いや、中の人は自分の声質考えなさいよ。あなたじゃシャレにならないって言うか、本当に地獄になりそうな予感しかしないんですがッ!!
さて、五月は全体的に妖精組の二人にスポットが当たった期間でした。第13話や14話はうたとこころの話でしたが、そこにキミプリチームを純粋に応援する事がプリキュアの力になると信じるプリルンと、応援が力になる事について懐疑的だったメロロンが次第にその力に気が付いていく、という内容でガッツリ絡んでくる、というもの。そして、残り二話は実質プリルンとメロロンのお話であり、更に次回も彼女たちが重要な役割を果たすようです。
今回は最後に重大なネタバレ…というか情報がありますので、記事は折りたたませていただきますね。
まずはプリキュアサイドの事情から
第13話ではうたやななのクラスメイト・わかばがクラヤミンダー化したのですが、うたは今回も「友人が怪物になった事」より「(恋する&努力する)女の子のキラキラを奪った事」を変身前に言及して怪物召喚したカッティーを非難しており、ここまで行くと流石にこの「個人的な感情より、より概念的にものに腹を立てる」というパーソナルは確立したかな、と感じました。なんだけど、プリルン吹っ飛ばされた時は感情むき出しになったんだよなあ。
これはまほプリのみらいがかなり似た性質を持っていましたが、これを冷静と取るか、より深い事象を見ている、と取るか判断がちょっと難しいです。みらい=キュアミラクルもそうでしたが、それゆえに戦闘シーンはだからこそ迷いがないんですよね、キュアアイドル。自分の信じた概念に対してはひたすら突っ走る、というか。第15話でも、プリルンとメロロンが箱型クラヤミンダーに閉じ込められた際には「まっすぐに無表情で」カッティーに無言の圧をかけ鍵を渡させたり、思ったより戦士適性高いな、と感じました。それでいて、普段少しとぼけててお人好しなところも可愛いですよね。
こころは先回のうたの言葉(こころちゃん、全然自分たちに負けていない、何なら勝ってる部分も多い)のおかげでだいぶ馴染んできたんですかね。第15話では、ほっとくと何しでかすかわからないうたのお目付け役みたいなニュアンスの事まで言っていましたし( ´艸`)
第14話では母の日のプレゼントに添えるメッセージカードにこころが何を書けばいいのか悩む…というのが主軸になっていましたが、話の途中でザックリーがその母親をクラヤミンダー化させたことで激怒する、というものでした。
母親をクラヤミンダー化させられ感情的になり、突出してしまいピンチに陥った(二人が駆けつけるまでは単騎で戦った上、守勢一方になった)のは前回のキュアアイドルとは対照的です。人間味はありますが、戦士としては少し未熟な面が強調された気がします。ただ、多感的な中学生一年生の女の子なら、むしろこちらの方が当然の反応ともいえるわけで…
父親とは病気で死別していることが正式に描かれていましたが、母親に心の底から感謝している事、その時に母親が優しく抱きしめてくれた事で泣き止んでいる事などから、そこまで引っ張っている感じではなく、闇のようなものはあまり感じません。祖父祖母にも可愛がられている様ですしね。
ななは今月はあまり動きがなく、キャラ性もあまり変化はありませんね。生意気な態度をとるメロロンもかわいい、という認識のようですし、キミプリチーム随一の穏健ということもあって「あらあらうふふ」系という認識です。ピアノや両親絡みでまだまだエピソードはあるのでしょうが、もう少し先ですかね。
敵側の事情について
妖精組大きな動きがあった、と書きましたが、実はチョッキリ団側にも大きな動きがありました。
というのも、カッティーがとうとう陥落戦う意思を失ってしまったのです。
元々、序盤からアイドルプリキュアに傾倒していた場面がたびたび描かれていましたが(そう考えると意図した訳ではないだろうが、プリルンの無断アップロードが功を奏した形にもなっているのは面白い)、第13話ではプリルンやメロロンの応援の力を借りてクラヤミンダーを撃退したキミプリチームを見て「自分もあのようにキラキラする事が出来るのだろうか」と疑問を口にし、第15話ではプリルンたちを閉じ込めた箱のカギを渡せとキュアアイドルに詰められ、圧に屈して渡してしまった上「ありがとう」と言われて舞い上がってしまう。そもそも、戦闘に行く理由が途中からキミプリチームに会う、という目的に変わっており(辛うじて口では否定していたが、全然隠しきれていない)、第16話では早速キラキラを発見するものの、それはプリキュア達が招待されたはなみちタウンフェスに向けての特訓現場であり、彼女らの努力を見て、とうとう戦えない、と頽れてしまいました。
しかし、その様子を見ていたのか、彼の影からダークイーネが出現。彼の心のリボンを断ち切り、クラヤミンダー化してしまいます。
恒例の幹部怪物化ですが、これまたシリーズの伝統に漏れず、そのパワーは強力の一言であり、キミプリチームでは全く歯が立たない強敵となってしまいました。その様子を見ていたプリルンがたまらず飛び出したものの、羽虫を払うが如く腕の一振りで吹っ飛ばされてしまった事で、とうとうキュアアイドルが「許さない」発言をして激昂。他の二人も奮起して、合体浄化技までもっていきましたが…浄化寸前だったものが再怪物化。驚くプリキュア達に最大攻撃が襲い掛かりそうになりましたが、アイドルが怪物の中でもう戦いなくないと苦しんでいるカッティーを見出した事で、苦しいなら何度だって歌ってあげる、と説得する事で、カッティーも必死の抵抗で攻撃中断、怪物化したまま空の彼方へと去っていってくれました。
当面の危機は去りましたが、浄化できなかったことにショックを受けるキミプリチーム。キュンキュンはもっと強くなれば浄化できるのか…と更なるパワーアップを皆に提案するでもなくごちる…というものでしたが、次回以降、まずはカッティーを救済するシナリオになりそうな感じですかね。ただ、その場合、カッティーの事情というか、過去にちょっぴりでいいから言及はしてほしいかも。それによって、チョッキリ団とは何ぞや? という視聴者側からの疑問に少し種明かしがあると嬉しいかもですね。
ザックリーは第14話のみの出撃となりました。
こころの母親をクラヤミンダー化させ、それを必死に救助しようとするキュアキュンキュンの戦いを嘲笑しながら見ていたものの、他二人が合流し、戦いが均衡になって、キュアキュンキュンの渾身のレーザー攻撃に押され始めたクラヤミンダーを見て次第にザックリーが驚愕気味になり、とうとうレーザーが突き刺さり、母に大好きであるという気持ちをキュアキュンキュンが伝えた事で隙が出来、合体浄化技炸裂。
で、その際、ザックリー、いい話じゃねーかと涙しながら撤退したんですよね。うん? こいつも事情持ちか? もしくは厭味な性格には違いないけど情には脆いタイプ? シナリオ全体の流れとして、どうも、カッティーとの交互出撃というよりは、まずはカッティーをメインに据えたい、という意図を感じるので、ザックリーメインはカッティー退場後かな?
そして、少しづつですが、敵の首魁・ダークイーネが出張り始めてきました。
もちろん今の段階では謎の存在ですが、先月でも侵攻が進まない幹部たちに「いつでもお前たちの事は見ている」と脅したりしていましたし、第16話では先述した通り、カッティーの影からシルエット状とはいえ姿を現し、彼を強制怪物化させました。
やり口からすると、甘いとも取れますし(成果が上がらない幹部たちに対して闇のクリスタルを強化している)、非情とも取れます(役立たずと断じた瞬間、強制怪物化)。ただ、ここら辺って話の終盤で姿を現すと結構変わっていたりすることも多いので(直近ならひろプリのカイゼリン)現段階では考えてもあまり意味はないのかも。
影の中を自在に移動することが出来るなら、それはどうやっても彼女の監視の目からは逃れられないし、どこでも出現が可能、という事になってしまいます。割と強力な能力かと思われるので、以降、活用してくるのかに注目したいです。
そしてプリルンとメロロンについて
5月で一気にすごい情報量を提示してきましたね。こういう時は箇条書きにしてまとめてみるのが一番です。
第13話
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球技大会の大盛り上がりで発生したキラキラをメロロンが感慨深げに見つめている。どうやら、なんで、こんなものがキラキラ発生につながるのか理解できない様子。
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クラヤミンダー出現と同時にキミプリチームが戦闘に突入。プリルンはひたすら応援、メロロンは意味ない、と一蹴するが、プリルンは応援の力は届く、と意に介さない。

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プリルンの応援がキラキライトから光を放ち、プリキュア達が力を発揮し始める。そしてメロロンがその様子を見て応援に加わる。
第14話
- 特に大きな動きはなかったが、キラキランドの妖精たちはハートツリーが結実した際、その実の中から誕生する、というのが明かされる。

第15話
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メロロンは自力でこちらの世界にきた。要するに女王は介入していない。
- 彼女は特別な存在である、と女王。孤独だったこともそうだが、自力で光れないことに悩んでいた。そこに光明を指してくれたのがプリルンなのだと。
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メロロンはプリルンをデートに誘うが、その最大の目的は、はなみちタウンにある名所、ハート形のオブジェに鍵を二人で掛けると永遠の愛の誓いが出来るという場所。

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メロロンはチョッキリ団が攻めてきた時、住処の洞窟に逃げてまた一人ぼっちになってしまった悲しさに打ちひしがれていた。しかし、結晶化したと思い込んでいたプリルンが駆けつけてくれて、メロロンの姉になる宣言をしてハートを撃ち抜かれた。
- そして、メロロンが姉さまの大切なものは何か? と問うたところでカッティーが出現。すぐにキミプリメンバーも駆けつけ戦闘に。
- 戦闘終了後、プリルンの大切なものはアイドルプリキュアなのだ、と返答。メロロンと同じように、プリルンも彼女らにハートを撃ち抜かれたのだと。もっとも、プリルンはメロロンの事はそれでそれで大切に思っており、またデートに誘ってくれ、と言われてメロロンは上機嫌。

- その夜、結んだロックが永遠の愛になるという錠前(カップルがはめようとしていたやつ)を思い出していたメロロンは自分が持っている(おそらくキラキランドから持ってきた?)箱に入った黄金の錠前を見つめる…しかし、その直後、寝ぼけたうたがプリルンに猫吸いしているところに怒り爆発。攻撃を仕掛けてまたドタバタの日々が始まるのであった…
第16話
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メロロンは前回のハートのカギが気になっている様子。
- キミプリチームにはなみちタウンのフェスのライブ出演が舞い込む。フェスはそれなりに大きなイベント。通例、話題のアーティストが呼ばれるらしい。浮かれるメンバー。プリルンもアイドルプリキュアのメンバーだよ、とうたが発言。
- 特訓開始するメンバーだが、プリルンも参加。うたにメンバーとして同列に扱ってもらったことがかなり嬉しかった様子。
- プリルン、アイドルプリキュアのメンバー扱いされたのがよほどうれしかったのか、プリキュアを探すのが目的だったのに、いつの間にかみんなと交流してメンバーの一人となれたことに感慨深げ。
- 翌日、メニューを考えていたところにプリルンとメロロンにうたは小さなスプーンをプレゼント。これはうたがマイク代わりにしているアレか…プリルンには緑色、メロロンには赤いリボンが付いている。ああ、彼女らのパーソナルカラー、これなのね。

- カッティーベースのクラヤミンダーに成す術もないキミプリメンバーを応援しながら見ていたプリルンは、たまらず自分もプリキュアメンバーだ、と突っ込むが…軽くいなされ吹っ飛ばされる…
- その日の夜、メロロンはハート形錠前の文献を読み漁りついに真実に辿り着く。あれは元々恋人の永遠の愛をつなぐものではなく、本物を使う事で願いを一つ叶えるというもの。

- そして、メロロンはそんな最中、プリルンが外に出ていこうとしていることに気が付く。様子がおかしいプリルンを問い詰めるメロロンに、彼女は「自分はアイドルプリキュアのメンバーと言ってもらえたけど、何もできなかった」と先の戦いでの事を振り返り、キラキランドに帰る旨を告げる…
これは妖精二人組が追加戦士パターンかな? プリキュアメンバー扱いされて喜ぶプリルン、キラリンハートロックの本当の能力、幹部ベースではあったが合体技でも浄化できない敵の出現、そして自分の無力さに落ち込むプリルンとそれを一途に思い続けるメロロン。正直満貫だと思う。一番近いのははぐプリのアムール&マシェリの二人同時変身路線か。ロックが「恋人の永遠の愛を固定する」という話に変質しているのも、それをメタっている気がするし。
注目は次回予告で妖精組がキラキランドに帰還するらしいが、これが落ち込んだ故に自分では力になれない、と傷心の選択なのか、新たな力を求めるためなのか、で話は分かれそう。フェスの事も含めて、結構重要回な気がします。
…と、ここまで書いたのが実は5/28だったのですが…
ええええええええええええええ(苦笑)。5/29、大本営発表です、ハイ。役満じゃねえかッ!
まあ、謎の…とはなっていますが、どう見てもあの二匹二人ですよね。イメージとしては緑赤、というよりは白黒かな? なんか割とぎりぎりのタイミングでぶっこんできましたね。ちょっと気持ちが追い付かないなあ。
次回はプリルンとメロロンが帰郷するお話のようですが、前述したとおり追加戦士が登場するようですし、大きく話が動くのかもしれません。大人びた雰囲気の追加戦士、一体、誰なんだ…( ゚ 3゚)~
ここまでのキミプリをかいつまんでナナメからバッサリ



うん、お前ら、さっさとクラヤミンダーになっちゃえ♡ この瞬間、カッティーさんとの見事な一体感を得たのは言うまでもない。
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