あー、強キャラ(っぽい)人が、ラスボスの元に単身乗り込むとか普通なら死亡フラグなんですがどうなんですかねえ…ゲフンゲフン
まあ、しかし、実際のところ、死亡直前まで追い詰められた訳ですが…
今回は一気にラスボスであるドクロクシーの元に踏み込むというシナリオなのですが、その方法が…
どこでもドア!?
前回ではーちゃんが開けた魔法のドアは「自分の願った場所にゲートを開く」というもの。はーちゃん(直後に眠ってしまうが)やモフルンが葡萄が食べたいと思えば魔法商店街の果物屋の前に出るし、みらいが甘いものが食べたいと願えばドーナツ屋の前に出るというものでした。
なら、校長先生のいる場所に行こうと願えばいいんじゃね? と気付いたみらいとリコは扉を開けるのですが…
一方、校長先生は水晶玉のキャシーの助力などを得ながら、ようやくの思いでドクロクシーの前に立っていました。
そこに突如現れるみらいとリコ、というシーンはギャグ以外の何物でもありませんでしたが、奇しくも敵味方のメインキャストが全員一所に集まる事になりました。
回想なども含めて、いくつか判明したことが今回はありましたが、やはり注目すべきは「大いなる災厄」というやつですかね。
要約すると、ドクロクシーと校長先生はかつては魔法学校での同僚であり、ドクロクシーのかつての名前はクシー(なんという直球勝負な名前…)だったそうです。
マホウ界にはいずれ大いなる災厄が降りかかるという伝説があり、二人はそれを回避する研究に着手するのですが、迷宮入りしてしまったクシーは禁忌の魔法に手を染めてしまいその過程で命を落としてしまいます。
しかし、何らかの魔法でドクロクシーとして甦った彼は、命の象徴であるリンクルストーン・エメラルドを自ら作り上げた部下を使い奪取しようとした…と。
果たして、その大いなる災厄、とやらがドクロクシーの出現を予見したものなのか、ドクロクシーとは関わりのない別物なのか、という点にあると思います。
個人的にはこのような中盤でドクロクシーの本拠地に主人公たちが踏み込めたあたり、後者ではないかな、と感じますが、もしドクロクシーに対する予言ならば、予言そのものがドクロクシーを生み出したとも言え、皮肉な話だなあ、とも感じますね。*1
主義主張が違い過ぎる上、問答無用に攻撃を仕掛けてきたドクロクシーに対して、校長先生は今まで蓄えてきた魔法の力を解放します。
…野太い男の声で「キュアップ・ラパパ!」と叫ぶのは視聴者的にはキツかったですが(苦笑)。
しかし、その姿はプリキュアにどことなく酷似していますね。男性版プリキュア? みたいな。
流石にプリキュアそのものという訳ではないのでしょうが、考えてみれば物語序盤にみらいとリコの変身を見た校長先生は「伝説の魔法使いプリキュア」という言うなれば称号めいた表現を使用しており、上位の術者ともなればプリキュアという枠ではなくとも変身自体は可能なのかもしれませんね。
どちらかといえばリンクルストーンの力を引き出せる変身フォームをプリキュアと呼称しているのかもしれません。*2
校長先生、まさかの変身からの強大な魔法ビームでしたが、バッティの献身的な防御のおかげでドクロクシーにとどめを刺すには至りませんでした。巨大ビームもプリキュアの十八番ですねえ、そう言えば…
逆にドクロクシーからの攻撃を防ぎきれず、校長先生は魔法の力を殆ど使い果たして、本来の老いた姿に戻ってしまいました…
校長先生はドクロクシーの出現を予見していたからなのか、大いなる災厄に向けてのものなのかは不明ですが、魔法の力を蓄えるために今まで魔法の力を使わない自縛を課していた訳ですね。第17話でのかの子の件による自縛でなかったのは予想を外してしまいましたが、これならば今まであらゆるピンチに於いても魔法を使用しなかった理由付けには十分かと思います。
戦えなくなった校長先生に変わり、まほプリチームがルビーモードで立ち塞がりますが、さすがにラスボスであるドクロクシーには歯が立たず、一方的に叩きのめされた上にリンクルスマホンまで奪われてしまいました。
しかも、そのリンクルスマホンに反応したか、とうとうリンクルストーン・エメラルドが姿を現します。
要するにリンクルストーン・エメラルドとはこのマホウ界そのものというニュアンスでしたね。私はマホウ界に息づく生物(これには大地や植物なども含まれる)の想いという概念を収束出来る宝石と感じました。
出現したリンクルストーン・エメラルドを真っ先に取りに行ったバッティは光に包まれて消滅?してしまいました。
…グリフィンのミーノスさんか、貴様は…
しかし、リンクルスマホンを未だに手中にしていたドクロクシーはスマホンの加護を得ながらリンクルストーン・エメラルドを入手、そのまま取り込んでしまい、巨大化したところで今回は幕となりました。
リンクルスマホンはエメラルドを入手する際の起動キーみたいなものだった、といったところですか。
リンクルスマホンに収まっているはーちゃんがキュアフェリーチェとして追加戦士になるアナウンスは既になされているので、ここら辺がどうなるのかは見所ですね。
キュアミラクルとキュアマジカルが二人の想いの結晶であるリンクルストーン・ダイヤモンドで基本のモードであるダイヤモードに変身するため、キュアフェリーチェはエメラルドを基本にして変身するのかな? と感じますね。第15話ではーちゃん自身がリンクルスマホンでプチ変身を果たしているので、変身アイテムはリンクルスマホンになるんですかね。他のリンクルストーンも使えるかどうかも不明ですし興味津々です。個人的にはプチ変身の発展型みたいになるとかわいいかなーって(笑)。
来週は…あれ? 最終回ですかね、これ?
今週のまほプリを一言で表現
校長先生!
変身したからといって、その女の子みたいなプリキュア倒れはやめましょうよ!(;´∀`)
来週もキュアップ・ラパパ!
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