東山のハグから、はなの水死体(苦笑)への流れるような神展開…
さて、今回ははなの妹・ことりが、キュアエールが出現する付近に常にはながいる事に疑念を持ち始めるのですが…とうとう、そこに気が付いてしまっ…プリキュアに迷惑を掛けているーーー!? どこまで信用ないんじゃ、お姉ちゃんは( ´艸`)
話の流れとしては、はながプリキュア達に迷惑を掛けているのではないか、と疑ったことりははなを監視する様になるのですが、そのさなかにキュアエールファンクラブ会長を名乗る男にキュアエールファンだと勘違いされ行動を共にする事になります。
一方その頃、周りからどんどん人がいなくなり孤立化したジェロスは、今までの化粧(?)をかなぐり捨て全ての破壊を決意、猛オシマイダーを召喚して町中で破壊活動を開始しました。
ことりを大切に思っているはなの描写を交えつつ、猛オシマイダーに襲われたことりを助けるためにキュアエール達はぐプリチームが奮闘する…というものです。
野乃ことりについて
今までの描写から、事あるごとに姉をお子ちゃま扱いするおしゃまな妹、という感じでしたが、別段仲が悪いということはなく、むしろかなりの仲良し姉妹ですね。
普段のはなの生活態度や言動から、最初はキュアエールの正体が姉だとは露ほども思っていなかったようですが、今回の件で正体はばれたっぽいですね(正し明言はしていない)。
Bパートでいきなり猛オシマイダーに襲われていたのは、Aパートで布石はあったものの若干唐突感がありましたが、ちょっと気になったのは今回の猛オシマイダーがことりをつけ狙って追い回した事です。
Bパート開始直後、ジェロスが召喚した猛オシマイダーと鉢合わせしたキュアエールファンクラブの面々でしたが、戦う術を持たない彼らでは当然逃げ回る結果になります。しかし、その途中で足が竦んで動けなくなったことりを逃がすべく、会長が囮になるのですが、それには目もくれず猛オシマイダーがことりを追いかけ回すのです。
これをどう解釈するのかは様々だと思いますが、ジェロスが指示した描写はなくやはりことりそのものがターゲットになっていた可能性が高いです。
その後はぐプリチームが参戦し、一度は猛オシマイダーを退けるのですが、豹変したジェロスが大量のトゲパワワを散布、はぐプリチームも瘴気そのものの様なトゲパワワに中てられ次々とダウンする中、なんとことりがジェロスの前に立ち塞がりました。そして、これ以上キュアエールをいじめるな、と啖呵を切った後に大量のアスパワワをばらまき周りにいた人間、延いてははぐプリチームまでアスパワワ復活というとんでも展開が待っていました。その威力たるや、我を失ったジェロスですらたじろぐほどで視聴中は「まさか6人目登場!?」とすら思ったほどです。
実際問題、全滅一歩寸前をひっくり返した訳で、はなの妹だから、では片づけられない程のアスパワワ量です。*1流石にそれだけで6人目追加戦士とは考えにくいですが、前作のキュアペコリンの例もありますし、ないとは言い切れないかも…というのが現段階での感想ですね。
また、上でも書きましたが、猛オシマイダーとの戦闘中、危機一髪のところをキュアエールに助けられ「どこにいても助けるから」と言われた事によって過去の記憶がフィードバック、(状況は良く分からないが)雨の公園で泣きながら建物の影に隠れていたことりがはなによって発見された際に同じことを言われる…というのを思い出して、ほぼキュアエール=姉であることを確信する様なニュアンスがありました。
これまた上で書いた様に、その事を明言はしなかったですが、猛オシマイダーを撃退後に姉の部屋を訪れ仲良く一緒に寝てみたり、彼女の正体を知った上で甘えてくる描写はとても良かったです。
サブキャラだけに、今後メインを張る回があるかは分かりませんが、6人目サプライズも含めて動向が気になるキャラに昇格してしまいましたね。
これではなの祖母に続き、ことりにも正体を悟られる描写が為されましたし、今作は最後に身バレする可能性がありますね。というか、ここ最近のシリーズ、意外に身バレしていないんですよね。
ジェロスについて
今まで度々加齢=時間経過による衰えによる怯えが描写されていた彼女ですが、その割には飄々としていたのが急激に焦り始めたのはちょっと唐突だったかなあ。
今回の表現からすると、どうもパップルからNTRしたような表現があった男(ジョージ?)に捨てられた様で、更にジンジン・たくみもいなくなり(自分から追い出したんじゃん!)孤立した事が、その理由が自分がどんどん老いて醜くなったからだ、と自分勝手な解釈で発狂。
個人的にこういう悪役好きですねえ。だって、こういう人、実際いるじゃないですか(笑)。こういうのはこの作品の本来の視聴者層にピンと来ないかもしれませんが、大人になるにつれ結構遭遇するものなのですよねえ。反面教師としては非常にいいと思いますが。
今までのおめかし(?)を剥ぎ捨て豹変した彼女ですが、戦闘の時には猛オシマイダーから必死にことりや町を守ろうとするはぐプリチームを見て「努力が報われることはない」と悲観的な事を言ってみたり、これまた現実感があるというか…彼女が言っていることも間違いではないのが、このキャラクターの面白い所ですね。
今回は最終的に猛オシマイダーを浄化された事により撤退しましたが、その際にも「貴方たちにもいずれ分かるわ」と負け惜しみを言っており、これははぐプリチームに諭されるフラグかねえ。正直、叶わない努力がある事を否定はしないと思うので(特に女優業のさあやとスポーツ選手のほまれ)、それを内包した上で前に(未来に)進むことを示唆する事になりそうですね。
ここに来て佳境に入るかと思いきや、意外にもサブキャラの掘り下げが進んできていますね。今作は先が全く読めないのが面白い。
次回はさあやを中心に医療の体験学習のお話? ですか。女優業か医療の道なのか。さあやにとっての大きなターニングポイントになるのかもしれませんね。
ああー、白衣の天使じゃねえ…(昇天)
今週のはぐプリの個人的見どころ!
はな! そういう所! 食事の時の姿勢とかそういう所! ことりに信頼されていないのはそういう所だから!( ´艸`)
来週もめちょっく!(めちょっくってなんだよ!)
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