Bパートを待たずしてメンバーで好き好きい言いあう薄い本ネタ提供が凄まじい喃…
さて、今回はキュアエトワール変身回でしたが、上でも書いた様にはぐプリチームの仲の良さがほまれに力を与えた…という感じでしたかね。
と、若干歯切れ悪く書いていますが、正直今の所の描き方だと、とりあえずはチーム結成しました…程度の感想しかなく、はながさあややほまれの事を気に入っている、というのはまあ分かるんですが、まだまだチーム内の横のつながりが描けてはいない気もします。この辺りはおいおい、でしょうか。
話の流れとしては、ビューティーハリーの開店の前にイマイチセンスのない飾りつけをしてしまったはな達がほまれに助っ人を頼むのですが、その交流の中でお互いの気持ちを確かめあって友人関係を築く…
そんな中、ルールーの密告によって上層部にはぐプリチームの事を隠していた事が発覚したチャラリートは、追い詰められた末に「より大きな絶望を持った人間の力を使って強力なオシマイダーを生み出す」ために大きな挫折感を未だに引きずっているほまれをターゲットにして…という内容です。
キュアエトワールについて
久々にプリキュア変身資格者から怪物化したキャラクターが出ましたね。記憶に間違いがなければハトキャのまりん・いつき以来でしょうか。
それぐらい、ほまれのイップスによる心の闇は深かったという事でしょう。現にキュアエール・キュアアンジュの二人がかりでも暴れまわるほまれベースオシマイダーを止めることが出来ず、町は破壊の限りを尽くされてしまいました。
ただ、今回のミライクリスタル生成は正直消化不足でしたかねえ。確かに前半ではぐプリチームの友情を描いてはいたのですが、どうにもイップスを克服したようには見えなくて、なんかなし崩し的に変身してしまった風に見えました。
ミライクリスタルを取りに行く際に今回は横方向とはいえきっちりジャンプしたため、トラウマを克服したのかどうかは次週以降に注目ですね。変身後にオシマイダーの上を取るために高く飛んだのですが、途中でキュアエール・キュアアンジュの助力を得る描写もあったため、完全克服かどうかはちょっと微妙です。*1いい方に解釈するならば、はな達との交流をきっかけに結局のところ転倒してしまった恐怖より、飛びたい、という気持ちの方が勝ったという…感じでしょうか。
デザインについては頭の帽子の形状からスチュワーデスがモチーフでしょうが、同時に星も随所にあしらっており、同じ黄色枠でのキュアトゥインクルを少し彷彿とさせます。足がすらっとしており典型的なモデル体型なのも少しトゥインクルに似ていますね。また明らかにメンバーの中で一番成長の要素が強く、一気に大人びた雰囲気になりますね。ただ変身の決めポーズの時の頭身、高橋陽一(後期)っぽくてちょっと気になる( ´艸`)
力のプリキュアを名乗りましたが、今の段階ではキュアエールがかなりの怪力を発揮しているので、あれ以上の演出をするとなると今後のキュアエールの立ち位置が少し心配です(苦笑)。しかし今回もそうだったのですが、オシマイダーを浄化するのはあくまでもキュアエールのハートフォーユーのみのようなので、要らぬ心配かもしれませぬー( ´艸`)
必殺技はハートスター。今回は相手をぐるぐる巻きにして拘束するものでした。その見た目からセーラーヴィーナスのラブミーチェーンを想起しますね。もっとも、キュアアンジュの必殺技・ハートフェザーは光線技とバリア展開の2モードを早くも見せているので、この技もバリエーションがあるかもしれません。
それにしても変身しても中身はほまれそのものな訳で、その姿のままはぐたんにキュン死するキュアエトワール尊い…
とりあえず三人出揃った訳ですが
追加戦士云々の話は置いておいて、とりあえずは初期メンバーの三人が揃いました。仲違いするでもなく、とりあえずは仲の良い三人組という形で落ち着きましたが、底抜けの明るさのはなは置いておくにしても、いい言い方をするなら無難、厳しい見方をするなら全体的に少し大人しめで若干インパクトに欠けるチームかな、というのが率直な感想です。はなにしても正直言えばスマプリのみゆきほどの強烈さはなく、これは今後の描き方に期待したいです。なにせ、今回は当座のメインキャラが3人ですからじっくり描くことは可能かと思いますしね。
各プリキュアのモチーフについてなのですが、キュアアンジュ=さあやのモチーフがナースでありながら、さあやが看護師と特に縁を持っていないのと同様、ほまれもスチュワーデスとは今の段階では無縁ですね。キュアエールも別にはながチアリーディングをしている訳ではないですし、どちらかというと、キャラクターの性質からのイメージ付けといった感じでしょうか。
キュアエール(はな)=元気・かわいい=チアリーダー
キュアアンジュ(さあや)=優しい=ナース
キュアエトワール(ほまれ)=カッコいい=スチュワーデス
もちろん、ここから先、彼女らの夢としてモチーフになった職業が挙げられる可能性が十二分にありますし、今作のキャッチコピーが「何でも出来る何でもなれる、輝く未来を抱きしめて」ですから、そのうち語られる機会は(ほぼ確実に)あるでしょう。*2
さらに二重モチーフとして、キュアエール=花、キュアアンジュ=天使の羽、キュアエトワール=星が宛がわれていますが、キャラクターとしてのイメージをちゃんと捉えており流石としか言いようがありません。
そんな訳で次回からはシナリオが動きだしそうですね。ほまれのフィギュアスケートへの今後の取り組み方も含めてまだまだ見どころはいっぱいありそうですし、なんかオラ、ワクワクしてきたゾ!
さて、次回は…新幹部登場ですか。チャラリートさんが画面に出ていたみたいなので流石に粛清まではいかないのかな? 降格ぐらい? なんだ案外有情じゃないか、クライアス社(笑)。
早速仕事(=職業)の事を絡めてくるようなので、職業というものに対してどういうスタンスを作品として示すのか、ちょっと注目なのかもしれませんね。
今週のはぐプリを一言で表現
今回、ハリハムハリーが金勘定しているシーンがあったけど、こういうの少し挿むだけでも案外説得力持たせる事が出来たんやで、前作…
来週もめちょっく!(めちょっくってなんだよ!)
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