もう20年以上前でしたか…なんだったかは忘れてしまいましたがTVCMで剣に刺した焼肉をナイフで削いで食べる料理が出てきて、それが大ブームになったことがありました。*1
まあ、シュラスコなんですけどね。
当時、1回だけ笹塚にあったお店で食べたことがありましたが、まあ、ブームだったんですかね、そのお店は今はもうないですし、私も再訪することはありませんでした。
ところが先日、私の知り合いの作家さんが編集さんとの打ち合わせでシュラスコを食べた…という内容の投稿を某SNSでアップしておりまして。
一昨日の水曜日、私の友人が珍しく平日休みだというので、欲望に任せて誘ってみたところ、彼も興味津々だったので、そのお店に伺わせていただきました。
シュラスコ、ビュッフェ、ソフトドリンク類、120分食べ放題・飲み放題で平日ランチ2500円です。結構お値打ちかと思います。
良くも悪くも上品な料理とは言えません。
ワイルドに肉を食いまくるのが目的なのですから、それで良いのです!
肉だー、肉を削げー(ハイテンション)。
ちなみに写真中央にある緑の丸い札は「肉持ってこい」の合図です。黄色で「パイナップル焼き持って来い」赤が「ごちそうさま」ですね。
定期的に焼いた肉持ったお兄さんが巡回してくるので、好きなものを削いでもらいましょう。
味は前述したとおりワイルドです。ローストビーフとか好きな人にはたまらないかもしれません。が、あれよりは焼肉寄りな食べ物で、やはりお上品とは言い難いですね。脂も多いので、実は満腹感よりそちらで気持ち悪くなるかならないか…の勝負になります。パイナップル焼きは口の中の脂っぽさを和らげてくれる効果があるので、積極的に頼むべきです。
ただ、少し欠点もありました。
まず、薄く削いで食べる肉より、塊をボトボト落とす系の肉の巡回が多かった点。
これはソーセージと鶏肉。そのまま塊状態でぼとりと落としてくれます。他にも牛フィレ・鳥ハツが来る割合が高く、もっと薄いのが食べたかったかなー、というのはありましたね。あと店のHP見て気が付いたのですが、ハラミは1回も回ってきませんでしたね。ついでに言うと、依然食べた店より肉の回転率が明らかに悪く、結構待たされる時間も長かったです。
あと、これは食べログなどのレビュー系サイトにも書いてありましたが、少々ビュッフェが貧弱です。店のスペース的に致し方なかったのでしょうが、ここも売りの一つでしょうし減点対象ですね。渋谷店の方が豪華…みたいなレビューもいくつか見受けられたので、気になる方は渋谷店もいいのかもしれませんね。
結論としては心行くまで肉が食べられて、2500円は存分に価値があるかと思います。
ただし、夜も肉が同じ内容であるならばですが、ディナーで4500円+酒類飲み放題2500円だったら、明らかに高い、と感じる内容でもあります。
ランチなら再訪もいいかな、と思わせるお店でした。
ごちそうさま!
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