ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第29話「新たな魔法の物語!主役はモフデレラ!?」感想

f:id:furafuraasobinin:20160821103322j:plain

初っ端からガメッツさん登場でテンション上がるモフー!

 

f:id:furafuraasobinin:20160821103356j:plain

f:id:furafuraasobinin:20160821103336j:plain

f:id:furafuraasobinin:20160821103347j:plain

f:id:furafuraasobinin:20160821103414j:plain

さて、今回のお話ははーちゃんの魔法の才能に嫉妬した校長先生が「エメラルドの事を思い出せー」と、彼女に大量のマホウ界の伝説の資料を押し付けていびり倒すという内容です(大嘘)。

 

さて、真面目な話の戻すと…

えーっと、今回は何と言いますか…完全ギャグ回&カオス回でしたね(;^ω^)

 

だからという訳ではないんですが、今回はちょっと考察する場面に乏しく感想記事としては困った事になってしまっています。正直言えば「笑った」ぐらいの感想しか思い浮かばないんですもん(苦笑)。

 

今回判明した事は、マホウ界にもナシマホウ界と同じ童話が存在してはいるのですが、全て魔法使いが主役になる様に改変されており、例えば「シンデレラ」では魔法使いのの方が主人公であり、「ピーターパン」は妖精が大きくクローズアップされ、「花咲かじいさん」ではお爺さんが魔法使い設定になっていたりで、とにかく魔法使い至上主義に変更されています。

これはなんとなくなんですが、マホウ界とナシマホウ界は表裏一体というよりは、同一世界にあるという示唆の様に感じます。似たような物語が、観点や文化が変わる事で視点が変わったり少し違う結末のお話になったりするのは現実でもよくある事例です。

今回のシナリオでは、みらい、リコ、モフルンがシンデレラ好きであり、お互いに少し違いがある事に驚いたりしていましたが、とりあえずは校長先生にいびられたはーちゃん(まだ言うか)がお疲れの様子だったので、皆仲良く床に就いたのですが…

 

気が付くと、まほプリチームはシンデレラの世界にいました。主要なキャストは

シンデレラ(モフデレラ)=モフルン

魔法使いのおばあさん=リコ

ネズミ=みらい・はーちゃん

お母さま=ガメッツ

お姉さま達=バッティ・スパルダ

王子様=校長先生

後はなぜか悪の魔法使いというオリジナルなキャラにヤモー、モブには補習組などが使われていました。

f:id:furafuraasobinin:20160821103501j:plain

オリジナルなキャラクターが使われている所を見るに、ベースはマホウ界のシンデレラの方でしょうか。

なんで童話の世界に紛れ込んだのか首を傾げていたまほプリチームでしたが、結局なり切ってストーリーを進行していきます。ろーるぷれいんぐやね!

しかし、この「モフデレラ」の内容がもうハチャメチャ。

ガメッツお母さまは舞踏会を武道会とか言い出すわ、リコ魔法使いが作ってくれた馬車は冷凍みかん製だわ、校長王子様は高所からのジャンプを見事に決めてかっこつけ登場したり、腹抱えて笑うしかありません。

f:id:furafuraasobinin:20160821103522j:plain

一通り笑った所でガメッツお母さまがヤモーの魔法で巨大化。まほプリチームも変身で対抗*1するのですが、勝ったら私と結婚しろとガメッツに迫られた校長王子様はあろうことかバトルではなく踊りでの決着を提案。そして、踊りの内容が

プリキュア音頭

f:id:furafuraasobinin:20160821103554j:plain

もう、我慢できませんでした。腹筋崩壊です。私を笑い殺す気か!!(゜∀。)

最後は踊りの最中に足を滑らせて湖に落ちて溺れたガメッツ(亀だろ!おい!)をなし崩し的に救って、本当は外の世界の住人だったみらい・リコ・はーちゃん(いつからそんな設定に!?)をモフデレラが無事ゲートに送り届ける、という内容で終了しました。めでたしめでたし?

 

ちょっと無理やりな解釈をすると

まず、配役がまほプリチームにとって「シンデレラ」がどういう視点で見られているのかを表していました。

才能は置いておいて、魔法の成績だけは芳しくなくコンプレックスを抱いているリコが強力な魔法使い役であるのは彼女の願望の具現化とも捉える事が出来ますし、何よりマホウ界のシンデレラでは魔法使いのおばあさんは主役扱いです。

f:id:furafuraasobinin:20160821103633j:plain

魔法の世界を客観的に見れるみらいがネズミ役というのは、彼女がこの本の物語性自体が好きな事を表しています。だからこそ、冒頭のシーンでマホウ界とナシマホウ界の物語の相違性を一番驚いていましたね。同じく、シンデレラに触れた事のないはーちゃんもニュートラルな立場からネズミ役。

モフルンは序盤にシンデレラに憧れている発言をしており、シンデレラ自身に羨望の感情を抱いている事が伺えます。

更に、この配役ではガメッツ、バッティ、スパルダ、モフルンが親子・姉妹関係という事になりますが、考えてみると全員魔法生物なんですよね。ガメッツ以下の三人はドクロクシーに各々の元生物を強化され意思を持った存在でしたし、モフルンもみらいのぬいぐるみが意思を吹き込まれた存在です。根っこが非常に似ている。まあ、それを言っちゃうと今回のヤモーさんの説明が付きませんがね。

うん、やっぱり無理やりすぎるな。今回は単純なお笑い回、でいいんじゃないでしょうか。最後に魔法学校の制服姿になったモフルンが魔法を使いましたが、これは映画版の布石かな?

 

今回は全くと言っていいほど本編とは関わらないシナリオであり、ある意味息抜きにはちょうど良かった気もします。ノリとしてはスマイルプリキュアのギャグ回に近かったですね。たまにはこういうのがあってもいいでしょう。なんせ4クールもあるんですから。

 

あ、最後は夢オチでした。お約束すぎぃ!

f:id:furafuraasobinin:20160821103701j:plain

 

次回は、いよいよ夏のマホウ界滞在編最終回かな? 課題に追われるみらい達の姿が見れそうです。

f:id:furafuraasobinin:20160821103724j:plain

スマイルプリキュアパイセンの様な失態を晒すなよ?(´∇`)

 

今週のまほプリを一言で表現

f:id:furafuraasobinin:20160821103744j:plain

いやあ、ジョージのイキイキとした姿を見れて大満足。この人のノリノリ演技大好きだよ!

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

-----------------------------------------

*1:ちなみに、変身シーンもネズミ役で小さくなっているみらいをリコが手をつなぐ動作で握り潰す、キュアフェリーチェは変身後小さいままなど、完全にギャグ。

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第28話「魔法界の夏祭り!花火よ、たかくあがれ!」感想

f:id:furafuraasobinin:20160814100406j:plain

魔法の絨毯乗るのに運転免許が必要とか、某青狸アニメの魔界大冒険思い出しますね(;´Д`)そういや、あれもテレ朝か…

 

f:id:furafuraasobinin:20160814100437j:plain

さて、今回はみらい達が魔法学校主催の夏祭りに参加する日常回でしたが、補習組が大トリの花火を上げる係になったものの、花火の原材料であるドンドン花が原因不明で枯れてしまい、その代替品である野生のパチパチ花を入手するためにみんなが奔走する…というのがメインの流れでした。

もちろん、ドンドン花が枯れた原因はデウスマストで確定なのでしょうが(ドンドン花は太陽の光を浴びるほど良く成長する、という設定である為)こういうさりげなくじわじわと敵の手が広がっている演出は良いですね。

 

パチパチ花探索はみらいとはーちゃんの実行班と、リコ達の頭脳班に分かれました。

そういえば、この場面では、高所恐怖症のエミリーが魔法の絨毯を自在に操り、勉強嫌いのジュンが図書館に詳しくなっており、忘れ物常習犯のケイが準備万端の性格になってたりして、全員自分の欠点を見直して成長している描写がありました。

みらいやリコ、はーちゃんもそれを見て思う所があったらしく、彼女らの成長の糧にもなりそうですね。今回はこういう細やかな表現が多かった気がします。

 

図書館の膨大な資料の中から、パチパチ花の特徴を掴んだリコたちは急ぎ伝書鳩で外に出ているみらい達に資料のコピーを送るのですが…

f:id:furafuraasobinin:20160814100516j:plain

モノクロじゃねえか!!(笑)

困った事にパチパチ花は見た目がほぼ同じで色違いの、眠ってしまう草と1日中おしゃべりが止まらない草が存在するらしいのですが…

f:id:furafuraasobinin:20160814100532j:plain

な ん だ こ れ は !!(白目)

結論から先に言えば、みらいとはーちゃんは迷いなく黄色い花を選び実際これが正解のパチパチ花だったのですが、はーちゃんは植物と縁が深い特殊な存在(実際「花の声が聞こえたような気がした」と発言している)だからともかく、みらいはまたしても「勘」で選んでおり、久々にみらいのラッキーぶりが炸裂しましたね。正直「またかよ…」とも思いましたが、まあ、これもみらいのキャラ付けなのかな、と最近は思う様になりました。

現場にはエミリーもいたので、一人一本づつ持って行って、外れた二人が眠り&おしゃべり状態で花火を見るギャグ展開を期待したんだけどなあ(笑)。

 

パチパチ花と思われる黄色い花を回収し持ち帰った所でラブーが襲来。

f:id:furafuraasobinin:20160814100606j:plain

ラブーの暗黒空間にエミリーも一緒に飲み込まれたはずでしたが、なぜかまほプリチームと分離していましたね。ちょっとご都合過ぎじゃないかなあ。

ラブーはあくまでもプリキュアの抹殺が目的なので、無関係なエミリーのみを意図的に弾いたとも考えられますが、彼はそういう所はお構いなしみたいな性格に見えるしどうなのかなー?

また、ラブーは戦闘前に「もうあんまり時間がない」旨の発言もしており、意外とデウスマスト登場は早いものになるかもしれませんね。

 

ラブーが呼び出したドンヨクバールはまほプリチームを一回は拘束に成功したものの、必死に取ってきたパチパチ花をラブーがぞんざいに扱ったため、彼女らの逆鱗に触れてしまいあっさり逆転、そのままサファイアスマーティッシュ→エメラルドリインカーネイションのコンボを食らって消滅してしまいました。

今回もキュアフェリーチェの必殺技がトドメとなりましたが、どう考えてもキュアミラクル・マジカルの攻撃の段階で相手はボロボロになっており、完全にオーバーキルに見えました。やはり、ドンヨクバールにはミラクル・マジカルの攻撃は効いているのかな? スーパーヨクバールと違う立ち位置ならば面白いと思います。

 

f:id:furafuraasobinin:20160814100711j:plain

最後は無事に花火が上がり、補習組も成長したものよのう、しみじみ…と言った感じで今回は幕となりました。戦闘シーンでのエミリーの扱い以外は良くまとまったいいシナリオでしたね。

 

次回はどうも完全ギャグ回みたいですね。

f:id:furafuraasobinin:20160814100729j:plain

本編との直接の関わりはない話っぽいですが、果たしてどうなる事やら。

 

今週のまほプリを一言で表現

f:id:furafuraasobinin:20160814100742j:plain

「あれ取ってこい」と命令できる投げ輪を使う挙句、外しまくる投げ輪屋さんって、あのそれ、詐欺なのでは…

 

来週もキュアップ・ラパパ!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第27話「Let'sエンジョイ!魔法学校の夏休み!」感想

f:id:furafuraasobinin:20160808165955j:plain

リコパパさん、その最初期のドデカ携帯電話もどきは一体…

 

そしてまずは昨日は急な友人の来訪により記事の更新が遅延したことをここにお詫びさせていただきます。

 

さて、今回は夏のバカンスを楽しむという名目で久しぶりに魔法界を訪れる事になりました。しばらくマホウ界が舞台になる可能性がありますね。

というのも、今回とうとう正式に新たな敵としてラブーがプリキュアの前に立ちはだかったからです。そして、ラブーのさらに上の存在としてデウスマストの存在が示唆されました。

デウスマストがどういう存在かはまだ不明ですが、まだ封印状態であり、マホウ界に封印に関するものが隠されている可能性が大いにありそうです。予測ですが、太陽の中の大きな黒い影(黒点なのかな?)で表現されていたので、出現する事になればマホウ界・ナシマホウ界両方に影響を及ぼす可能性がありそうです。

 

そして、今回でようやく、と言うべきか、魔法学校の補習組以外の生徒たちが出てきました。とは言ってもモブではありますが、ここに来てようやく「生きた」魔法学校が姿を現した、といった所でしょうか。

魔法学校自体は夏祭りの準備らしく、夏休みでありながら多くの生徒たちが作業に打ち込んでいるのですが…

f:id:furafuraasobinin:20160808170121j:plain

いや、なんか、ノリとしては学園祭、だよね? コレ?(;^ω^)

 

そんな学園の動きをよそに、占いで出た「大いなる災い」の事を憂いていた校長先生ですが、そこにいたみらいと語り合っている所にラブーが登場。

f:id:furafuraasobinin:20160808170139j:plain

上で書いたデウスマストの存在の示唆に加え、自分たちが使う力は魔法とは異なる「ムホー」(無法?)である事、そして呼び出す怪物は「ドンヨクバール」である事が判明しました。また、魔法の力に関して「ムホーの劣化コピーである」様な発言もしており、マホウ界の根幹に左右しそうな存在でもありますね。

 

今回の戦闘ではダイヤモンドモードが使用されましたが、今までとは逆にフェリーチェが足止めして、ダイヤモンドエターナルでとどめの流れとなりました。ドンヨクバールがスーパーヨクバールより力が弱いのか、ただ単にミラクル・マジカルの力の方向性が通用する相手なのかは未知数ですね。*1

f:id:furafuraasobinin:20160808170201j:plain

ただ、通常戦闘時の表現を見る限り、まだキュアフェリーチェの方が若干優勢な印象を受けました。

 

ようやく最終的な敵の姿が見えてきた回でしたが、来週は夏祭り回の様ですね。後は補習組に身バレ? かも。まあ、マホウ界の人間への身バレはそこまで致命的ではないと思いますが…

f:id:furafuraasobinin:20160808170215j:plain

そして、残念ながら今回を以て流石にドクロクシー一味はほぼ間違いなく壊滅したと判断して良さそうです。声優さんも豪華だったので、正直勿体なさ過ぎる気がすると同時に、これだけのメンツを揃えているのなら、ひょっとしてまだ何か…と言う気もします。実はデウスマスト一味(まだラブーだけだけど)ともども今後に注目している流れの一つだったりします。

 

今週のまほプリを一言で表現

f:id:furafuraasobinin:20160808170231j:plain

食べ放題が許されるのは若いうちだけだよ。食べられる時にたんとお食べ(´Д⊂ヽ

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

-----------------------------------------

*1:正し、スーパーヨクバール自体はミラクル・マジカルの飛び道具を食らってはいないのに留意する必要性がある。

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第26話「想いはみんな一緒!はーちゃんのクッキー」感想

f:id:furafuraasobinin:20160731100417j:plain

f:id:furafuraasobinin:20160731100423j:plain

【悲報】みらい、朝食を焦がす程度に料理下手が発覚。

 

さて、今回は度重なるヤモーの襲来によって、リンクルストーン・エメラルドを持っているはーちゃんが、自分がいるとみらいやリコに迷惑がかかる、と家を飛び出してしまう…というのが主な流れでした。

 

みらいとリコが家族に感謝の気持ちを込めて、と豪華な朝食を作っているのを見たはーちゃんは、家を出る前に二人にクッキーを焼いてあげます。これが思わぬ伏線になるのですが…

 

クッキーを喜んで食べてくれたのに満足したはーちゃんは翌日の明け方に家出を敢行します。

f:id:furafuraasobinin:20160731100613j:plain

かと言って、二人に迷惑を掛けたくない一心での家出ですから、目的地もある訳でもなく計画性もありませんから、すぐに徘徊不審者になってしまいます。ポケモンGOみたいだ(苦笑)。

途中、様子がおかしい、と尾行していたモフルンが合流するなどのハプニングがありましたが、お腹がすいたはーちゃんは二人に焼いてあげたクッキーの余りを口にして驚愕します。

f:id:furafuraasobinin:20160731100641j:plain

「このクッキー、しょっぱい!?」

 

一方その頃、みらいとリコははーちゃんがいなくなったことに気が付き慌てて探索、また敵サイドはヤモーがドクロクシーの骨最後の一本で、文字通り最終戦を仕掛けようともくろんでいました。

f:id:furafuraasobinin:20160731100655j:plain

 

本当は美味しくなかったクッキーを喜んでくれた二人に疑念が生じた時に、ヤモーがはーちゃんの前に出現。慌てて変身しようとしますが、ヤモーは自身をヨクバール化した上ではーちゃんを自身の体内の檻の中に拘束してしまいます。

f:id:furafuraasobinin:20160731100708j:plain

 

ところで、家出パートでもそうだったのですが、はーちゃんは途中で魔法が使えなくなりました。

これははーちゃんの精神が不安定になった故と解釈できましたが、強大な力を持つ反面扱いが難しい、という特徴づけにもなっているかと思います。今のところ、無双状態が続いているキュアフェリーチェですが、こういうトレードオフがあるのは面白い。

 

モフルンが助けを求めたため、みらいとリコは現場に到着。ダイヤモードでの対応となりましたが、流石に自身をヨクバール化したヤモーが相手ですから一方的に叩きのめされる結果になりました。

次々と攻撃を食らう二人にいたたまれなくなったはーちゃんが、自分が迷惑を掛けているという本音をぶつけたのに対し、キュアミラクルは相談して欲しかった、と訴えかけます。が、はーちゃんは先程のクッキーを引き合いに出し「二人だって嘘をついてまでクッキーを美味しいと言った」と反論するのですが…キュアミラクルキュアマジカルは愛情のこもったクッキーが嬉しかったから心から美味しかったと思った、と言った事で和解。その声に応えたのか、リンクルストーン・ピンクトルマリンがリンクルスマホンを癒し、はーちゃんは改めて二人とともに戦う事を決意して変身します。

f:id:furafuraasobinin:20160731100417j:plain

ところで、冒頭でみらいが料理を焦がしていますが、みらいの父親は「この焦げているのはみらいだな、これもまたいい」などと言って美味しそうに食べているのですが、冗談めかしたシーンかと思いきや、きっちりこのはーちゃん和解シーンの布石になっているのですよね。こういう所は流石です。

 

キュアフェリーチェが加わった事で形勢は逆転。

f:id:furafuraasobinin:20160731100746j:plain

今回はキュアフェリーチェもピンクトルマリンを使用しており、やはりエメラルド以外の力も使用可能な事が発覚しました。また、キュアマジカルがアクアマリン、キュアミラクルがガーネットを使用することで氷漬け+地面からの足掴み(スネア)も披露して、二人が別々のリンクルストーンを使用してからの合わせ技がある事も発覚しました。正直ダイヤモードあれば他のモードはいらないのでは…

f:id:furafuraasobinin:20160731100851j:plain

最終的にはキュアフェリーチェの浄化技でヤモーは普通のヤモリに戻され、これにてドクロクシー一味は今の段階では壊滅となりました。これではーちゃんが悪夢に悩まされる事はなくなったのですね。

 

f:id:furafuraasobinin:20160731100930j:plain

そして、最後に当座の次の敵になりそうな予感のラブーが登場しましたが、短い登場シーンながら「所詮は魔法」「あのお方のために」という単語が飛び出し、とりあえずラブーは魔法を使う訳ではない? というのと、やはり上の存在がいるらしい事が示唆されました。

 

予告でもラブーが新しいモンスターを引き連れており、来週は戦局が一変しそうですね。

f:id:furafuraasobinin:20160731100943j:plain

リコの父親も本格的に登場しそうな予感なので、急展開が期待できそうです。

 

今週のまほプリを一言で表現

f:id:furafuraasobinin:20160731100959j:plain

家出ってまず失敗するんだけど、はーちゃんは数時間しか保たなかったのでのび太並み!

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

 

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第25話「夏だ!海だ!大はしゃぎ!かき氷が食べた~いっ!」感想

f:id:furafuraasobinin:20160724094315j:plain

今回は恒例の水着回! そこにおばあちゃんからいちごめろん味のかき氷が絶品だというグルメ情報がッ!

 

いやあ、実際問題、いちごもメロンも美味しいんですが、二つ混ぜてしまうのはどうなんですかねえ…

 

さて、今回は久々に魔法目撃少女、勝木さんが登場しましたが、相変わらず迂闊に魔法を使いまくる回になりました。

f:id:furafuraasobinin:20160724094343j:plain

もっとも、今までとは違って今回迂闊な行動に出たのははーちゃん。

こればっかりはまだ精神的に幼いはーちゃんだけに責められません。

みんなの目の前で魔法を使ってはいけない、とみらいとリコに釘を刺されるも…

f:id:furafuraasobinin:20160724094432j:plain

リコの浮輪を巨大化させて暴走させてみたり、ビーチボールを超重量にしてみたり、海の生物に空を飛ばせてみたり、スイカ割りのスイカを巨大化させてみたり…

うーん、七変化回から全く成長していない(苦笑)。

そしてそれをこっそりディスペルしまくるみらいとリコ、というドタバタ展開でAパートは終了してしまいました。

f:id:furafuraasobinin:20160717101853j:plain

というか、先週の予告画像、MP切れだったのね。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

Bパートは、彼女たちの様子を見ていたヤモーが、二人が疲れたところを見計らって、はーちゃんを騙した上で洞窟に誘い込む孤立化作戦を取りました。つーか、ヤモーさん、もはやストーカー…

f:id:furafuraasobinin:20160724094451j:plain

f:id:furafuraasobinin:20160724094527j:plain

しかし、これはドクロクシーの意思でもあったようですが、なんでよりにもよってはーちゃんを狙ったのでしょう?

確かにリンクルストーン・エメラルドを所持しているのははーちゃんですが、今まではーちゃん=キュアフェリーチェにやられっぱなしだったのに勝てると思ったんでしょうか?

f:id:furafuraasobinin:20160724094540j:plain

実際、スーパーヨクバールを呼び出し、キュアフェリーチェと戦闘になりはしたのですが

f:id:furafuraasobinin:20160724094606j:plain

拘束されても全く意にも介さないキュアフェリーチェ。はっきり言って相手になっていません。

結果的には洞窟が崩れたところを、異変を察知したキュアミラクルキュアマジカルに救われる形になりましたが、

f:id:furafuraasobinin:20160724094633j:plain

最終的にミラクル&マジカルで敵の攻撃を受け止め、フェリーチェの必殺技でトドメとなりました。

というか、その場面でミラクルが「今よ、フェリーチェ!」みたいな台詞を発しており、おいおいセーラームーンの悪夢再び? みたいな自分のトラウマを抉る感じとなりました(苦笑)。

 

一件落着の後は、自分の行動がみらとリコに負担をかけていたことを謝罪したはーちゃんでしたが、直後に魔法を使っており、まあ、まだまだお子ちゃま、と言った感じですね。そこが可愛い所でもあるんでしょうが。

 

f:id:furafuraasobinin:20160724094711j:plain

次回は…流石にキュアフェリーチェピンチ回かな? ヤモーさんも最後っぽいですし、いよいよラブーが出張ってきそうな雰囲気です。全50話であるなら、ちょうど折り返しですしね、今回が。

 

今週のまほプリを一言で表現

f:id:furafuraasobinin:20160724094732j:plain

しかし、意外とおいしそうないちごめろん味かき氷なのであった。

f:id:furafuraasobinin:20160724094742j:plain

ちなみに、こんな商品もあるんだね(;゚Д゚)

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

※本日は今からワンダーフェスティバルに行くことになり、若干簡潔にまとめました。後日加筆したいと思います。

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第24話「ワクワクリフォーム!はーちゃんのお部屋づくり!」感想

f:id:furafuraasobinin:20160717101713j:plain

先週から始まった映画版の予告、モフルンプリキュア化とか何事ですかねえ…と思っていたらフッツーにクソかわいい件…

 

今週は、はーちゃんの寝相があまりに酷く一緒に寝ていたみらいがほとほと困ったので家族の了承を得てはーちゃんを埃だらけの屋根裏部屋に追い出そうというお話です。

…うーん、悪意を込めて書くとこんな感じですが、半分嘘はついていないという(苦笑)。

 

実際、屋根裏部屋は長い間使われていなかったので汚れており、せっかくだからリフォームをしてしまおう、というお話。

f:id:furafuraasobinin:20160717101737j:plain

はーちゃんはここでも強大な魔法の力を発揮。荷物を動かし、箒を自動的に操り、ベッドや家具を生み出してしまいました。

リコ曰く、無から何かを作り出すことは魔法では不可能だそうですが、はーちゃんはリンクルスマホンのタッチペンを使用して家具を出現させており、リコを驚愕させています。

f:id:furafuraasobinin:20160717101752j:plain

f:id:furafuraasobinin:20160717101800j:plain

しかし、はーちゃんは先週にも指摘した肉体と精神の成長の不一致がやはり確実に表れている様で、今回も外で日曜大工をしているみらいの父親を魔法で手助けしようとしてリコに止められたりしました。

魔法で全てを解決してしまおうとする辺りは、まだまだ幼子という感じですが、リコが日曜大工を指して、努力をして何かを作り出すことも大切だと諭し、自分たちに出来る事はみらいの父親を手伝う事だという事を教唆しても「はーちゃんには、リコの言う難しいことは分からない」と返しており、これから成長が描かれていくのかな…という感じですね。*1

 

一方、リコとはーちゃんがいない間に、みらいとモフルンは「なんかワクワクが足りない」と言って、殺風景な部屋にアクセサリで飾り付けをしたみましたが、おい、これちょっとウザすぎだろ!(苦笑)

f:id:furafuraasobinin:20160717101817j:plain

 

そんなこんなで部屋のリフォームも一段落して、足りないものを買い物しに町に出たところで、またしてもヤモーさん登場。

ルビーモード+キュアフェリーチェでの戦いになりましたが、召喚したヨクバール自体は今までと大差はなくあっけなく倒される結果となりました。

面白いなと思ったのは、キュアミラクルキュアマジカルが町の被害もお構いなしにヨクバールを暴れさせようとしたヤモーに対して「どうして、そこまでしてエメラルドを欲しがるのか?」と問うたのに対して「エメラルドの強大な魔法の力があれば、どんな事でも出来る」と返答した事でした。

ヤモーの言う「どんな事でも出来る」≒具体的には何がしたいのか? については明言はされていません。ヤモーの事ですから、ドクロクシーの復活、といったところでしょうが、それよりなにより、魔法使いと言うのは知識の探求をする性がある、と言う事です。

まして、悪の側に立っているヤモーの事ですから、知識を得るためならばどんな犠牲も厭わない気質を持っているでしょう。今回のヤモーのプリキュア側からの質問に対する答えは魔法使いの気質をよく表しているとも言えます。

 

そして、そのヤモーの答えに対して、キュアフェリーチェは先ほどのリコの教唆を踏まえて、その考えは間違いであり力とは使い方なのである、といった事を言うのですが、あまりにも急激に悟りすぎであり、やはりプリキュアに変身するという事は成長を促進している側面がありそうです。キュアマジカルキュアミラクルは肉体面でのみ成長が見られますが、キュアフェリーチェは精神も成長している感がありますね。

 

ところで、今回でキュアフェリーチェが登場して3回目となりましたが、今回もキュアミラクルキュアマジカルの必殺技で足止め、キュアフェリーチェの必殺技でトドメとなりました。

f:id:furafuraasobinin:20160717101840j:plain

ドクロクシーの骨を使用したスーパーヨクバールの設定を考えれば、仕方がないのかもしれませんが、正直、これはちょっとどうかな、と感じます。

昔、セーラームーンと言うアニメがありました。複数の少女戦士が敵と戦う今のプリキュアも含む変身バトルものの基礎を作った作品です。あまりにも有名なので説明する必要性もありませんね。*2

もちろん、自分も大好きで夢中になって見たものですが、作品の途中から敵にトドメをさせるのがヒロインのセーラームーンしかいない状態になり、次第に他のセーラー戦士たちはサポート役に留まる様になりました。

「今よ! セーラームーン!」が常識になり、次第に敵がインフレ化して最後のシリーズではとうとう他の戦士たちがサポートすら出来ないお荷物に成り下がるという、最悪の結末が待っていました。*3

プリキュアがそうなるかどうかは分かりません。過去作品ではドキドキプリキュアがこのパターンを使用していましたが、大きな破綻はしていませんでしたし、少なくともキュアハート以外がお荷物になるような描写もありませんでした。

今回はメインヒロインではないキュアフェリーチェにトドメ役が行っているので、どこかの段階でこの状況は打破されるものと信じていますが、あまり一人のキャラにスポットを当てる続ける方法はプリキュアシリーズには似つかわしくありません。せっかくの複数の人間が関わる群像劇なんですから。

 

さて、次回は…恒例の水着回みたいですねー、やったーーーーー!

f:id:furafuraasobinin:20160717101853j:plain

…な、なにが起こった! みらい! リコーーーーーー!

 

今週のまほプリを一言で表現

f:id:furafuraasobinin:20160717101908j:plain

外出するたびに邪魔してくるヤモーさん、そろそろ本格的に滅殺する事考えた方がいいんじゃないですかねえ。

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

-----------------------------------------

 

*1:ただし、その後はーちゃんは素直にリコと一緒に手伝いをしており、その後に労働の後のミルクを美味しいと言ったりする素直な子でもある。

*2:もちろん、セーラームーンが「元祖」という訳ではないだろうが、大きな流れを作ったという意味でその存在は大きい。ちなみに初代プリキュアはこの作品のアンチテーゼの様な側面があったそうだが、それでも、この作品の影響は免れないと思う。

*3:自分がセーラービーナス推しだったので余計にそう感じたのかもしれない。

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第23話「これからもよろしく!おかえり、はーちゃん!」感想

f:id:furafuraasobinin:20160710100104j:plain

朝からドロワーズ頂きましたー! な、このあとすぐには遺憾の意を表したい(゚A゚;)ゴクリ

 

タイトルの通り、今回ははーちゃんがまほプリチームに帰ってきた、という内容でしたが、まあ、大方の予想通りはーちゃんの秘密に携わるような事は分からずじまいでした。

行方不明になった後何をしていたのか、何故リンクルストーン・エメラルドが使えるのか、何故成長したのか、はーちゃん自身記憶喪失というよりはあやふやな状態になっており、これについては今後の展開で徐々に明らかになっていくのでしょう。

はーちゃんは、背丈こそみらいやリコと同程度になりましたが、急成長の代償なのか精神が肉体に伴っていない印象ですね。中身は幼稚園~小学生低学年ぐらいという印象でした。

f:id:furafuraasobinin:20160710100216j:plain

また、急成長の弊害として自分の体が小さかった頃の感覚が抜け切れておらず、狭い所には入れない事に違和感を感じたり、羽がなくなっているにもかかわらず空中に飛び出して地面にダイブしてみたりしています。

 

ただ、この立ち位置はなかなか面白いな、とも感じました。

と言うのも、はーちゃんはどうやら魔法の力ではほぼ最強クラスな事が判明してしまったからです。

f:id:furafuraasobinin:20160710100201j:plain

f:id:furafuraasobinin:20160710100207j:plain

タッチペン状の魔法の杖を使い、空中に箒の絵を描いただけで魔法の箒を出現させてみたり、これに乗った瞬間、信じられないスピードで空を飛んでみたり、事実これを見たリコ曰く「校長先生でもそんな事は出来ない」そうです。

この絵文字がどうこう、というのは第19話の魔法の扉を開錠する際にも使われましたが、あれはリンクルストーンアメジストの力っぽいので、これがはーちゃん自身の力なのかエメラルドのものなのかはたまたリンクルストーンそのものの力なのかは不明ですね。

 

さて、そんなみらい達を偶然見かけたヤモーは復讐のためにスーパーヨクバールを召喚しますが、前回登場したせ●とくげふんげふん、ランプの魔人もどきはヤモーの影に取り憑いている様な表現がなされました。

ちなみに彼の名前はラブー。前回の感想で、どういう存在かは不明、と書きましたが、今回はヤモーに対して影からけしかけるような発言をしていますし、何より公式HPの人物紹介で敵にカテゴライズされていますので、まあ、敵なんでしょうね。…わかってはいたけれど。

 

しかし、ヤモーとヨクバールをいち早く見つけたはーちゃんは迎撃のために変身を試みますが、何故か変身できません。

間一髪のところでみらいとリコに助けられ、二人はトパーズモードに。

f:id:furafuraasobinin:20160710100243j:plain

やはりフォームではトパーズが一番見ていて一番楽しいですね。ハンマー攻撃は言うに及ばず、今回は黄色オプションを階段状にして駆け上がってみたり、テクニカルな使い方はセンスを感じます。

しかし、やっぱり通常モードではドクロクシーの骨を使用したスーパーヨクバールには歯が立たないんですね。キュアミラクルキュアマジカルがピンチに陥ったところでとうとうはーちゃんが覚醒、キュアフェリーチェ変身となりました。

モフルンも指摘していましたが、はーちゃんが二人を守りたいという願いが高まった時にリンクルストーン・エメラルドがその声に応え変身出来るようですが、これならば強力な力を持つ反面、変身そのものの難易度が高いトレードオフが出来ているかと思います。まあ、次回からは普通に変身できるようになるとは思うけどさ。

f:id:furafuraasobinin:20160710100320j:plain

また、今回見せたキュアフェリーチェの必殺技はヨクバールの素材となったうちわと水鉄砲を完全に分離させてしまっており浄化…というよりなんか錬金術的なものを感じてしまいました。

キュアフェリーチェは命を象徴するプリキュアですから、スーパーヨクバールの核になっているドクロクシーの骨を浄化=滅する事で素材のうちわと水鉄砲が自然に分離した、と考えられる訳です。

どうあれ、ミラクル・マジカルと違うアプローチなのは面白い。

 

戦い終わってはーちゃんの無事を校長先生に伝えたところ、リコとはーちゃんにマホウ界への帰還命令が下されましたが、まほプリチーム全員が駄々をこねたため、ナシマホウ界にしばらく居着くことになりました。校長甘いなー。

f:id:furafuraasobinin:20160710100341j:plain

しかも、みらいの母親もはーちゃんの居候をあっさり許可するし…どこの一秒了承の秋子さんですか、あなたは!

ちなみに、はーちゃんはみらいの母に名前を聞かれた際とっさに「花海ことは」と名乗りましたが、もうはーちゃんのイメージが強すぎて、これ定着しないだろうなあ…

 

f:id:furafuraasobinin:20160710100413j:plain

次回は居候の分際で勝手にリフォームとかする気か、キチャマ!(;゚Д゚)

 

今週のまほプリを一言で表現

f:id:furafuraasobinin:20160710100426j:plain

体は大人! 頭脳は子供! キュアフェリーチェ!

 

来週もキュアップ・ラパパ! ついでに選挙にも行こうぜ!

 

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第22話「芽生える新たな伝説!キュアフェリーチェ誕生!」感想

f:id:furafuraasobinin:20160703105608j:plain

うっぎゃあああああああ! まさかの新OPキタアアアアアア!!!???!?!!?

 

…お見苦しい所をお見せしました。とりあえずは、アイキャッチとEDも変わっており、キュアフェリーチェ登場という事も相まって、ここらでターニングポイントといった所のようですね。

 

さて、前回クシーとともに天に上っていた後、行方不明になったはーちゃんでしたが、みらいやリコが手を尽くしても見つけることは出来ず、リコは更に魔法の力を高め、はーちゃん探索の尽力しようとマホウ界に戻る事を決意。

帰る前に、二人で最後のショッピングを楽しんでいる所に、何故かヨクバールが出現し…という流れでした。

 

今回は流石に新展開、という感じで色々新しい要素が加わった回と言えそうです。

 

まず、今回とうとうリコの父親と思われる人物が登場しました。

f:id:furafuraasobinin:20160703105639j:plain

過去回でリコ曰く考古学者である事が語られていますが、どうやら校長先生の依頼で何かしらを探しているらしく、ドクロクシー以外の新たな脅威が迫ってくる予感がします。これはキャシーのお告げにも現れている様です。

また、リコパパ(仮)は砂漠の遺跡のような場所で、空になった魔法のランプの様なものを発見しており、それに封じられていたと思われる新キャラが登場しました。

 

その新キャラなのですが…

f:id:furafuraasobinin:20160703105655j:plain

いや、このキャラデザインは色々と不味くないか!? 何がとは言わんけどさ!

どう見ても悪役面ですが、今の段階ではプリキュアと敵対はしておらず、どういう存在なのかはまだまだ未知数ですね。

f:id:furafuraasobinin:20160703105851j:plain

しかし、この新キャラ、尻尾だけ残っていたヤモーをそこから復活させ、後述するヤモーが呼び出したヨクバールとプリキュアとの戦いを楽しそうに眺めていたりしたので、かなりの実力者であると同時に、食えない感じの性格っぽいですね。

 

そのヤモーですが、ドクロクシーが滅んだことを嘆き悲しんでいましたが、そのドクロクシーを倒したプリキュアに復讐するべく、新たなヨクバールを生み出します。その方法が…

f:id:furafuraasobinin:20160703105905j:plain

ドクロクシーの骨を核としたヨクバール。

なるほど、と思った反面、これは扱いが難しくないか? とも感じました。

ドクロクシーの遺骨を核としたヨクバールなら強力なのは確かでしょう。しかし、プリキュア達はドクロクシー本体に前回で勝っています。

それははーちゃんの助けがあったから? 確かにそうでしょう。

事実、今回出てきた遺骨ヨクバールの前にダイヤモードの二人は為す術もなく追い詰められました

しかし、ここで考えなくちゃいけないのが、はーちゃん=キュアフェリーチェの存在です。だって、今日にはもう出てきてしまうんですよ!

実際、初登場したキュアフェリーチェはこの遺骨ヨクバールを、完膚なきまでに叩きのめしてしまいました

もしこのままのバランスで話を継続するならば、キュアフェリーチェがいる以上プリキュア側の無双になってしまう事になりますし、今までの緊張感のない戦闘シーンが続きかねません

あるいは敵か味方かもわからないヤモーを復活させた新キャラが介入することにより、パワーバランスが崩れるのかもしれませんが、ポッと出のキャラがいきなりそこまでやるのもとてつもない違和感です。この新キャラ、ある程度力がある事を示さないといけない気がします。

せめて、キュアフェリーチェがつるむことを嫌う一匹狼的なキャラならばまだやりようがあると思うのですが、今作に関してはそれはなさそうですしね…

 

そのキュアフェリーチェですが、やはりリンクルスマホン使用・基本エメラルドでの変身となりました。

f:id:furafuraasobinin:20160703105956j:plain

変身シーンでは植物のツタが絡んだり花が開いたりする描写があり、やはり植物関係の精霊か妖精であることが伺えます。

f:id:furafuraasobinin:20160703110301j:plain

f:id:furafuraasobinin:20160703110310j:plain

最近流行のプリキュアの力をすんなり受け入れる系ではなく、力の大きさに最初戸惑う仕草が入ったのはポイント高かったです。

しかし、前々から危惧していましたが、今更はーちゃん=キュアフェリーチェが入る余地があるのか、と言う点で非常に疑問を感じます。

と言うよりは、みらいとリコを仲良く描きすぎました

f:id:furafuraasobinin:20160703110232j:plain

一部ファンの間では最強のレ●カップルの呼び声も高く、今までのはーちゃんとの交流があったとはいえ、彼女の参入が吉と出るか凶と出るかは未知数ですね。キュアフェリーチェのデザインがミラクル・マジカルに比べて異質なのも拍車をかけているような気がします。

何にせよ、出てすぐにこんな心配をしても始まらないので、しばらくは見守っていくしかないのでしょう。

 

ところで、今回倒したと思い込んでいたヨクバールが再登場した際、みらいがヒステリーを起こしたのは注目ですね。

みらい曰く、ドクロクシーを倒した後にはーちゃんが行方不明になった事を受けて「これ以上、大切な友達がいなくなるのは嫌だ」という事だったのですが、完全にマジギレしており、こんなに感情を爆発させたプリキュアは久しぶりじゃないでしょうか。

今までのプリキュアの面々も確かに感情爆発する事はありましたが、それでもどこか冷静な側面があり、完全なぶち切れには至らないイメージでした。が、今回のみらいは完全に感情に流されており見ていて怖かったです。

結果的にモフルンが宥めた事でみらいは冷静さを取り戻しましたが、ただ、スマイルプリキュアの最後のガン泣きもそうでしたが、これこそ年相応の中学生の女の子の反応かとも感じました。

みらいは今のところ特に欠点のない、かと言って、ドキドキプリキュアのマナの様な完璧超人がネタになっているほどでもない、微妙なポジションでしたが、今回の感情爆発でようやく血の通ったキャラクター性が見えてきた気がします。

 

次回ははーちゃんお帰りなさい+α回といった所ですかね。

f:id:furafuraasobinin:20160703110338j:plain

はーちゃんに関しては急成長の理由や、なぜナシマホウ界に降臨したのか謎が多いので、次回以降に期待したいと思います。

 

今週のまほプリを一言で表現

f:id:furafuraasobinin:20160703110156j:plain

あー、なんていうかOPのこの表情、エッチくない?(直球) これを日曜の朝から放映するなんてどうなんですかねえ、と感じる自分は心が穢れているんでしょウカ!?

 

来週もキュアップ・ラパパ!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第21話「STOP!闇の魔法!プリキュアVSドクロクシー!」感想

f:id:furafuraasobinin:20160626102350j:plain

プリキュアシリーズにしては珍しく前回の回想から入るあたり、中盤なのに最終回臭がプンプンするアニメはコチラデス…

 

しかし、実際のところ、今回は「どこの最終回よ!?」と思わせるほどバトル一辺倒な内容であり、要約すると

  • ドクロクシー完全形態になり、魔法の大樹が枯れ始める
  • そんなこと関係ないけど、とにかくはーちゃんは返せと啖呵を切るみらい。
  • その声に反応したか支えのリンクルストーンたちに囲まれてリンクルストーン・ダイヤモンド出現。
  • ダイヤモードで変身、ドクロクシーは力を求めてあらゆるものを「食い始める」
  • プリキュア押され気味のところにはーちゃん覚醒。
  • はーちゃん離脱によってドクロクシー弱体化&プリキュア強化。ドクロクシーは怨念の集合体?とクシーを分離。
  • 覚醒成長したはーちゃんが怨念を浄化。微笑みながら分離したクシーを何処かへ導く?

この程度で済んでしまい、今回の感想はここまで…だと流石に内容がなさすぎるので、少し気になったところをまとめてみますね。

 

まずはドクロクシーについて。

リンクルストーン・エメラルドを吸収し、巨大化&完全体になったドクロクシーですが、魔法の大樹からエネルギーを吸収し枯らしたところを見ると、エメラルドと大樹の関係性は深そうですね。

事実、魔法の大樹が枯れる=マホウ界の消失と校長先生も言ってしましたし、前回の引きでマホウ界の想いそのものがリンクルストーン・エメラルドという表現があった事から、マホウ界は大樹が中心になった世界と言えそうです。

f:id:furafuraasobinin:20160626102415j:plain

更に興味深いことにドクロクシー復活の影響はナシマホウ界にも及んでおり、今の段階ではマホウ界からの一方的な交流が行われているのみという描かれ方がされていますが、この2つの世界は単なる異世界同士ではなくかなり密接な関わり合いがある様にも見受けられました。やはり、ナシマホウ界のどこかにマホウ界が隠されている可能性が私的には捨てきれません。

今回、驚くべきことにはーちゃんとプリキュアの力によって、ドクロクシーが怨念とクシーに分離されてしまいました。

f:id:furafuraasobinin:20160626102446j:plain

怨念は消滅してしまったように見受けられましたが、クシーははーちゃんに導かれて天に上ったような表現がなされ、これが文字通り浄化された上で昇天してしまったのか、どこかへ行ってしまっただけなのか判断に苦しむところです。

はーちゃんが関わっている以上、前者の様な気がしますが、これは次回に判明するのかもしれません。ただ、昇天=クシー退場ならば、新たな敵勢力が出てくる可能性もありますね。

f:id:furafuraasobinin:20160626102641j:plain

怨念と言えば、ドクロクシー自体は無尽蔵の力を欲し食らってしまう「貪食の魔王」といった感じになっていましたが、理性は残ってないような感じでした。最終的にはヤモーも(自ら身を捧げたとはいえ)食ってしまっており、そう考えるとクシーに取り憑いていた怨念の正体も若干気にはなります。現段階では消滅したように見えた、という話でしかないですから。

 

戦闘シーンについて。

今回は中盤の山場らしく、ダイヤモードによる支えのリンクルストーンを複数使う大盤振る舞いでした。今回判明したのは

といった感じでしたね。ガーネットのみ攻撃型でしたが後はサポート系の能力ですかね。もっとも、リンクルストーン1つに付き技が複数ない保証はありませんが。

そう言えば、今更ながら気が付いたんですが、リンクルストーンってダイヤモンドだけ2つ存在するんですね。

f:id:furafuraasobinin:20160626102506j:plain

もちろん、みらいとリコのものが別々にある訳なんですが、これだけ2つと言うのはちょっと気にはなります。まあ、伏線ではないとおもいますがね。

ただ、今回の戦闘シーンについてはドクロクシーをわりかし押してはいたのですが、どうにも決定打に欠ける戦いであり、最終的にはすべて覚醒したはーちゃんを頼ったものになっていたのが引っかかりました。

f:id:furafuraasobinin:20160626102655j:plain

はーちゃんを助けたい一心で戦った上だったので納得は出来るのですが、まほプリチームの力だけで一切打破出来ていなかったのが、すっきりしないというか。

これは変身前にみらいが妙に自信満々にドクロクシーに啖呵を切ったのも、そう思わせた要因でしょうか。みらいって妙に確信めいた台詞をいう事が多いんですけど、なんか説得力には欠けるんですよね。

まあ、来週にははーちゃん=キュアフェリーチェがチーム入りなのでいいのかな(苦笑)。

 

今後について。

事前の予告通り、来週はキュアフェリーチェの登場が確定しています。

f:id:furafuraasobinin:20160626102525j:plain

今回のラストではーちゃんが成長し、クシーを連れてどこかへ飛んで行ってしまった訳ですが、少なくともはーちゃんにはすぐ会えるわけですね。

ただ、一時的なのか別の組織が現れるのかは分かりませんが、ドクロクシー一味が退場した以上、次の敵が出現するわけで、仮にもあの完全体ドクロクシーを倒したプリキュア達の相手になる訳ですから、相当な強キャラを出す必要性がありますね。

ラスボスが一時的に退場と言うパターンはスマイルプリキュアでも使われましたが、ここではアカンベーの強化型が出る、という形で対処していました。

来週になれば、次の敵組織が垣間見えてくるでしょうから、とりあえずは待ちですが、こういうパターンはどうしても敵のインフレが目に余る事があるので、上手く対処してほしいな、とは思います。

特に今作は既出のヨクバールがあまり強くなかったので、急に強化型が出ても違和感を感じる可能性がありますし、何よりあの完全体ドクロクシーを(はーちゃんの助けを借りたとはいえ)倒したプリキュアが急に怪物系にのされたりすると、流石に「えー」となってしまうのは否めません。どういう匙加減で敵を出すかは注目ですね。

 

今週のまほプリを一言で表現

f:id:furafuraasobinin:20160626102547j:plain

巨大な敵に対して膝の裏側狙うとか、こいつら格闘のプロか…と思わせるほどの魔法使い。

 

来週もキュアップ・ラパパ!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第20話「ドタバタでヤバスギ!魔法界に生まれたエメラルド!」感想

f:id:furafuraasobinin:20160619101650j:plain

あー、強キャラ(っぽい)人が、ラスボスの元に単身乗り込むとか普通なら死亡フラグなんですがどうなんですかねえ…ゲフンゲフン

 

まあ、しかし、実際のところ、死亡直前まで追い詰められた訳ですが…

今回は一気にラスボスであるドクロクシーの元に踏み込むというシナリオなのですが、その方法が…

f:id:furafuraasobinin:20160619101724j:plain

どこでもドア!?

前回ではーちゃんが開けた魔法のドアは「自分の願った場所にゲートを開く」というもの。はーちゃん(直後に眠ってしまうが)やモフルンが葡萄が食べたいと思えば魔法商店街の果物屋の前に出るし、みらいが甘いものが食べたいと願えばドーナツ屋の前に出るというものでした。

なら、校長先生のいる場所に行こうと願えばいいんじゃね? と気付いたみらいとリコは扉を開けるのですが…

f:id:furafuraasobinin:20160619101758j:plain

 

一方、校長先生は水晶玉のキャシーの助力などを得ながら、ようやくの思いでドクロクシーの前に立っていました。

f:id:furafuraasobinin:20160619101957j:plain

そこに突如現れるみらいとリコ、というシーンはギャグ以外の何物でもありませんでしたが、奇しくも敵味方のメインキャストが全員一所に集まる事になりました。

 

回想なども含めて、いくつか判明したことが今回はありましたが、やはり注目すべきは「大いなる災厄」というやつですかね。

要約すると、ドクロクシーと校長先生はかつては魔法学校での同僚であり、ドクロクシーのかつての名前はクシー(なんという直球勝負な名前…)だったそうです。

f:id:furafuraasobinin:20160619102042j:plain

マホウ界にはいずれ大いなる災厄が降りかかるという伝説があり、二人はそれを回避する研究に着手するのですが、迷宮入りしてしまったクシーは禁忌の魔法に手を染めてしまいその過程で命を落としてしまいます。

しかし、何らかの魔法でドクロクシーとして甦った彼は、命の象徴であるリンクルストーン・エメラルドを自ら作り上げた部下を使い奪取しようとした…と。

果たして、その大いなる災厄、とやらがドクロクシーの出現を予見したものなのか、ドクロクシーとは関わりのない別物なのか、という点にあると思います。

個人的にはこのような中盤でドクロクシーの本拠地に主人公たちが踏み込めたあたり、後者ではないかな、と感じますが、もしドクロクシーに対する予言ならば、予言そのものがドクロクシーを生み出したとも言え、皮肉な話だなあ、とも感じますね。*1

 

主義主張が違い過ぎる上、問答無用に攻撃を仕掛けてきたドクロクシーに対して、校長先生は今まで蓄えてきた魔法の力を解放します。

f:id:furafuraasobinin:20160619102204j:plain

…野太い男の声で「キュアップ・ラパパ!」と叫ぶのは視聴者的にはキツかったですが(苦笑)。

しかし、その姿はプリキュアにどことなく酷似していますね。男性版プリキュア? みたいな。

流石にプリキュアそのものという訳ではないのでしょうが、考えてみれば物語序盤にみらいとリコの変身を見た校長先生は「伝説の魔法使いプリキュア」という言うなれば称号めいた表現を使用しており、上位の術者ともなればプリキュアという枠ではなくとも変身自体は可能なのかもしれませんね。

どちらかといえばリンクルストーンの力を引き出せる変身フォームをプリキュアと呼称しているのかもしれません。*2

校長先生、まさかの変身からの強大な魔法ビームでしたが、バッティの献身的な防御のおかげでドクロクシーにとどめを刺すには至りませんでした。巨大ビームもプリキュアの十八番ですねえ、そう言えば…

逆にドクロクシーからの攻撃を防ぎきれず、校長先生は魔法の力を殆ど使い果たして、本来の老いた姿に戻ってしまいました…

f:id:furafuraasobinin:20160619102222j:plain

校長先生はドクロクシーの出現を予見していたからなのか、大いなる災厄に向けてのものなのかは不明ですが、魔法の力を蓄えるために今まで魔法の力を使わない自縛を課していた訳ですね。第17話でのかの子の件による自縛でなかったのは予想を外してしまいましたが、これならば今まであらゆるピンチに於いても魔法を使用しなかった理由付けには十分かと思います。

 

戦えなくなった校長先生に変わり、まほプリチームがルビーモードで立ち塞がりますが、さすがにラスボスであるドクロクシーには歯が立たず、一方的に叩きのめされた上にリンクルスマホンまで奪われてしまいました。

しかも、そのリンクルスマホンに反応したか、とうとうリンクルストーン・エメラルドが姿を現します。

f:id:furafuraasobinin:20160619102242j:plain

要するにリンクルストーン・エメラルドとはこのマホウ界そのものというニュアンスでしたね。私はマホウ界に息づく生物(これには大地や植物なども含まれる)の想いという概念を収束出来る宝石と感じました。

 

出現したリンクルストーン・エメラルドを真っ先に取りに行ったバッティは光に包まれて消滅?してしまいました。

f:id:furafuraasobinin:20160619102256j:plain

…グリフィンのミーノスさんか、貴様は…

しかし、リンクルスマホンを未だに手中にしていたドクロクシーはスマホンの加護を得ながらリンクルストーン・エメラルドを入手、そのまま取り込んでしまい、巨大化したところで今回は幕となりました。

f:id:furafuraasobinin:20160619102346j:plain

リンクルスマホンはエメラルドを入手する際の起動キーみたいなものだった、といったところですか。

リンクルスマホンに収まっているはーちゃんがキュアフェリーチェとして追加戦士になるアナウンスは既になされているので、ここら辺がどうなるのかは見所ですね。

キュアミラクルキュアマジカルが二人の想いの結晶であるリンクルストーン・ダイヤモンドで基本のモードであるダイヤモードに変身するため、キュアフェリーチェはエメラルドを基本にして変身するのかな? と感じますね。第15話ではーちゃん自身がリンクルスマホンでプチ変身を果たしているので、変身アイテムはリンクルスマホンになるんですかね。他のリンクルストーンも使えるかどうかも不明ですし興味津々です。個人的にはプチ変身の発展型みたいになるとかわいいかなーって(笑)。

 

f:id:furafuraasobinin:20160619102329j:plain

来週は…あれ? 最終回ですかね、これ?

 

今週のまほプリを一言で表現

 

校長先生! 

f:id:furafuraasobinin:20160619102410j:plain

変身したからといって、その女の子みたいなプリキュア倒れはやめましょうよ!(;´∀`)

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

-----------------------------------------

*1:個人的には後者の様な表現の方が好きなのだが…

*2:それならばトパーズモード初登場時にガメッツが「ヨクバールみたいな変な恰好」と指摘したのも何となく納得できる。