ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第23話「これからもよろしく!おかえり、はーちゃん!」感想

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朝からドロワーズ頂きましたー! な、このあとすぐには遺憾の意を表したい(゚A゚;)ゴクリ

 

タイトルの通り、今回ははーちゃんがまほプリチームに帰ってきた、という内容でしたが、まあ、大方の予想通りはーちゃんの秘密に携わるような事は分からずじまいでした。

行方不明になった後何をしていたのか、何故リンクルストーン・エメラルドが使えるのか、何故成長したのか、はーちゃん自身記憶喪失というよりはあやふやな状態になっており、これについては今後の展開で徐々に明らかになっていくのでしょう。

はーちゃんは、背丈こそみらいやリコと同程度になりましたが、急成長の代償なのか精神が肉体に伴っていない印象ですね。中身は幼稚園~小学生低学年ぐらいという印象でした。

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また、急成長の弊害として自分の体が小さかった頃の感覚が抜け切れておらず、狭い所には入れない事に違和感を感じたり、羽がなくなっているにもかかわらず空中に飛び出して地面にダイブしてみたりしています。

 

ただ、この立ち位置はなかなか面白いな、とも感じました。

と言うのも、はーちゃんはどうやら魔法の力ではほぼ最強クラスな事が判明してしまったからです。

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タッチペン状の魔法の杖を使い、空中に箒の絵を描いただけで魔法の箒を出現させてみたり、これに乗った瞬間、信じられないスピードで空を飛んでみたり、事実これを見たリコ曰く「校長先生でもそんな事は出来ない」そうです。

この絵文字がどうこう、というのは第19話の魔法の扉を開錠する際にも使われましたが、あれはリンクルストーンアメジストの力っぽいので、これがはーちゃん自身の力なのかエメラルドのものなのかはたまたリンクルストーンそのものの力なのかは不明ですね。

 

さて、そんなみらい達を偶然見かけたヤモーは復讐のためにスーパーヨクバールを召喚しますが、前回登場したせ●とくげふんげふん、ランプの魔人もどきはヤモーの影に取り憑いている様な表現がなされました。

ちなみに彼の名前はラブー。前回の感想で、どういう存在かは不明、と書きましたが、今回はヤモーに対して影からけしかけるような発言をしていますし、何より公式HPの人物紹介で敵にカテゴライズされていますので、まあ、敵なんでしょうね。…わかってはいたけれど。

 

しかし、ヤモーとヨクバールをいち早く見つけたはーちゃんは迎撃のために変身を試みますが、何故か変身できません。

間一髪のところでみらいとリコに助けられ、二人はトパーズモードに。

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やはりフォームではトパーズが一番見ていて一番楽しいですね。ハンマー攻撃は言うに及ばず、今回は黄色オプションを階段状にして駆け上がってみたり、テクニカルな使い方はセンスを感じます。

しかし、やっぱり通常モードではドクロクシーの骨を使用したスーパーヨクバールには歯が立たないんですね。キュアミラクルキュアマジカルがピンチに陥ったところでとうとうはーちゃんが覚醒、キュアフェリーチェ変身となりました。

モフルンも指摘していましたが、はーちゃんが二人を守りたいという願いが高まった時にリンクルストーン・エメラルドがその声に応え変身出来るようですが、これならば強力な力を持つ反面、変身そのものの難易度が高いトレードオフが出来ているかと思います。まあ、次回からは普通に変身できるようになるとは思うけどさ。

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また、今回見せたキュアフェリーチェの必殺技はヨクバールの素材となったうちわと水鉄砲を完全に分離させてしまっており浄化…というよりなんか錬金術的なものを感じてしまいました。

キュアフェリーチェは命を象徴するプリキュアですから、スーパーヨクバールの核になっているドクロクシーの骨を浄化=滅する事で素材のうちわと水鉄砲が自然に分離した、と考えられる訳です。

どうあれ、ミラクル・マジカルと違うアプローチなのは面白い。

 

戦い終わってはーちゃんの無事を校長先生に伝えたところ、リコとはーちゃんにマホウ界への帰還命令が下されましたが、まほプリチーム全員が駄々をこねたため、ナシマホウ界にしばらく居着くことになりました。校長甘いなー。

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しかも、みらいの母親もはーちゃんの居候をあっさり許可するし…どこの一秒了承の秋子さんですか、あなたは!

ちなみに、はーちゃんはみらいの母に名前を聞かれた際とっさに「花海ことは」と名乗りましたが、もうはーちゃんのイメージが強すぎて、これ定着しないだろうなあ…

 

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次回は居候の分際で勝手にリフォームとかする気か、キチャマ!(;゚Д゚)

 

今週のまほプリを一言で表現

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体は大人! 頭脳は子供! キュアフェリーチェ!

 

来週もキュアップ・ラパパ! ついでに選挙にも行こうぜ!

 

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第22話「芽生える新たな伝説!キュアフェリーチェ誕生!」感想

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うっぎゃあああああああ! まさかの新OPキタアアアアアア!!!???!?!!?

 

…お見苦しい所をお見せしました。とりあえずは、アイキャッチとEDも変わっており、キュアフェリーチェ登場という事も相まって、ここらでターニングポイントといった所のようですね。

 

さて、前回クシーとともに天に上っていた後、行方不明になったはーちゃんでしたが、みらいやリコが手を尽くしても見つけることは出来ず、リコは更に魔法の力を高め、はーちゃん探索の尽力しようとマホウ界に戻る事を決意。

帰る前に、二人で最後のショッピングを楽しんでいる所に、何故かヨクバールが出現し…という流れでした。

 

今回は流石に新展開、という感じで色々新しい要素が加わった回と言えそうです。

 

まず、今回とうとうリコの父親と思われる人物が登場しました。

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過去回でリコ曰く考古学者である事が語られていますが、どうやら校長先生の依頼で何かしらを探しているらしく、ドクロクシー以外の新たな脅威が迫ってくる予感がします。これはキャシーのお告げにも現れている様です。

また、リコパパ(仮)は砂漠の遺跡のような場所で、空になった魔法のランプの様なものを発見しており、それに封じられていたと思われる新キャラが登場しました。

 

その新キャラなのですが…

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いや、このキャラデザインは色々と不味くないか!? 何がとは言わんけどさ!

どう見ても悪役面ですが、今の段階ではプリキュアと敵対はしておらず、どういう存在なのかはまだまだ未知数ですね。

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しかし、この新キャラ、尻尾だけ残っていたヤモーをそこから復活させ、後述するヤモーが呼び出したヨクバールとプリキュアとの戦いを楽しそうに眺めていたりしたので、かなりの実力者であると同時に、食えない感じの性格っぽいですね。

 

そのヤモーですが、ドクロクシーが滅んだことを嘆き悲しんでいましたが、そのドクロクシーを倒したプリキュアに復讐するべく、新たなヨクバールを生み出します。その方法が…

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ドクロクシーの骨を核としたヨクバール。

なるほど、と思った反面、これは扱いが難しくないか? とも感じました。

ドクロクシーの遺骨を核としたヨクバールなら強力なのは確かでしょう。しかし、プリキュア達はドクロクシー本体に前回で勝っています。

それははーちゃんの助けがあったから? 確かにそうでしょう。

事実、今回出てきた遺骨ヨクバールの前にダイヤモードの二人は為す術もなく追い詰められました

しかし、ここで考えなくちゃいけないのが、はーちゃん=キュアフェリーチェの存在です。だって、今日にはもう出てきてしまうんですよ!

実際、初登場したキュアフェリーチェはこの遺骨ヨクバールを、完膚なきまでに叩きのめしてしまいました

もしこのままのバランスで話を継続するならば、キュアフェリーチェがいる以上プリキュア側の無双になってしまう事になりますし、今までの緊張感のない戦闘シーンが続きかねません

あるいは敵か味方かもわからないヤモーを復活させた新キャラが介入することにより、パワーバランスが崩れるのかもしれませんが、ポッと出のキャラがいきなりそこまでやるのもとてつもない違和感です。この新キャラ、ある程度力がある事を示さないといけない気がします。

せめて、キュアフェリーチェがつるむことを嫌う一匹狼的なキャラならばまだやりようがあると思うのですが、今作に関してはそれはなさそうですしね…

 

そのキュアフェリーチェですが、やはりリンクルスマホン使用・基本エメラルドでの変身となりました。

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変身シーンでは植物のツタが絡んだり花が開いたりする描写があり、やはり植物関係の精霊か妖精であることが伺えます。

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最近流行のプリキュアの力をすんなり受け入れる系ではなく、力の大きさに最初戸惑う仕草が入ったのはポイント高かったです。

しかし、前々から危惧していましたが、今更はーちゃん=キュアフェリーチェが入る余地があるのか、と言う点で非常に疑問を感じます。

と言うよりは、みらいとリコを仲良く描きすぎました

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一部ファンの間では最強のレ●カップルの呼び声も高く、今までのはーちゃんとの交流があったとはいえ、彼女の参入が吉と出るか凶と出るかは未知数ですね。キュアフェリーチェのデザインがミラクル・マジカルに比べて異質なのも拍車をかけているような気がします。

何にせよ、出てすぐにこんな心配をしても始まらないので、しばらくは見守っていくしかないのでしょう。

 

ところで、今回倒したと思い込んでいたヨクバールが再登場した際、みらいがヒステリーを起こしたのは注目ですね。

みらい曰く、ドクロクシーを倒した後にはーちゃんが行方不明になった事を受けて「これ以上、大切な友達がいなくなるのは嫌だ」という事だったのですが、完全にマジギレしており、こんなに感情を爆発させたプリキュアは久しぶりじゃないでしょうか。

今までのプリキュアの面々も確かに感情爆発する事はありましたが、それでもどこか冷静な側面があり、完全なぶち切れには至らないイメージでした。が、今回のみらいは完全に感情に流されており見ていて怖かったです。

結果的にモフルンが宥めた事でみらいは冷静さを取り戻しましたが、ただ、スマイルプリキュアの最後のガン泣きもそうでしたが、これこそ年相応の中学生の女の子の反応かとも感じました。

みらいは今のところ特に欠点のない、かと言って、ドキドキプリキュアのマナの様な完璧超人がネタになっているほどでもない、微妙なポジションでしたが、今回の感情爆発でようやく血の通ったキャラクター性が見えてきた気がします。

 

次回ははーちゃんお帰りなさい+α回といった所ですかね。

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はーちゃんに関しては急成長の理由や、なぜナシマホウ界に降臨したのか謎が多いので、次回以降に期待したいと思います。

 

今週のまほプリを一言で表現

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あー、なんていうかOPのこの表情、エッチくない?(直球) これを日曜の朝から放映するなんてどうなんですかねえ、と感じる自分は心が穢れているんでしょウカ!?

 

来週もキュアップ・ラパパ!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第21話「STOP!闇の魔法!プリキュアVSドクロクシー!」感想

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プリキュアシリーズにしては珍しく前回の回想から入るあたり、中盤なのに最終回臭がプンプンするアニメはコチラデス…

 

しかし、実際のところ、今回は「どこの最終回よ!?」と思わせるほどバトル一辺倒な内容であり、要約すると

  • ドクロクシー完全形態になり、魔法の大樹が枯れ始める
  • そんなこと関係ないけど、とにかくはーちゃんは返せと啖呵を切るみらい。
  • その声に反応したか支えのリンクルストーンたちに囲まれてリンクルストーン・ダイヤモンド出現。
  • ダイヤモードで変身、ドクロクシーは力を求めてあらゆるものを「食い始める」
  • プリキュア押され気味のところにはーちゃん覚醒。
  • はーちゃん離脱によってドクロクシー弱体化&プリキュア強化。ドクロクシーは怨念の集合体?とクシーを分離。
  • 覚醒成長したはーちゃんが怨念を浄化。微笑みながら分離したクシーを何処かへ導く?

この程度で済んでしまい、今回の感想はここまで…だと流石に内容がなさすぎるので、少し気になったところをまとめてみますね。

 

まずはドクロクシーについて。

リンクルストーン・エメラルドを吸収し、巨大化&完全体になったドクロクシーですが、魔法の大樹からエネルギーを吸収し枯らしたところを見ると、エメラルドと大樹の関係性は深そうですね。

事実、魔法の大樹が枯れる=マホウ界の消失と校長先生も言ってしましたし、前回の引きでマホウ界の想いそのものがリンクルストーン・エメラルドという表現があった事から、マホウ界は大樹が中心になった世界と言えそうです。

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更に興味深いことにドクロクシー復活の影響はナシマホウ界にも及んでおり、今の段階ではマホウ界からの一方的な交流が行われているのみという描かれ方がされていますが、この2つの世界は単なる異世界同士ではなくかなり密接な関わり合いがある様にも見受けられました。やはり、ナシマホウ界のどこかにマホウ界が隠されている可能性が私的には捨てきれません。

今回、驚くべきことにはーちゃんとプリキュアの力によって、ドクロクシーが怨念とクシーに分離されてしまいました。

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怨念は消滅してしまったように見受けられましたが、クシーははーちゃんに導かれて天に上ったような表現がなされ、これが文字通り浄化された上で昇天してしまったのか、どこかへ行ってしまっただけなのか判断に苦しむところです。

はーちゃんが関わっている以上、前者の様な気がしますが、これは次回に判明するのかもしれません。ただ、昇天=クシー退場ならば、新たな敵勢力が出てくる可能性もありますね。

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怨念と言えば、ドクロクシー自体は無尽蔵の力を欲し食らってしまう「貪食の魔王」といった感じになっていましたが、理性は残ってないような感じでした。最終的にはヤモーも(自ら身を捧げたとはいえ)食ってしまっており、そう考えるとクシーに取り憑いていた怨念の正体も若干気にはなります。現段階では消滅したように見えた、という話でしかないですから。

 

戦闘シーンについて。

今回は中盤の山場らしく、ダイヤモードによる支えのリンクルストーンを複数使う大盤振る舞いでした。今回判明したのは

といった感じでしたね。ガーネットのみ攻撃型でしたが後はサポート系の能力ですかね。もっとも、リンクルストーン1つに付き技が複数ない保証はありませんが。

そう言えば、今更ながら気が付いたんですが、リンクルストーンってダイヤモンドだけ2つ存在するんですね。

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もちろん、みらいとリコのものが別々にある訳なんですが、これだけ2つと言うのはちょっと気にはなります。まあ、伏線ではないとおもいますがね。

ただ、今回の戦闘シーンについてはドクロクシーをわりかし押してはいたのですが、どうにも決定打に欠ける戦いであり、最終的にはすべて覚醒したはーちゃんを頼ったものになっていたのが引っかかりました。

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はーちゃんを助けたい一心で戦った上だったので納得は出来るのですが、まほプリチームの力だけで一切打破出来ていなかったのが、すっきりしないというか。

これは変身前にみらいが妙に自信満々にドクロクシーに啖呵を切ったのも、そう思わせた要因でしょうか。みらいって妙に確信めいた台詞をいう事が多いんですけど、なんか説得力には欠けるんですよね。

まあ、来週にははーちゃん=キュアフェリーチェがチーム入りなのでいいのかな(苦笑)。

 

今後について。

事前の予告通り、来週はキュアフェリーチェの登場が確定しています。

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今回のラストではーちゃんが成長し、クシーを連れてどこかへ飛んで行ってしまった訳ですが、少なくともはーちゃんにはすぐ会えるわけですね。

ただ、一時的なのか別の組織が現れるのかは分かりませんが、ドクロクシー一味が退場した以上、次の敵が出現するわけで、仮にもあの完全体ドクロクシーを倒したプリキュア達の相手になる訳ですから、相当な強キャラを出す必要性がありますね。

ラスボスが一時的に退場と言うパターンはスマイルプリキュアでも使われましたが、ここではアカンベーの強化型が出る、という形で対処していました。

来週になれば、次の敵組織が垣間見えてくるでしょうから、とりあえずは待ちですが、こういうパターンはどうしても敵のインフレが目に余る事があるので、上手く対処してほしいな、とは思います。

特に今作は既出のヨクバールがあまり強くなかったので、急に強化型が出ても違和感を感じる可能性がありますし、何よりあの完全体ドクロクシーを(はーちゃんの助けを借りたとはいえ)倒したプリキュアが急に怪物系にのされたりすると、流石に「えー」となってしまうのは否めません。どういう匙加減で敵を出すかは注目ですね。

 

今週のまほプリを一言で表現

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巨大な敵に対して膝の裏側狙うとか、こいつら格闘のプロか…と思わせるほどの魔法使い。

 

来週もキュアップ・ラパパ!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第20話「ドタバタでヤバスギ!魔法界に生まれたエメラルド!」感想

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あー、強キャラ(っぽい)人が、ラスボスの元に単身乗り込むとか普通なら死亡フラグなんですがどうなんですかねえ…ゲフンゲフン

 

まあ、しかし、実際のところ、死亡直前まで追い詰められた訳ですが…

今回は一気にラスボスであるドクロクシーの元に踏み込むというシナリオなのですが、その方法が…

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どこでもドア!?

前回ではーちゃんが開けた魔法のドアは「自分の願った場所にゲートを開く」というもの。はーちゃん(直後に眠ってしまうが)やモフルンが葡萄が食べたいと思えば魔法商店街の果物屋の前に出るし、みらいが甘いものが食べたいと願えばドーナツ屋の前に出るというものでした。

なら、校長先生のいる場所に行こうと願えばいいんじゃね? と気付いたみらいとリコは扉を開けるのですが…

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一方、校長先生は水晶玉のキャシーの助力などを得ながら、ようやくの思いでドクロクシーの前に立っていました。

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そこに突如現れるみらいとリコ、というシーンはギャグ以外の何物でもありませんでしたが、奇しくも敵味方のメインキャストが全員一所に集まる事になりました。

 

回想なども含めて、いくつか判明したことが今回はありましたが、やはり注目すべきは「大いなる災厄」というやつですかね。

要約すると、ドクロクシーと校長先生はかつては魔法学校での同僚であり、ドクロクシーのかつての名前はクシー(なんという直球勝負な名前…)だったそうです。

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マホウ界にはいずれ大いなる災厄が降りかかるという伝説があり、二人はそれを回避する研究に着手するのですが、迷宮入りしてしまったクシーは禁忌の魔法に手を染めてしまいその過程で命を落としてしまいます。

しかし、何らかの魔法でドクロクシーとして甦った彼は、命の象徴であるリンクルストーン・エメラルドを自ら作り上げた部下を使い奪取しようとした…と。

果たして、その大いなる災厄、とやらがドクロクシーの出現を予見したものなのか、ドクロクシーとは関わりのない別物なのか、という点にあると思います。

個人的にはこのような中盤でドクロクシーの本拠地に主人公たちが踏み込めたあたり、後者ではないかな、と感じますが、もしドクロクシーに対する予言ならば、予言そのものがドクロクシーを生み出したとも言え、皮肉な話だなあ、とも感じますね。*1

 

主義主張が違い過ぎる上、問答無用に攻撃を仕掛けてきたドクロクシーに対して、校長先生は今まで蓄えてきた魔法の力を解放します。

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…野太い男の声で「キュアップ・ラパパ!」と叫ぶのは視聴者的にはキツかったですが(苦笑)。

しかし、その姿はプリキュアにどことなく酷似していますね。男性版プリキュア? みたいな。

流石にプリキュアそのものという訳ではないのでしょうが、考えてみれば物語序盤にみらいとリコの変身を見た校長先生は「伝説の魔法使いプリキュア」という言うなれば称号めいた表現を使用しており、上位の術者ともなればプリキュアという枠ではなくとも変身自体は可能なのかもしれませんね。

どちらかといえばリンクルストーンの力を引き出せる変身フォームをプリキュアと呼称しているのかもしれません。*2

校長先生、まさかの変身からの強大な魔法ビームでしたが、バッティの献身的な防御のおかげでドクロクシーにとどめを刺すには至りませんでした。巨大ビームもプリキュアの十八番ですねえ、そう言えば…

逆にドクロクシーからの攻撃を防ぎきれず、校長先生は魔法の力を殆ど使い果たして、本来の老いた姿に戻ってしまいました…

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校長先生はドクロクシーの出現を予見していたからなのか、大いなる災厄に向けてのものなのかは不明ですが、魔法の力を蓄えるために今まで魔法の力を使わない自縛を課していた訳ですね。第17話でのかの子の件による自縛でなかったのは予想を外してしまいましたが、これならば今まであらゆるピンチに於いても魔法を使用しなかった理由付けには十分かと思います。

 

戦えなくなった校長先生に変わり、まほプリチームがルビーモードで立ち塞がりますが、さすがにラスボスであるドクロクシーには歯が立たず、一方的に叩きのめされた上にリンクルスマホンまで奪われてしまいました。

しかも、そのリンクルスマホンに反応したか、とうとうリンクルストーン・エメラルドが姿を現します。

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要するにリンクルストーン・エメラルドとはこのマホウ界そのものというニュアンスでしたね。私はマホウ界に息づく生物(これには大地や植物なども含まれる)の想いという概念を収束出来る宝石と感じました。

 

出現したリンクルストーン・エメラルドを真っ先に取りに行ったバッティは光に包まれて消滅?してしまいました。

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…グリフィンのミーノスさんか、貴様は…

しかし、リンクルスマホンを未だに手中にしていたドクロクシーはスマホンの加護を得ながらリンクルストーン・エメラルドを入手、そのまま取り込んでしまい、巨大化したところで今回は幕となりました。

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リンクルスマホンはエメラルドを入手する際の起動キーみたいなものだった、といったところですか。

リンクルスマホンに収まっているはーちゃんがキュアフェリーチェとして追加戦士になるアナウンスは既になされているので、ここら辺がどうなるのかは見所ですね。

キュアミラクルキュアマジカルが二人の想いの結晶であるリンクルストーン・ダイヤモンドで基本のモードであるダイヤモードに変身するため、キュアフェリーチェはエメラルドを基本にして変身するのかな? と感じますね。第15話ではーちゃん自身がリンクルスマホンでプチ変身を果たしているので、変身アイテムはリンクルスマホンになるんですかね。他のリンクルストーンも使えるかどうかも不明ですし興味津々です。個人的にはプチ変身の発展型みたいになるとかわいいかなーって(笑)。

 

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来週は…あれ? 最終回ですかね、これ?

 

今週のまほプリを一言で表現

 

校長先生! 

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変身したからといって、その女の子みたいなプリキュア倒れはやめましょうよ!(;´∀`)

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

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*1:個人的には後者の様な表現の方が好きなのだが…

*2:それならばトパーズモード初登場時にガメッツが「ヨクバールみたいな変な恰好」と指摘したのも何となく納得できる。

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第19話「探検&冒険!魔法のとびらのナゾ!」感想

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本日はみらいの誕生日だそうですね。若い頃は嬉しい誕生日も年を取ってくると…。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

今回は時系列が前回のガメッツ戦からの続きになっていました。

ガメッツ戦で不思議な力を発現したはーちゃんに疑問を持ったみらい達は、(せっかくマホウ界に来てるんだしね)校長先生にその疑問をぶつけてみようと校長室を訪ねてみるのですが、そこには「しばらく留守にする」という魔法道具でのメッセージが残るのみでした。

困り果てたみらい達は補習メイト達に相談するのですが、その過程で出てきた魔法学園七不思議に注目します。が…

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最初の方こそ「校長先生の年齢が不明」とか「図書館に女の人の声が聞こえる」とかそれっぽいのが挙がりますが、そのうち「校長先生はナシマホウ界でモテモテだった」とか噂話の域を出ないものになってしまい、まあ、この役立たずどもめッ!(苦笑)

しかし、その話題に乱入したリズが最後に挙げた「魔法の大樹の上には開かずの扉がある」というものにインスピレーションを感じたみらいは、早速、大樹の頂上を目指す…という流れでした。

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というか、ここ最近鳴りを潜めていたみらいの勘で行動する、がまたしても炸裂してしまいました。大樹と校長先生には直接的には関係がない(少なくともこの段階ではわからない)はずなんですが、リズの話を聞いた瞬間、熟考しないで行動に移してしまうのは相変わらずですね。

しかも、途中にある「この樹に登るべからず」という注意書きに対して「箒で飛んでいけばいいんだ」などという屁理屈で先を目指してしまうなどの軽率さは健在で、どうなのかな、とは思いつつも、リコの慎重さは逆に強調されており(看板の前でみらいを止めている)二人の真逆性格の描き方は少しづつ顕現してきましたね。

ちなみに、リコは大樹に住む毛虫を警戒していたようですが

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クリーチャーじゃねえか!((((;゚Д゚))))

ヨクバールよりよっぽど怖いのは気のせいか! 挙句にリコ曰くマホウ界の毛虫はこれで普通らしい。恐ろしい世界だな、マホウ界(苦笑)。

 

ようやく、頂上に辿り着くと、そこには確かに扉がありましたが、なんと押しただけで倒れてしまうどこでもドア型であり

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まあ、その顔も仕方ないよね。

結局、こういう扉だから「開かず」だって事か、と徒労に終わった事に座り込んでいる所に、バッティが登場したのですが…

さて、今回、敵側に大きな動きがありました。

かねてよりドクロクシーの存在に疑問を感じていたバッティがヤモーに対して詰問をする場面が前半パートにあったのですが、ドクロクシーがついに声を出してバッティにリンクルスマホンとリンクルストーン・エメラルドの奪還を命じたのです。

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これにより、バッティはドクロクシーのために戦う事を再度強く誓ったのですが、ヤモーがドクロクシーを操った可能性も否定できず、これに関してはもう少し様子見ですかね。ただ、これはバッティが単細胞であるという事より、元々ドクロクシーによって生み出された存在であることの方が大きそうですね。

プリキュアと対峙したバッティは、ガメッツとスパルダの杖を持ち出しており、二人の力を合体させた超強化型となり襲い掛かってきます。

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ガメッツ並みのパワーのラッシュに

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スパルダの蜘蛛の糸によるテクニカル&拘束攻撃

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そして、バッティは元々スピードを重視した幹部です。

今更ながら初めて気が付いたんですが、これってまほプリチームのモードに対応しているんですね。

ルビーモード=パワー=ガメッツ

サファイアモード=スピード=バッティ

トパーズ=テクニカル&臨機応変=スパルダ

と捉える事が出来ます。

まほプリチームはサファイアモードで対応しましたが、結局パワーに押されつつ、拘束攻撃をまともに食らう羽目になり、最終的にははーちゃんの謎パワーで勝利を収めたものの、個人的にはダイヤモンドモードで戦うべきだと感じました。

ここら辺のモードをまほプリチームがどう選んでいるのかも、ちょっと作中で説明が欲しいかな…と思う部分ですね。たまにでいいから変身前に「これこれこういう理由だから、今回はこのモードで行こう」みたいな台詞を挟むなどすればいいと思うのですが…今のままだと正直二人の気分でモードを選んでいる様にしか見えないです。*1

また、この戦いでははーちゃんの声に応えて大樹そのものがバッティを攻撃しており、やはりはーちゃんは大樹と無関係ではない気がしますね。

他の2幹部と同じく、はーちゃんの後押しもあって、バッティもプリキュアサファイアスマーティッシュの前に撃沈。

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もっとも、最後にぼろぼろになったバッティが出てきたので、流石に即退場にはならなかったようです。

 

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戦いの後にははーちゃんの力に対応したのか、先ほどの扉からリンクルストーンアメジストが出現、更にその扉にリンクルスマホンが描きだした鍵が差し込まれ、扉の向こうに行ける! といった所で今回は幕となりました。

 

来週はいよいよ急展開が待っている様ですね。

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詳細は見てみないと何とも言えませんが、ってぐらい迂闊な事は言えなさそうな雰囲気の予告でした。さて、どうなる事やら。

 

今週のまほプリを一言で表現

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みらいの誕生日という事で、OPの後にスペシャルなアイキャッチが。

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文字・スポンサー名なしバージョンもお楽しみください(*´▽`*)

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

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*1:前回はガメッツ自身がプリキュア側にルビーモードへの変身を要求し、それに応じている。ああいう説明付けでも良いと思う。

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第18話「魔法界再び!リンクルストーンを取り返せ!」感想

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(※画像は朝日公式HPより)

噂は聞いてはいたけれど、とうとう3人目解禁ですか。

まあ、早見さん使うぐらいだから、ありそうな話とは思っていたけれど、登場日まで発表されちゃうとサプライズ的なワクワク感がなくなって複雑な気分じゃのう…

 

さて、前回、奪ったガーネットを盾に再戦を迫ったガメッツさんとの決戦に焦点を当てた今回でしたが、流石に幹部との決戦という事で、その大半がバトルに充てられました。

 

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しっかり果たし状まで送ってきてしまうガメッツさん、こういう所は律儀だな、と思うのですが、それとは別にドクロクシーの元にも決意状の様なものを送っており、禁断の力を使おうとしている事を察知したヤモーが随分慌てていたのが印象的でした。

ヤモーはスパルダが倒された時はあまり気にしてない風だったので、三幹部自体は都合のいい駒ぐらいにしか考えてなかったのかな、と思っていたのですが、今回の慌てぶりを見るにガメッツの事を結構買っていたという事なのかしらん?

 

果たし状の場所の設定にマホウ界の最果て島を指定され、みらいとリコは久々のマホウ界を訪れることになります。

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最果て島が箒で行った場合3日もかかるという事で、途中交流があった人魚の船やペガサスなどを経由して最果て島に向かうのですが、この場所自体は特に罠などなく、単純に人気のない場所をガメッツは選んだようですね。こういう所は武人らしいと言えば武人らしい。

懐かしい面々と会う中で、ガーネットを奪われたことで落ち込んでいたはーちゃんでしたが、今まで出会った人(?)達のおかげで成長できたというみらいとリコにもちろんはーちゃんも含まれるという事を告げられ、少し元気を取り戻しました。これが後半の布石となるのですが…

 

最果て島に到着したみらいとリコに対して、ガメッツは、今度こそ本気で戦う、という前回の予告通りモードチェンジします。

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それは背負っていた甲羅を脱ぎ捨て、大幅に力や速さといったフィジカル面を強化するというもので、陰から見物していたバッティ曰く「ドクロクシー様から与えられた魔法戦士としての姿」だそうです。

ルビーモードへの変身を希望し、パワー比べを持ちかけるガメッツ。まほプリチームも望みどおりにルビーモードで応じますが、圧倒的なパワーに為す術もなく倒されてしまいます。

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勝ち誇って「パワーこそすべて」「力ですべて破壊する」と宣言するガメッツに対してはーちゃんが立ち塞がります。

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が、当然たいしたことは出来ず、とどめを刺そうとする彼を止めることは出来ないのですが「それでも私はプリキュアを信じる」という言葉に応じてまほプリチームが復活。

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…あ”あ”ーーー! お約束だけどこのままではジョージがあああ!(錯乱)

「強さは力だけではない、心に宿る事もある」という事をはーちゃんを通して悟ったまほプリチームはガメッツのパワーを押し返しはじめ、最後は必殺技でガメッツを圧倒。

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キュアフェリーチェが発表されたばかりのはーちゃんですが、今の段階ではまほプリの二人に後押しの力を与える存在となっていますね。

全力で戦えたことに悔いはない、と言い残して、ガメッツは亀の姿に戻りました。

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正直言えばプリキュアシリーズにはよくある精神論からのパワーアップなのですが、今回は精神性と密着に関わりがある魔法がテーマの作品だけに、思ったよりは違和感を感じません。はーちゃんを丁寧に描いている事もここではプラスに感じますね。

 

今回退場になってしまったガメッツですが、ちょっともったいないかなあ、とも感じました。

今シナリオでも強調されましたが、ガメッツはここ最近のシリーズの中ではかなり珍しい武骨な武人タイプの敵でした。上でも書いた様にリンクルストーン・ガーネットという弱みを握っていたにも関わらず、力対力の決闘を所望したリ、場所を指定していながら罠の様なものを張り巡らせることをしなかったり、思想こそ力優先主義で若干歪んでいたもののまっすぐな気風を持ったキャラクターでした。

しかし、今話でこそそれは伝わりましたが、今までの登場シーンが毎回武骨な台詞を言う割にはやっている事はヨクバールをけしかけるだけという、なんか行動が一致していない感じだったんですよね。

ヨクバールを出さなくてはいけない縛りは致し方ないのかもしれませんが、それならば、初登場時の様に常にヨクバールとともに戦う演出をするなどの工夫が欲しかったかな、と感じました。

直接対決を除けば、怪物系との戦いになるのがセオリープリキュアシリーズに於いて、ガメッツの様な武人キャラは相性が悪いのかもしれません。だからこそ、このタイプはシリーズ通してあんまりいないのかもしれませんね。

 

次回は、マホウ界に残留して何かをするみたいですね。と言うか、とうとう校長先生立つ!?

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今週のまほプリを一言で表現

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潰すなりなんなりすればよいものを息を吹きかけてはーちゃんどかそうとするガメッツさんに微かな優しさを見た(´Д⊂

 

来週もキュアップ・ラパパ!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第17話「水晶さんおしえて!おばあちゃんの思い出の人」感想

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おばあちゃんの知恵袋:新聞紙で窓を拭くとピカピカになる。

 

さて、今回はみらいの祖母であるかの子さんの過去にスポットを当てる回でした。

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常日頃から魔法がある事を仄めかし、みらいの性格形成にも一役買っているであろうかの子さんですが、どうも学生の頃に「魔法使いに会った」ことがあるそうです。

ああー、勝木さんは年取るとこの人みたいになるのかしら(;´∀`)

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と言うか、かの子さん、若い頃、えらい可愛いですね。というより、回想のこの場面、完全にメスの顔なんですが…

 

おばあちゃんの運命の人に興味津々の二人は水晶玉のキャシーの力も借りて、探索に乗り出すのですが…

まあ、視聴者側としては、かの子さんが嘘をついているとは思えませんし、当然魔法がある世界観である事も分かっていますし、おそらくは主人公たちに近しい存在であろうことも匂う訳で、そうなると、この運命の人もなんとなく予想はついてしまう訳ですがね。

 

イマイチ役に立たないキャシーさんを尻目に、次々と町中を移動するみらい達ですが、当然空振りばかりであり、最後に辿り着いたのは、かの子さんが最近始めた趣味の絵を描いている公園でした。そう、そこはかつてかの子さんが魔法使いに出会った公園だったのです。

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公園での思い出に浸っている所に高い木から降りられない猫を発見したみらい達は、その猫を助けようと透明化の魔法を使い祖母の目に触れぬように工夫をしますが、最後の最後にドジをして後姿を見られてしまいます。

そこで、祖母は昔の事を鮮明に思い出し…というプロットでした。

 

途中、場面転換が二回ありました。

一つはマホウ界での校長先生の場面。一緒にいたアイザック先生と雑談をする場面ですがここでは「アイザック先生は校長先生の元生徒=校長はアイザック先生より高齢」「校長先生はある時期から魔法を使う事自ら禁じている」が判明します。

校長先生が見た目にそぐわない高齢である事は過去の回でも言及されていましたが、魔法を自縛している設定は初出ですね。それならば、やはり過去回でヨクバールを目の当たりにしても何もしなかった理由付けには一応なります。ただねえ…まあ、これについては後述しますか。

もう一つは敵側の場面。

まずスパルダが小さな蜘蛛の姿に戻っていたこと。

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なんだろう、蜘蛛を媒介にして魔法によって作られた存在なのかな? なんにせよ、再登場の可能性はありそうですね。

そしてバッティがヤモーに対して不信感を露わにし、更にドクロクシーの存在自体を疑問視する発言をしました。対してガメッツは自分は武人であるから、信じた主の命に従うだけ、という態度で返しており、バッティとヤモーの対立はどのみちこの先ありそうですね。

 

祖母の思い出、そして公園に満ちた思い出が結晶化して、リンクルストーン・ガーネットが出現したところでガメッツが登場。

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今回もバラの花をモチーフにしたいい加減なデザインのヨクバールが出現しましたが、前回の反省点を活かして予習復習したのか? 珍しくまほプリチームを圧倒し、拘束に成功します。

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しかし、追い詰められたキュアミラクルの「花をこんなにして許さない」発言に対して「己の強さのためなら何を犠牲にしても知った事ではない」とガメッツが返したことによって、二人(主にミラクル)が激昂。

せっかくの拘束を打ち破ったところで、必殺技が炸裂してヨクバールは退場になりました。が、今回はただで終わりませんでした。

はーちゃんが拾っていたガーネットを、はーちゃんがちょっとした隙に手放したためガメッツがこれを回収していたのです。確かに戦い自体はヨクバールに大まかな指示だけ出して任せている訳ですから、こういったことも可能なんですよね。

ガーネットが欲しければ、もう一度戦え、次が楽しみだ、と言い残してガメッツは今回引き下がりました。なんかけた側がこれを言うのは締まらない気もしますが、これでガメッツとは連戦になりそうですね…って、ああー! これじゃ、スパルダに続いて死亡フラグじゃないかー! じょーじぃ!

 

祖母の回想の場面で、思い出の人が最後に登場しましたが…

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校長先生じゃねえか!

まあ、わかっていたけどさ! 

要するに校長先生が魔法を自縛しているのはマホウ界の掟「他人に魔法を見られてはいけない」をかの子の前で破ってしまったからなのね…

それはそれで校長先生参戦を阻む上手い設定だとは思うのですが、過去回にあった目の前にいる敵に対してまほプリチームに任せて、自分が何もしないのはどうなのかなー。ドクロクシー一派が相当ヤバい連中なのは分かっているみたいですし、流石にそんなこと言っている場合じゃないと思うのですが。

ここら辺は先週、スパルダが「ドクロクシー様はマホウ界にひどい仕打ちをされた、恨むのは当たり前」みたいな発言をしていたのも引っかかりますね…

後、個人的にはこの思い出の人、校長先生みたいなイケメンだとイマイチ面白みに欠けていた気がします。

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それこそアイザック先生辺りの方が外連味があって面白かったんじゃないかなあ。かの子さんと年も近いっぽかったですし。

 

次回はどういう経緯かは不明ですが、マホウ界に戻ってガメッツと対決する様ですね。

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まだ折り返しでもないのに幹部を使い潰している感がありますが、今回のスパルダ完全死亡否定といい、スマイルプリキュアの様に再生怪人幹部パターンかもしれませんね。

 

今週のまほプリを一言で表現

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猫を助けてくれたお礼にせんべい渡すのはどうなのか。まあ、渡された人は今でも好物の様なので結果オーライなのだが。

 

来週もキュアップラパパ!

 

 

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第16話「久しぶりっ!補習メイトがやってきた!」感想

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よく見りゃ本の形してるし、ちょっと考えればすぐわかる事なのに、リンクルスマホンの「ホン」は「本」とかけている事に今回気が付いたワシ、マジ無能・゚・(つД`)・゚・

 

さて、今回も日常回でしたが、マホウ界でともに補習組として学んだジュン・ケイ・エミリーがフランソワさん引率の元、ナシマホウ界を訪れるという少しイレギュラーなお話でした。

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久しぶりの友人との再会にはしゃぐみらいとリコは、途中で出会ったクラスメートの勝木さんや長瀬さんと一緒に町中に遊びに繰り出します。

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魔法の腕が上達している3人(むやみに魔法使うなよお、相変わらず今作のキャラクターは無自覚だなあ)に焦りを見せるリコでしたが、フランソワさんはかつての自分の経験をもとに焦らない様にリコを励ましてくれます。

その過程でフランソワさんは過去にナシマホウ界にファッションの勉強をしに長期滞在しており、しかも現在も町中にマホウ界の住人がちらほら紛れ込んでいる事が今回判明しました。なお、フランソワさんはナシマホウ界にちょくちょく素材などを買いに今でも訪れており、今回の補習メイト達もそのついででついてきたそうです。

そりゃ、ナシマホウ界とマホウ界を結ぶ列車があるぐらいですから、そういう設定でもおかしくはないのですが、今回ちょっと気になったのは、本当に一方通行なの? という事。

ナシマホウ界にこれだけマホウ界の住人が紛れ込んでいるという事は、逆もまた然りなんじゃないかなあ、と個人的には感じました。今話では適当に入店した喫茶店でノートPCをいじっていたサラリーマン風の男とウェイトレスさんがマホウ界の住人であることが語られ、ここまで浸透しているとなると、単純な一方通行はかえって不自然なんじゃない? と思った次第です。ここら辺の設定を活かしてくれると面白いかな、と感じましたね。ちょっと期待です。

 

補習メイト達の迂闊な行動や言動にわちゃわちゃしながらも楽しい1日を過ごしているみらいとリコの前に、Aパート終了直後にスパルダが現れます。ちょっと早すぎる展開にイヤーな予感が…

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と言うのも、リンクルスマホンの存在に気が付いたヤモー、そして大ボス・ドクロクシーがそれの奪回を命じ、スパルダがその役を買って出たからなのですが、ドクロクシーの命令がかなり強いものであったらしく*1、なんと彼女はヘリコプターなどを核に自分自身をヨクバール化するという暴挙に出てしまいます。*2

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以前のヨクバールの推察でも語りましたが、ヨクバールの強さはやはり術者の魔力に比例するみたいですね。ヨクバール化スパルダは暗闇を呼び出し自らを不可視状態にした上で、サファイアモードに変身したキュアミラクルとキュアマジカルを終始圧倒します。

しかし、敗北直前まで追い詰められた二人は、これからもナシマホウ界・マホウ界双方とに出来た友達と仲良く暮らしたい、これからも楽しく遊びたいという未来の夢をつなぐため、再び立ち上がります。

…あ、ダメだ、これ、オールスターズ映画とまんま展開同じだオワッタナ、スパルダ

という訳で、イヤーな予感的中。いつもよりパワーアップしたプリキュア・サファイア・スマーティッシュにかなりの抵抗を見せたものの、スパルダは敗北。

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最後にはーちゃんが後押しした様な描写があったのが気になりますね。

 

戦闘終了後、スパルダが持っていた杖のみが残され、彼女を象徴していたであろうドクロクシーの元にあった壺の上に灯っていた火が消えた事から、生死はまだ不明ですがとりあえずの退場となってしまいました。

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おいおい、残り二人がヘタレと単細胞なんだけど、大丈夫か、今回の敵組織は!?

しかし、ドクロクシーはリンクルスマホンの奪回をリンクルストーン・エメラルド探索と同じランクの命令に正式に格上げ、改めて幹部たちに指示しており、ここからはしばらくはリンクルスマホン=はーちゃんを守る展開になりそうですね。

 

さて、次回は…みらいのおばあちゃんの過去の話にスポットが当たるみたいですね。

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ナシマホウ界とマホウ界の関係が掘り下げられる可能性もありそうなので、またしても楽しみです。

 

今週のまほプリを一言で表現

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心霊写真をしれっと2回もTV画面に出す不思議アニメはコチラデス。

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

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*1:こういう表現を使うのはドクロクシー自体が喋らないため。ただ命令を下す際に巨大なオーラを発していたため、かなり強く命令した事が伺えた。

*2:実際、この戦いを静観していたバッティからは「なんと無茶なことを」と言われている。

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第15話「ハチャメチャ大混乱!はーちゃん七変化!」感想

今回の感想は延期予定でしたが、スケジュールが変わったので通常通りに更新する事となりました。お騒がせして申し訳ありませんでした。

 

朝ご飯を要求するはーちゃんに対してみらいは寝坊、リコは予習に余念がなく、モフルンは夢の中という状態で、はーちゃんはすっかりおかんむり状態になってしまいます。

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仕方なくリンクルスマホンとリンクルストーンを利用し朝食を自力で用意したはーちゃんは、しかしリンクルストーンを多く使い過ぎた故に、朝食後にそのリンクルストーンに対応した姿に変化してしまう、という状態になってしまいます。

みらい達に構ってもらえず拗ねてしまったはーちゃんは外に飛び出してしまい、方々で騒ぎを起こす…というのが今回のプロットでした。

 

当たり前と言えば当たり前なのですが、やはりはーちゃんはリンクルストーンの力を利用できるみたいですね。もっとも、リンクルストーンの力を引き出せるのはプリキュアだけと名言はされていませんし、敵もリンクルストーンを狙っている訳ですから、まほプリの二人だけの特権だった訳ではないんですが。

ただ、まほプリの二人がモフルンを介してリンクルストーンの力を引き出して変身するのに対して、はーちゃんはリンクルスマホンを介して変身したのは興味深いですね。これも変身アイテムの一種と言う解釈が出来るのは面白い。

 

さて、今回もう一つ興味深かったのは、はーちゃんが「拗ねた」事でした。

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元々、急速に成長しているはーちゃんですが、とうとう精神の成長が描かれました。性格の多様化が徐々に始まっているのは面白い。

ドキドキプリキュアのアイちゃんのイヤイヤ期はどうにも唐突感が否めなかったので。

それでも、今回の変化能力を使って、方々で悪戯するところはまだまだ幼子であるとは思いましたが。

 

今回はーちゃんが使ったリンクルストーンはタイトルにもあったように七つ。

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ルビー、サファイア、トパーズ、タンザナイト、ピンクトルマリン、ペリドット、ムーンストーンですかね。ただ、この場面では宝石は八つ出ていますね。

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ダイヤモンドは元々宝石保管箱に入っていないですし、何故かアクアマリンのモードだけはなかったように感じました。アクアマリンとサファイアが色も含めて被っているから分からなかったのかな?

 

様々な姿に変身することで、能力も使えるようでルビーモードと思われる赤いドラゴン姿の時は火を噴いていましたし、雷神を模したトパーズモードと思われる姿の時はプチ雷雨を呼び起こしていました。

規模こそ小さいですし微妙に能力も変わってはいますが、プリキュアと同じことをしている訳で、これがリンクルストーンの能力を引き出すだけで出来る事なのか、モフルンやリンクルスマホンが引き出さなければダメなのかは分かりかねますが…

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というか、作品の内容は置いておいて、はーちゃんのコスプレはどれも可愛く、久々にいいキャラだなあ、と思いましたね。

 

どんどん大きくなる騒ぎを止めようと奔走するみらい達でしたが、自分たちがはーちゃんを構えず淋しい思いをさせてしまった事を反省している時に、はーちゃんは七つものリンクルストーンの気配を漂わせていたが故にそれを察知したスパルダと接触してしまい、捕らわれてしまいます。

そしてはーちゃんの助けてコール(「はーちゃんどこー?」「ここだよー」という極めてユルいやり取りだったが)を受けて戦闘となりました。

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今回は2回目のトパーズモードとなりました。今回も黄色のオーラを足場にして跳ねてみたり、シールド展開をしたりと臨機応変な戦闘シーンを見せてくれましたが、どうも、トパーズモードのキモは変幻自在に変化する黄色のオーラそのものみたいですね。なんとなくシューティングゲームのオプションを想起させます。

しっかし、このヨクバールのデザインはどうなんですかねえ。

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どうやらバナナの皮と電柱のミックスの様ですが、相変わらず何の脈絡もなくて不思議デザインです。まあ、キュアミラクルが滑ってすっころぶお約束が見れたので満足ではあるのですが(;^ω^)

出だしこそキュアミラクルを滑らせたヨクバールでしたが、大した決め手もないままトパーズモードの必殺技の前に倒れました。

今の段階ではヨクバール側がプリキュアの飛び道具系必殺技の前に無力なので、どうしても戦闘シーンに緊張感がなくなってきましたね。そろそろ強化型が出てくる頃だとは思いますが…

現にヨクバール敗北の撤退後、プリキュアシリーズ恒例「これ以上失敗したら…後は分かるな?」的な脅しがとうとうスパルダに対してヤモーから為されました。

また、ヤモーはスパルダの報告でリンクルスマホンにはーちゃんが収まった事に対して、何かを知っている素振りを見せており、やはり三幹部とは違う立ち位置のようですね。ちょっと怪しいキャラになってきたような気がします。

ただ、三幹部の中で明らかに一番有能なのに、最初に脅しかけられたスパルダさんカワイソス( ;∀;)

 

はーちゃんを放っておいてしまった事と、拗ねて悪戯してしまった事をお互い謝りあって、今回はめでたしめでたしとなりましたが、次回はあれま、補習メイトの三人組がナシマホウ界を訪れるみたいですね。

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っていうか、その恰好のままでいいのかオマエラ(苦笑)。

 

今週のまほプリを一言で表現

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朝アニメから幼女緊縛とか流石にレベルが高いとしか言いようがないぜ…(ゴクリ)

 

来週もキュアップ・ラパパ!

【告知】魔法つかいプリキュア第15話感想遅延のお知らせ

またしても、次回、魔法つかいプリキュア第15話感想を遅延させていただきたいと思います。

理由としては

www.beerkeyaki.jp

に参加し朝から晩まで飲むというダメっぷりを発揮してしまうからです(´;ω;`)

本当は土曜日にしたかったんだけど、他の参加者が軒並み日曜日だったもので…

 

という訳で、今のうちに猛虎落地勢しておきますね。

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ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

 

月曜日にアップ予定です。よろしくお願いいたします。