ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】ひろがるスカイ!プリキュア第46話「ヒーローたちのクリスマス」感想

悪いなのび太ツバサ、このソリ、四人乗りなんだ。

 

さて、クリスマス回という事で完全な息抜き回でしたね。変身シーンこそありましたが敵の襲来もなく嵐の前の静けさ、と言った所でしょうか。来年からは怒涛の展開が待っていそうです。

 

話の流れとしては、とうとうツバサの研究が実を結び、ミラーパッドバリアと呼ばれるスカイランド城下町をアンダーグエナジーから守る結界が展開される事になりました。いずれ攻めてくるであろうアンダーグ帝国に備えて、近隣の住民は城下町に次々避難してくるのですが、時期はちょうどクリスマス。スカイランドではスリクマスという名で似た行事がある様子。

戦時である事も相まって、せめてクリスマスパーティーをして国民の不安を払拭できないかと考えるひろプリチーム。最初こそ今はそんな雰囲気ではないのでは? という方向性でしたが、エルちゃんの鶴の一声で開催の方向に。

着々と準備を進めるひろプリチームでしたが、そんな所にシャララから極秘任務を彼女らは頼まれて…というものです。

 

という訳で、上でも書いた様に完全なオマケ回でした。敵の襲来もなかった訳ですが、これは冒頭でミラーパッドバリアが発動した事で理由付けになっていましたね。

正直、このバリアがどの程度の能力を持っているのかは分かりませんが、そもそも内側にワープゲートを開かれれば無意味となってしまいます。が、このバリアはアンダーグエナジーを弾き、それ以外は素通しするという優秀なものであり、アンダーグエナジーの能力であるワープゲートにも効果を発揮するかもしれません。そもそも、障壁の対象が城下町のみなので、いざとなれば青の護衛団なりにワープゲートを警戒させる手もありますしね。先回にはこのバリアはスキアヘッドも警戒している発言をしていましたので、かなりの有効性があるものだと思われます。

筆者は正直、このバリアの話が出た時に最終的にバリアに閉ざされたスカイランドと地上世界が完全分断される=地上組とスカイランド組の別れに発展するのかな? と考えていたのですが、カイゼリンの登場や今話でのバリアの仕様が判明した段階でこの流れはとりあえずはなさそうですね。

 

後半はターサンという地上世界で言う所のサンタさんの役割を与えられている鳥族を助ける事になるのですが、ひろプリチームは彼らが子供たちに贈り物をする理由「子供らの笑顔が自分たちにとって何よりのプレゼントだから」に感銘、彼の手伝いをしながら、スカイランドの民たちの笑顔を守る、この平和のひと時こそが自分たちの護りたいものなのである、と決意を新たにしました。

これは中々メッセージ性がありますね。昨今の世界情勢を鑑みた時に、今クリスマスに限らず平穏に生活できていることの大切さ、そして、それがいつ壊されるか分からない怖さ、自分たちには何が出来るのか。色々考えさせられます。でも、まずはその平和を享受する、でもいいと思うのですよね。その上で何故その平和が保たれているのかを個人で考える。アプローチの仕方こそ違いますが、考える余地を残す、というやり方は先日終了したオトナプリキュアと基本は変わりません。

 

最後の場面ではお互いに同じクリスマスプレゼント渡しあうソラとましろの目の前で成長したエルちゃんが淡い光に包まれながら現れ…と言った所で幕となりましたが、早速物語が大きく動く予兆を残して今年分の放送は終わりました。

 

次回はいよいよ一番星の謎が詳らかになりそうですね。そして、それに伴ってカイゼリンの事情と、和平締結後に何があったかのかも判明するかもしれません。目が離せないですよね。こういう引きは上手いなー。

 

今週のひろプリをかいつまんでナナメからバッサリ

うーん、これはすでに女帝の貫禄!

 

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