(※画像は朝日公式HPより)
噂は聞いてはいたけれど、とうとう3人目解禁ですか。
まあ、早見さん使うぐらいだから、ありそうな話とは思っていたけれど、登場日まで発表されちゃうとサプライズ的なワクワク感がなくなって複雑な気分じゃのう…
さて、前回、奪ったガーネットを盾に再戦を迫ったガメッツさんとの決戦に焦点を当てた今回でしたが、流石に幹部との決戦という事で、その大半がバトルに充てられました。
しっかり果たし状まで送ってきてしまうガメッツさん、こういう所は律儀だな、と思うのですが、それとは別にドクロクシーの元にも決意状の様なものを送っており、禁断の力を使おうとしている事を察知したヤモーが随分慌てていたのが印象的でした。
ヤモーはスパルダが倒された時はあまり気にしてない風だったので、三幹部自体は都合のいい駒ぐらいにしか考えてなかったのかな、と思っていたのですが、今回の慌てぶりを見るにガメッツの事を結構買っていたという事なのかしらん?
果たし状の場所の設定にマホウ界の最果て島を指定され、みらいとリコは久々のマホウ界を訪れることになります。
最果て島が箒で行った場合3日もかかるという事で、途中交流があった人魚の船やペガサスなどを経由して最果て島に向かうのですが、この場所自体は特に罠などなく、単純に人気のない場所をガメッツは選んだようですね。こういう所は武人らしいと言えば武人らしい。
懐かしい面々と会う中で、ガーネットを奪われたことで落ち込んでいたはーちゃんでしたが、今まで出会った人(?)達のおかげで成長できたというみらいとリコにもちろんはーちゃんも含まれるという事を告げられ、少し元気を取り戻しました。これが後半の布石となるのですが…
最果て島に到着したみらいとリコに対して、ガメッツは、今度こそ本気で戦う、という前回の予告通りモードチェンジします。
それは背負っていた甲羅を脱ぎ捨て、大幅に力や速さといったフィジカル面を強化するというもので、陰から見物していたバッティ曰く「ドクロクシー様から与えられた魔法戦士としての姿」だそうです。
ルビーモードへの変身を希望し、パワー比べを持ちかけるガメッツ。まほプリチームも望みどおりにルビーモードで応じますが、圧倒的なパワーに為す術もなく倒されてしまいます。
勝ち誇って「パワーこそすべて」「力ですべて破壊する」と宣言するガメッツに対してはーちゃんが立ち塞がります。
が、当然たいしたことは出来ず、とどめを刺そうとする彼を止めることは出来ないのですが「それでも私はプリキュアを信じる」という言葉に応じてまほプリチームが復活。
…あ”あ”ーーー! お約束だけどこのままではジョージがあああ!(錯乱)
「強さは力だけではない、心に宿る事もある」という事をはーちゃんを通して悟ったまほプリチームはガメッツのパワーを押し返しはじめ、最後は必殺技でガメッツを圧倒。
キュアフェリーチェが発表されたばかりのはーちゃんですが、今の段階ではまほプリの二人に後押しの力を与える存在となっていますね。
全力で戦えたことに悔いはない、と言い残して、ガメッツは亀の姿に戻りました。
正直言えばプリキュアシリーズにはよくある精神論からのパワーアップなのですが、今回は精神性と密着に関わりがある魔法がテーマの作品だけに、思ったよりは違和感を感じません。はーちゃんを丁寧に描いている事もここではプラスに感じますね。
今回退場になってしまったガメッツですが、ちょっともったいないかなあ、とも感じました。
今シナリオでも強調されましたが、ガメッツはここ最近のシリーズの中ではかなり珍しい武骨な武人タイプの敵でした。上でも書いた様にリンクルストーン・ガーネットという弱みを握っていたにも関わらず、力対力の決闘を所望したリ、場所を指定していながら罠の様なものを張り巡らせることをしなかったり、思想こそ力優先主義で若干歪んでいたもののまっすぐな気風を持ったキャラクターでした。
しかし、今話でこそそれは伝わりましたが、今までの登場シーンが毎回武骨な台詞を言う割にはやっている事はヨクバールをけしかけるだけという、なんか行動が一致していない感じだったんですよね。
ヨクバールを出さなくてはいけない縛りは致し方ないのかもしれませんが、それならば、初登場時の様に常にヨクバールとともに戦う演出をするなどの工夫が欲しかったかな、と感じました。
直接対決を除けば、怪物系との戦いになるのがセオリーのプリキュアシリーズに於いて、ガメッツの様な武人キャラは相性が悪いのかもしれません。だからこそ、このタイプはシリーズ通してあんまりいないのかもしれませんね。
次回は、マホウ界に残留して何かをするみたいですね。と言うか、とうとう校長先生立つ!?
今週のまほプリを一言で表現
潰すなりなんなりすればよいものを息を吹きかけてはーちゃんどかそうとするガメッツさんに微かな優しさを見た(´Д⊂
来週もキュアップ・ラパパ!