? という感じでした。全体的に起伏が少ないアニメなので、ここがターンポイントだったのかは本当に分かりずらいな、というのが率直な感想です。

 

話の流れとしては、輸送作戦に従事するために戦力を二分化する事になった二水戦。残った時雨の元に、かつて護衛任務でともに航海した龍鳳佐世保を訪れている事を知らされます。

再会を喜び合う二人に、提督は台湾への輸送作戦に従事する龍鳳の護衛を時雨に下命。残存駆逐艦の磯風、浜風、雪風とともに龍鳳の護衛をすることになるのですが、出発の直前に雪風が体調不良に見舞われ、急遽4人での作戦敢行になってしまう…というものでした。

 

浜ちゃんのエプロン姿、大変かわゆくございました。ごちそうさまでしたm(__)m

さて、今回は上でも書いた様に、時雨の史実という運命の回避? にスポットが当たった回でした。

大淀や日向・伊勢が中心の完部隊がシンガポール方面に、そして、時雨や磯風達が龍鳳を護衛しながら、御蔵達ヒ船団と合流する、というのは史実通りの様ですね。ただ、所々史実と食い違うところもある様で、そもそもこの世界観がどの程度のものなのか分からないので、何とも言えないんですよね。

タイトルに1944と銘打ってはいる訳ですが、当然、その時代に艦娘がいた訳はないですから、そういうパラレルワールドなのか、あくまでも近未来の話なのか。

今話のBパートで時雨達は敵潜水艦と戦闘になるのですが、そこで爆雷を使い果たした時雨がピンチに追い込まれてしまい、彼女は自身が轟沈するヴィジョンを垣間見てしまうのです。それも、自身が海底に沈んでいく様と、艦そのものが沈んでいく様を重ね合わせながら。

実際、史実では時雨はこの作戦中に戦没しており(ただし、このピンチを乗り切った後、時雨は御蔵達と合流したが、史実では時雨が轟沈したのはその後である)、そう考えると史実での出来事は艦娘達とリンクしているように思えます。

しかし、この作品の世界観がはっきりしていない以上、それは過去の記憶を垣間見ただけなのか、それともパラレルワールドで並行で行われている事が重なったのか、さっぱり分からない。時代背景は昭和初期っぽい様が第4話で描かれてはいますが、それも明言されてはいない。

背景をあえてぼかして、受け取り手側の想像力に委ねる、というのは特に二次創作の盛り上がりに一役買う要素ではありますし、実際、艦これのゲーム版はそれで成功した側面があるのは事実です。が、こと全8話しかないアニメ版なら、むしろそういう所はしっかり説明するべきで、ましてや、原作付きとなれば、各々のプレイヤーの脳内にある世界観とは完全に切り離された世界観になるのですから、しっかり作り込んだ方が良かったと思います。提督を登場させたこと自体は悪くはないと思いますが。

それでも、筆者的にこれはこういう解釈かな、と納得できる要素があればいいのですが、例えば、今回時雨がピンチに陥った際に、第4話で山城が贈った木箱が彼女を救う事になるのですが、なんと、木箱の中身は爆雷だったのです。これは、山城が時雨がいずれ潜水艦に追い詰められて危機に陥る事を知らなければ出来ない贈り物です。

だって、山城=戦艦は爆雷とは無縁なんですから。

それとも、駆逐艦である時雨に合うと思って偶然に贈った? それなら小口径砲でも熟練見張り員でも電探でも探照灯でも良かったはずですよね? もしくは同じ駆逐艦の満潮や朝雲山雲に贈らせても良かったはず。

つまり山城が時雨の運命を知っていた上で爆雷を贈ったというのなら、それは史実を承知している、という事で、それだとこの世界観はかつての大戦のあとの近未来、という事になってしまう。

しかし、そうなると今度はこれだけ史実を上書く様に事が進んでいるにも関わらず、何故、上層部はいちいち史実に基づいた作戦を敢行してしまうのか、という疑問にぶつかります。そう考えるとパラレルワールドの並行進行という考え方が捨てきれない。

どうにも判別がつかなくてちぐはぐなんです。そして、それが故に作品の世界観にイマイチ入り込めない。

本来あるべき悲劇を回避する、という物語にしたいのは分かる(まあ、時雨はまだ予断は許されないけど)。それは山城から贈られた簪がやたらと鳴る演出や、爆雷が木箱の中にあって、これが逆転のきっかけを与えた事からも明白かと思いますが、そういう悪い言い方をするとファンタジーな要素は、それこそ、山城轟沈でもしていないと映えない演出であって、西村艦隊の想いを時雨が背負っているにしてもあまりにご都合的すぎます。まして、時雨はそういう感情を前面に押し出すキャラクターでは(今のところ)ありません。

どうにも、この轟沈はしないけど再起不能という表現は一期の俗に言う如月ショックの影響が色濃いような気がするんですよね。実際、今話のAパートで金剛と浦風が轟沈は免れたものの実質リタイヤみたいな事が語られましたし、西村艦隊の面々も結局轟沈はゼロだった訳ですし(史実では最上・時雨以外は全滅)。ただねえ…あの如月ショックは何であそこまで不満が爆発したのか、運営さんは分かっていないんだろうなあ…まあ、これについては割愛します。正直、筆者はあれについては一過言あるどころではないんですが、長くなってしまうので。

 

ご都合的な展開を除けば、ミカンの食べ過ぎでおなかを壊した雪風を馬鹿め、と罵ったり、その彼女を睨みつけたのに、当の彼女は笑顔で返してきてぐぬぬする磯風とか、穏やかな表情で差し入れを持ってくる浜風とか、瑞雲連呼する伊勢・日向(笑)とか、艦娘の色々な表情が見れたのは良かったです。特に磯風はあまり思い入れのないキャラだったのですが、とても感情豊かで今話でちょっと好きになったかも。

また、潜水艦との戦闘は、見えない水中からの攻撃の恐怖を存分に描くことに成功しており、時雨が轟沈一歩手前まで追いつめられたことも相まって、なかなか見応えがありました。

艤装装備から発進のシーンはかっこよかったんですが、時間かけ過ぎぃ。もうちょっとスピーディーにした方が良かったんじゃないですかね。こういうのをみっちりやっていいのは長期間やれるのが確定している作品だけな気がする(それこそプリキュアシリーズの変身シーンなんかはそれ)。

時雨自身は雪風へ憧憬とも取れる表情、台詞を口にしていたり(直接的にではなかったが)、ようやく少し動きが出てきた感じで悪くはなかったのですが、もう全8話中の6話目。遅きに失しているかな、と。

あまり言いたくはないですが、もうこの流れのままなし崩しで終わるのかな、というのが率直な感想です。

 

次回は二水戦以外の残存組、利根や北上、青葉に焦点が当たるのですかね? 完部隊がシンガポールに向かっている以上、呉空襲という事はないのでしょうが(この辺りは全員呉空襲組)、微妙に史実からずれているからなあ、この世界。

 

ここまでのいつ海をかいつまんでナナメからバッサリ

まあ、でも11月のランカー装備で、木箱の中身の爆雷は布石打ちされていたのよな。ただ、たまにしかランク入りできない自分には正直これは微妙装備だったよ…

 

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【アニメ】デリシャスパーティ♡プリキュア第43話「レシピボン発動! おいしーなタウンの危機」感想

まあ、今回はセクちゃん(馴れ馴れしすぎ)の面白顔見れたからもう満足かも( ´艸`)

 

うむむむ…まあ、まずは最終決戦前夜、といった感じの回でしたが、個人的にはゆいについては若干消化不足感が否めない回ともなりました。が、それは次回の恐らくは最終決戦で語られると思うので、それを見て判断ですかね。

 

話の流れとしては、キュアプレシャス達が撤退した事を受けて、ついにレシピボンを発動させるゴーダッツ。

彼はこの世界にあるすべての料理を消し去り、人類から食事の記憶だけを残した上で、自分に従わなければ、飢え死にという恐怖を与える、というヴィジョンを全世界に発信。

この料理の記憶除去はプリキュア達にも及んでおり、コメコメがリタイヤ中のゆい=キュアプレシャスを除いた三人とマリちゃんが人間界に姿を見せたブンドル団本拠地に向かい、それをゆいが見送る…というものでした。

 

和実ゆいについて

まずは前回の予告であった「戦えない」についてはコメコメの件と精神的な面、どちらも影響していましたが、どちらかと言えば、前者の方が深刻ではありました。

ブンドル団の本拠地から這う這うの体で逃げ帰り、現在の惨状を自身が招いてしまったことについに堰を切ったように大泣きしてしまうのですが、これはブラペの正体が割れてしまった時とは対照的な感情的なものだったのが印象的でした。

成程、彼女は自責の念に駆られた時には感情的になる訳ね。

ゆいは、完璧にこだわり続けるセクレトルーに、笑顔を忘れてまで高い理想を追い求めるのは本末転倒である事と自分の罪に今は向き合うべき、というマリちゃんの言葉に自身の行動を重ねて、泣き出す結果になった訳ですが、さて、これをどう判断するか。

というのも、彼女の自責は、拓海やコメコメを傷つけてしまった事に対してであって、この回ではゴーダッツに対する言及がなかったからです。

ここで、マリちゃんからは人間は誰でも失敗するものであり、そこから何かを学ぶべき、という言葉と、今までデパプリチーム全体を引っ張ってくれたことへの感謝を三人から告げられ、食事を出来る程度に回復するものの、最後の決定打になったのは拓海でした。

その際に、日本に帰ってきていたはつこと彼女のファンでもあったセクレトルーの回想を挟みながら、拓海がかつてよねから教えられた言葉「大切な事は笑顔の先にある」を出し、ゴーダッツとの対峙の際、キュアプレシャスが止めてくれたことでそれを思い出す事が出来て踏みとどまる事が出来たと彼女に感謝の意を表しました。

その時、ゴーダッツの手によって、料理そのものが失われ絶望する中で、恐らくはジンジャーの仕掛けが発動。町中の方々にあった招き猫の像が光り出し、おにぎりのレシピが人々の心に復活します。少なくとも当座の危機を人類は免れる事となります。

それと同時に、コメコメも復活し、彼女は決意の表情で変身、苦戦しているであろう他のデパプリチームを援護するためにブンドル団本拠地に飛び立ちました。

ゆいは拓海の優しさに、そして、祖母の言葉と意思に救われる形になりましたね。

後は、ゴーダッツに対して、どう向き合うのか、だけです。彼女自身は祖母・よねと拓海によって最後の決意を固めました。笑顔の先にこそ未来はある、と。今のゴーダッツのやり方は間違っている、と。

ならば、ゴーダッツにはどう対峙するのでしょう? 第39話で答えは出ているはずです。

自分の言葉を紡ぐ。

次回はいよいよ最終局面でしょう。最後、彼女は自身の言葉でゴーダッツと向き合えるでしょうか? キュアプレシャス=和実ゆいの真価が問われます。

 

ゴーダッツについて

まずは、食というものを人質に取るという、最高に効果的な手段で世界征服に手を染めました。確かに、レシピボンの力を使って、こんな能力が発揮できるのなら、こんな効率的な方法はない。

しかし、これは筆者自身の考え方ですが、人間にとって衣食住に手を出した場合、それは断罪されてもしょうがない存在である、というのが本音です。もし彼に許されるべき事情があったとしても、越えてはならない一線を越えた以上、何かしらの贖罪は必要でしょうね。

そんな彼ですが、この期に及んでも未だになぜこんな凶行に及んでいるのかまでは、未だ分からずじまいでした。ジンジャーに対しては並々ならぬ思いがあるのは分かってはいますが、この回では「あなたのやり方は間違っていた」と否定的な言葉も口にしており、ここまで力に固執しているのも少し気になります。

ジンジャーについては、視聴者側から見てもそこまで多くの情報がない訳ですが、気になるのはやはり死に様でしょうかね。第38話でホカホカハート集約装置を作る際に命がけのような描写がありましたが、マリちゃんやパムパム・メンメン、フェンネル(まあ、彼の言葉はどこまで信用できるかだが)の言葉を鵜吞みにするなら、人間界で事をなした後にクッキングダムに帰還、その後に亡くなっているはずなのですよね。

もし、ゴーダッツ=フェンネルに何か大きな精神的ショックを与えていたのだとしたら、そこら辺が鍵になるとは思うのですが…ただ、フェンネルジンジャー存命中にシナモンを罠にかけている訳ですから、大きな理由になるとは考えにくい。仮にジンジャー絡みが大きな決定打だったとしても、シナモン追放の件については言い逃れ不可能状態です。ブラペ=拓海は矛を収める形になりましたが、正直納得できないでしょう。

前回、もし元々フェンネルが歪んでいたというのなら、ジンジャーの弟子というのは信じられない、と書きましたが、例え師匠が善人であっても弟子がそうであるとは限らない。近作ならば鬼滅の刃の獪岳が記憶に新しいですよね。ただ、獪岳は徹底的な屑として描写されていましたが、フェンネルは表向きがそうではないのが質が悪い。今話でも悩むマリちゃんに協力してくれる回想シーンがあり、未だに良く分からない人物でもあります。

最終的に総評で書くことになると思いますが、彼の評価は次回以降の描かれ方で判断ですかね。ただ、よほどの事情がない限り、許される展開になったら筆者的には非のキャラクターにはなりそうです。

 

共感した台詞について

今回はつこさんから非常に良い台詞が出ました。

前回セクレトルーは芙羽家に保護されているのですが、たまたま帰国していた(のだろうと思われる)はつこさんが彼女の看病をするのですが、セクレトルーは元々彼女の大ファンであり、今までの態度からは考えられないぐらい狼狽しおたおたし始めます(この観点からも彼女は別に料理そのものを憎悪していたわけではない事が分かる)。

そして、はつこが用意してくれたお粥をレシピボン発動で食べられなくなったとキョドるセクレトルーに彼女は驚愕の事実を明かします。

何と、はつこは料理自体はからっきしなのです。あくまでも「神の舌」を持っているにすぎない訳ですね(お粥はシェフに作らせた)。彼女自身、若い頃にはそれで相当悩んでいた様子で、その事をよねに相談したらしいのですが、その際に教えられ、彼女の座右の銘になった言葉

「味に正解はない」

これは真理だと思うのです。

筆者は料理人を尊敬しています。友人に一流と呼ぶにふさわしい料理人がいて、彼と触れ合う機会があったのが大きいのですが、やはり理由としては「正解がない道を突き詰める求道者」だからです。

人間は個性の塊です。故に味覚についても千差万別。逆から言えば百人いたら百人「美味しい」という料理は実は存在しない。しかし、料理人はあくまでもそれを追い求める訳ですから。極論を言えば、そこらのチェーン店の牛丼やらハンバーガーやらが最高においしい、という人物がいれば、それはその人間にとっての正義であり、それを味音痴め、と罵るのは傲慢以外の何物でもありません。

そんな世界に料理人は立ち向かっている。じゃあ、なんで料理人はそんな茨の道を進むのか。それは、拓海も言っていたよねの台詞「大切な事は皆の笑顔の先にある」があるからなのではないでしょうか?

この言葉ははつこにも語られており、彼女の悩みを氷解させました。そしてはつこはその言葉を糧に今の地位に登りつめたのですよね。語られてはいませんがそれがしょうせい(彼は明確に料理人の描写が過去にある)との出会いに繋がったのでしょうかね。

ただ、一つ難があるとすれば、このエピソード、レシピボン発動後なんですよね。それだとお粥すら満足に作れないはずなんだけどな、本当は(苦笑)。まあ、料理が途中で消えたのでそれまでに時間差があったと解釈するしかないのかな。それか、料理中はまだ発動していなかったか。

 

次回は最終決戦だとは思いますが、前作同様、再来週の最終回まで決着を先延ばしにするかもしれませんね。そして、タイトルのシェアリン=シェアリングという単語。変身の際にも口上の中に含まれていますが、今話でも、おにぎりのレシピが復活し、人々がおにぎりを分けあう=シェアするシーンをキュアプレシャスが感慨深く見るシーンがありました。この言葉がどういう風に鍵になるのか。そして、おいしーなタウンの巨大招き猫像もホカホカハートを排出してはいますが、はたして…!?

 

今週のデパプリをかいつまんでナナメからバッサリ

たださあ、食料に深刻なダメージ与えようとしている所にすぐさま攻撃を仕掛けようとするのは悪手もいいとこなんだよなあ。これは食糧問題が深刻になってから打つ手であって、こういう所で戦術誤っているよゴーダッツさん。

 

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【アニメ】デリシャスパーティ♡プリキュア第42話「ゴーダッツのたくらみプレシャスvs.ブラックペッパー」感想

あれ? 教皇が二人を呼びだして、一人を後継者に、一人を補佐にした某星座アニメの1シーンと見てもあまり違和感ない…

 

さて…個人的には中々の問題回と感じました。と、言うのも、悪役が正論を吐いてしまったからです。ある意味、プリキュアシリーズの最大の弱点を突いてしまった訳で筆者的には

こんな気分です。

 

話の流れとしては、ついに本性を現したフェンネル=ゴーダッツと対峙するクッキングダム陣営の男性陣。ダメージを受けたデパプリチームをブラペが覚えたての回復能力で癒している間に、力の回復したマリちゃんはセクレトルーを完封。しかし、いい勝負は出来るもののクックファイターの変身能力を失っている門平=シナモンは次第に追い詰められていきます。

やがて、回復したデパプリチームはゴーダッツが呼び出していたGウバウゾーを浄化成功するものの、核となっているおにぎりのレシピッピの捕獲解除が出来ず、その間隙を縫ってプリキュア達に放たれた攻撃を庇ったシナモンは重傷を負います。

最後のレシピッピを奪うという目的を遂げ、ワープゲートを使用して撤退しようとするゴーダッツをブラペ、キュアプレシャス、マリちゃんが追いますが、ワープ先はもちろんブンドル団本拠地。

ブラペは父親がクッキングダムに対して抱いている想いを先日のスペシャルデリシャストーン回復の泉探索の際に聞いていたらしく、その思いを踏みにじるような真似をしたゴーダッツに対し怒り心頭の様子。

彼に追いついたキュアプレシャスはその様子を見て、危機感を覚え…というものでした。

 

どこまで敵意を許容するのか? それをどう描くのか?

うーん。まず最初に言いたい事としては、今回のタイトルは詐欺に近いんじゃないかなあ。確かに、ブラペとプレシャスの意見が対立はしましたが、それで直接対決したわけではありませんし、ゴーダッツに対して敵意をむき出しにしたブラペの行動をプレシャスが止める、という流れで「vs」という枕詞を使ったのは、ちょっと納得できなかったです。

プリキュアシリーズは、映画版ドキプリの「マナ結婚」*1や、プリアラの「ゆかり闇堕ち」*2、はぐプリの「アンリ寝返り?」*3などやらかしが散見されるんですよね。深い意味を持たせたいのかもしれませんが、少なくとも筆者的にはあまり伝わらなかったです。

シナリオの後半、敵の本拠地に乗り込んだブラペは今までの冷静な態度をかなぐり捨てて、ゴーダッツに対して敵意をむき出しにするのですが、その理由というのが「父親=シナモンが大切に思っていた愛すべき故郷・クッキングダムから放逐させたのみならず、クッキングダムの技術力を欲し悪用しようとしている」からなのですが、そもそもからしてここが弱い。

もちろん、ゴーダッツを憎む理由は尤もです。というか、むしろ憎んで当然な訳で、これを止めに入ったキュアプレシャスの方が理に適ってはいません。

ですが、ブラペ=拓海は、その思いに至るまで、先回の回復の泉探索で父親にその想いを聞かされた、以上の情報が視聴者側に入ってこなかった。ここに問題があります。

そこまでに父親に対してどういう感情を抱いていたのか、離れている期間が長くて、寂しいと感じていたのか、ピンとこない感情が先立っているのか。こういう表現はプリキュアであるゆいやここねは存分に描かれていましたが、困った事に対象は中盤出番が減ってしまった拓海。

TV電話のシーンや、スペシャルデリシャストーンを託された回想シーン程度ではどうにも伝わらない。先回の父親とクックファイターとしての活動を話し合ったシーンでも彼自身が感情を爆発させるタイプではないため、なんとなくなし崩し的に結論を先延ばしにしたように見えてしまう。

せめて、中盤のクッキングダム歴訪回にブラペが参加していればまた違ったのでしょうが(ただその場合、彼がクックファイターである事の整合性を考える必要性があるが)、それに加えて、過去に飛ぶ話でも彼は外されており、ブラペは肝心なところでハブられている場面が多く、ここは全体通しての失敗だったようにも感じます。

要するに、ゴーダッツにあそこまで感情を高ぶらせる表現に乏しかった。理由はあるんだけど、急に豹変してしまった感覚が拭えなかった。

筆者がこの手の話で思い出してしまうのは、やはり鋼の錬金術師ロイ・マスタングがエンヴィーを追い詰め、それをエドワード・エルリックが止めるシーン。今回のブラペとプレシャスのシーンに酷似していましたよね。感情に任せて敵を葬ろうとするブラペ(ロイ)とそれを危ういと感じ止めようとするプレシャス(エド)という構図も同じ。*4

それでも、鋼の錬金術師のあのシーンが説得力があったのは、ロイが国の行く末を案じているシーンがこれでもか、と描かれていたからであって、だからこそ、エドの「テメエ自分の顔をよく見ろ! そんなツラで国を治める気なのかよ!」も響くわけです。

プレシャス=ゆいとブラペ=拓海が付き合いが長いのはロイとエドの関係性に準える事は出来ますが、その説得にしても、ゴーダッツもかつてはジンジャーの下でシナモン・マリちゃんと修行した仲間であり、分かり合えない訳がない、拓海にそんなことをしてほしくない、という、悪い言い方をすれば、彼の気持ちを全く考えないものでした。そして、ゴーダッツはそんな彼女を一蹴する事になるのです。

 

さあ、どう消化する!? ゴーダッツの辛辣な一言!

さて、キュアプレシャスとブラペが押し問答をしている間、同じデリシャストーンを持っているマリちゃんはゴーダッツと対峙。そして彼の力を封じ込める事に成功します。

しかし、プレシャスの説得によって矛を収めたブラペは倒れたふりをしていたゴーダッツに打ち抜かれ気絶、マリちゃんも吹き飛ばされてしまいます。

それでも必死に説得を試みようとするキュアプレシャスですが、その際にジンジャーの事を引き合いに出した事でゴーダッツを激怒させ

と言い放たれてしまうのです。

これはなかなかキッツいですよね。ゴーダッツがプリキュア達が過去に飛んでジンジャーと交流した事を知らなかったとはいえ、あまりに不用意な一言です。しかも、一方的に敵に善意を求めた結果でもある訳で、これは明らかにゴーダッツのいう事に理がある。

元々、プリキュアシリーズというのは、主人公たちが善意の塊であることが前提で作成されています。故に例えそれが敵にとっては理想論であっても、押し通すだけの力があった。

敵に(この場合はゴーダッツに)事情があるのを察するのは素晴らしい。しかし、それでも、彼の過去を知らないまま、ずけずけとジンジャーの心情にまで踏み込んでしまったのは如何ともしがたい。元来、ゆいは祖母の教えが皆の助けになると信じそれを広める事に躊躇がない子ではありましたが、それも前回でそれだけではだめなのだと気が付けたのですが…彼女の弱点が露呈した格好になってしまいました。

もちろん、クッキングダムでのフェンネルの態度を見れば、あからさまな敵意を見せるのが難しいのは分かりますし、そんな相手に憎しみをぶつけるブラペを止めたくなる気持ちは分かるのですが、ほとんど葛藤もなしに自分の考えを押し通してしまった。ゴーダッツも言っていましたが、自ら招いた結果と言わざるを得ない。

以前の映画版はぐプリの記事

furafuraasobinin.hatenablog.com

ここでも書きましたが、プリキュアの発する言葉は善意の下で発せられる故に力がある、だからこそ、悪意の下で発せられれば空恐ろしい事にもなり得る。それは第39話のわかなとの一件でも表現されていましたが、他人の受け取り方一つでもある訳で、今回のゴーダッツに対する「ジンジャーさんだってそんなこと望んでいない」は正に彼の逆鱗に触れるシロモノだった訳です。

ある意味、プリキュアシリーズの根底を揺るがす一言に対して、ゆい、というよりスタッフはどういう回答を見出すのか。期待せずにはいられません。

プリキュア達が信じていた根幹が揺らぐ事態になった時、ヒープリののどか=キュアグレースは悩んだ末に断罪に踏み切りました。はぐプリのはな=キュアエールはそっと抱きしめる事で最後の理解を示しました。スマプリのみゆき=キュアハッピーはバッドエンドの未来を否定し自らの悪の現身を消し飛ばしました。

次回は、この状況を作ってしまったゆいが葛藤する回のようなので、どの様な結論を導き出すのか、注目したいです。

 

敵側の事情について

まずはゴーダッツについてですが、この回ではまだはっきりとした事情は飲み込めません。ただ、キュアプレシャスにジンジャーの事を語られれば激怒し、最後におにぎりのレシピッピを狙った理由もジンジャーとの思い出の品だったからで、ジンジャーに強い思い入れがあったのも間違いありません。

そう言えば、ブンドル団本拠地に会ったゴーダッツが裏にいた(?)背景の形ですが、ジンジャーの被り物に似ていますよね。

今の段階で視聴者側に伝わった情報としては、まずは継承者問題。特に本来ならば一人が継ぐべきであるスペシャルデリシャストーンをシナモンが継承してしまった事、その事で彼を罠に嵌め、今度こそ己がものにしようとすれば、王様が石の力を恐れて分割した上でマリちゃんとフェンネルに渡してしまったことで歪んでしまった…と推測できます。

シナモンに使いこなせるものが、私に使えない訳がない、と彼に対する嫉妬の感情も滲ませており、その段階でシナモンを罠にかけているのだとしたら、かなり昔から歪んでいた事になります。

そもそも、力は奪うためにある、という思想も宣っており、正直、彼があのジンジャーの下で育てられた存在とは未だに俄かには信じられないぐらいです。

ジンジャー絡みの事情がある以上、彼がどうして歪んでしまったのかはまだ判断するには早急ですが、何者かに操られている、とかでなければ相当キッツい悪役だなあ、とは思っています。

上でのプレシャスへの言葉もそうですが、シナモンやマリちゃんに吐いた

この台詞も社会においては真理だなあ、と筆者は思っているので(ただ、彼の場合は逆恨み甚だしいが)、こういう所々に正論ぶちかます悪役はなかなかクるものがあります。ただ、言葉尻だけ見れば、ゴーダッツの言っている事は確かに正論かもしれませんが、正論って言う人間によっては「正論」足り得なくなるんだよなあ…

一方、最後の幹部・セクレトルーはゴーダッツに最期まで献身したにも拘らず、見捨てられる形になり、残ったデパプリチームに保護される形になりました。

余りの結末に自暴自棄になる彼女に元同僚でもあるあまねが手を差し伸べていましたが、改心するんですかねえ…彼女も詳しい事情までは語られていないので、どうなるのか気にはなりますね。先回の眼鏡姿もそうなんですが、髪を下ろした彼女、実はとっても筆者好み…モニョモニョ

 

次回は上でも書いた様にゆいが責任を感じ戦えなくなるというもの。今回の引きでブラペやマリちゃんが倒され、全滅の危機を迎えたプレシャス達を救うため、コメコメが強制ワープを発動させて事なきを得ましたが、その代償としてコメコメも力を使い果たしてしまいました。

なので、次回の「戦えない」も正確にはゆいの精神的な事情なのか、単純にパートナーのコメコメが衰弱状態だからなのかは判別できていません。どうなる事やら。

 

そして、次回作、「ひろがるスカイ!プリキュアの番宣が入りましたね。一通り見た感じから察するに、パーソナルカラー青&異世界から住人がハナから主人公なんですかね? 新しい試みで面白いと思います。

どこかの記事で読みましたが、テーマはヒーローと空、という事なので、ひょっとしたらデフォルトで空を飛べるプリキュアかな? ヒロインのイメージも少しひかるっぽさを感じるので、20周年という事も合わせて壮大な物語を期待したいですね。

そう言えば「ひろがる」ってひょっとして「ヒーローガール」に引っかけているのかしらん? だとしたら言葉遊びダブルミーニングとしても楽しいですよね! デフォルトで4人のプリキュアがいるようですし、妖精枠の子もパーソナルカラーが紫。色々想像出来ちゃいますね。

でもまずはデパプリ最終盤、楽しんでいきましょう!

 

今週のデパプリをかいつまんでナナメからバッサリ

という訳で、セクレトルーさんの薄い本、もっと増えてよかですよ? なんならヒープリの織江さんとセットで。

え? ふらあその好みが知れる、って? いやいや…(〃▽〃)

 

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*1:サブタイトルにまでしたにも関わらず、結婚そのものが話の主体ではなかった。

*2:後に描かれたあおい暴走やひまりの研究ノート燃やしの方がよっぽどそれっぽかった。

*3:OPでまでわざわざ寝返りを強調しておきながら、最後は元に戻るという肩透かしを見せた。

*4:あのシーンはそこに長年のバディであるリザ・ホークアイと戻りようのない血塗られた道に片足を突っ込んでいたスカーが絡んでたのもうまかった。

【アニメ】デリシャスパーティ♡プリキュア第39~41話雑感

セクレトルーさん、プリキュアにも卵割れなかった人いたんだからセーフセーフ( ´艸`)

 

ふうううう…

なんか怒涛の急展開でしたね。思いもかけない一か月間の空白を経て、どういうスケジュールになるのか読めませんでしたが、この流れだと例年通り1月末決着ですかね。

伏線もほぼ消化しましたし、いよいよ最終決戦に向けて始動した感じです。

 

和実ゆいについて

第38話で祖母であるよねを絡めてほぼ語りつくされたかな、と思われたゆいでしたが、第39話でまさかの集大成の話が来ました。正直、第38話の記事とくっつけて加筆修正版を作る事も考えたのですが、一応ここでまとめてみようかと思います。

第39話はゆいが助っ人に入っている女子サッカー部の主将・わかな*1が、サッカー推薦がかかっている彼女を気遣った父親に自身のお弁当作りを任せてしまって無理をさせている苦しさを吐露するのですが、そんな彼女にはゆいの信じていた祖母の言葉が通じず…というものでした。

この作品初期から懸案だった事の一つに「ゆいが祖母の言葉を盲目的に信じている」事が挙げられます。

これは特に初期に祖母の言葉を無理矢理あらゆる事象に当てはめて、頓珍漢…とまでいかなくてもかなりずれた事を言う事があったのに良く表されていましたが、回を重ねるごとに緩和はされていきました。そして、先回の過去の祖母に会う回で消化しきれたのかな、と思っていましたが、引っかかるセリフもありました。

それがこれ。

わかなに祖母の言葉をやんわり否定されて、落ち込んでしまうゆいでしたが、実は先回のこのセリフでよねはきっちりゆいにこの事を教えていたんですよね。

残された言葉が、必ず万人にとって正しいとは限らない。特に祖母の教えを絶対だと思っていたゆいのショック度合いは画面に映った彼女の表情以上だったのでは? と推測します。

そんな最中、セクレトルーが襲来し戦闘になるのですが、その戦いの最中に彼女は「自身は完璧でなくてはならない」という主義主張をするのですが、その言葉を聞いて、彼女は祖母の言葉だけではなく、他人の言葉を、経験の重さを勘案した上で今度は自分の言葉を紡がなければならない、という自覚を得るに至りました。

何故、セクレトルーの言葉を承けて、その思いに至ったのかは、ちょっと分かりにくいのですが、筆者自身の考えとしては、やはりゆいには理解しがたい人間の考え方を、極端な人物に触れる事によって尊重する事に気が付いたのかな、と感じました。確かに、それまでのゆいは祖母の教えに拘泥していた事もさることながら、捕縛される前のナルシストルーに厳しい顔を崩さないなど、割と頑固な側面が強調されていたので、ここにきて一皮むけたのかな、と思います。実際、ゆいとは全く違う思想を見せたセクレトルーに感謝の言葉すら述べています。

少し自分語りをお許しください。一応白黒反転にしました。読みたい方は反転して頂ければ。↓以下、自分の経験談

実は、筆者の友人の一人にとあるジャンルに於いて主張が強い人間がいます。彼はある時期からSNSに嵌り始めるのですが、その自身の主義主張を押し通すために、やたらとSNSの他人の発信を引用したがるのです。そのジャンルに筆者自身が興味があれば会話も成立するのでしょうが、生憎、私はそのジャンルにさしたる興味はない。しかし、彼はことあるごとに、そのジャンルの話をまるでこちらを洗脳でもしたいのか、と思うが如く繰り返す。

はっきり言えば迷惑な話です。興味のないジャンルの話であっても、他人の主義主張は聞き入れるだけの度量は私にもありますが、それならそれで私は彼自身の言葉を聞きたいのであって、他人の発信内容など嫌な言い方をすればどうでもいい。

翻って、これは第39話でも当てはまる話であって、これまた嫌な言い方をすれば、わかなにとって、よねの言葉はどうでもいい訳ですよね。もちろん、よねの言葉に感化されていた他のデパプリメンバーの様な例もあれど、それはそもそもゆいというフィルターがかかって初めて成立するわけですし、個人の感じ方ひとつな部分がある訳です。

最終的にわかなはゆいのかけてくれた言葉には感謝しているし、ゆいはゆいでわかなの父親のフォローをなごみ亭でするという結論に落ち着いたわけですが、これは祖母の言った「言葉は引き継がれ」ていきながらも、ゆい自身の言葉(=行動)がわかなに受け入れられた訳で、取りも直さず、ゆいにとって大きな一歩になったのだと思います。

言葉を、思いを引き継ぐことは大事である。しかし、それは独善的であってはならない。柔軟に受け入れることが肝要である。この第39話はかなり深いテーマを追求した傑作エピソードになりましたね。

第40話でも注目点がありました。この話は、ブラペを中心としたプリキュア達を取り巻く男性陣にスポットが当たったのですが、その過程でとうとうブラペ=拓海であることがゆいにばれてしまいました。

最初は茫然自失としていたゆいでしたが、戦闘が一段落して、改めてプリキュアメンバー全員にブラペの正体が知られた際に、ゆいは大粒の涙を流して泣き出すのです。しかも、大号泣の様な感情の爆発というより、自然に涙があふれて来たかのような感じで。

これはどう解釈するのか非常に難しいですよね。話の最後のシーンでは「ブラペが拓海で良かった」と笑顔で彼に話しており、彼としては報われたのかもしれませんが、ゆい的には恋心なのか、幼馴染としてなのかは判別しにくい。

泣き出した点についても、大切な人間を知らず知らずのうちに巻き込んでしまっていたことに対してなのか、あまりにもびっくりし過ぎて自然に涙が出てきたのか、それとも拓海が自身を思って助けてくれたことに対する感動か。

まあ、視聴者の想像に任せます、でも良いのですが、やはり気になる部分ではありますよね。年明けの第42話ではプレシャスvsブラペという驚愕の内容が予告されていますので、この二人の間柄に注目してみましょう。この二人は凄くお似合いなので個人的にはくっついて欲しいんだけどなあ。

 

取り巻く男性陣について

先回の過去編でのジンジャー登場から、一気に伏線消化が進みました。少し性急かな、とは思いましたが、複雑化させないためにはいい塩梅だったと思います。

まずはシナモンが確定した拓海の父・門平ですが、世界を放浪していたこと自体は深い理由はなかった*2ようで、しかし、世界情勢そのものには目を光らせていた様で、おいしーなタウンだけではなく、世界のあちこちで料理が失われている事実を突き止めていました。

ただ、息子がクックファイターとしてブンドル団と敵対している事に関しては、その必要性はない、とやめる事を提言しており、ここは親心が出ていましたね。

これは後述の敵側の事情にも掛かるのですが、どうも、デリシャストーン修復の技術を伝授されていた事と言い、ジンジャーの後を引き継いだのはシナモンっぽいので、最終決戦でも何か重要な役割を与えられる可能性があります。

シナモン=門平に関わっていた事で、この戦いに関与している可能性を考えていたゆいの父親・ひかるですが、彼は特に関わりのある人物ではなかったようです。過去回でジンジャーとの接点はありましたが、どうやらそれ以上ではなかったようです。そう言えば、第38話で旧姓が和実でない事が明かされていましたが、そうなると、彼は婿養子なのですかね? あと、マグロの解体ショーが出来るほどの料理の腕前である事も明かされましたが、普段は子煩悩な父親、というイメージでしたね。漁師引退したら料亭とか営みそう。

そして、拓海。

ついにブラペであることがプリキュア関係者に暴露されましたが、父親から戦いから降りるように言われた際には、自身の役割とゆいを助けたい心情との葛藤に苦しむことになりました。

結論から言えば、ゆいの事もそうですが、それ以上にここまで戦いに関わってしまった責から逃げる訳にはいかない事、そして明言こそ避けていましたが、やはり父親がこれから先ブンドル団との抗争に巻き込まれるであろう事を見ぬふりは出来ない、という事から、プリキュア達がピンチに陥った際の一助として、引き続きブラペとして参戦する事を決意しました。

上でも書いた様に、次回はキュアプレシャスとの対決が待っている様ですから、それを見た上で彼の存在意義については総評でまとめる事になるかと思いますが、やはり似た立ち位置だったセーラームーンシリーズのタキシード仮面(&月影のナイト)はどうしても引き合いに出さざるを得ないでしょうね…その次回ですが、予告で正体を現したフェンネル=ゴーダッツに対して「許さない」発言をしていますし、プレシャスと戦うという事はどちらかが洗脳されてしまうのか、或いは幻術の類で誤認させられてしまうのか。どちらにせよ、望まぬ形であるならば、最愛と言ってもいいプレシャス=ゆいとの戦いは彼にとっては屈辱以外の何物でもないでしょうから、彼がどのように振舞うのかは目が離せません。

マリちゃんはシナモンの手によって、スペシャルデリシャストーンが修復されたため、一応、本来の実力が発揮できる状態に戻りました。

第一話でのスペシャルデリシャストーン破損もフェンネルによって仕組まれた(壊れやすくなるように細工されていた)事が判明し、いよいよ本当の実力が垣間見えるかもしれません。…尤も、その相手はゴーダッツなので何とも分が悪いですが、セクレトルーも健在なので、マリちゃん含む男性陣は、ゴーダッツとプリキュア達が対峙している間に彼女の抑えに回るかもしれませんね。

マリちゃんはシリーズの男性キャラの中でも、かなり…いや個人的には飛びぬけて好感度が高いキャラクターなので、終盤の大立ち回りを期待したいです。

 

敵側について

まずはセクレトルーについて。

呼びだすGウバウゾーに働くことを強要し、自分こそが優秀であるという自負を持つ、役立たずと断じれば容赦なく粛清に手を染め、他者の心情には慮らない。

その根幹には「自分は完璧でなければならない」という思想が存在しました。

しかし、それは所々無理がある様が描かれ、まるでその思想が強迫観念の様になっているのでは? と感じました。何より、キュアプレシャスが、その表情を読み取って「苦しそう」だと看過するほどに。

しかも、その言葉を承けて彼女は激昂。その内容も「お前が変な暗示をかけるからだ(意訳)」というものであり、キュアプレシャスが言った事は正に図星だったことが読み取れます。

理由までは明言されてはいなかったのですが、差し挟まれた回想シーンから考えられるのは、彼女は料理が下手だったようで(卵を割り損ねるシーンがあった)、それが原因でパートナー*3が離れていってしまった様なのです。これは先回でも呟いていた「料理はプロが作ればいい」「自炊滅びろ」からもどことなく想像はつきます。

筆者的にはここから「すべてを完璧にこなさなければ大切なものを逃がしてしまう」という妄執に捕らわれた、或いは、完璧なはずの自分が料理という些細な弱点がある事が許せなかった、この辺りで歪んでしまったのかな、というのが感想です。ただ、ゆい=キュアプレシャスは相当彼女の事を気に掛けていますから、最後どうなるかは楽しみでもありますね。

そして、ついに登場したラスボス(と現段階では思われる)、ブンドル団首魁・ゴーダッツ。その正体はなんとクッキングダム王室近衛隊長フェンネルその人でした。

…え? なんとというほどではなかった? まあ、第29話感想にて「高潔そうな人物」と言った手前ね…モニョモニョ

確かに怪しい行動は結構していましたしね。

ただ、当の第29話における、彼の行動、特にセルフィーユを導いた態度が嘘だとは未だに思えないんですよね。さらに言えば、第41話では、師匠であるジンジャーを懐かしむ場面もあり、根っからの悪人とは未だに考えにくい。逆から言えば、この人物が真の邪悪で、今までの態度が全部演技だったとしたら、流石に不自然だし、個人的に「どうしようもない悪」認定ですかね。*4

ヒントになっているのは、第41話で幼い頃に弟弟子にあたるシナモンがジンジャーに連れられてきたことを回想するシーンがあった事。上でも書いた様にジンジャーの後を継いだのはシナモンであろう事が予想が出来る事と、そもそもこの話の発端の一つに、シナモンへの濡れ衣がある事を考えると…彼への嫉妬で狂ったか、あるいはそこをつけこまれて別の存在に操られているか。

第41話の最後でフェンネルの不意打ちを食らって変身解除まで持っていかれてしまったデパプリチームのピンチを男性陣が到着して対峙する、という流れだったので、まずはこの勢力との戦いになるのですかね。

特にフェンネル、シナモン、マリちゃんは同じ師に従事した因縁の間柄。どうなるのかわくわくが止まりません。

正直言うと、近作のラスボスは個人的にはあまり納得できていないものが多いので(前作のバトラーは良かったが)、強さだけではなく、ちゃんとしたバックグラウンドも含めて、フェンネル=ゴーダッツには期待したいですね。

 

クッキングダムでは、王と王女がスピリットルーに捕縛され、クックファイターたちがまごついている状態、おいしーなタウンでは追い詰められたデパプリチームに、ラスボスが男性陣と対峙、世界中ではレシピッピが大量に強奪されている状況。いよいよ予断が許されなくなっている状態ですが、プリキュア達はまだ健在ですし、クッキングダムにはナルシストルーもいます。そして、ジンジャーが仕掛けた「装置」…

年明けが楽しみですね、これは。

 

次回は上でも書いた様にプレシャスvsブラペ。ブラペが洗脳状態なら浄化が効くでしょうから、プレシャスに分があるでしょうが、単純な戦闘力だけだとどうでしょうかね。浄化の有無がある以上、ウバウゾー系での戦績はあてにはならないんですよね。

え? プレシャス=ゆいは素の状態で縄引きちぎる様な子だぞ、って? ヤバい! ブラペ、逃げて―!(悲鳴)

 

ここまでのデパプリをかいつまんでナナメからバッサリ

てめーは越えてはならねえ一線(ペタマックス4184kcal)を越えた...まあ、未発だったけどネッ!

 

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*1:あれ? 主将じゃなくてエースってだけかも。うろ覚え。

*2:敢えて言うなら世界に散らばっているであろうレシピッピの監視&クッキングダムからの追撃の目から逃れるため。そして、おいしーなタウンに留まる事で家族に累が及ぶことを恐れたから、と推察できる。

*3:既婚だったのか、同棲だったのかまでは不明

*4:前々から時たま語っているが、筆者は「どうしようもない悪は断罪されるべき」という考えを持っている。それはプリキュアシリーズには相応しくはないのかもしれないが。

【アニメ】艦これ ~いつかあの海で~ EpisodeⅤ「二水戦」感想

実はいつ海見る前の密かな楽しみだったアキバ冥途戦争が終わってしまった…ツラみ…

 

さて、今回は演習をメインにした時雨の立ち位置についてでした。とは言うものの、やはり消化不良部分も多く、1クールアニメとはいえ、流石にどうにかならんかったのか…という内容でした。

 

話の流れとしては、再編成を経て二水戦に所属する事になった時雨。個性派を揃えた部隊ながらも雰囲気は悪くなく、磯風、浜風と一緒に食事をしながら自分たちの存在意義を語り合うなど、有意義な時間を過ごします。

そんな折、旗艦・矢矧からの招集があり、二水戦は練度向上を目的とした大掛かりな演習を実施する、というものでした。

 

時雨の立ち位置

ここにきて、筆者的にイマイチ釈然としなかったのが、彼女の立ち位置です。

いや、正確には、はっきりはしています。少なくとも、提督、矢矧、冬月からは期待と信頼を寄せられていますし、磯風からは気を遣われていました。

分からないのは、そこに至る過程です。

ここまでの時雨の全貌はと言えば、龍鳳の護衛、白露との輸送任務、そしてスリガオ海峡での戦闘。そこで獅子奮迅の活躍をした事が描写されているのならともかく、龍鳳と白露の件ではどのような経過があったのかもわからず、スリガオ海峡戦(第1話~第3話)も最後の決め手をフォローしただけ。派手な殊勲を求めるならば間違いなく山城のものであり、時雨の実力そのものが描かれていません。

これは一部のファンの間で不満点として挙げられている「水上スキー」も少なからず影響を与えている気がします。個人的に船の動きの再現として水上スキー自体にはそれほど否定的ではないのですが、やはり、派手な動きを表現しずらいのは事実ですし、被弾した際にも棒立ちで食らっただけに見えてしまうという欠点が垣間見えます。第3話の山城が真の航空戦艦になった(笑)のも、苦肉の策だったようにも見えました。

時雨に美点があるとすれば、なんだかんだで生き残っている事であり、それは軍隊としては非常に重要で実力と見てもいい部分です。しかし、それもあの棒立ち水上スキーではどうにも表現しきれていない。いやな言い方をすれば、棒立ちしていた末に運よく被弾せずに生き残っただけにも見えてしまいます。

別に難しい話ではなく、例えば、それだけの激戦を潜り抜けたにも拘らず、生き残っている、という事実を矢矧なり提督なりに語らせて、それは一種の「強さ」である事を強調すればよかっただけですし、スリガオの件にしても、山城を最後までフォローした功績を褒めれば視聴者としては「ああ、そこが評価対象なのね」と納得も出来る。

史実で時雨が“佐世保の時雨”と名高い幸運艦だった事はもちろん承知しています。このアニメを見ている方も大半はそうでしょう。

しかし、それを大前提として物語を作ってしまうと、どうしても上で書いたようなエクスキューズがないと舌足らずになってしまう。実際、何の知識も持たない視聴者が第5話の時雨を見たら「?」じゃないでしょうか。

艦これ運営さんはこのアニメでの新規参入者を視野に入れていなかったそうですが、視聴者に寄りかかって「提督には常識でしょ」をアニメでやるのは悪い言い方をするなら反則ではないでしょうか。

 

時雨と雪風のタッグ

今話のメインとなった演習ですが、ここはなかなか見ごたえがありました。特に面白かったのは、二水戦が赤青に分かれて行うのですが、旗艦・矢矧がいる赤組には詳しい艦が不明瞭に書かれているんですよね。

実際、提督もそれとなく言ってはいたんですが、青組には瑞雲攻撃隊の爆撃に潜水艦の奇襲が用意されており、これで時雨と雪風以外が全滅判定されてしまいました。

上で時雨の実力が分かりずらい、と書きましたが、逆に雪風は一見ボーとしている様に見えて、いち早く爆撃に気が付いたり、潜水艦にも素早く対処するなど、高い実力をうかがわせる描写がありました。冷静に状況を見て、逐一対応するタイプなんですね。血気にはやって撃ち合いをしてしまって早々にリタイヤした清霜とは対照的でした。

逆に時雨は次々と僚艦が中破大破判定が出て、ようやく本気になって砲撃するシーンがありましたが、雪風が来てくれたことによって落ち着きを取り戻した様子も見られ、若干雪風の方が強キャラがありましたね。

最後は残ったこの二人がタッグを組み、赤組旗艦の矢矧を追い詰めたようですが(明確には描写されなかった)、その二人の活躍に矢矧は最後の場面で希望を見出したような描写があり、これは取りも直さず、このアニメに於いて、二人がメイン主人公である事を表していました。

 

引き継がれる想い

食堂で磯風、浜風、時雨が語り合うシーンで、時雨がもう大丈夫なのか、と磯風に聞かれた際に「前に進むしかない」と決意表明しているのに対し、二人は「沈むこと自体に覚悟は持っているが、例え、自分たちが倒れたとしても、人々の記憶には残り続けたい」という趣旨の事を言っています。

これは艦これのゲームが稼働した当初から、インタビューでプロデューサーさんがよく語っていたセリフですし、公式スピンオフ漫画「いつか静かな海で」でもメインテーマとして取り上げられていましたね。

筆者はミリタリー関係などはとんと疎く、大した知識はありませんが(実際、この作品を細々見ると、かなり色んな隠し要素があるらしい)、それでも気になる艦歴や作戦を調べるぐらいの事はしてしまいます。それが運営さんの狙いだったとしたら、その試みは成功しているのかもしれませんね。

 

あとはこまごま

はい、清霜、かわいい! 運営さんは早く清霜改二戦出してよ、役目でしょ。

浜風さん、お茶漬けとかいう下品な食べ方、最高です。もっとやれ。

来週は嫁と師匠の出番か。もう最終回でいいかな(マテ)。

最上は新装備の整備…改二特になって出てくるんじゃあるまいな!?

提督の中の人は新ブライトさんなのね。確かにそれっぽい声だ。

旧二水戦旗艦・神通と能代はもう…最悪轟沈、良くても山城らみたいに戦線離脱しているっぽいな…

 

次回は伊勢日向が出ている所から小沢囮艦隊が絡む可能性がありますが…そこからピンチに陥るのかな。史実的には完全にifに入っているとはいえ、所々運命に引っ張られるというのはありそうなので、二水戦がどう動くのかに注目しましょう。

追記

ヒ船団がモチーフになるのではないか、という推測がありますね。

 

ここまでのいつ海をかいつまんでナナメからバッサリ

でち公…オリョールの呪いから解放されたと思ったら、今度は演習でやられ役とは…(実は今でもバシーに駆り出してるなんて口が裂けても言えない)

 

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【アニメ】艦これ ~いつかあの海で~ Episode-Ⅳ「佐世保」感想

このにっこり顔で「不要な艦を二体解体して下さい」とか言ってるの考えると、なかなかの恐怖よな、大淀さん…

 

大方の予想通り、折り返しの第4話にて西村艦隊編が終了とみていい展開となりました。次からは心機一転、第二水雷戦隊(通称・二水戦。以下、この略称で統一)編といった流れで終了しましたが、次からは天一号作戦かな? 史実だとその時に時雨はもういなかったみたいですが…ここが特異点になるのかも?

 

話の流れとしては、前回の山城の決死の一撃により、大爆発に巻き込まれた時雨。気が付くと佐世保鎮守府のベッドで満身創痍の状態で目覚めます。

僚艦だった最上は無事だったものの、他のメンバーは一命こそ取りとめましたが、艦娘としての機能は失われるほどの大ダメージを受けており、時雨は扶桑と山城の除籍に立ち合い涙します。

後日、提督から直接呼びだされた時雨は第一遊撃部隊第三部隊の解隊に伴い、二水戦への転属を下命され、休養のため佐世保近隣の温泉宿に赴くのですが、そこで“呉の雪風”と名高い幸運艦・雪風と出会い…という流れでした。

 

時雨について

うーん。あんまり言いたくはないですが、やはり感情表現に乏しい。

元々そういうキャラだ、と言われればそこまでですが、正直言うと、意図的に台詞を少なくしているのでは? とすら思えます。そもそも、中の人は専業声優さんではありませんから負担を軽くしたいのかもしれませんが、流石にシナリオの半分を過ぎてキャラがイマイチ掴めないのは不足感がどうしても否めない。

扶桑・山城と最後の別れを惜しむ姿は、まあ良かったのですが、散発的に満潮を思い出したり(朝雲山雲は?)、雪風と遊んでいる最中にふと落涙したり、普段は感情が抜け落ちているかの様な表現があるので、こういう所はきっちり言葉や感情で表現すべきポイントで、ここまで「視聴者の想像にお任せします」はゲームでは良くてもアニメではなかなかツラい。

今話でも少し反応の鈍い彼女に提督、初霜が話をちゃんと聞いているのかを指摘、更には口にこそ出していませんでしたが矢矧も不審そうな表情を浮かべており、前途多難なイメージが付いてしまいました。

また、ベッドに伏せている際に花瓶の花を海峡夜棲姫の青い彼岸花に幻視するなど、戦いにトラウマを植え付けられたような描写も見られ、この辺りをどう消化していくのかは今後の見どころになるかもしれません。

次回からは雪風も出張ってくるでしょうし、中の人もベテラン藤田咲さん。奇しくも扶桑・山城と同じ人です。西村艦隊時同様、キャラを食われてしまわないか、今から危惧されますね。

 

雪風について

さて、雪風というのはゲーム内では実に面白いキャラクターです。最高の運を持ち、駆逐艦の中でも一線級の実力を持っていながら、性格は天真爛漫で良くも悪くも子供。ご存じない読者の方に分かりやすい台詞を紹介すると、バレンタイン時に提督(プレイヤー)に手作りチョコを手渡す艦娘が多数の中、彼女は「買ってきたチョコです。美味しいと思います!」と朗らかに宣う、そんなキャラです。

しかし、知っている方も多いと思いますが、雪風日本海軍最高クラスの武勲艦であり数々の激戦をほぼ無傷で潜り抜けた幸運艦として名高いです。

そんなバックグラウンドを持っているが故に、ゲーム内でのキャラ付けは様々な解釈がなされており、その一派に「余りにも味方の死(轟沈)を見続けてしまったため子供返りしている」というものがあります。

それを意識したのかどうかは分かりませんが、温泉宿で時雨と同部屋になった際には、ガールズトークに夢中になったり、怪談で怖がったり、花札遊びに興じるなど、童心っぷりを存分にアピールしました。

しかし、時雨の涙を見た後に布団の中で厳しい顔をしたり、二水戦集合時に不敵な顔つきをしたり、単なる幼子ではない、という感じが出ているのは面白かったですね。ここから対照的な性格の時雨とどう絡めるのかに注目したいです。

 

西村艦隊の面々の退役について

第一話の白露でも語られていましたが、艦娘が深刻なダメージを被ると、艤装を装着できない状態まで追い込まれ、実質「艦娘としては」死んでしまう事が明言されました。

本人が死んでしまう訳ではないのが救いですが、艦娘としてはお役御免、退役、除籍となってしまう訳で、人類側は戦力減、深海勢力としては大成功という結果になってしまうのですね。

提督が、今回の作戦自体は成功だったとは言っていましたが、確実に追い詰められている訳で、なかなか救いのない展開だなあ、とは感じます。

そう言えば、扶桑と山城が別れ際に時雨に木箱を贈っていましたが、あれは何だったのでしょうね? 普通に考えれば、戦況を打開するアイテムになりうる気がしますが、この作品に於いてはイマイチ相応しくないようにも思えます。多分後半のキーアイテムになるとは思いますので注目したいですね。

 

二水戦について

こうやって見ると、錚々たるメンバーですね。

ゲーム内で照らし合わせてみても、最強軽巡旗艦、ほぼ改以上の改装が実施済み、改までしかない艦も、下手な改二より強力な秋月型・冬月、涼月に、駆逐艦の最終形態の夕雲型の清霜という、やあ、札さえなければ、こいつら全員投入したいよ(ここゲームへの嫌味ね)、という顔ぶれです。

二次創作等でも人気が高い艦が多く、それは取りも直さず個性派が揃っているという事です。前作一期では、それを下手に取り込んでしまったため、一部のファンから不満が漏出しましたが、今回は渋い(悪く言えば大人しめな)作りなので、あまり不安はありません。あえて言うなら、清霜がどう動くか、ですかね。彼女の「戦艦になりたい」発言は、一歩間違うと世界観そのものに影響を与えてしまう台詞なので。

次回は、この二水戦を中心に展開するようなので、旗艦・矢矧を筆頭にどう描くか注目したいです。

 

提督について

登場しましたね。前作一期では提督が出なかった事が、話をだらしなくした一因だったのは間違いなく、視聴当時、アイマスアニメのプロデューサーに一人称を与えたのは大正解だったんだな、と思っていました。

とりあえず、気さくではありますが、実直そうな青年、といった感じですね。正直言えばよくある提督像の一つかと思いますが、ここにあまりに破天荒な人物*1を据えてしまうと、それはそれで艦娘達がぼやけかねないので(そういうのは二次創作に任せておけばよい)、この辺りは無難な人選だったと思います。個人的には、アンソロジーコミックで「がっちゃんがっちゃんきぬがっちゃん」とフレーズが頭から離れず、衣笠に「きぬがっちゃん」と言ってしまって照れる提督に見た目も相まって似ている、と感じました。…すんません、作者の名前が思い出せない。アンソロジーっていっぱいあって確認したくても難しいんですよね。

あと、提督とは関係ないのですが、今回は時雨が温泉宿に行く際に佐世保の街中をうろつくシーンがあり、ちゃんと人々の生活は根付いている世界観なのが分かったのも収穫でした。前作って、学校に見立てた鎮守府しかない狭い世界観しか分からなかったのも良くなかったと思うんですよね。こういう細やかな点を描写しているのは好感度高かったです。

 

次回は上でも書いた様に二水戦のお話。果たして、時雨への癒しになるのか、衝突が起こるのか。筆者は浜風と清霜があの中だとお気に入りなので、上手く絡めてくれればなあ、と妄想しています( ´艸`)

 

ここまでのいつ海をかいつまんでナナメからバッサリ

良く見ると、扶桑、指輪しているんだよな…これ、提督としても断腸の思いだと考えると泣けるんだけど…

まさか、重度の重婚提督ではあるまいな!?

 

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*1:実際、ビ●ー提督や曙ク●提督、着信●し殿提督みたいなのは毒が強過ぎて、それ単体では面白くても、公式的なアニメなんかでは出すわけにはいかないと思う。

【アニメ】デリシャスパーティ♡プリキュア第38話「おばあちゃんに会える!?おむすびと未来へのバトン」感想

いくら名前があんだからって苗字・大福は…と思って調べてみたら、だいふくの他にも、おおふく、おおぶく等、色んな読みがあるちゃんと存在する苗字なのね。

 

さて、最終盤に向けての設定暴露及び伏線回収回でした。なかなか盛り沢山な回でもありました。正直、2回に分けた方が良かったのでは? とも思いましたが、例のあの事件で、無理やり統合したのかもしれませんね。

敵の最終的な目標が相変わらず不明で不気味ですが、プリキュアサイドにはある程度の指標が与えられたともいえます。

 

話の流れとしては、コメコメが一生に一度だけ使えるタイムスリップ能力を使用して20年前の過去に飛び、ジンジャーに直接会ってみようというものでした。

若かりし頃のおいしーなタウンの面々と交流を果たすデパプリチームですが、ゆいは祖母のよねとの再会を果たします。しかも、彼女たちがタイムスリップしたのは、ジンジャーがこのおいしーなタウンを離れる当日。そのお別れ会が催される日でした。

そんな折、ジンジャーが登場。彼はデパプリチームの事情を察した上で、弟子のマリちゃん含めて、彼がこの世界に残った理由を語り始める…という内容でした。

 

ゆいとよねの関係

思い入れのある祖母との再会。やはり、ドラえもんの名エピソード「おばあちゃんの思い出」がどうしても頭をよぎります。

シリーズでもメインキャラと祖母との関係性は度々言及されることがありますが、故人に会う、というのは本編ではなかなか珍しいですね(ドキプリ映画に変則的にあったが)。

先回、又三郎さんとよねを重ねる描写も見られ、個人的には

こうなるのかなあ、と思いきや。*1

祖母を懐かしむ目では見ていましたし、初めて出会った際には少し気後れしている様子も見せました。お別れ会の最中によねと二人きりでおにぎりを作るシーンでも、その時間を大切にしていても決して感情的な部分は見せませんでした。

最初は拍子抜けかなあ、と思ったのですが、よくよく考えてみると、彼女にとって祖母の死というのは、もう完全に受け入れられているのかな、と感じました。

よねは二人きりで会話をしている際、例の格言「美味しいは笑顔」を「この言葉はバトンだ」と言いました。例え別れの時が来ても言葉と意思は受け継がれていく。これは第21話のはごろも堂エピソードでも語られていましたね。

祖母の想いは十分に引き継がれている。よくこういう場面で「心の中で生きている」という表現がありますが、ゆいは、だからこそ過去でよねに出会っても取り乱すことはなかった。そう考えれば、ともすれば語りつくされたネタをよくここまで昇華したな、と感じます。そして、それはよねの人生が充足感に満ちていた証だったとも思うのです。

そう言えば、よねさんの台詞が今回は結構あった訳ですが、中の人・宮崎美子さんは本業ではないのにもかかわらず、あまり違和感がないのに驚きました。ベテラン恐るべし、ですね。

 

コメコメの能力について

コメコメが使用したタイムスリップ能力ですが、一生に一度の能力を随分あっさり手放してしまうのは、ちょっとどうかなあ、とは思いましたが、ここが使いどころかな、と思うので少し葛藤を描いて欲しかったかな、とは思いました。

この能力は様々な制約があり、要約すると

  • 一生に一回しか使えない大技である。
  • 歴史に影響を与える干渉をしてはいけない。やるとその時代から戻れなくなる。
  • 故に、人と触れ合う場合は会話程度に留めておかなければならない。
  • 使用者(コメコメ)は使用後意識を失う。覚醒した時がタイムアップ。
  • タイムアップ時、触れ合った人々から対象の記憶は消える。

なかなか強力ではありますが、かなり限定的ではありますね。

最後まで見ると分かるのですが、コメコメ一世の転生と同時にコメコメが覚醒していたのは面白かったです。パムパムとメンメンがこの能力について(潜在的に)知っていたという事は、これは元々、コメコメ一世の能力だった可能性が高いです。穿った見方をすれば、今回のタイムスリップの事を見越して、一世が引き継がせたのかもしれませんね。

 

ジンジャーと三妖精について

さて、ジンジャーさんです。そして三妖精・コメコメ一世、パムパム、メンメン。パムパムとメンメンは同一存在がバッチングしてしまいましたが、過去パムパムが将来のパートナー・ここねを見て大興奮するなど、根本は変わっていなさそう(笑)。

そのジンジャーさんですが、行き倒れていたところをおいしーなタウンの面々に救われ、しばらく滞在していたようなのですが、レシピボンを盗んだと言われるシナモンの追跡、そして、いずれレシピッピを大体的に狙ってくるであろうブンドル団に備えて、おいしーなタウンそのものにホカホカハートが集まる「装置」を設置しました。

装置とは言っても、その見た目の印象は結界でしたね。そして詳しく言及はされませんでしたが、その装置は当時建設中だったおいしーなタウンのシンボル・巨大招き猫像にあると思われます。

そして、その結界を展開するため、コメコメ一世は力を使い果たし、現コメコメに転生、他の二匹も力の使い過ぎと秘密保持のため自ら記憶を失いました。その際にコメコメが目覚め、タイムアップ、最後にジンジャーは「シナモンに会え」とマリちゃんにメッセージを残しました。*2

なかなか劇的な展開で驚きましたが、確かに辻褄は合うんですよね。

そう言えば、先回、ジンジャーの話をしていたデパプリチームを遠間からセクレトルーが見ていて嘲笑めいた笑みを浮かべる、というシーンがあったのですが、ジンジャー自体も言っていた「シナモンは何者かに罠にかけられた」も併せて考えると、20年前の事件にはセクレトルーも一枚噛んでいそうな雰囲気ですね。

ジンジャーが最後に何を仕掛けたのかは具体的には分かりません。しかし彼自身がデパプリチームに対して「未来への贈り物」と言った以上、ブンドル団との大掛かりな争いに一石を投じる物であることは想像に難くありません。

そして、デパプリチームはシナモンに会う、というミッションが与えられました。あとはシナモンにどう近付いていくかが焦点ですかね。まあ、この辺りは拓海=ブラペが大きく関わるのでしょうが。注目したいですね。

 

ブラックペッパーの限界

一方、過去の世界に飛んだデパプリチームとは別に、拓海は母親と買い物をしている時にセクレトルーを発見。彼女はそのままレシピッピ強奪を行ったため、彼一人で対処に向かう事になりました。

当然、セクレトルーはGウバウゾー召喚して対処するのですが、やはりというかなんというか、ブラペではデリシャスフィールドを張れないんですね。

街中を巻き込みながら、善戦するものの、タイムスリップから帰ってきたデパプリチームと戦闘中にバッチング。しかし、その段階でブラペは意識不明状態になっており、流石に単独でGウバウゾーに抗す力はないようですね。

仮に互角の勝負が出来たとしても、浄化まで至らない訳で、マリちゃんもそうなのですが、ここら辺はクックファイターの限界っぽいです。という事は未知とはいえ、フェンネルも似たような立ち位置でしょうね。

それなら今まではクッキングダムはブンドル団とどう対抗していたのかは気になるところですが、やはり指揮者を抑える、という方向性になってしまうのですかね。

そして、気絶したブラペを介抱したマリちゃんに、とうとうブラペが持っているスペシャルデリシャストーンがシナモンのものであることが看過されてしまいました。

尤も、そこから場面はプリキュア達の戦闘シーンに移され、戦闘終了後はブラペは姿を消していました。マリちゃんはこれあえて見逃がしたのかな、と筆者は感じました。

ここからはシナモンがクローズアップされるでしょうし、そうなるとゆいの父親も無関係とはいかないかもしれません。この辺り、どう消化するのか楽しみではありますね。

 

そりゃ勝てんわ、セクレトルー

今回のGウバウゾーはプリキュア達の圧倒的な攻撃の前に敗れ去りました。

その際にキュアプレシャスが放った「引き継いだ意志の力」と未来を託された故のパワーアップだったことをセクレトルーは「根性論」とあっさり切り捨てました。

なるほど、あれを根性論は不要、と言ってしまい、まるで理解する様を見せない。

こりゃ、勝てませんわな。ナルシストルーはそこを見ていたわけではないでしょうが、そりゃ「勝てない」事を見抜かれちゃう訳です。

敵の戦闘力を分析もせずに、仮に分析していたとしても、自分に理解できないものに考える事を放棄して考慮に入れない訳ですから。

個人的には、セクレトルーは最早脅威を感じません。終盤まで出張った幹部でこういう感覚に陥ったのは結構珍しいかも。シリーズの最近の終盤幹部は大体強敵感あったからねえ。

そうなると、残るはスピリットルーと大ボス・ゴーダッツですが…スピリットルーはナルシストルーが健在である以上、この二人で何か絡みがあるかもしれませんね。ゴーダッツは不気味ではあるけど…ベールを脱ぐのは年明けかしら?(苦笑)

 

次回は…新サブキャラ? が絡むお話で先は全く見通せないですね。もう終盤に入っているでしょうし、結構重要なエピソードになる気がするのですが…

 

今週のデパプリをかいつまんでナナメからバッサリ

20年前のジンジャーがマリちゃんを認識しているってことは…増々年齢不詳よな、マリちゃん( ´艸`)つーか師匠にもマリちゃん呼びされてたのね

 

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*1:ちなみに筆者は本当にこんな機会があれば、恐らくこの画像の様になってしまう。

*2:壊れたスペシャルデリシャストーンを直せるのもシナモンである、と語っていた。

【アニメ】デリシャスパーティ♡プリキュア第34~37話雑感

王女とTV電話…クッキングダムの王と女王もそうだけど、こいつらさり気にとんでもないコネ持ちだよな( ´艸`)

 

さて、この期間は各デパプリメンバーの掘り下げが進みました。かなり期間が空いてしまいましたが、これは恐らく4人分のエピソードをやるんだろうな、と予測できたからであり、いえ、決してサボりたかった訳では、いやいや(^_^;)

 

和実ゆいについて

第34話ではゆいの祖母への想いにスポットが当たりました。

祖母・よねの昔からの知り合い、又三郎さんとそのお孫さんに当たる宏輔君、そこによねと又三郎が共同で開発したおでんのレシピを絡めたシナリオ作りでしたが、途中に野球をやったり、ゆいと拓海の間に宏輔が横入りしてくるなど、楽しい展開もありメリハリが効いていて良かったです。

注目点としては、仲違いした又三郎とこうすけを、それぞれ拓海とゆいが諭すシーン。又三郎と拓海は置いて行かれる側の人間の心情を、ゆいはこうすけに大切な人間が傍にいてくれる尊さを説きました。

そして、ゆいは話の終盤で又三郎からおでんの秘伝レシピを伝授されましたが、その姿によねを重ねており、その時の表情が、嬉しいような、懐かしむような、寂しそうな、何とも言えない表情をするんです。こういう表現は本当に上手ですよね。

ゆいは今まででよねの教えを大切にしている事を作品内で、これでもかと強調してきましたが、だからこそ、この回のあの表情は生きた、とも思うのですよね。ちょっと集大成っぽかったのですが、なんと第38話予告では、そのよねさんとの絡む話が用意されているようなので、彼女の想いがどのレベルなのか注目したいですね。おばあちゃん子だった筆者はこういうのに弱いのよ…

 

芙羽ここねについて

第35話はここね回。

先回登場したマイラがここねの両親に食料関係の重要ポストを用意して招聘*1するのですが、長期滞在になる事を見越して、芙羽家全体でイースキ島に移り住もうという話になりここねは悩み始める…という流れでした。

ここねの集大成の様な話でしたね。まあ、この期間は全体的にそんな雰囲気ではあるのですが。ひょっとしたら最終決戦前に各キャラクターのファイナルエピソードがあるかもしれませんが、ここら辺は(終了時期も含めて)不透明ですしね。

この話で良かったのは、両親が折衝案を提示し、実行してくれたことです。今までのシリーズでも、プリキュアメンバーの一人に離脱の選択肢が生まれその当事者が懊悩する、というのは度々ありましたが、往々にして、最後はプリキュアサイドに残る選択をし、両親がそれを許容する、というのがセオリーでした。

今回のここねもその例に漏れず、最後はおいしーなタウンに残る選択をしています。ただ、ここねの場合は両親との触れ合いが極端に少なかった故の寂しさがここまでで描かれていましたから、その悩みは相当深かったと推察できます。

しかし、ここねの両親はなんと彼女の気持ちを汲んだ上で、はつこのみをイースキ島に派遣、しょうせいは日本に残り、二人の力が必要な際にはテレワークを利用する、という見事な折衝案を出してくれました。

今の世相に合わせつつ、最善の道を視聴者に提示したのは上手かったですね。このテレワーク演出は和実家と品田家でも行われていましたが、こういう時事ネタを取り込むのも面白いと感じます。

そして、ここね。上でも書いた様に最終的に残る選択をした彼女な訳ですが、初期の彼女は人と関わる事を疎ましいと感じていたきらいがあり、それを考えると本当に成長したんだな、としみじみしました。ゆいに限らず、らんやあまね、マリちゃんに妖精たち、学友たちまで、様々な交流を経て絆されていった演出は見事でした。こういうのが集大成だな、と感じる所以ですね。

そう言えば、ここねが引っ越すかもしれない、と知った時、普段冷静沈着なまねがとんでもない狼狽ぶりを披露しており、本当に仲が良いのね、この二人、というのが分かる演出も微笑ましかったです。

 

華満らんについて

第36話はSNSで人気のインフルエンサーギャル曽根(本人出演だった!)を絡めてらんがTVデビューするお話。

ここねが「変化」を題材にしたのに対し、らんは逆に一度決めた道を真っ直ぐ突き進む事を説くお話でした。

グルメ系のインフルエンサーとして登場したタテモッティ(モデルいそうなんだけど、誰なんでしょうね?)はらん憧れの存在であり、あらゆる意味でらんのアッパーバージョンとして描かれましたが、そんな彼女が陰で努力をしている事を知って…という流れだったのですが、らんが意外なあがり症だったのが露呈しました。

この場面はらんの父親もとんでもないあがり症であることが一緒に描かれており、一見ギャグチックに描かれていたのですが、面白いな、と思ったのは、過去回で描かれたトラウマが原因だったと思わせた点。

というのも、セクレトルーとGウバウゾーの襲撃を退けて、その際に襲われそうになったタテモッティを助けたお礼として、彼女の提案でらんは一緒にグルメレポーターをするのですが、緊張がほぐれ、いつもの調子でレポーターをこなした後に「私とは違ういいレポートだった」と言われた際に

自分の変わり者を指摘されたかと不安そうな顔をするのです。恐らく、これがらんのあがり症=足枷になって、いたのかな、と感じました。

やはり、あの「らんは変わり者」という幼少時に掛けられた一言は彼女に影を落としてはいたんですね。

もちろんタテモッティにそんな意図はなく、それは個性としてどんどん伸ばしていく事を指摘。らんもSNSを含めて更なる味の追及を自分なりにすることを誓う、というまとまった内容になりました。

戦闘中にも捕縛されてしまったキュアヤムヤム以外の三人の拘束を諦めないで解除しようとして成功するなど、彼女のひたむきさを良く表していましたね。

らんの明るくぶれない姿勢が良い縁を引き寄せた象徴的なシナリオだったと思います。

 

菓彩あまねについて

第37話は久々登場のナルシストルーを絡めての、先回の彼女の決意がどれほどのものだったのかを知らしめる回でした。

先回にナルシストルーに憎しみの感情がある事で懊悩した彼女でしたが、今回はそのナルシストルーがクッキングダムから脱走、彼女の目の前に現れるものの、ブンドル団側は彼を始末するために動いており、それを目の当たりにしたあまねは…という内容でした。

実際、第33話では、マリちゃんをはじめ、デパプリメンバーの助言を受け、もう一切、自身の正義を揺るがさない事を誓っていましたが、今回の話では、因縁があるナルシストルーと言えども、それを死に至らしめようとするブンドル団(正確にはセクレトルー)のやり方に、自身の正義が許容する事が出来ない、という強固な意志を見せました。

これには流石のナルシストルーも感じ入るところがあったのか、戦闘終了後には自らデパプリチームに再度捕縛されました。というよりは、話中の最後にあまねの生徒会長引退セレモニーがあったのですが、そのサプライズのくす玉作りを彼は手伝っており、あれは彼なりのあまねへの謝罪もあったのかもしれませんね。実際、彼が素直な性格ではないのは散々強調されてきたわけですし。

欲を言うなら、あまねが強固な意志を持っている事は十分に伝わったのですが、裏を返せば、それは頑固である、という事。その辺りの柔軟性を示せれば、更に良いキャラクターになるのかな、とは思います。個別エピソードがもう一回あるかどうかは分かりませんが、最後は少し明るめの話が充てられると個人的には嬉しいですね。

 

味方側の事情について

さて、クッキングダム陣営に大きな動きがありました。というのも、ここにきて、ジンジャーという人物が浮上してきたのです。

この人物はマリちゃんの師匠であり、かつて先代コメコメ、パムパム、メンメンの三匹とともに、レシピボン捜索に人間界を訪れており、人間界での任務を終えた後、何故か三妖精の記憶を封印し(これ自体はマリちゃんの推測)、クッキングダムに帰還せずに滞在を続けていたそうです。

更に、スペシャルデリシャストーン製作能力も持っており、かなりの重要人物の様ですが、残念ながら故人の様ですね。

そして、美味しーなタウン滞在中によねや又三郎とも交流を持っており、その際には自分と同じような恰好(マリちゃんの服装に似ていたそうだ)をした人間が訪れたら面倒を見てやってほしい旨頼んだそうです。朧げな記憶の中でメンメンは「何かを作っていた」と回想していますが…

気になる存在なのは間違いないのですが、筆者的に気になるのは、結局のところおいしーなタウンの人々とクッキングダムの人間が連綿と繋がり続けている事。

よねや又三郎とジンジャー

拓海の母や和実ひかると門平=シナモン(ただしこれは推測。今の段階でシナモンと門平が同一人物であるという言及はない)

そしてデパプリメンバーとマリちゃん

しかも、世代ごとに交流が続いている。これが、ジンジャーがこの町に留まり、ブンドル団がこの地に固執する理由だとすれば…メタ発言をするならば放映期間もあと2ヶ月。そろそろ核心に迫りそうな雰囲気ですね。

後、ここにきて、第37話でナルシストルーが脱走した事を受けて、クッキングダムもようやく敵がワープゲートを使える事を認識したみたいですね。少々のんびりが過ぎるとは思いますが、再度捕縛されたナルシストルーが、少なくともこの手段を用いて逃げられてしまう様な事はなさそう。

まあ、ナルシストルーは自ら脱走する事はもうないとは思いますが。彼自身も言っていましたが、身を隠すには捕らえられている状態が一番安心である、と。あれはデパプリチームに嘯いたようにも一見思えますが、ワープゲート対策してあるクッキングダムなら、確かに一番安全な状態でもあるんですよね。それなりの待遇でもあるみたいですし。

 

敵側の事情について

よくは分からないのですが、何かしらの「計画」を着々と準備している発言が散見されます。ただ、セクレトルーは能力こそ凄まじいのですが、どうも戦闘の指示は甘いようで、強力なGウバウゾーを使っているにも拘らず、デパプリチームに連敗を重ねています。何より、第37話ではナルシストルーに「それじゃ勝てない」という予見までされており、現場指揮官として有能かは疑問符が付きますね。

スピリットルーが表立った動きを見せないため、どうしても敵側の動き=セクレトルーの動きとなってしまいますが、まずは驚いたのが、第37話に口封じを兼ねてナルシストルーを暗殺しようとした事です。

尤も、彼が捕らえられていた牢にワープゲートを開いたり、デパプリチームと開戦した際にも最初は「(ナルシストルーの身柄は)ゴーダッツ様の判断に委ねる」と言っていたり、一見奪還を狙っている様にも見えたのですが、戦闘中にナルシストルーに煽られた程度で怒りを露わにしてGウバウゾーが暴れている空間に捕縛状態で放り出すなど、少なくとも彼を助命する意志は低かった事が伺えます。

何より、元幹部だったナルシストルー自ら目の前に現れたセクレトルーに対して「始末しに来たのか」と言っている以上、ブンドル団というのは「そういう組織」だという事でしょう。

今までのシリーズでも幹部の粛清は度々行われていますが、同僚が堂々と暗殺に赴いてくるというのは、なかなかえぐい。セクレトルーが普段事務的な態度に終始しているのも拍車をかけていますよね。反面、実行した際には「感情に任せて」しまったのは面白いな、と思いましたが。

上でも書いた様に、ナルシストルーは命の危機をデパプリチームに救われた事もあって、改心…という態度こそ取らなかったものの、自ら捕らわれの身に逆戻りし、以降は大人しくしているものかと思われます。

最終決戦辺りで出てくる可能性は十分に考えられる(しかも彼は単騎でキュアフィナーレとブラぺを相手取り互角の戦いが出来るほどの実力者)でしょうが、まずはいったん退場でいいのかな、という感じですね。

そう言えば、この項目で書くのもなんですが、ここ最近、ブラペ=拓海の出番が殆どないのは気になります。まあ、シナモンとの関りがある以上、このままフェードアウトするとは思えませんが、このままいくと「あれ? ブラペって正直必要だった?」となってしまいかねません。終盤の頑張りに期待したいですね。

 

次回はなんと、コメコメの力を使って20年前のおいしーなタウンにタイムワープするみたいですね。

もちろん、目的はジンジャー絡みでしょうが、それは当然、ゆいとよねの再会にもなる訳で…おいおい、最終回間際でもないのに涙腺崩壊が危惧されるんですけどッ!?

 

ここまでのデパプリをかいつまんでナナメからバッサリ

イースキ島とおいしーなタウンをこれで往復…それが可能なら、ここねは今すぐ朝ドラのヒロインになった方がいい(時事ネタ)。*2

 

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*1:国の目玉となるメニューを考案してほしいというのが表向きだったが、口ぶりからは食料問題全体を任せる口ぶりだった。つまり、ポジションとしては大臣に匹敵すると思われる。

*2:そう言えば、その朝ドラの主役もプリキュアゆかりの人物やね( ´艸`)