おおおお、このあとすぐが精霊少女に!(まだ引っ張るか精霊少女ネタ(笑))
さて、キュアアース(もう名前出していいでしょう(笑))お披露目回でしたね。個人的には先週の記事で結構早とちりしていたのが恥ずかしい限りですが( ´艸`)まずは順調にお披露目をこなせたかな、という印象です。
話の流れとしては、先週のお姉さんに早速貴様誰だ(意訳)するのどかに、名前はない、まだ生まれたばかり、人間ではないと返す彼女。流石に驚くヒープリチームでしたが、彼女はテアティーヌの願いによって地球から生み出された精霊の様な存在であり、ラテの保護を第一に考え、他のヒープリチームの想いをよそにラテをヒーリングガーデンに連れ帰り庇護しようと考えます。
しかし、ラテはテアティーヌが動けない自分の代わりにこの世界に派遣された事を知っている他のヒーアニ達は猛反発。それをどうしてなのか分からない、といった風の精霊少女に、ラテの気持ちを聞いてみて、と優しく諭すのどか。そんな折、バテテモーダの召喚したソーラーパネルを核にしたメガビョーゲンが現れ…というものです。
やっぱりフライングはするもんじゃないね(戒め)
先週の自分の記事での予想が悉く外されて苦笑しているふらあそです( ´艸`)。
さて、今話の目玉は何といってもキュアアースお披露目だった訳ですが、なかなか設定盛り沢山でしたね。近いイメージを受けたのはやはりまほプリのはーちゃんでしたが、また違った味わいの面白いキャラクターになりそうです。
- 彼女はテアティーヌの必死の祈りを地球そのものが受けて誕生した精霊に近い存在(人間ではない)である。
- かつてのテアティーヌのパートナーの外見、性質を色濃く受け継いでいるが、本人ではない。あくまでも生まれたての存在である。
- それが故に色々な意味で純粋で、感情の機微には疎い。
- 元々ヒーリングガーデンは地球の意思が生み出した地であり、テアティーヌは原初のヒーリングアニマルでもある。
- あくまでもラテの保護が最優先事項であり、逆から言えばそれ以外の事にはあまり興味はない。
そして、出現したパワーアップしたメガビョーゲンに苦戦する三人を見て、ビョーゲンズの浸食に耐え戦おうとするラテ。しかしそんな様子のラテに精霊少女はあくまでも彼女の安全が第一であり地球のお手当ては二の次、というか興味もない、という態度でしたが、その態度を見たラテから「その姿(かつてのテアティーヌのパートナー)でそんな悲しい事を言わないで欲しい」*1という悲しそうな言葉を承け、地球から色々な感情が流れ込みラテの意を汲んで戦う事を決意。ラテをパートナーにキュアアースへと変身を果たしました。
このシーンは、生まれたてで感情の起伏に乏しい彼女が大地の息吹(地球の感情)を感じながら感情が芽生え始める様が伝わり良いシーンでしたね。*2
変身したキュアアースはメガビョーゲンの対処を他のヒープリチーム三人に任せ、自らはバテテモーダと対峙、これを圧倒し、最後にはメガビョーゲンごとバテテモーダを必殺技「プリキュアヒーリングハリケーン」で浄化しました。
- キュアアースはスピード・パワーともに異次元であり、特にスピード系が強い事が強調された。
- 変身後、ラテはヒーリングステッキ化しない。
- 単独でバテテモーダを圧倒する戦闘力を持つ。
- 単独浄化技「プリキュアヒーリングハリケーン」を持つ。威力は三人合体技のプリキュアヒーリングオアシスに比肩する(と思われる)。
- 戦闘終了後は元々おしとやかであった事も手伝って、プリキュア達と共闘してくれることを約束してくれる。
- 生まれたての存在故に名前がなかったが、のどかの提案でアスミとなる。次週予告で判明したがフルネームは「風鈴アスミ」になるらしい。
なかなか落ち着いていていいキャラクターですが、ある程度の感情が芽生えたとはいえ、まだまだ未熟な感じはビシビシ伝わりますね。次回はそこにスポットが当たる様ですが、個人的には戦い=地球のお手当てを決意するシーンといい、プリキュアとの共闘の件といい、名前の件といい、全権をラテに委ねてしまっているのは気にかかる要素です。
どこまで個性を出せるか…という点にも注目したいですね。特に病身だった故に他人への気遣いを第一に考えているのどかの影響を良い方向で受けてくれると嬉しいですね。今回のラテの気持ちを聞こうとしたのどかのそれは優しいお医者さんの問いかけの様でとても良かったので。
敵側の事情について
メガビョーゲンの欠片という、メガビョーゲンに加える事によってパワーアップさせるアイテムが何の布石もなく登場しました。これでパワーアップしたメガビョーゲンはヒープリチーム三人で苦戦or互角といった感じでなかなか厄介そうですね。
この欠片は前回倒したメガビョーゲンからバテテモーダが採集したものなのですが、その様子はグアイワルに見られており、その大半を親分肌を吹かせた彼に強奪される、という事態となりました。
当然、全部を渡すほどバテテモーダは馬鹿ではありませんから、今回は自分の手元に残したそれを使ってメガビョーゲンのパワーアップを行いましたが、最終的にはキュアアースに為す術もなく浄化されてしまいました。
この際、バテテモーダも浄化されたのですが、これで彼が退場なのかはまだ不明ですかね。ぱっと見、元の生物(識者の見識ではヌートリアらしいが)に戻ったような描写はなかったので様子見でしょうか。後出しじゃんけんみたいな言い方で申し訳ないですが、正直、バテテモーダは最後まで生き残る(場合によってはラスボス化)か、早々に退場のどちらかかな、とは思っていたので、予想外と言う程ではなかったのですが…まあ今後の動向に注目しましょう。
そう言えば、このバテテモーダの浄化シーン(当然それに付随するキュアアース誕生)の様子をグアイワルはまたしても覗き見していたのですが、バテテモーダの最後の「俺の野望があ」という断末魔を受けて「野望…か」と独り言ちているのが印象的でした。
コミックリリーフ色の強いグアイワルですが、所々に不気味な策士っぽさがあってこれも予想通りだったのですが(今回のバテテモーダの様子の覗き見、先回の移動しながらの電気系統破壊攻撃、キングビョーゲンをただの靄扱いする等)、こういう台詞・態度は次の退場フラグの可能性もあるので、ここら辺も注視したい点ですね。
あ、あと今回からエンディングテーマが変わりましたね。個人的にはサビの部分に変調入れてるのは聞きずらい、というか違和感ありますね。正直前の方が好みです。
次回は色々な意味で世間の常識を理解できていないアスミに振り回されるヒープリチームという息抜き&ギャグ回っぽいですが、アスミはゆっくり掘り下げてほしいかな、と思ったキャラクターなので、他の三人と上手に絡ませて深みがあるキャラに育っていくと良いですね。
今週のヒープリのここが見どころ!
よく考えてみると「ヒーリング」なのに「ハリケーン」…うーむ。結構過激じゃありませんかね、キュアアースさん!?
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