ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】トロピカル〜ジュ!プリキュア第5話「先輩参上! 燃えろ!キュアフラミンゴ!」感想

f:id:furafuraasobinin:20210328113708j:plain
うおー。すごい。変身バンク動きまくるなキュアフラミンゴ…

 

さて、今回は滝沢あすか=キュアフラミンゴお披露目回でした。前回の一之瀬みのり=キュアパパイアもそうでしたが、まずはお披露目に終始した感じです。反面、伏線も張っていますので、今後に乞うご期待…という感じでシナリオを練っているっぽいですね。

 

話の流れとしては、冒頭でいきなり不良グループと思われる男子生徒三人組に絡まれるまなつでしたが、そこに偶然通りかかったあすかがこれを撃退。そのあまりの手際の良さにローラは彼女をプリキュアにスカウトするべく行動を開始します。

まなつらの協力により、あすかとのコンタクトに成功したローラでしたが、話が唐突過ぎる上にローラの尊大な態度に鼻白んだ彼女はこのプリキュア化要請を拒否、交渉決裂となってしまいます。

f:id:furafuraasobinin:20210328113846j:plain

場面変わって、学校内で生徒会長に呼び止められたまなつは、プリキュア部(申請していたんかい!)の書類不備及び部室の空きがないことを理由に新部創設を認可できない旨を告げられるのですが、そこにまたまた通りかかったあすかが生徒会長に対しそれはおかしいだろう、と横槍を入れます。どうにも険悪な雰囲気の二人、部室の空きが見つかればいいのだろう、と啖呵を切ったあすかはなし崩し的にまなつ達と行動を共にする事に…というものです。

 

滝沢あすか=キュアフラミンゴについて

まずは今回メインだった彼女から。

基本的には曲がったことが大嫌い、相手が誰であれ自分が正しいと思ったことに対しては物申す。また、基本的には一匹狼的な性格であり、仲間とつるむ事を嫌いますが、協調性がない訳ではなくむしろ面倒見は良く頼られる事を嬉しく思うタイプですね。見た目・言動、ともにクールですが、実際は優しいお姉さん、と言ったところでしょうか。

f:id:furafuraasobinin:20210328113915j:plain

フィジカル面も優れており、二人がかりの攻撃を体裁きだけで躱し、大の男を片手でジャイアントスイング(しかも服を掴んだだけの状態で!)して投げ飛ばすほどの腕力を有しており、少し常人離れしています。まあ、こういうのはあくまでも漫画的表現だとは思うけどね( ´艸`)

変身後の姿、キュアフラミンゴもこの運動神経の良さは健在であり、今回は敵を一か所に集めるために分裂した相手をサマーソルトキックで蹴り飛ばした後に踏み付けで固定するなど卓越した動きを披露しました。

必殺技はプリキュアぶっとびフラミンゴスマッシュ。巨大な赤色のボール? を豪快に大上段から振り下ろし(踵落としで行っている? と思われる)相手にぶつけるというもの。バックで爆発? ええ、しますとも!(笑)

f:id:furafuraasobinin:20210328113955j:plain

今回初登場した生徒会長とは何か因縁があるらしく、彼女は次回も登場予定の様なのでちょっと目が離せない関係性かもしれません。

また、優しく面倒見がよい、という点と仲間意識を否定し一匹狼であること好む、という二律背反的な一面を持っており、更に今話の最後では再度自分たちとともにプリキュア活動をしてほしい旨頼んだまなつらに対して「もう一度信じてみるか…」と独り言ちており、取りも直さず、過去に何か事件があった事は容易に想像がつきます。ついでに言えば、生徒会長と何かあったと勘繰るのもまあ自然ですよね。

f:id:furafuraasobinin:20210328114035j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210328114053j:plain
気になる点としては、上記に関して人との接触を自分から避けていた、という点ですね。まなつらとはまなつ自身の人懐こさに加え、自身のおせっかい焼きな性格が元になり彼女らと接点を持つことになりましたが、この性質が簡単に変わるとは思えません。人間関係のトラブルを一番引き起こしやすい人物と言えます。

また、ローラと全く反りが合わなさそうな性格なのも気になります。ローラは今回でもかなり尊大な態度に終始していたわけですが、ちょっと能天気なまなつや自己主張が激しくなく大人しめなさんご・みのりと違い、あすかはかなり気が強そうですし、実際、今話中でも部室候補になった物置の片づけを手伝わない彼女に文句を言ったり、プリキュアになる際にもローラのためではない、と宣言したり、ちょっと性格の不一致が激しすぎる。

f:id:furafuraasobinin:20210328114129j:plain

プリキュアになったのも、そもそもかわいい後輩であるまなつらを助けるためであり、ローラに対していい感情を持っているかと言われれば、まだまだ未知数です。ただ、このシーンでの何の躊躇もなくプリキュアになる決意をしたのはかっこよかったですね。前作のちゆも自ら能動的にプリキュアになる事を選択しましたが、今後はこういう場面もシリーズで増えそうな感じですね。いい傾向です。

そういえば、ローラが最初に彼女をプリキュアにスカウトした際「自分が女王になりたいから、その手伝いをしろというのか」と眉をしかめており、自身が利用される事に対する憤り、体制的なもの対して疑問を呈する性質も見られたのも、面白いな、と感じました。キャラクターが一通り出揃った訳ですが、個人的には彼女が最も注目したいキャラとなりました。

 

他のプリキュアメンバーについて

ぶれていないと言えばぶれていないのですが、ローラの尊大な態度は流石に鼻につき始めましたね。今回もあすかに対するプリキュア要請に際して、自分のために私を利用するのか、というあすかの台詞に対し、そうだと言い放った挙句、その方が人魚・人間ともにwin-winだとも言い放ちました。今作は敵の緊張感がイマイチないのもあって深刻そうに一見見えませんが、嫌な言い方をすると「私の野望のために、死ぬ可能性がある戦士になりなさい。報酬? 私の野望が達成されれば人間界に対する脅威も排除できるんだからいいじゃない」という完全な上から目線。そりゃ、あすかでなくとも「はあ!?」となります。むしろあすかが一番常識的なものの見方が出来ているといってもいい。

f:id:furafuraasobinin:20210328114228j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210328114243j:plain

もちろん、登場人物が誰でも彼でもいい子ちゃん、なんていうのもつまらないものですから、こういう毒のあるキャラがいるのはいいのですが、仮にも味方サイドでこれからもチームとしてやっていくキャラです。いつか心変わりするのか、それともこの態度を貫き通すのか、どちらにせよこのままでの関係性を続けていくのは無理があり過ぎると思います。でもこの辺りはいずれ描かれそうではありますね。

f:id:furafuraasobinin:20210328114204j:plain

部屋の掃除に関してもまなつ達を小間使いの様に指示して自分は何もしない、という態度に終始しており、今の段階ではスタプリの12女神が開き直った感じ、というのが印象です。

まなつは今回で故郷の島に同世代がいないことが判明しました。なるほど、これが彼女が部活に悩む=仲間づくりに一生懸命だった理由としてとても納得できました。こういう細やかなバックグラウンドはあると物語に深みを与えていきますよね。ただこれもネガティブ要素にはなりにくく、本当に彼女は暗い要素がありませんね。まだ序盤も序盤ですが、ここ直近の主役格だとこういう性質を持っていたのはひかるぐらいかな? 逆に反転した際はマジモンで暗い話になりそうでちょっと怖い…

f:id:furafuraasobinin:20210328114517j:plain

さんご、みのりともに今回は大きな動きはなかったものの、個人的には二人とも大人しい枠という事もあって、さんごがちょっと没個性に沈みそうなのが心配です。みのりはまだ参謀役みたいなところがあるのですが(今話も部屋の片づけの計画図を的確に制作した)、さんごはキュアコーラル時のバッテンシールドが目立つ程度で、行動も全体的にまなつに引っ張られ気味、何よりみのりとのキャラ性の食い合いが危惧されます。まあ、まだまだ序盤ですからそこまで深刻に考える必要性はないかもしれませんが、とかく多人数劇は大人しいキャラクターは割を食いがちで、これはプリキュアシリーズと言えども例外ではありません。うまく料理してくれると良いのですが。

 

敵側の事情について

目的が分からないのは相変わらずですね。

今話もドクターヌメリ―(以下ヌメリ―で統一)が出張った訳ですが、新たな戦士・キュアフラミンゴが誕生してもやはり慌てた素振りを見せず、ヤラネーダが倒された後も余裕の撤退となりました。

f:id:furafuraasobinin:20210328114652j:plain

少し面白いな、と思ったのが、今回のヤラネーダはおもちゃのトーテムポール型だるま落とし? が核だったのですが、いくつにも分裂してバラバラに攻撃してくるためトロプリチームはピンチに陥ってしまいます。その際にキュアサマーが転倒してしまうのですが、ヌメリ―は緩い態度で「出しゃばらなければ痛い目に合わずに済んだのに」と言いながらトドメを躊躇なくヤラネーダに命じるのです。

f:id:furafuraasobinin:20210328114625j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210328114758j:plain

これは取りも直さず、人間の命などなんとも思っていない命令でもあり、完全に人間を見下した上での発言なんですよね。

そう、誰かさんと根が同じなんですよね。流石に誰かさんはそこまで悪辣ではないかと思いますが、根っこが同じと言うのは気になります。やはり海中にいる生命体(あえてこういう表現を使うが)は人間を下の存在と捉えているのですかね。後回しの魔女一味、そしてグランオーシャン陣営、双方どういう根本思想を持っているのか。個人的にはここら辺も注目ポイントになっています。

 

f:id:furafuraasobinin:20210328114731j:plain
まずは一通りキャラクターが出揃いました。来週以降は雑感でまとめていこうかな、と思います。掴みは色々な意味でオッケーです。底抜けに明るいまなつに、伏線ありのみのりとあすか、敵側の事情も謎だらけで、ローラの思惑も絡んできています。

非常に視聴者側の興味をそそる最序盤だったと思います。これからが楽しみですね。

 

来週は…本当に部活結成ですか。トロピカる部ってあーた…というか、これ以上部員増やす気ないでしょ!(笑)

f:id:furafuraasobinin:20210328114821j:plain

またしても生徒会長が絡むようなので、ひょっとしたらあすか絡みなのか、それとも行きがかり上登場するだけなのかは気になりますが、まずは来週を心待ちにしていましょう。

 

今回のトロプリのここが見どころ!

f:id:furafuraasobinin:20210328114854j:plain

まなつチャン…それは具体的な部分が全然ないダメ書類の鑑なんやで…読んでもらって声かけてもらえただけありがたく思った方が…・*:.。. (ノ´ω`・。)・*:.。.

【アニメ】トロピカル〜ジュ!プリキュア第4話「自分はじけるキュアパパイア! これが私の物語!」感想

f:id:furafuraasobinin:20210321111045j:plain
いや、そうなるのはわかるんだけどさ、絵面的にこわいこわい!(笑)

 

さて、キュアパパイアお披露目回でしたね。今回も特に敵味方ともにキュアパパイア参入と新敵幹部・ドクターヌメリー登場以外目立った動きはなし。唯一プリキュアは人魚と人間の世界を救った戦士」としてグランオーシャンで伝えられているのがローラから語られた程度でしょうか。

 

さて、今回は一之瀬みのり=キュアパパイアがメインの回でした。

大まかな特徴としては、大人しくどちらかと言うとものの考え方が否定的、典型的な文学少女、といった風で描かれています。特に人魚姫の物語には思い入れがあるようで、悲劇的ながらもきれいなお話である、と言っていますし、それを元にした自身のオリジナル小説を創作するなど、かなり感受性が豊かな印象を受けました。

f:id:furafuraasobinin:20210321111234j:plain

外見的なことも含めての特徴としては、普段は眼鏡を着用しており、黄色基調の大人しめの服、学年はまなつ・さんごの一つ上の中学2年生ですが、背丈はかなり小さく、まなつらと比べても頭一つ分低い感じです。成績は学年トップクラスで優秀であり、文芸部の所属していました。

個人的な感想としては、今の段階で唯一、闇を抱えていそうなキャラ、と言ったところでしょうか。

前にも書きましたが、今の段階でまなつには暗い影はありませんし(ただ、例の欲張りは今回も強調されており、ここは反転するとネガティブ要素になり得る)、さんごは前回の当該話で自身の個性を肯定する事で今までのネガティブ感情を克服しています。ローラは今回の人魚姫の寓話が絡んでくるのかな、と思いましたが、その話中の悲劇を「馬鹿馬鹿しい」と一蹴しており、やはり彼女の方から暗い方向性の話になるのは考えにくいです。

f:id:furafuraasobinin:20210321111333j:plain

翻って、みのりなのですが、人魚姫の物語は好きであるし、自身で創作するほどの思い入れもあるみたいなのですが、どうもこれを誰かに否定されたよう(ただし明言されたわけではない、映像からのニュアンス的にそういう演出だった)で、今の段階では「現実と空想は違う」と悲観的なものの考え方が根付いてしまっています。この考え方は彼女自身を臆病にしており、延いては「自分にはどうせ出来ない」「どうせ何も変えられない」という諦観につながっています。

今回は突如襲来してきたドクターヌメリーが召喚したヤラネーダの踏み付け攻撃にピンチに陥ったキュアサマー・コーラルを助けたいという気持ちと彼女の諦観をローラが発破をかけながら否定してくれたこと、そして、まなつが彼女の創作した小説を読んで「続きが読みたい」と言ってくれたことを振り返り、彼女自身も一歩前に進むことを決意、キュアパパイアへの変身を果たしました。

f:id:furafuraasobinin:20210321111401j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210321111412j:plain
しかし、彼女が諦観にとらわれることになってしまった「事件」については今回では詳しく触れられておらず、このエピソードはそのうちやるのでしょうし、今の段階では彼女は一歩踏み出しただけで根本的解決には至っていない、というのが感想です。自分も曲がりなりにも創作に関わる者なので、この関連エピソードは楽しみでもあります。期待して待っていましょう。

f:id:furafuraasobinin:20210321111443j:plain

変身後の姿・キュアパパイアですが、早速目からビームを披露してくれました( ´艸`)。

ただ、攻撃技と言うよりは目くらまし技ですかね。もちろん攻撃転用も出来そうですが、今回では相手の目に攻撃してひるませた後、キュアサマーの攻撃の隙を作ってくれました。個人的にはこういう間接的な技は好きなので、色々活用してくれれば…と思います。

f:id:furafuraasobinin:20210321111507j:plain

必殺技はプリキュアぱんぱかパパイアショット。自身をパパイヤ状のオーラに包んだ後、それを無数のカットフルーツ状に切り刻みシャワーの様に浴びせる技。うむ。もちろん最後はバックで爆裂のお約束演出です。笑顔がまぶしいぜ(お目目ぐるぐる)。

 

f:id:furafuraasobinin:20210321111532j:plain
今回新登場した敵幹部・ドクターヌメリーですが、ヤラネーダが浄化されてもさして悔しそうな感じも見せず「楽しかったわ」と余裕を見せながら撤退していきました。どうにも敵の目的が良く分かりませんね。チョンギーレも「かったりぃ」が口癖ですし、敵の首領・後回しの魔女のネーミングからしても、やる気がない、を強調している軍団なのは分かるのですが、悪役としての迫力には若干欠けます。

f:id:furafuraasobinin:20210321111546j:plain

尤も、チョンギーレはシェフですし、ドクターヌメリーはお医者さん(保健室の先生がイメージと思われる)、バトラーも執事、とどうにも生活臭が半端ない。彼らは彼らでちょっと事情があるのかもしれませんね。

 

順調に3人目のプリキュアが見つかり、ローラもご満悦。みのりに尻尾を触らせてその感想(「リアル…」)に憤慨するなど、仲良しになったところで幕となりました。

 

f:id:furafuraasobinin:20210321111621j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210321111631j:plain

次回は早速滝沢あすか=キュアフラミンゴ登場で今の段階で公式HPで発表されているプリキュアは一通り揃う事になるみたいですね。パーソナルカラーが赤で男前っぽい雰囲気と言うとどうしてもプリアラのあきらを想起してしまいますが、まずはどういう味付けのキャラクターになるのか注目してみましょう。

 

今回のトロプリのここが見どころ!

f:id:furafuraasobinin:20210321111732j:plain

未来が見えるッ!? 

トロプリに補習回は絶対にある!

 

あと最後にお知らせです。

とは言っても身構えないで下さい。大したことではありません。今回以降、Twitterでの記事完成時のお知らせ投稿を止めさせていただきます。尤も、このブログはTwitter経由の方はほとんどいらっしゃらない様なので影響はないかと思いますが、もし該当している方がいらっしゃる場合は申し分ありませんが、別の手段での検索をお願いいたします。

理由は、前々からなのですがプリキュア界隈で高名なさる方から、こちらのTwitterを見たであろうタイミングでこちらを揶揄するようなお気持ち表明投稿が散見されたためです。相手は不愉快故にああいう投稿をするのでしょうから、ならば目に触れられないようにすればいいのかな、と。直接的ではないのでなお質が悪い。元々、私自身もTwitterそのものに向いていない事もあって、もういいのかな、という気持ちになりました。

なので、若干当ブログ利用に不便が生じてしまいますが、ご容赦のほど、よろしくお願いいたします。まずはお知らせまで。

 

【アニメ】【アニメ】トロピカル〜ジュ!プリキュア第3話「自分を信じて! キュートいっぱい!キュアコーラル!」感想

f:id:furafuraasobinin:20210314105130j:plain
あざといあざといあざといあざといいいいい!

 

なんか、シリーズ毎、序盤にあざとい連呼していますね自分(笑)。そのあざとい枠が今回は紫というのは結構珍しいパターンかもですが。*1

 

さて、今回は涼村さんご=キュアコーラルお披露目会でした。

 

話の流れとしては、クラスの皆ともすっかり打ち解け、早速形成した仲良しグループとお出かけをする事になったまなつとさんご。ショッピングモールに水族館とわいわい楽しむまなつ達でしたが、水族館にてさんごがはぐれてしまいます。

f:id:furafuraasobinin:20210314105250j:plain

一方、ひねくれを発揮して一人残る事になったローラは退屈しのぎに先回まなつに案内されて自由に使っていいと言われている水族館のプールでリラックスしていたのですが、そこに迷い込んでしまったさんごとバッチング。

f:id:furafuraasobinin:20210314105318j:plain

ローラを見てかわいいを連呼するさんごに気を良くした彼女は、自分が本物の人魚であることをばらした挙句、トロピカルパクトを手渡しプリキュアの資格者か試してみるが…というものです。

 

さて、今回は背景設定などにはあまり関わる話ではなく、登場人物のキャラクター性にスポットが当たりました。もちろんその中心にいたのはキュアコーラルに変身したさんごでしたが、まなつやローラもそれなりに描かれました。

 

まなつとローラについて

まず、まなつはかなりの欲張りさんである事が描かれました。これは前作のちゆエピソードでも描かれたテーマでしたが、ちゆの場合は「どちらも両立できる」だったのに対し(それが大変な事だったとしても)、まなつの場合はすべての部活をやりたい、かわいいものはすべて買いたい、など明らかにすべてを選べないものにまで欲張りを発揮しています。

f:id:furafuraasobinin:20210314105343j:plain

もちろん、それは彼女自身も分かっている事で、友人たちに突っ込まれて「そうだよねー」としょげる場面があるのですが、これを多方面への興味故と解釈するか、欲張りが過ぎると取るかは、なかなか難しい。この子はいつか大切な取捨選択に迫られる場面が来るかもしれませんね。今はその布石を打っている気がします。それぐらい極端に描写されている。

f:id:furafuraasobinin:20210314105412j:plain

ローラは、やはりおだてに弱いですね。今回も自分を褒めちぎったさんごに自身の素性と目的をあっさりばらしていますし、Bパートでも自信のない言葉を吐いた彼女に感情的に物申すなど、少し自身の秘匿性に対する自覚が足りない部分があります。

ただ、さんごがあそこまで褒めるほどの可愛さを持っている事は事実の様で、世間一般でいうところの美人であることは間違いないみたいですね。

f:id:furafuraasobinin:20210314105456j:plain

あ、あと、ローラは今作の戦闘においてヤラネーダに吸い取られたやる気をマーメイドアクアポットで吸収して元の人間に返す役割がありますが、今回早速チョンギーレの指示で狙われており、敵側からもそれなりの厄介者扱いを受けていそうです。プリキュア側は彼女を守りながら戦う必要性が生じていますね。

 

涼村さんご=キュアコーラルについて

ふっふっふっ…みなまで言うな…3月5日に生まれたから、さんごと名付けられたのであろう?

というあ~るネタは置いておいて(ちなみに公式HPで誕生日は5月9日に設定されていますね)。

f:id:furafuraasobinin:20210314105528j:plain

まず、根は優しい子ですね。あまり自己主張する事もなく、自分が最後に買ってしまったジェラートの味が欲しいと言ってぐずっている女の子にそれを譲ってあげたり*2、落とし物をした女性を助けたり、実家の店の手伝いにも積極的、典型的なローフルです。

優しくて自己主張をしない、自分に自信が持てない大人しい系の女の子、と言えばよくあるディテールですが、そこに付和雷同してしまう性質に、それを後悔する事になってしまう過去が描写されたのはなかなか良かったと思います。と言うよりは、わりかし現代人が抱えている悩みの一つですよね、これ。自分の主義主張を前面に押し出すというのは、ともすれば全体主義からの逸脱という恐怖につながるからです。

f:id:furafuraasobinin:20210314105619j:plain

実際、その点を気にせず我が道進むまなつに対して、彼女は「羨ましい」と吐露しています。今回の変身に関しては、それを不思議とも思わないまなつの爛漫さと、そんな弱気に対してローラがずけずけ物申して否定した事に感化されて、自分の感性を信じることを決意したが故にトロピカルパクトが反応しました。

f:id:furafuraasobinin:20210314105658j:plain

変身後の姿、キュアコーラルは…バリア特化なんでしょうか? 技名はありませんでしたが、人差し指でバッテンを形作り、巨大な赤色のバッテン型のシールドを作り出し、相手の攻撃及び必殺技に相当すると思われる巨大なビームを完全にガードしてのけました。最近は何々特化と言う属性がシリーズではあまり重要視されていませんが、個人的には戦闘に属性絡めるの好きなので、今後もうまく活かしてくれると…と思います。

f:id:furafuraasobinin:20210314105715j:plain

浄化技はプリキュアもこもこコーラルディフュージョン。ハート形のオーラが次々と枝分かれしながら増殖し、相手をもこもこ状態で絡めとって爆散させるというもの…また爆発してるぅ!(笑)

話の最後には、友人たちに自身の意見を言って賛同を得ることによって、狭い世界での肯定ではない事も表現しましたし、彼女の変身&単独エピソードとしては短い時間の中で良くまとまっていたと思います。

今の段階では、この程度の事しか分かりませんが、回が進むごとに色々分かってきそうでもありますし、今後に期待したいキャラクターですね。

 

f:id:furafuraasobinin:20210314105745j:plain
次回は早速一ノ瀬みのり=キュアパパイヤお披露目回みたいですね。どうしてもOPのアレのせいでネタキャラっぽさが抜けませんが、普段は大人しい文学少女? っぽいので、実際はどうなのかも含めて期待したいですね。

 

今回のトロプリのここが見どころ!

f:id:furafuraasobinin:20210314105805j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210314105822j:plain
ふむ。ローラを見ていると…その説は支持せざるを得ない!( ´艸`)

 

----------------

*1:しかし、過去のプリキュアの紫枠か…キュアソードをあざとい枠に入れるかは太古の昔からの議論の的である(嘘)。

*2:これってプリアラのいちかとひまりが出会った時の話のオマージュだよね。

【アニメ】トロピカル〜ジュ!プリキュア第2話「まなつとローラ! どっちのダイジが一番大事?」感想

f:id:furafuraasobinin:20210307102347j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210307102358j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210307102406j:plain

だから、トロピカってるは流行らないって言ってるだろおおおぉぉぉ! 初日からそのノリだと出る杭打たれるゾ( ´艸`)

 

さて、今回は大まかな舞台設定を説明した回、といったところでしょうか。伏線…というほどのものはなかったような気もしますが、まずは様々な事情が暴露されました。情報量がかなり多かったので箇条書きで整理してみましょう。

 

話の流れとしては、早速あおぞら中学に入学したまなつ。自己紹介で若干滑ったものの(苦笑)先日町中で見かけた涼村さんごと仲良くなるなど、順風満帆なスタートを切る事になります。

f:id:furafuraasobinin:20210307102517j:plain

そんな中、まなつが学校に行っている間ぼっちになってしまい退屈していたローラは次の日にまなつとともにマーメイドアクアポットの中に入って学校に行くのですが、やはり暇を持て余した彼女はまなつがポットを落としてしまった事を契機に学校の中の池に潜伏、他の生徒に見つかってしまい騒動を起こしてしまいます。

f:id:furafuraasobinin:20210307102552j:plain

ポットがないことに慌てて回収に現れたまなつによって事なきを得ましたが、退屈でストレスを溜めていたローラは、プリキュア活動そっちのけで学園生活を謳歌するまなつに不満をぶつけ、そもそもプリキュア活動を押し付けられた形となっているまなつも学校ではポットから出てはいけない、という約束をローラが反故にしたこともあって言い争いになってしまい…というものです。

 

まずはお詫び

f:id:furafuraasobinin:20210307103701j:plain

前回の記事でローラのパーソナルカラーを紫、と書きましたが、これ、どちらかというとさんごですね。既に公開されているさんごの変身後の姿・キュアコーラルが紫基調のデザインですし、サンゴの髪色も…というよりは青紫です。てっきり青枠かと思っていた…

そうなると、ローラの立ち位置はどうなるのか、更に気になり始めました。服の色とかは青、というか水色を想起しますが…髪色的には実はピンク!? 今回ピンク枠いないしなあ…ただ、後述しますが、人魚がプリキュアになる目は現段階ではないんですよね。

 

今回気になった点を箇条書き

  • 舞台はあおぞら市というそれなりの大都会。南国っぽい雰囲気があるので、モデルは那覇市では? という意見が界隈では早速出ていますね。
  • 人魚の国はグランオーシャンと言う。ローラ曰く深海の底にある小国
  • ローラは普段はマーメイドアクアポットというタブレット型のアイテムの中に住んでいる。また、女王から手鏡型のアイテムを賜っており、彼女からの信任はそれなりに厚い事が伺える。

    f:id:furafuraasobinin:20210307102751j:plain

  • プリキュア探索は極秘任務、とはローラの弁。ただ、その探索基準がかわいいかどうかだったり、どうにもいい加減( ´艸`)

    f:id:furafuraasobinin:20210307102811j:plain

  • 人魚はプリキュアにはなれない。
  • 後回しの魔女の目的は(人間の世界にまで魔手を伸ばし始めたことも含めて)よく分からない。ローラとしてはやる気を奪いたいだけじゃない? みたいな認識。
  • しかし、まなつは相変わらず人の話を聞かない。どうもこの性格自体は彼女のパーソナルの一つっぽいので、これが将来的にネガティブ要素になる可能性があるかも。
  • ローラは相変わらずの自己中心的な部分があるが、反面故郷を離れてしまった寂しさ故に突っ張っている様にも見受けられる。
  • 敵幹部・チョンギーレは普段はシェフとして後回しの魔女のために様々な料理を工夫して提供している。

    f:id:furafuraasobinin:20210307102850j:plain

  • ローラが中学校の生徒や町中の人間の目に留まっていたり、怪物・ヤラネーダが早速街中で暴れていたり、身バレ関係は大丈夫か? これ? と思わせる。尤もこの辺りは怪物が狭い町で暴れまわった前作でも詳しく言及はされていなかったのでスルー方向かも。

 

ちょっと面白い、と思ったのがローラがプリキュア探索と言う一つの目標に対して邁進していくのに対して、まなつはプリキュア活動も学校生活もすべてエンジョイしたい、と多方向への興味を覗かせている点です。
今回はその事で対立→和解となりましたが、この方向性の違いは将来的に大きな問題を引き起こす可能性があるかもしれませんね。他メンバーがどう絡むのか、ローラに心情的な変化があるのか。

f:id:furafuraasobinin:20210307103019j:plain
プリキュア変身用のアイテム・トロピカルパクトも数があと3つと決まっていますし、とりあえずのレギュラープリキュアキャラが揃うまでそこまでの時間かからないでしょうから、その先ローラがどうするのか…は序盤の注目点かと思います。

 

f:id:furafuraasobinin:20210307103114j:plain
次回は、涼村さんごキュアコーラルに変身するみたいですね。ローラの正体も早速彼女にばれるみたいですし、大丈夫か、この人魚( ´艸`)

 

今回のトロプリのここが見どころ!

f:id:furafuraasobinin:20210307103134j:plain

ここがグランオーシャン…グラディウスの要塞…じゃなくてノットレイダーの本拠地!? ノットレイダーの本拠地じゃなイカ!?*1

 

----------------

 

 

*1:あそこまでトゲトゲしてないけどね

【アニメ】トロピカル〜ジュ!プリキュア第1話「トロピカれ!やる気全開!キュアサマー!」感想

f:id:furafuraasobinin:20210228102444j:plain
毎年、このシリーズが入れ替わった直後のこのあとすぐのBGM、へえ、今年はこんなんなんだあ、ってワクワクする。しない?

 

さて、早速の第一話という事で、まずはおおまかなキャラクター登場と、背景が語られた回でしたね。

f:id:furafuraasobinin:20210228103551j:plain

番宣が出たあたりでも書きましたが、やはりかなりポップなノリで明るい作風ですね。まあ、まだ第一話ですから断定などできるはずもないんですが、主人公・夏海まなつに暗い影は見受けられませんし、OPでは皆がダンスしていますが、あろうことか敵幹部までノリノリで踊っている( ´艸`)

 

大まかな背景

主人公・夏海まなつが故郷の島を離れて都会の水族館で働く母親の元で中学生活を送る事になる、という出だしでした。父親はスキューバダイビングショップの経営者でとりあえずは一人で切り盛りする事になるようですね。

f:id:furafuraasobinin:20210228103619j:plain
故郷の南の島は典型的な南の小島ののイメージですかね。小笠原とか鹿児島以南がモチーフかしら? 島の皆には慕われている感じでしたね、彼女は。

一方、もう一人の重要キャラクター・ローラ。海の中にある水中王国に住まう人魚ですが、どうも敵である後回しの魔女一味の攻撃を受け、ローラと人魚の女王・妖精枠のくるるんを残して全滅してしまったようです。

f:id:furafuraasobinin:20210228103707j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210228103718j:plain
今話で早速判明しましたが、敵の攻撃は相手のやる気を奪う、というものでしたので、死んでいるわけではなく、動けないほどの無気力状態にされている、といったところでしょうか。逆から言えば生き残った3人はそれだけやる気パワーが高い、という事になりますね。*1

 

夏海まなつ=キュアサマーについて

田舎者丸出しでかわいいです(直球)。

やはり、かなりの元気っ子ですね。都会にあこがれる純粋な娘でもあります。まだ分かりませんが、荷物をパンパンに詰めたカバンが開いてしまった拍子に顔面攻撃を食らったり、ドジっ子の片鱗も覗かせています。

島育ちという事もあり、身体能力高そう、というのは偏見が過ぎますかね。でも父親の手伝いでスキューバダイビングも嗜んでいるでしょうし低くはないんじゃないでしょうか。

f:id:furafuraasobinin:20210228103836j:plain

ちょっと気になった点を挙げるとすれば、人の話を聞かないで捲し立てるところがある点ですかね。ローラとの邂逅後に、彼女の事を気にしないで自分の喋りたいことを一方的に喋ったり、あと、あれは自分が男性なので分からないのですが、リップの共有ってやっていいんですか? 衛生観点的にどうなんでしょ、あれ? それとも親愛を現す手段としてありなんですかね?  あれも少々他人の事を慮らずに馴れ馴れしさを感じてしまいました。でも、気になった点はこのぐらいで、こういう明るいヒロインもいいものだな、と感じます。第一印象は悪くないです。

変身の際にはヤラネーダに捕らえられたローラを救うため、勝ち目のない戦いを繰り返す彼女を揶揄した敵幹部・チョンギーレ「何が大事かは自分で決める!」と啖呵を切った際に変身アイテムが出現、キュアサマーへと変身を果たしました。

f:id:furafuraasobinin:20210228103908j:plain

王道パターンではありますが、ちょっとおっと思ったのはヤラネーダと身体能力が互角になったのもさることながら、やる気吸収攻撃が効かなかった点でしょうか。それほどのやる気パワーに満ちているのがプリキュア資格者の条件なのか、プリキュアになる事で無効化できるのか、この辺りは注目点ですかね。他のプリキュア達の変身条件にも関わる点なので。

f:id:furafuraasobinin:20210228103935j:plain

必殺技・プリキュアおてんとサマーストライクは巨大な太陽のオーラを頭上に掲げ、相手に放り投げ命中させた後爆散させるというなかなかな派手なもの。決めポーズ取った後のバックで敵が爆発するのいいよね…(スイプリの技大好き勢)

 

ローラについて

安定の日高さん声で安心しました(笑)。

しかし、これまた強烈なキャラが来ましたね。自分が人魚であることに誇りを持ち、人間は基本的に下等生物扱い、今回の女王に依頼されたプリキュア探索も自身が次期女王になるための試練と捉え、変身を果たしたまなつには自分のためにプリキュア活動するのが当然、という態度。

f:id:furafuraasobinin:20210228104007j:plain

黒いです。黒だよ…真っ黒おおぉぉぉ!(どかーん)

ただ、自身の美しさへの自信の表れでもあるのでしょうが、まなつに褒められればすぐに図に乗ったり、早くもポンコツぶりを披露しています。当たり前ですが根っからの悪人には見えないので、当分は賑やかしとして活躍してくれるでしょう( ´艸`)

f:id:furafuraasobinin:20210228104039j:plain

あとは…やはり彼女が追加戦士か否か、ですかね。パーソナルカラーも既に発表されている4人と違う紫色ですし、中の人も大物・日高里菜さん。可能性は高いと思います。

戦闘では役立たず枠という訳ではなく、今話で早速タブレットみたいなアイテムで前作のキュアスキャンみたいな事をしており、これを今後は活かす方向性になる可能性があります。なんにせよ、彼女の立ち位置には今後も注目ですね。

 

f:id:furafuraasobinin:20210228104113j:plain
つかみはオッケーだったと思います。敵側の大ボス・後回しの魔女もシルエットとは言え姿を現しましたし、今後が楽しみですね。ここから一年間、楽しく視聴したいです。

 

今週のトロプリのここが見どころ!

f:id:furafuraasobinin:20210228104214j:plain

うん、多分だけど、トロピカってるは流行らない( ´艸`) めちょっくといい勝負が出来るレベル。

 

----------------

 

*1:もしくは何らかの方法敵の襲撃を逃れたか。実際、ローラは敵側の怪物・ヤラネーダのやる気吸収攻撃を初めて受けたような描写があった。

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア/総評

f:id:furafuraasobinin:20210226161425j:plain
ああー、書き出しがまた木曜日になってしまったああああ。どうしようどうしよう。あと3日後にはトロプリ第一話が始まってしまうというのにいいいぃぃぃ!
*1

あ、スタッフの皆さま、まずはお疲れさまでした。今回は例年にない状況の中、心労も絶えなかったと思いますが、無事大団円を迎える事が出来て、心から祝辞を述べたい気持ちです。

 

さて、のっけから初動が遅かった嘆きから始まりましたが、正直言うと何とも複雑な感覚です。もちろん、ここまで総評の事を忘れ去っていたわけではなく、構成やすり合わせなどを模索していたわけですが、その、何というか…

未だにヒープリが終わった感覚がない、というか、その感覚が鈍いんですよね…

前作ほどの余韻がある訳ではなく、プリアラの様に時間があっという間に過ぎ去った、という感覚も薄い。かといって終わった物語に大きな不満がある訳ではない…でももう終わりなの? なんか頭が追い付かないなあ…という感じ、というか。

 

最早お約束ですが、ここから先は長文注意です。覚悟を決めた方からどうぞ。内容は結構辛辣ですので、見たくない方は回れ右をお願いいたします。

 

*1:ところで愛称は「トロプリ」でいいのだろうか? あとで確認しておこう。

続きを読む

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第45話・最終回「おいでませ♥ヒーリングガーデン!」感想

f:id:furafuraasobinin:20210221143531j:plain
久しぶりに会ったラテ様は片言だが喋れるようになったワン。しかし皆の名前を次々と喋っていくのに最後がすあまって…あんまりです、ラテ様…( ´艸`)

 

さて、最終回です。前作の様なびっくり展開はなく、ある意味先週と同じく王道パターンでしたが、途中に次回作のヒロイン・キュアサマーを乱入させつつ、最後の最後で問題提起をするという展開でした。ちょっと唐突感は否めなかったですが…

 

話の流れとしては、テアティーヌの許しもあって、ヒーリングガーデンを訪れることになったのどか・ちゆ・ひなた。ラビリン・ペギタン・ニャトラン・アスミ・ラテとの再会を喜び合い、テアティーヌからも感謝の言葉をかけられ、他のヒーアニたちからは英雄として遇され、一行はちゆ曰く「絵本の様な世界」と言われる美しいヒーリングガーデンを満喫します。

f:id:furafuraasobinin:20210221143559j:plain

やがて、付近を散策していた一行は、まだビョーゲンズに侵され汚染が抜けきっていない黒い森のような場所にたどり着くのですが、そこで人間嫌いのヒーアニ、サルローと邂逅。彼は人間は地球を破壊し、汚染し、動物を無作為に殺すようになってしまった、ビョーゲンズと変わらない存在だ、とヒープリチームに向けて糾弾の言葉を投げかけます。

f:id:furafuraasobinin:20210221143648j:plain

一方その頃、のどか達がお土産に持ってきたすこやか饅頭の外箱にナノビョーゲンが潜んでいたことで、ヒーリングガーデンにメガビョーゲンが持ち込まれてしまい、幼いヒーアニが幾匹か捕まってしまい…というものでした。

 

ここで「答えのない問題」が来るとはなあ

さて、今話で急にぶちあがった人間は地球にとって害悪なのか? というテーマ。

難しい問題ですよね。メタい発言をするならば少し古い話であれば東日本大震災からの原発問題、直近でもコロナ禍による様々な問題が上がり、我々は地球とどう触れ合うべきなのか、どの様に個々との折り合いをつけるのか、否応なしに考えさせられる時代に突入しています。

ただ、これに明確な答えを出すことは恐らく不可能です。例を挙げれば我々は電気というものに頼って生きているわけですが、それを生み出すために様々な自然を犠牲にしているわけです。が、では、地球のために電気も何もない江戸時代の生活に戻れるかと言われればそれは無理な話でしょう。

なにも電気の話に限った話ではなく、人間は、いやありとあらゆる生物は何かを犠牲にして生きていると言っていい。ここを否定されれば、「では滅べ」と言われているに等しい。

f:id:furafuraasobinin:20210221143834j:plain

今回この問題を提起したヒーアニのサルローさんは結構な過激派で今の人間は浄化されるべき存在だと言い放ちました。浄化がどの程度の事を指しているのか分かりませんが、彼はビョーゲンズと人間は同じようなものだ、と暴言も吐いており、これは取りも直さず「人間は滅ぼしてしまえばいい」と言っている様に自分は感じました。*1

では、自分は地球にとって害悪な生物だから自殺しろ、と我々が言われて素直に自死を選べるのか、と言われればそれはノーですよね。つまり、この問題提起に答えは…少なくとも明確な答えは存在しません。我々は何かを犠牲にして生きている。でもだからと言って生をあきらめるわけにはいかない。答えのないテーマなんです。

f:id:furafuraasobinin:20210221144205j:plain

これを見ている視聴者たちに問題を提起するのはいいのですが、ずいぶんな難題をぶち上げてくれたなあ、とは思います。

それが証拠に、そのサルローさんの言葉を承け、戦いながら自問自答を繰り返したのどか・ちゆ・ひなたは彼の言葉を噛みしめながら、自分たちの出来る事をしていく、地球が、そこに住まう全てのものがすこやかであるために、という事を伝え、テアティーヌの口添えもあり和解するに至りました。

f:id:furafuraasobinin:20210221143940j:plain

ですが、サルローさんは納得してくれましたが非常にもやっとした解答でもありますよね。正解のない問答に対する一般解だと言ってもいい。プリキュアシリーズではメンバーが将来の夢を語るのがセオリーなのですが、今回こそそれを持ってくるべき場面だったのでは? と思うのです。それが地球にとって癒しの力であれば尚良かった。ですが、実際にはちゆがかろうじてハイジャンプと旅館業の両立を掲げている程度で、とうとう最後までのどかやひなたの将来が示唆されることはありませんでした。*2

f:id:furafuraasobinin:20210221144026j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210221144039j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210221144103j:plain

最後にヒーリングガーデンから地上に戻ってきた際にも、私たちの「生きる」という戦いはまだまだ続く、という感じで閉幕しましたが、それも何か目標があってこそ活きる訳で、なんとも言えない中途半端さだけを残した最終話となりました。

 

ヒーリングアニマルとは

ここにきて、もう一つ疑問が残ったのはヒーリングアニマルの存在です。今話で初めて判明したのですが、ヒーリングアニマルは地球から自然発生的に誕生する存在であり、唯一ラテだけがテアティーヌが直々に生んだのだそうです。

つまり地球意志の具現化とも取れるわけですが、そうなるとアスミも厳密にはヒーリングアニマルの亜種と考える事も出来ますね。

f:id:furafuraasobinin:20210221144235j:plain

また、ヒーリングガーデンの詳しい内情が今回で初めて語られているわけですが、サルローさんの様な思想のヒーリングアニマルがいるという事は、逆から言えば彼らは何かを犠牲にして生きているわけではないのかもしれませんね。古い言い回しをすると霞でも食べているんでしょうか? その割にはすこやか饅頭をみんな美味しそうに食べていましたが( ´艸`)*3

ちょっと「お?」と思ったのが、テアティーヌがサルローを諭す際に「もし人間がどうしようもなくなれば浄化をする覚悟はある」と言っている点です。

f:id:furafuraasobinin:20210221144255j:plain

テアティーヌとサルローの「浄化」の捉え方は違うかもしれませんが、これは状況が変われば、ヒーリングアニマル達は人類の敵になる可能性がある、という事を示唆しています。シリーズでも異色の設定ですね。

自分的には今話の一連のやり取りから、ヒーリングアニマルというのは地球のお医者さん、というよりは地球がピンチに陥った際にその元凶を取り除く抗体の様な存在、と解釈しました。この作品内ではその元凶がたまたまビョーゲンズだった、というだけの話で。

面白い設定ですが、これも途中で匂わせ演出でもあればなあ、というのはあります。ちょっと突然すぎるんですよね。もし、人間=我々が慢心せず心すこやかに生きていかなければ、地球は牙をむくんだよ、というメッセージ性を残したかったのであれば、それは作品中にテアティーヌを介して布石をばらまいてからでなくてはあまり効果的ではありません。テアティーヌも結局作中の要所要所で、嫌な予感が…とかプリキュア達の活躍に安堵する、等のあまり意味のない演出に留まっており、使い方もったいないなあ、惜しかったかなあ、というのが率直な感想です。

 

キュアサマーと次回作について

とりあえずキュアサマーがメガビョーゲンに苦戦するヒープリチームの助っ人としてラテに召喚されました。

f:id:furafuraasobinin:20210221144344j:plain

空から落っこちてきた際に、人質に取られていた幼いヒーアニをはずみで解放したまではいいのですが、その後はメガビョーゲンの尻尾にはたかれて気絶という実力も何も垣間見えない状態での乱入、気絶から回復した後は一通りの挨拶もつかの間、ラテをかたどった小さなアイテムを手にゲートから帰還、となりました。

f:id:furafuraasobinin:20210221144437j:plain

予告番宣や最後の引継ぎを見た感じでは元気系のアホの子っぽいですかね? 今作のメインヒロイン・のどかがおとなしめだったこともあって、感じを変えてきたかな?

ただ、キュアサマーのデザイン、ちょっと目には痛いなあ…白基調に各色の帯を散りばめ、髪色も金色に各色メッシュ・グラデーション。作品全体的にポップなイメージですが、ここら辺覆る可能性があるのがプリキュアシリーズの面白いところ。来週からの放映を楽しみに待ちましょう。

 

総括は後日しますが、全体的にみると最初は良かったのですが最終的には「よくできた佳作」で止まってしまった、というのが自分なりの評価です。途中まで佳作評価でありながら後半でひっくり返った前作とは完全に真逆の現象が起きているのが面白い。

 

今週のヒープリのここが見どころ!

f:id:furafuraasobinin:20210221144536j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210221144556j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210221144609j:plain

最終話なんですよ! 最後の戦いなんですから真面目に戦って下さいよ! キュアアースさんッ!

 

----------------

 

*1:実際、ビョーゲンズに対する「浄化」は実質「滅ぼす」事である。キングビョーゲンをはじめ、幹部もただの一人も今作は生き延びる事が出来なかった。

*2:のどかは医者になるのかな? という場面は散見されたが…明示はされていない。

*3:ただ、人間の食べ物自体を初めて食べているような描写もあった。

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第44話「みんなでお手当て!!すこやかな未来のために」感想

f:id:furafuraasobinin:20210214124226j:plain
シンドイーネを使い勝手がいい、あんなものはいくらでもまた生み出せると邪悪発言しまくるキング…どんだけ負けフラグ立てるんですか、ヤダー。

 

さて、今回はネオキングビョーゲンとの最終決戦でした。少し駆け足だったかな、という感はありましたが、テーマをきっちり決めて描き切った事と、あまりぐだらずにキレイに終わらせる事が出来ていたと思います。が…

 

話の流れとしては、力が拮抗していたネオキングビョーゲンとテアティーヌでしたが、ついにネオキングビョーゲンの方が押し始めます。

そんなピンチにシンドイーネを浄化したヒープリチームが駆け付けます。シンドイーネすら駒の一つだった、あんな存在はまたいくらでも作り出せる、と非道な発言を繰り返すネオキングビョーゲンに必ず浄化する事を決意するヒープリチーム。

f:id:furafuraasobinin:20210214124317j:plain

キュアアース以外はプリシールドでの防御に徹し、シンドイーネのナノビョーゲンを宿したキュアアースの攻撃は命中。一瞬慌てふためくネオキングビョーゲンでしたが、一足遅かったと勝ち誇ると同時に、ついにヒーアニ達が展開していた結界が完全破砕され、地球全体が浸食され…ヒープリチームたちはネオキングビョーゲンの中に取り込まれてしまう…というものです。

 

うーん…何から書けばよいのやら…正直言えば王道展開でしたね。

勝ち誇るラスボスに対して切る啖呵、生きること自体が戦いであるという悟り、生きたいという生物ならば当たり前の欲求、皆の想いを受けてのパワーアップ、浄化成功そして大団円後のヒーアニ&アスミ達との別れ。

キレイ過ぎる、は言い過ぎにしろ、そつがない。

実際問題、キュアグレースをはじめヒープリメンバーが、生きること自体が戦いであるという事を悟れたのは、他でもないのどかの辛いことも楽しいこともすべてを経験した過去の描写があったからこそ納得できた訳で、先回のダルイゼンの件も含めてこの子は優しいは優しいですが己の信念は曲げない強さがありました。しかも、その信念に明確なバックボーン(過去の闘病生活)とここまで築き上げた作中描写があったため、一歩間違えると嫌味にすらなりかねない性質を見事に昇華させました。

f:id:furafuraasobinin:20210214124419j:plain

そう、ヒープリチーム側の描写としては問題はなかったのです。でもなんか一歩足りない。物足りない。

まあ、ネオキングビョーゲンですよね。あえて言いますが、この期に及んで彼が何をやりたかったのか自分にはイマイチわからなかったんですよね。

もちろん、それは世界征服ですよね。前回明言しています。しかし、ヒープリチーム達を取り込み、自分の体内でのどかと問答した際に、彼は生物とは戦いあいながら滅ぼしあう定めにあり、自分こそがその頂点に立ったのだ、と言い放つのです。

f:id:furafuraasobinin:20210214124626j:plain

つまり弱肉強食主義者な訳ですが、それを持ち出してしまうと、ではその後はどうするのか? 自分一人だけ残った世界で何がしたいのか? という疑問にどうしてもぶち当たります。自分が最強であることを(特にテアティーヌに)誇示したかったのか、それともナノビョーゲンで地球をすべて蝕んだ後全生物をビョーゲンズにしたかったのか、そうだとしても自分がその王に君臨したかったのか、それとも病気モチーフ故の本能だったのか…ネオキングビョーゲンはそのビジョンまではとうとう見せてくれませんでした。

これはキングビョーゲンが最後半になるまで正体を現さなかったのもマイナスに働いたと思います。前の記事でも書きましたが、ビョーゲンズとヒープリたちの戦いは拮抗状態だった訳で、第41話で多少の布石(すこやか市の色々な場所にナノビョーゲンを潜ませていた)は打っていましたが、急激に彼が力を復活させた理由付けとしては弱かったと思うのですよね。それなら今までの戦いは何だったのよ、と。時間を稼ぎたかったというのならば、それはテアティーヌも同条件だった訳で、彼女を圧倒できた理由付けが弱くなります*1し、テラビョーゲンの強大化を食うために待っていた、という推測は出来ますが、その割にはシンドイーネを積極的に食おうとしなかったり、どうにもやる事なす事中途半端なんですよね。

f:id:furafuraasobinin:20210214125410j:plain

前作のラスボス、ダークネスト=蛇使い座のプリンセスも登場が遅きに失した感はありましたが、彼女はノットレイダーのメンバーの目を欺かなくてはならない、という一応理由付けがありました。ネオキングビョーゲンはそういうのもなく唐突に出てきたのですよね。

要するにヒープリチームと違って、ネオキングビョーゲンにはバックボーンが足りなかったんですよね。これは他のビョーゲンズ全体的言える事ですが。

嫌な言い方ですが、今回のラスボスバトルは

唐突に出てきたラスボスが特徴が特になく、でも性格酷い奴で、皆の力を借りて倒しました、ヤッター

で終了してしまった感がどうしても拭えませんでした。敵側も結構寸劇に時間割いて描写していたはずなのにどうしてこうなっちゃたのかな? 何とも不思議な感覚の最終決戦でした。

 

上でも書きましたがそつはなかったです。でも最終決戦としては少し物足りなかった。キュアアースがシンドイーネを取り込んだことに対する副作用的なものも出てきませんでしたし、最後もわりかしあっさりとヒーアニたちとの別れを描きました。

のどかのパートナーではなくなっても私たち友達でしょ、はとても良かったですが…このシーン、欲を言えばハートの展望台の所ではなくて永遠の大樹の前でやってほしかったかな。展望台がこの作品全体の象徴的な場所なのはわかるんでけどね。

ただ、これは次回の事もありますが…

 

f:id:furafuraasobinin:20210214125003j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210214125018j:plain

そう、次回はのどか達3人がヒーリングガーデンを訪れる内容なんですね。ありそうでなかったなかなか新しい最終回ですが、引き継ぎはあるんですかね、これ。あるならば何か一波乱が起こるのでしょうが…泣いても笑っても次週最終回です。楽しみですね。

 

今週のヒープリのここが見どころ!

f:id:furafuraasobinin:20210214125146j:plain

だからさあ、自分のフィールドに引き込んだ後、のこのこ出張るのも負けフラグなんだって。黄泉比良坂に行かなければ蟹だって勝てたでしょ!( ´艸`)

 

----------------

*1:ただし、今回はテアティーヌにパートナーがいなかった事は加味しなければならない点である。

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第43話「キングの進化…!蝕まれたすこやか市」感想

f:id:furafuraasobinin:20210207110255j:plain
まあ、元々地球を蝕んでビョーゲンキングダムにフォーマットする、と言ってはいたけど、大ボスの口から「地球制服」みたいな単語が飛び出ると、ブルータスお前もか、感が凄いよねー( ´艸`)

 

さて、最終決戦一の部、といったところでしたが、個人的にはネオキングビョーゲンの強さがきっちり描かれていたのが好印象でした。

 

話の流れとしてはダルイゼンを取り込み、最終進化を果たしたネオキングビョーゲンは、まず手始めにとすこやか市を一瞬にして蝕んでしまいます。

f:id:furafuraasobinin:20210207110341j:plain

このままでは地球全体が蝕まれてしまう。早速それを止めるべく攻撃を仕掛けるヒープリチームですが、ネオキングビョーゲンの周りには不思議なバリアが張られており、すべての攻撃を無効化。当然、敵側はバリアを無視して攻撃を仕掛けてくるため、ヒープリチームは何もできないままあっさり変身解除に追い込まれます。

万策尽きたヒープリチーム、シンドイーネがラテに魔の手を伸ばそうとした瞬間、強烈な光の攻撃が彼女の腕を弾き、その場にはテアティーヌが佇んでいた…というものです。

 

まずは上でも書いた通り、ネオキングビョーゲンの強さが明確に描かれたのは良かったですね。すべてを弾く上に自分の攻撃は一方通行的に通せる全方位バリア。

すこやか市を一瞬で蝕み、しかも放っておいてもそれは世界全体に広がっていく、という状況下で、打開策の見えない大ボス。なかなか絶望的な演出でした。

その場を救ったのがテアティーヌを筆頭とするヒーリングガーデンのヒーアニ達。テアティーヌの召還に応じて次々とすこやか市に現れた彼らは全員の力を結集してネオキングビョーゲンの浸食を抑えつつ、彼の動きを止める結界を展開します。

f:id:furafuraasobinin:20210207110407j:plain

少々難を言えば、テアティーヌ側はテアティーヌ側で反撃の準備をしていたと思うですが、彼らは結界での助力に留まった事でしょうか。実際、自分たちが抑えている間にネオキングビョーゲンを浄化する方法は考えてほしい、とヒープリチーム(というよりは見習いヒーアニ+ラテ)に委ねており、下準備込みでそれはちょっと…というのが感想でした。尤も、テアティーヌの力を以てしても結界を張るぐらいが精一杯&対処法が見出せないのか、ラテのピンチにいてもたってもいられなくなって飛び出してしまったのかは判断が難しいところですが。*1

f:id:furafuraasobinin:20210207110503j:plain
面白いな、と思ったのはこの期に及んでもネオキングビョーゲンはテアティーヌの事しか眼中になかったことですかね。最初にすこやか市を狙ったのもテアティーヌとそのパートナー生誕の地だったから、という事が今回語られましたし、結界で身動きが取れなくなった後もヒープリチーム追討をシンドイーネに一任し、彼女は自分の獲物と言い張りました。

プライドの高さが相当レベルなのですよね。その辺りが逆に彼の弱点の様な気はします。

 

さて、このままでは危ないと悟ったアスミは一旦戦線からヒープリチームを連れて離脱、バリア対策について話し合うことになるのですが、彼女はビョーゲンズは別のビョーゲンズを取り込み進化を繰り返している(テラビョーゲンがメガパーツで進化し、更にそれを取り込んでキングビョーゲンはネオキングビョーゲンへと進化した)、と推察。あのバリアはビョーゲンズの力を取り込めば通す事が出来るのではないか、と考えます。

f:id:furafuraasobinin:20210207110543j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210207110704j:plain
そして、その役は人間ではない自分がやる、と言い出すのです。

当然、ひなたやちゆは驚きますし、ビョーゲンズを取り込むという事は取りも直さず、かつてののどかの様な状態になってしまう可能性がある訳で、のどかは大反対します。

それでも彼女の決意は揺るぎませんでした。前回のキュアグレースの台詞「自分の心と体は自分だけのもの」を引用し、誰かがこの役をやらねばならない事、大切なものを守りたいという気持ちとその意志は固いこと、ラテが辞めろと言っても曲げる気はないことを語り、皆を説得しました。

f:id:furafuraasobinin:20210207110617j:plain

かつてはラテを最優先に考え、それ以外にはあまり興味を示さない、という初登場前後から考えると本当に成長しましたね…ただ、この場面、のどかにはもうちょっと強硬に反対してほしかったかな…彼女はビョーゲンズ由来の病身がどれだけ辛いかを知っているのですから、それをアスミが甘んじて受ける、という事に簡単に納得できるとは思えないんですよね。この辺りは素直に時間が足りなかったんかなあ、と考えさせられました。まあ、この時間がらみについては後日の総評にてまとめましょう。

 

そんな所にシンドイーネが到着、早速変身して対処するヒープリチームですが、彼女はさらにメガパーツを自身に投入してパワーアップ、ヒープリチームを圧倒します。

しかし、キュアスパークルの機転で隙を見せてしまったところで他三人の連携攻撃を受けて形勢逆転したところにプリキュアファイナルヒーリングっどアローが炸裂、という展開でしたが…

f:id:furafuraasobinin:20210207110825j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210207110842j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210207110859j:plain

うーん、一応、最後の幹部戦だったんですよねえ。まあ、キュアスパークル、シンドイーネ、双方ともにらしいと言えばらしいやり取りだったのですが…ちょっと締まらんなあ、というのが素直な感想です。シンドイーネがこれほどの悪女でなければ、あるいは幹部最終戦でなければ、笑えるエピソードで済んだのですが…コミカルさを残したかったのはわかりますし、前回ダルイゼン戦がああいった内容だったので連発シリアスは辛いと考えたのも理解は出来ますが、こういうところはあくまでもシリアスに攻めてほしかった。

f:id:furafuraasobinin:20210207111005j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210207111018j:plain
さて、最強合体技でも浄化しきれなかったシンドイーネ、そこにラテの助言でキュアアースもろともシンドイーネに今度はプリキュアヒーリングオアシスを炸裂させ、今度こそ完全浄化されたシンドイーネのものと思われるナノビョーゲンをキュアアースはそのまま取り込みました。

これはどう解釈すればいいんですかねえ…まず浄化技はビョーゲンズにしか効かない、というのが明文化されたのはいいのですが、浄化されたシンドイーネ、というよりはナノビョーゲンはバリアを通れるのか、とか、これを受け入れてキュアアースには影響ないのか、とかいろいろ気になります。受け入れた後キュアアースは平気な顔をしていましたが、これもやせ我慢の可能性がない訳ではないんですよね。

f:id:furafuraasobinin:20210207111114j:plain

というより、この展開、それこそキュアグレースとダルイゼンを絡めた方が面白かったんじゃないでしょうか…正直、適役だったとはいえ*2キュアアースとシンドイーネってあまり絡みはなかったんですよね…考え方が全く嚙み合っていない、という場面は散見されましたけど、あの程度では絡みとしては弱いと思います。

 

f:id:furafuraasobinin:20210207111057j:plain
なんにせよ、ヒープリチームの目論見は成功し、いよいよ結界に目を向け最終決戦への決意を固める、というところで幕となりましたが…

 

f:id:furafuraasobinin:20210207111147j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210207111158j:plain

次回は大団円&やはりヒーアニたちとのどかたちとの別れ…ですかね。ハンカチ用意しておかなきゃ…ペギタンとニャトラン大好きだったから余計辛い…その次が引き継ぎ回だとすると物語上は実質最終回かな? 尤もこの辺りは上手く絡めてくる可能性があるのでなんともいえないかも。

 

今週のヒープリのここが見どころ

f:id:furafuraasobinin:20210207111224j:plain

次回予告に出てきたこの場面、初代ファイナルファンタジーのオープニングの橋渡るところに見えた…ここから、のどかたちの本当の物語が始まる…とかだったらかっこいい引きだな…

 

----------------

 

 

*1:実際、全盛期ほどの力はない、とネオキングビョーゲンも勝ち誇っている。

*2:人間ではない、という事もさることながら、ちゆやひなたではシンドイーネとの絡みは薄い。

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第42話「のどかの選択!守らなきゃいけないもの」感想

f:id:furafuraasobinin:20210131115536j:plain
いやあ、逃亡先が下水道って、大体助からないんですよ、それ…

 

さて、今回は…色々な意味で意表を突かれました。プリキュアシリーズの常識に物申した回と言えると思います。

 

話の流れとしては、前回、ダルイゼンを拒絶したことに思い悩むのどかは朝食はろくに摂らない、学校では奇行の連発、と心此処に在らず状態になってしまいます。

f:id:furafuraasobinin:20210131115605j:plain

その事を心配したラビリンは、のどかは実際はダルイゼンを助けたいと思っているが、彼らと敵対している自分を慮って彼を拒絶した、それなら自分の事など構わずに彼を助けてあげればいい、とアドバイスするのですが、のどかの口からは意外な言葉が飛び出す…というものです。

 

ラビリンの覚悟とのどかの決断

のどかは前回ダルイゼンを拒絶したことに対して、自己嫌悪に陥っていました。自分の事しか考えていなかった、ダルイゼンを受け入れることで、また苦しむことになるかもしれない恐怖、心優しい彼女は完全に板挟みになってしまいました。

f:id:furafuraasobinin:20210131115652j:plain

そんな彼女にラビリンはどんな決断を下したとしても、自分は必ず味方になると言い放ちました。先だって言ったダルイゼンを助けるつもりなら自分の事情に関わらず気にしなくていいし協力もする、逆にどうしてもダルイゼンを受け入れられない、というのならば助けてやる義理などないのだと諭しました。

f:id:furafuraasobinin:20210131115723j:plain

一見すれば自分勝手で盲目的ともいえます。前々回のひなたが皆から励まされる回も言うなればこれ(狭い世界での絶対的肯定)な訳ですが、のどかの場合は事情が違い過ぎる。過去の病気への恐怖、そしてよくよく考えてみればあまりに勝手な言い草のダルイゼン。その事をすべて受け入れた上でラビリンは自分が絶対味方になる、と言っているのですよね。話中でも言っていましたが、のどかと長い間絆を育んだからこそ出た結論だった訳で、ラビリンの心強さが良く出ていて良かったと思います。

f:id:furafuraasobinin:20210131115755j:plain
一方追い詰められメガパーツを投入し強大化する事で難を逃れようとしたダルイゼンは巨大化した上に暴走、騒ぎを聞きつけたヒープリチームと対峙する事になります。

そして、その場でものどか=キュアグレースに対し助けを求めるのですが…

キュアグレースはなんと彼の要請を再度拒否。そして、彼を断罪し始めるのです…

 

すべてを許すのがプリキュアなのか?

正直驚きました。プリキュアシリーズのヒロインといえば、基本的に慈悲の心を持ち、助けを求める者には救いの手を差し伸べる、改心するのであればすべてを受け入れる、名前にある通り“癒し”の存在です。ましてや、キュアグレース=のどかはシリーズでも屈指の優しさを前面に押し出したキャラクターです。てっきり筆者は受け入れる方向性になるのかな、と思っていたので。

随分前の記事でも書きましたが、自分は「どうしようもない悪は断罪されるべきである」という考えを持っています。ダルイゼンは残念ながら、この「どうしようもない悪」だったと言わざるを得ません。キュアグレースはそれを噛みしめるが如く一つづつダルイゼンに言葉を投げかけながら攻撃を仕掛け続けました。

f:id:furafuraasobinin:20210131115919j:plain
仮にのどかがダルイゼンを受け入れて回復したとしても、その後どうするというのか? また地球を蝕む事に邁進するのか? 答えられないダルイゼンにさらに追い打ちをかけるキュアグレース。

f:id:furafuraasobinin:20210131115948j:plain

自分にとって大切な人々を傷つけ、

命をもてあそんだことを嗤い、

自分がどれほど苦しんだか理解しようとせず、

自分が苦しくなれば助けにすがる、

自分の心も体も私だけのものであり、

自分はあなたの都合のいい道具じゃない!

これだけダルイゼンとのどかは考え方が全く違っている。そりゃ受け入れられる訳ないですよね。

f:id:furafuraasobinin:20210131115902j:plain

穿った見方をすれば、この場面でのキュアグレースは確かに自分を優先しています。枕詞には常に「私が」という言葉が付随しました。ですが、ならばのどか自身がどれだけ苦しもうが、プリキュアであるならば受け入れなければならないのでしょうか? それはあまりに酷というものでしょうし、答えは否でしょう。ここだけを見れば、確かにのどかとダルイゼンは同根と言えるかもしれませんが、あくまでも自分本位で他を顧みないダルイゼン(おまけに自身が危うくなれば生みの親であるのどかに縋る)と悩み抜いた上にそれでもダルイゼンが許せなかった(おまけに生かしておけばまた悪さを再開する可能性が高い)のどかでは質が違い過ぎる。

f:id:furafuraasobinin:20210131115808j:plain
確かにダルイゼンは哀れに感じましたが、それは表面的なものであり、嫌な言い方をするならば、贖罪もしていないし改心するとも思えない。それが証拠に多少の怒りを含ませてはいたもののキュアグレースは淡々と彼を攻撃していきました。その表情はどうしても彼を受け入れる事が出来ない悲しさに満ちていた、と感じたのは自分だけですかね? こういう意志の強さもまたプリキュアらしいと思うのですよね。

f:id:furafuraasobinin:20210131120354j:plain

弱らせたダルイゼンを合体技・プリキュアファイナルヒーリングっどアローで浄化するものの、完全に浄化しきれなかったところでシンドイーネとキングビョーゲンが出現、キングはダルイゼンを取り込み、ネオキングビョーゲンとして地球の完全支配を宣言しますが、その際に啖呵を切ったキュアグレースに対して「ダルイゼンを切り捨てた貴様が地球を守るとは片腹痛い」といった内容のセリフに「そのダルイゼンを追い詰めたのは誰だ!」と毅然と言い放ちました。この言葉だけでも、和解が出来るのならば本当はダルイゼンを救いたかったのですよね、彼女は。

なんか、今回は切ないとともに色々考えさせる内容でした…

 

敵側の事情について

上でも書いた通り、キングビョーゲンは力をだいぶ失ったとは言え、そのダルイゼンを取り込み、ネオキングビョーゲンとなりとうとう直接的に地球を侵略開始し始めました。これでダルイゼン完全体状態だったらどうなっていたんだ…

f:id:furafuraasobinin:20210131120435j:plain

形態もより人間型に近づき、いよいよ最終決戦待ったなし、といったところでしょうか。しかもネオキングビョーゲンは最終的にはシンドイーネを食ってさらにパワーアップという選択肢も残っているのですよね。なかなかハードですね、ヒープリチームにとっては。

f:id:furafuraasobinin:20210131120506j:plain

そして、シンドイーネ。明確に自分はキングビョーゲンの力になれるなら食べられても構わない、という発言をしました。最早狂信者のそれですね。グアイワルを罠にハメ、ダルイゼンを追い詰め、二人をキングに献上=殺すことにも一切躊躇いはない残忍さも見せており、歴代でもかなり上位にランクインする悪女になり果ててしまいました…初期のコミカルさはどこ行ったんだよ…

ただ、なんでここまでキングビョーゲンに心酔したのかはもうちょっと説明が欲しかった。名付け親だから、程度ではどうにも納得しずらいんですよね。キングに惚れ込んだ挙句、仲間を殺す事すら躊躇しない悪女。まあ、ありっちゃあありなんですが、それならもう少しバックグランドは欲しかったかな、と。

あと、ダルイゼンがキュアグレースの問いかけが始まったあたりで、今までの赤い蝕み光線や紫色の禍々しい弾丸ではなく、緑色の光線を発射しているのですよね。尤もその光線技をヒープリメンバーは避けてはいるんですが、何か質の違う攻撃(ですらないのかも)なんでしょうか? OPを見ればわかる通り、この世界観で緑色は浄化の象徴でもあります(赤黒い場所を4人が緑色に浄化しながらゆっくり歩む場面がある)。考えすぎでしょうか? ついでに言えば、彼は合体技で完全浄化されなかった、というのも気になります。これなんかの伏線なのかな…

 

f:id:furafuraasobinin:20210131120538j:plain
さて、次回は…ネオキングビョーゲン大暴れ回ですかね。多分、ヒープリチームも最大級のピンチを迎えそうです。

f:id:furafuraasobinin:20210131120551j:plain

そして、そんな状況と思われる場面でアスミは自分に考えがある、という様ですが…おいおい、まさか自分を犠牲にする気じゃあるまいな!

 

今回のヒープリのここが見どころ!

f:id:furafuraasobinin:20210131120620j:plain

とりあえず、理科の実験の最中にリコーダー吹き始めるのはクラスメイトの信用を失いかねないのでやめた方がいいと思うの( ´艸`)

 

そして、とうとう次回作、トロピカル~ジュ!プリキュアの番宣が入りましたね。声優さんも順次発表されているようですし、着々と足音が近づいています。

f:id:furafuraasobinin:20210131120639j:plain

f:id:furafuraasobinin:20210131120652j:plain
ところで、メインヒロイン・夏海まなつ=キュアサマーの中の人は時の人・ファイルーズあいさんとのことですが、自分は某筋肉アニメやアイドルアニメを見ていないのであまり知識はないのですが、この方、艦これのホーネットの人なんですね。番宣の時の声も考えるとかなり演技の幅が広そうなので期待したいです。