ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第44話「モフルン大奮闘!みんな子供になっちゃった!?」感想

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はーちゃん、困った時はどっか行け! ではなくて、消えて! と言うんだよ。おかげで校長室が飯テロされちゃったじゃないイカ…

 

今回は、予告を見た限りこの期に及んで息抜き回? と思いましたが、予想に反してはーちゃんを軸にした設定重視回でした。やっぱり幼女化はスマイルプリキュアのアレのイメージが強くて、息抜き回のイメージが先行していましたね。

 

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冒頭でオルーバの魔法により(闇の魔法の本に載っていたものを使用したためムホーではない)幼女化したまほプリチーム、頭の中身も相応に幼くなっているらしく、校長と話している最中に空を飛んでいる鳥に目を奪われ飛び出してしまうはーちゃん等、危なっかしくてモフルンが世話を焼く…という内容でした。

尤も、オルーバはプリキュアの無力化を狙った訳ではなく、前回ではーちゃんにマザー・ラパーパの面影を見た故に、まほプリチームを幼くした上で彼女の過去を観察したい、という意図だったようです。

面白いと思ったのはオルーバが使った魔法は正確には「標的を過去の姿に戻す」といったものだったのですが、実際にはただ単に幼女化しただけ、といったニュアンスだった事です。あくまでも「過去の姿に戻す」というのであれば、はーちゃんは幼い妖精時代に戻るはずですから。

過去を遡る魔法のつもりが、単なる肉体変化だったのは上手いミスリードだった気がします。

それに気付いたのか気付かなかったのかは不明瞭でしたが、オルーバとしては幼くなった彼女らの年相応の行動を観察をした上で、特に収穫なし、と判断した様でスパルダの目の前で「闇の魔法もいい加減だねえ」などと一人ごちていました。そんな様子を見て、スパルダは「私の他にも使える奴がいる」と言ってガメッツやバッティを復活させます。

しかし、本当に単なる元生物(亀と蝙蝠)に戻っただけだと思っていたんですが、バッティはともかく、ガメッツは凶悪なサメを相手に格闘戦を制していたり、元の性質をある程度残して生存はしていたんですね。

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復活はしたものの、バッティは自信喪失状態で積極性がありませんでしたが、ガメッツは新たなプリキュア(退場時、キュアフェリーチェはまだいなかった)との戦いに胸を躍らせ、まほプリチームの元に向かう…といったものでした。

 

後半パートはまほプリチームの元に襲来したガメッツ&スパルダを幼女化してお昼寝中だったみらい達をモフルンが庇うといった内容でしたが、目を覚ました幼女化まほプリチームが変身して戦います。

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幼女のままで変身するのですが、変身した瞬間大人化、普通のスタイルに戻りました。

元々、変身後は成長しているのでは? と言われていた魔法つかいプリキュアでしたが、今回ではっきりプリキュアになるというのは成長要素を含んでいる、と立証したかと思います。

スパルダが呼び出したヨクバールをミラクル・マジカルが応戦している間に、ガメッツはキュアフェリーチェとの一騎打ちを始めますが…

軽くいなされているーーーー!?( ゚д゚)

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ガメッツは魔法戦士形態であるにも関わらず、涼しい顔で攻撃を躱すキュアフェリーチェ。ガメッツは五分五分の様な言い方をしていましたが、フェリーチェが本気で攻撃に転じたらガメッツに多分勝ち目はないだろう、という感じでした。

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勝負の途中でオルーバが横やりを入れてキュアフェリーチェを拘束。尋問を開始しますが、その際にみらいやリコ、モフルンを侮辱した事でキュアフェリーチェ覚醒。

拘束も簡単に破られ、最後はOTRモードで敵全員を吹っ飛ばしつつ、ヨクバール浄化で決着となりましたが、オルーバは尋問時の毅然とした態度、拘束解除時のパワーなどからキュアフェリーチェこそマザー・ラパーパ本人or生まれ変わりと確信した様ですね。

個人的にちょっと「お?」と思ったのが、尋問の際にみらいやリコの事を「大切な存在だ」と言った点です。「友達」でも「仲間」でもないんです。ここであえて「存在」という表現を使ったのは、大いなる存在独特の言い回し、かつての大樹の神マザー・ラパーパをやはり想起させます。逆に、はーちゃんなら友達・仲間と言ったであろう事も容易に想像がつきますね。はーちゃん→キュアフェリーチェ(≒マザー・ラパーパ?)は最早変身と言うより内なる存在を呼び出しているとか、そっち方面の異質なものを感じます。リンクルストーン・エメラルドはその媒介、といったところでしょうか。

 

一方、敵側は今回三幹部が全員復活・揃い踏みした訳ですが、ガメッツはキュアフェリーチェとの勝負をオルーバに一方的に水入りにされ、バッティは完全弱気状態、スパルダだけが空回り、といった感じでどうなるかが気になりますね。

特にガメッツを上手く扱えない辺り、オルーバも策士に見えて実は無能なのでは…? といった感が見えてきました(結局、自信過剰だしね。チクルンなんかもあっさり手放してしまったし)し、敵の情勢にももう一波乱ありそうですね。

 

次回は…校長先生がナシマホウ界を訪れて炬燵堕ちする話ですね!

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闇の魔法の本も関わってくるようですし、バッティの行方にも触れられそうなので目が離せません。

 

今週のまほプリを一言で表現

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はーちゃんが呼び出したどんどん巨大化するパンケーキ見て、青い顔して「ドラや菌!」と叫んでしまったよ。

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しかし、見れば見るほど恐ろしい菌よなあ…

 

来週もキュアップラパパ!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第43話「いざ妖精の里へ!あかされる魔法界のヒミツ!」感想

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ついに公式HPにも次期プリキュアの予告ページが出てきましたね。こういうのが出てくると、物語が佳境に入っているのをひしひしと感じる訳ですが…

 

しかし、実際のところ、今回はこの作品の世界観が一気に判明した回でもあり、本当に佳境感が出ている回でした。

結論から先に言うと

  • マホウ界とナシマホウ界は元々一つの世界だった。その根幹には現在マホウ界の中心をなしている大樹があった。周りには花の海と呼ばれる野原があり、そこに全ての生物が幸せに暮らしていた。

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  • 大樹にはマザー・ラパーパという女神が住んでおり、大いなる災厄・デウスマストとの戦いで力を使い果たして消滅した。その際、大樹は分離し大樹を中心としたマホウ界、その周りの花の野原がナシマホウ界になった。*1

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  • マザー・ラパーパははーちゃんにそっくりであり、転生か血縁か、どちらにせよ縁のある者であることが推測される。

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  • プリキュアとは元々、分離してしまった世界を再びつなぐ存在であることが、消滅直前のマザー・ラパーパから預言されている。

非常にスケールが大きい神話モチーフの物語が展開され、色々あり過ぎて先週危惧した通り、若干詰め込み過ぎかな? と感じましたが、あまり気にはならなかったです。と言うのも、ちょっと反則気味のキャラクターが登場したからです。

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それは妖精界の先代(いやもっと前か)の女王、つまり現女王よりはるかに長く生きているおばあちゃん妖精。要するに生き証人が出てきたわけですね。

これは上手だったと思います。先週の感想で書いた通り、世界の成り立ちそのものを研究している人間*2がいる中で、みらい達まほプリチームがあっさりそれに辿り着くというのは本来ならおかしい訳ですが(彼女らもその謎を追っていたのならばともかく)、このおばあちゃん妖精を出したことで一気に説得力が増しました。一番真実に近いキャラクターを出して、それを彼女の口から、みらい達に伝えた訳ですから。

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このおばあさん妖精は当然妖精の世界に住んでいる訳ですが、ここに導くためにチクルンというキャラクターがいたのかな、と思ったぐらいです。実際、チクルンは今話の最後で妖精界に残る事を決め、退場となりました。*3

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しかし、チクルンは現妖精女王からほっぺをつねられるというお仕置きを受けましたが、この程度の事を恐れてオルーバに協力していたんでしょうか?(苦笑)

ここはもうちょっとちゃんとした事情があってもいいかな、とは感じましたね。

 

世界観については大方判明した訳ですが、他にも「おお!」と感じることが目白押しでした。

まず、この世界の成り立ちに関する生き証人が実はもう一人います。それはオルーバ

マザー・ラパーパはデウスマストと戦い、その際に眷属たちも封印したそうですが、当然その戦いにオルーバ(ついでに言えば残ったベニーギョや、退場したシャーキンスやラブーも)も参加・封印されたと推測される訳で、一旦妖精状態からはーちゃんに戻りキュアフェリーチェに変身した姿を見て、マザー・ラパーパを想起して表情を変えるシーンがありました。

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ただ、実はオルーバは明確に封印から解かれた描写がありません。他の三人の眷属より前に封印から抜け出した、と本人が語ってはいましたが、彼の性格からしてそれが本当なのかはちょっと分からないんですよね。実は封印はされておらず、生きながらえながら機会を伺っていただけなのかもしれません。事実、妖精に生き残りがいるぐらいなのですから、オルーバが悠久の時を生きていたとしても不思議ではありません。*4

また、おばあちゃん妖精が語った、マザー・ラパーパの戦いで、彼女自身がリンクルストーン・ダイヤモンドを使用していると思しき場面があった事、最後にデウスマストを封印した際にアレキサンドライトの形をしたバリアが打ち砕かれている点など、プリキュアの基礎能力を使っている描写があったのも興味深かったです。

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何より、女王自身は「魔法」を使用している訳で、やはりムホーとは別物であることが強調されていたと思います。これはマザー・ラパーパの亡骸とも言える大樹が中心となったマホウ界が「魔法の世界」になった事からも分かりますね。

そして、オルーバが先に入手していたドクロクシーの本を使って、スパルダを復活させたのもびっくりものでした。まあ、ドクロクシーの幹部たちは大物声優使っていたからねえ。今後ジョージ=ガメッツも復活してくれるかも…と思うとちょっと嬉しいかも。

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オルーバにけしかけられる形で、今回はスパルダが敵として立ち塞がりました。当然呼び出した怪物もドンヨクバールではなくヨクバール

しかし…全然相手になっていない、というのは面白かったですね。ヨクバールはキュアフェリーチェ単身での必殺技であっさり浄化され、OTRモードでスパルダ自身も浄化されかける結果となりました(まあ、なんとか助かったようですが)。

視聴者側としては、オルーバはどうせドクロクシー配下の幹部などは使い捨てる気満々でしょ、というのは分かるのですが、次回予告を見た限りだとガメッツ、バッティも復活予定の様なので、三幹部がどう動くかは見ものですね。

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スパルダはこの世界を闇に変える事さえできればいい、という感じで、まほプリチームに敵意むき出しで襲い掛かってきましたが、実際ドクロクシー時代からそんな所はありました。が、バッティは校長先生の強大魔法からドクロクシーを身を挺して庇ったりしていますし、ガメッツは正々堂々の戦いを所望する武人です。そんな簡単にオルーバになびくかねえ…というか、少し骨のあるところ見せてほしい所ですね。*5

 

次回は残り三幹部復活は決定みたいですが、まほプリチームが子供化!?

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スマイルプリキュアでも似たような話があり、それなりにピンチに陥った記憶がありますが、もしオルーバが絡むなら大ピンチの恐れがありますね。スマプリの時は敵がマジョリーナだったからあんまり危機感がなかったんだよね(苦笑)。

 

今週のまほプリを一言で表現

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3000歳!? って事は、つまり、バ、ババア!? だよん、ゴクリ

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

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*1:しかしこの女王の名前がキュアップ・ラパパ!の語源なのは分かったが、相変わらず凄いネーミングセンスだ…

*2:ただ、時を同じくして、リアンもほぼ世界の謎を解いたであろうシーンが挿入された。

*3:ちなみに妖精の世界はマホウ界とナシマホウ界の狭間に存在するらしい。

*4:ただ、それならば、ドクロクシーの事を昔から知っていなければ少しおかしい。ドクロクシーの本を興味深げに入手したりする辺りを見ると、あまり事情は知らなさそうではある。

*5:そう言えば、画像見て気が付きましたがガメッツは魔法戦士モードですね。

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第42話「チクルンにとどけ!想いをのせた魔法のプリン!」感想

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チクルン退場か? と噂された今回でしたが、このあとすぐを見た限りだとこれはシャーキンス退場? もうわかんねえな、これ…

 

まあ、結論から言えば後者だった訳ですが(苦笑)。

今回はチクルンの葛藤が描かれるという事で非常に期待していましたが、残念ながらかなりの消化不良感がありました。

正し、次回予告を見た限り、今話は次回と連動している様なので、正式な評価としてはそれを見てからという事になりますかね。本日の感想はあくまでも今回の内容のみでのものとなる事をご了承下さい。

 

まず、序盤に何故チクルンがオルーバの手先になったのかが語られました。

が、その理由がなんと妖精の里で他の妖精たちが働いている中サボっていたのをオルーバに見つかってしまい、それを女王にバラすと脅されたから…というものでした。

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んー、チクルンが幼子、と言ってしまえばそこまでですが、正直、これほど素直な性格で悪心がない彼がオルーバの手先になるには、理由としては弱過ぎやしませんかね? もうちょっと深刻な理由があるかと思っていたので、ぶっちゃけ拍子抜けもいい所です。

もっとも、その純粋さをオルーバは分かった上で利用していたみたいですが、シャーキンスにも見抜かれており、チクルンがまほプリチームに情を移している事を危惧した挙句、チクルン自身の提案によるリンクルストーン奪取を命令します。*1

 

その頃、まほプリチーム+補習組はチクルンやモフルンが採取してきたはちみつなどを使ってプリンを作ろうという話になっていました。

はちみつのお礼を言われ、楽しそうにプリン作りに勤しむまほプリチームを見ていて、シャーキンスの言う通り自分が彼女らに情を移している事を自覚し始めたチクルンでしたがリンクルストーンがなくなれば、彼女らは戦わないで済む。そうすればもう危ない目に合わなくていい」という無理矢理な理屈を以て料理に夢中の彼女らからリンクルストーンを奪ってしまいます。

 

しかし、リンクルストーンをシャーキンスに渡すところでまほプリチームが追いかけてきてその場面に遭遇。いつものモフルンの「甘い匂いがしたモフ」で追跡してきたそうですが、このモフルンの能力もいい加減ご都合アイテム扱いだなあ…

元々シャーキンスはプリキュアなど捻り潰してしまえばいい、と考えている武闘派ですから彼女らが出現した事でチクルンとの「リンクルストーンを持って来れば彼女らに危害は加えない」という約束をあっさり反故にして、巨大化して挑みかかります。

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約束が違うと涙ながらに訴えるチクルンと、チクルンがスパイだった事にショックを受けながら今までの友情を信じるまほプリチーム、そして巨大化したシャーキンスに飲み込まれながらも、その中からリンクルストーンを再度奪い返しまほプリチームに決死の覚悟で渡すチクルン!

いいシーンでした。いいシーンでしたが!

なんで、そこでトパーズモードに変身、いや、変身するのはいいんだけど、その出だしおちゃらけBGMかけるんだよ!


少しは考えましょうよ、演出担当さん。

今日はある意味チクルン最大の見せ場回でしょう。いくらなんでもこのBGMを途中で挟むのは腰砕けもいい所。サブキャラを全然大事にしていないのが良く分かる演出でした。なんなのよ…

 

巨大化した敵は退場フラグ、とはよく言ったもので、最初は押され気味だったまほプリチームでしたが、チクルンの純粋な心がトパーズと反応した事によってパワーアップしたキュアミラクルにシャーキンスは圧倒され、最後はOTRモードでとどめを刺される結果となりました。

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この時に、キュアフェリーチェが凄く冷静な声で、トパーズとチクルンとの連動パワーアップに解説していたのが印象的でした。やはりキュアフェリーチェはなにかありそうですね、と思っていたら…

 

次回はマホウ界の秘密が判明する~!?

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チクルンと女王との再会、はーちゃん妖精に逆戻り? そしてアレキサンドライトが砕け散ってる!? などかなり盛りだくさんな内容みたいですが、あまり粗くやらない事を祈ります。一気にネタバラシは場合によっては凄いどっちらけ感を生むことになりますし、今まで世界の根幹について調べていたリアンはじめ学者達は何だったのよ? という事態になりかねないので。カタツムリニアのスピードアップやミカンの不作など上手に絡めてくれると良いのですが…

どうにも今作品は大切な場面を急ピッチで飛ばしてしまう印象が拭えないので、次回は慎重にいってほしいものですね。

 

今週のまほプリを一言で表現

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ジュンの卵割り失敗はある意味お約束だったが、かつての先輩には卵同士をぶつけて粉々にした強者がおってな…そうそう、彼女もプリキュアだったのじゃよ…(遠い目)

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

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*1:実際、オルーバはチクルンをいてもいなくても…ぐらいの感覚で扱っていた。いれば便利な小道具、ぐらいのイメージ。

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第41話「ジュエリーな毎日!魔法学校へ放課後留学!」感想

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先日始まったキュアモフルン映画は、かなりの人気を博しているみたいですね。くまモンも応援しているんじゃ、こりゃ負けられない戦いだZE! というかよく見たら錚々たる面々じゃないですか!?

 

さて、今回は珍しく日常回でもその尺がかなり長く取られた回であり、まほプリチームと補習三人組の仲良しぶりが強調されました。

考えてみると、ここしばらくアイキャッチあたりで敵幹部出現ぐらいの戦闘重視回が多かったからねえ。ただ、もう4クール目に突入し、残り7~9話(全何話かは不明なので)前後でやる話かと言われると若干首を傾げましたが。正直、もう少し早めにやっておいた方がいい話だったとは思います。

 

というのも、今回はみらいが何のために戦うのか、というテーマを改めて掘り下げた回だったからです。

 

前回でカタツムリニアの所要時間が大幅に減った事を利用してマホウ界とナシマホウ界を放課後に往復して魔法学校に通うようになったまほプリチームでしたが、次の日が休日という日にマホウ界にお泊り会をする事になります。

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しかし、リコの部屋は、何者かの手によって倉庫と化しているのでした(笑)。まあ長期不在の部屋なんてこうなる運命だよね。

倉庫化の犯人であるジュン(貴様…)の部屋にみんなでお泊り会をする事になったまほプリチーム&補習組。見回りの教頭先生をだまくらかしたり、お菓子を食べながら女子トークに花を咲かせたり楽しい時間を過ごします。

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その中で彼女らを結び付けたのはみらいである、という話になるのですが、それはみらいにとっても同じであり、彼女らがいたからこそ今の幸せで楽しい時間があると再認識する場面がありました。

確かにみらいというマホウ界にとってイレギュラーな存在が、今の彼女らの境遇に一石を投じたのは間違いないでしょうが、これは現実の世界でも似たようなもので、人同士の繋がりは大切にしなければならないという解りやすい教唆とも受け取れます。

後半にオルーバが伴ってきたドンヨクバールとの戦闘になりましたが、その際にオルーバが全世界を破壊する、みたいな趣旨の発言をしたのに対して、今回のお泊り会の思い出を振り返りながら、小さな幸せを壊させない、という意思をキュアミラクルは強く表明しキュアマジカルとキュアフェリーチェもそれに続きました。

今までもキュアミラクルの戦う動機が、この様に「小さな幸せを守る」事である事は過去にも何回も言及されてはいました。が、今回はその中でも魔法学校での充実した日々や補習組達と楽しく過ごした時間を丁寧に描いたため、その事がより強調され、今までの中で最もパワーあふれる「戦う動機」を演出出来ていたと思います。

キュアミラクルが戦う意思を見せる演出は毎回その回のエピソードが核になっているため、どうしても刹那的なイメージが拭えませんでした。それは今回もそうだったのですが、過去にもまほプリチームと補習組の友情は何回も描かれていたため、それがうまく絡んでいい方向に向かっていたともいます。集大成だったと言っていい。

 

そして、忘れてはいけないのが、その彼女らを遠目から見ていた校長先生がクシィとの友情を思い返していたシーンでした。

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特にみらいとリコを自分とクシィに準えていた感がありましたが、これは校長先生が歩めたかもしれない未来であり、逆から言えばいつかみらいとリコに悲しい別れが訪れるかもしれない、という暗喩とも受け取れました。

 

そして後半の戦闘シーンでは、いくつかの伏線が張られました。

校長先生の思い出の中でも登場したクシィが持っていた本がオルーバに回収された事、その本をドンヨクバールをけしかけてまほプリチームを足止めして探索している時に謎の黒い文様がオルーバの首から顔にかけて現れた事、デウスマストの復活がすぐそこまで迫っている事などが明らかにされました。

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正直言うと、ここでクシィ=ドクロクシーに関わるものが登場するのは予想外でした。

ただ、ドクロクシー関係に関しては釈然としないものがあったのもまた事実です。

クシィの本もそうですが、結局、クシィを狂わせてドクロクシーに変化させる原因にもなった「大いなる混沌」の正体も実はまだはっきり分かってはいないんです。話の流れ的にデウスマストだとは思われていても、実は名言まではされていません。

更に言えば、浄化されたクシィがどうなったかは、昇天のような形で連れていったはずのはーちゃんも、そのあたりの記憶はないというファジーぶりで、このドクロクシー関連、全然消化されてはいなかったんですね。

残り少ない時間で伏線が回収できるのか、ちょっと注視していきたいですね。

 

次回はここしばらくご無沙汰だったチクルンに焦点が当たるみたいですが…

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おいおい、シャーキンスに立ち向かっちゃってるんだけど、いよいよ寝返りフラグかな? でもその前にチクルンの命が危ない気がするんだけど(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

今週のまほプリを一言で表現

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JCのあられもないパジャマ姿をしれっと見せちゃうあたり、あいかわらずTV○日はカオスじゃのう(イイゾモットヤレ)

 

来週もキュアップ・ラパパ!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第40話「愛情いっぱいのおめでとう!リコの誕生日!」感想

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一週間、間が空いただけでプリキュア禁断症状が出る困った病気に罹患している管理人のブログはこちらです…って、にゃあああああ!? リコママ、岩男さんにゃあああああ!!!??!?!!?(錯乱)

 

管理人は岩男潤子さんの大ファンだった(マジ)。

まあ、それはいいとして、今回はリコママことリリアさんが初登場の回でしたが、まあ、研究熱心なパパ、なんでもそつなくこなす先生志望の姉、そして生真面目かつ意地っ張りな性格のリコ、と来たら被らない性格は…ホンワカ系のおとぼけお母さんしかないよね!(暴言)

実際問題、リリアは若干天然系の性格として描かれました。未来の家族の前で何度もマホウ界の存在を喋ってしまいそうになったり、お気軽にキュアップ・ラパパしそうになったり、リコを慌てさせる場面度々でした。

なんでも彼女はナシマホウ界の料理番組に出演しているそうですが、あの性格で身元バレせずにやっていけてるんだろうか…ハッ! まさかTV局全体がマホウ界の住人に乗っ取られている!?(笑)

冗談はさておき、今回はリコの家族総出でみらいの家に押しかけ、リリアさんの手料理で盛大なパーティーをやるという内容でした。

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しかし、マホウ界はなんで全てを大雑把に大きく作ってしまうのか(笑)。

パーティーは大好評のうちに一段落し、リコは母親の天然且つ大らかな性格に翻弄されつつ感謝をしながらみんなと休んでいる所にシャーキンスの作り出した異空間に閉じ込められてしまいます。

シャーキンス曰く、封印されていた時から比べるとだいぶ力が回復した、だそうで次第に大技が使える様になるみたいですね。

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異空間では苦戦を強いられたまほプリチームでしたが、キュアマジカルの母を想う気持ちに応えたタンザナイトを司るグミ精霊がミトメールして、キュアマジカルのリンクルステッキに収まって力を放出したため異空間を脱出。

OTRモードでの決着はいつも通りでしたが、シャーキンスはタンザナイトに自分のムホーが破られたことに少なからずショックを受けた様子であり、ムホーに絶対的な自信を持っている性格が強調されました。ある意味、オルーバとは真逆な描かれ方をしていますね。

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今回はダイヤモードでの変身でしたが、ストーリー上ダイヤの時はなんらしかのリンクルストーンやグミ精霊が絡むと考えた方がよさそうです。過去も鑑みて、ミラクルはガーネット、マジカルはタンザナイト、フェリーチェはピンクトルマリンがイメージみたいになってきていますね。

 

今回は気になる伏線も少しありました。

一つは作中に出てきた、リリアが読み聞かせてくれたマホウ界の童話。一人ぼっちの寂しい星が二人の少女によって励まされて他の仲間の星と再会する、といった内容なのですがその一人ぼっちの星が黄色い星、そして二人の少女は金髪と青髪の少女として描かれていました。

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デウスマストが太陽と何らかの関わりがある事は今まで何回か示唆されていますし、二人の少女はどう見てもキュアミラクルキュアマジカルを暗示しています。仲間の星が緑色で表現されているのは樹木を基幹としたマホウ界を表現しているとも取れますがここはちょっと不明ですかね。何故なら緑はキュアフェリーチェを表している可能性(もしくはその両方)もありますから。

これからの物語を紐解く伏線と私的には感じました。童話の登場人物(?)が何を表しているのかを考えると結構重要な気がします。

もう一つはカタツムリニアの所要時間が短くなった、とリアンやリズが言っていた点。これを活かして次回はみらい達が放課後魔法学校に通う、といった内容らしいです。が、登場人物たちはカタツムリニアのスピードが向上した、と考えている様ですが、これはマホウ界とナシマホウ界が接近しているとも考えられ、もしそうであれば話の軸の一つとなりそうな気がしますね。

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近付くことによって、二つの世界が統合されてしまうのかもしれませんし、衝突する事によって危ない状況が生まれるのであれば回避の方向になるでしょう。ただ、回避の場合はみらいとリコの別れも描かれる可能性がありますから、もしそうなったらまたハンカチの用意でしょうか(苦笑)。

4クール目に突入していよいよ佳境に入ってきましたし、そろそろ収束に物語は進んでいくのでしょう。どうなる事やら。

 

来週は上でも書いた通り、カタツムリニアの時間短縮を利用しての放課後魔法学校通いが始まるみたいですが

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なんで校長先生そんなに苦しんでいるんだ!?

 

今週のまほプリを一言で表現

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それぞれのプレゼントの内容が、父・鉱石、母・童話の読み聞かせ、姉・万年筆…やはりリズさんがリコ家唯一の良心であったか…

 

来週もキュアップ・ラパパ!

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あ、あとリコさん誕生日おめでとう!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第39話「今日はハロウィン!み~んな笑顔になぁれ!」感想

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作中でもキュアモフルン! うむ、推しが激しいのう。

 

さて、今回はナシマホウ界のハロウィンにマホウ界の学生たちが訪れて…という内容でしたが、そのきっかけとなったのが「ハロウィンなら魔法使いの格好をしててもバレない」というみらいの提案だった訳ですが、校長先生、みらいにはとことん甘いなあ~(笑)。

 

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流れとしては、津奈木町で開かれている大規模なハロウィンを楽しみつつ、補習組と勝木さんらとの再会、みらいのクラスメイトが出していた出店の手伝いをする事による交流、中盤から出てきたベニーギョが呼び出したドンヨクバールの退治、といった内容でしたが、伏線張りも結構ありました。

 

というのも、今回は39話。ちょうど3クール終了でとうとう来週からは最終クールに突入する節目でもあるんですよね。整理してみましょう。

  • まず幕間に挿入された敵側のシーンででしたが「プリキュアはやはりヤツと何か関係があるのか」という台詞が飛び出しました。

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    これはデウスマスト陣営に元々敵対勢力がいた可能性を示しています。
    ただし、これは例えば先代プリキュアの様な存在とは考えにくいです。ラブーが「プリキュア」という存在自体を初めて知ったような素振りを登場時に見せましたし、そもそもそうであるならば上の様な表現は使わないでしょう。
    色々考えられますが、一番近いのはレインボーキャリッジ関連ですかね。精霊の「ミトメール」の件もありますし、今回もアクアマリンがミトメールしてレインボーキャリッジに吸収されました。何かが封印されていると考えるのが妥当であり、全てのグミ精霊が吸収された時にどうなるのかが見ものですね。
  • リアンが世界の根幹にかかわる秘密を暴きつつある事も示唆されました。
    まだ何とも言えませんが、どうもマホウ界とナシマホウ界は元々1つだったのではないか…という事を匂わす表現がありました。

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    今回のテーマが違う文化の交流、という事を強調していたのもその暗喩かと思います。みらいとリコの出会い、補習組と勝木さんらの交流、実に数十年ぶりの再会となった校長先生とかの子、チクルンの「異世界同士の存在が仲良く出来る訳ない」という台詞からのモフルンからの握手要求(もっともこれはチクルンが拒否したが)などなど…*1

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    もっとも、当ブログでは第二話の段階でこの主張は繰り返してきており、ここに来てようやくこの設定出てきたか…というのが正直な感想です。

 

主にこの二つが新たに出た軸かと思いますが、これを中心に4クール目はシナリオを展開するのでしょうね。ただ、3クール終了の節目としてはグミ精霊のミトメールも半分ぐらいしか終わっていませんし、伏線張りも若干唐突感があって少し弱かったのかな、とも感じました。

 

あと、ちょっと今回気になったのがみらいの性格の曖昧さでした。

今回出たドンヨクバールが放った攻撃が大きなハロウィン用アドバルーンに直撃しそうになるのを身を挺して庇うのですが、その理由は「みんなが出会えた素敵なハロウィンを壊させない」というものでした。

これは他でもないみらいが繋いだ交流の輪を壊されたくない、という比喩であり、アドバルーンはその象徴だとは思うのですが、みらいがそこまでそういった事にこだわる理由が分からない。

実はつい最近アニマックスでハピネスチャージプリキュアの再放送が始まりました。それを見ていて思ったのですがハピチャのヒロイン・めぐみはとにかく広域的な愛(アガペーというやつですね)を唱えるタイプであり、そのためには自己犠牲も厭わない性格でした。が、これは元々病弱である母親がいたから、というバックグラウンドがあるからで、あの優しい性格になったのも非常に納得いくものでした。

スマイルプリキュアのみゆきもあの様に明るい性格になる前は引っ込み思案であり、それを打破する出来事があった事が作中語られます。他にもはるか、マナ、響、歴代ピンクプリキュアは何かしら性格形成を感じさせるバックボーンが存在しました。

しかし、みらいにはこういうのがないんですよねえ。魔法使いに対する憧れはかの子さんの影響でしょうが、とにかくリコにせよ今回の交流の輪にしろ、自分が関わってきたものが壊されるのを極度に恐れている風に見えて、正直どうしてそこまで…という感じが拭えません。そして、それの起因になったり想起させるエピソードが残念ながらないんです。

勿論、友人関係や交流関係を他者にぶち壊されるのは気分のいいものではないでしょう。だけれどみらいの場合、最早アレルギー反応と言っても良く、これがモフルンに対して発揮されるのであれば納得も出来るのですが、なんか突如怒り出すみらい、というイメージの悪化にも繋がっています。

逆にリコはリズやリアンといったキャラを絡めて上手に描けているんだけどねえ…

 

戦闘自体は大したピンチもなく、アドバルーンを守護るという行動がなければ瞬殺レベルだったと思われます。今回もOTRモードに為す術もなくドンヨクバールは分解されており、プリキュアシリーズは最後に必殺技でかたは付くものですが、ドンヨクバールがやられてもあっさり退場する幹部たちといい、どうにも戦闘シーンに緊張感がない。

正直、3クール終了時点でこれでは、この後急に強い敵を出しても唐突過ぎてあまりいいイメージは持てないでしょうね。今作の戦闘シーンに関しては、もう挽回不可能レベルで失敗だと個人的には感じています。

 

さて、次回は…リコさんの誕生日なんですね。そして、とうとうリコママが登場!?

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確か料理研究家とか言っていたよな…はーちゃんの食欲魔人化がまた進行しちゃうじゃないか!!

 

今週のまほプリを一言で表現

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魔法学校ってひょっとして女子校だったの?*2 いや、きっと男子生徒も別の車両に乗っているに違いない!*3

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

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*1:そもそも、チクルンがこの握手を拒否したのが、彼がまだデウスマスト陣営であり、プリキュア側とデウスマスト陣営には深い溝がある暗喩でもある。

*2:ぱ~らだ~いす!

*3:邪魔だ、邪魔!

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第38話「甘い?甘くない?魔法のかぼちゃ祭り!」感想

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前々から思っていたんだけど日朝名物「じゅ~すぃ~」のCMに数年出ている彼、実生活でいじめとかにあっていないか、自分とても心配です…

 

そして、初っ端から食欲と言う穢れに侵されたはーちゃんを見せられるという罰ゲーム。・゚・(ノ∀`)・゚・。

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さて、今回も前回に引き続き本編の流れとはあまり関係ない息抜き回でしたが、情操教育も兼ねた回となっており、更にギャグパートも豊富でなかなか楽しい回となりましたね。

 

マホウ界のハロウィンパーティー(正確にはかぼちゃ祭り)を訪れたまほプリチームでしたが、そこで開かれているのは伝説のカボチャ鳥という生物を捕まえるサバイバルレースでした。

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このカボチャ鳥、近付いた者を片っ端からお菓子に変えるという能力持ちな上になかなかすばしっこく、過去に捕らえた者が一人しかいないという伝説の生物です。

また、その正体は分からないものの捕まえた者には金の卵というアイテムを授けられるという言い伝えがあり、まほプリチームもこれに参加、ドタバタ劇の最中にシャーキンズと接敵し戦闘へ…流れでしたが…

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途中でエミリーの大回転攻撃とか、怒ったカボチャ鳥を追い掛けた挙句シャーキンスを虫網でゲットなどなかなか笑かしてくれます。

 

後半はもちろん戦闘になってしまうのですが、その際に嫌がるカボチャ鳥を追いかけ回した事をシャーキンスに咎められたまほプリチームが反省する場面は良かったですね。

これは自分の都合のみを考えてはいけない、という本来の視聴者層へのメッセージと思われますが、結構大人にも身に染みる教訓かと思います。自戒も含めて、最近身勝手な大人が増えたような気がするので。

特にキュアフェリーチェは自分勝手な理由でカボチャ鳥を追いかけ回した事を相当ショックを受けたらしく、戦闘途中で動けなくなってピンチを招く結果となりました。

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……それは建前で、空腹で動けなくなったようにしか見えなかったけどな!(笑)

 

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最後はカボチャ鳥が怒っていた原因が、追いかけ回された事ではなく(ちなみに追いかけっこ自体は楽しんでいたそうだ)虫歯が痛かった事をモフルンに突き止められ、それがまほプリチームにも伝わったため、一気にOTRモードで決着となりました。シャーキンスさん、それでいいのか( ´Д`)

 

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虫歯を直してくれた感謝の印として、モフルンが金の卵をゲット成功しましたが、なんとこの金の卵は樹木の種であり、速攻で歯ブラシが生える木だったという衝撃のオチでした。みんな、歯はちゃんと磨こうZE!

 

さて、ここまで一切触れませんでしたが、今回はもう一つ大きなファクターがありました。それはアイドルの渡辺麻友さんのゲスト参加。

私は全然詳しくはないのですが、AKB48のメンバーの一人だそうですね(と言うか今調べました)。

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カボチャ鳥争奪戦の司会・解説者で、ナシマホウ界でもアイドルとして活躍しているマホウ界の住人・マユとして登場しましたが、なかなかどうして声優を生業にしている訳ではない方にしては頑張っていたかと思います。*1

素人さんの声優起用には賛否両論があるかと思います。が、個人的には是の立場です。

つまり、個人の才能にもよるでしょうが、その作品の雰囲気にあってさえいれば問題ないというのが私の意見であり、例えば「となりのトトロ」のお父さん役に抜擢された糸井重里さんは素人丸出しでしたが、あの純朴で少しとぼけたところのあるあの役には非常に合っており、結局のところ適材適所なのだな、というのを感じた事例でした。

他にも錦織テリーやラサール両津など挙げれば枚挙にいとまがありません。*2

今回のマユについてもゲストであった事もありますが、あまり問題はないように見受けられました。本業で…となれば当然更なる経験は必要なのでしょうが。最初はごり押しか…訝しんでいたものの「秘密だよ♪」の喋り方などはおおっ、と思わせるものがありました。

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後、この方はキュアモフルン映画の主題歌も担当しているのですね。今回は宣伝の意味合いも大きかったのでしょうが、あのレベルでの起用なら全く問題なかったかと思います。

 

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次回は…あれ? またハロウィン? 今度はナシマホウ界のハロウィンが題材になるみたいですね。またしても息抜き回ぽい雰囲気ですが、そろそろメインストリームにも動きがあるかも?

 

今週のまほプリを一言で表現

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最後の歯をキラーン☆といい、今回は変顔が多い素晴らしい回であった!

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

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*1:ただ、過去に何回か声優自体は経験済みの模様。

*2:反面、酷い起用が多いのもまた事実である。

【自転車】TyrellFXを手放しました

近頃はすっかりプリキュア感想の更新に追われてしまい、最早プリキュアブログと化していた当ふらあそですが、久々にプリキュア以外の記事を書こうかと思います。が、なんかタイトルからして結構不穏な感じですね(苦笑)。

 

とはいうものの、このタイトルはまごうことなき事実であり、注意点も含めてその経緯を書いていこうかと思い筆を執りました。

 

まず、TyrellFXという自転車について

香川県にあるメーカー・Tyrellさんから発売されている、高次元の走行性能と折り畳みによる小径車ロードバイクです。詳しくはここ↓を参照。

FX 概要|ロードサイクルブランドのニューカマーTYRELL(タイレル) 有限会社 アイヴエモーション

実際乗ってみると分かりますが、折り畳みとは思えない高次元での走行性能が確保されており、値段こそ他の折り畳み自転車*1を大きく上回りますが、それに見合うだけの性能を有しています。

 

折り畳み性能について

まずはこの公式の動画を参照してほしいのですが…


Tyrell FX

非常にスムーズに瞬間折り畳みをしていますが、実際のところはなかなかこう上手くはいきません(苦笑)。

というのも、折りたたむ際に安全ピンの脱着、フロントフォークの折り畳み時のノブ回し、ステムの折り畳みなど、過程が非常に多く、どうしてもBD-1ブロンプトンに比べるとシンプルさでは水を空けられています。

私自身がのんびり屋という事もありますが、5分ぐらいは見ていた方が無難でしょうか。更に言えば、折り畳み時の大きさも若干嵩張るものとなっており、折り畳み性能そのものを第一優先とするならば、あまり選択肢に入らない構造です。

しかし、過程が多い故に非常に堅牢な機構であり、延いてはこれが走行性能をスポイルしない形につながっています。チェーン脱落防止パーツや折りたたんだリア部分をフレームにつなぐパーツなどは非常によく考えられています。

何より、走りの性能をスポイルしないという事は、十分に走った後に輪行をする際に小さくまとめて袋に入れられ、電車内でも省スペース化が可能という事であり、少なくとも700Cのロードバイク輪行に比べればはるかに楽に輪行が可能という点にあります。

 

気になる走行性能は?

この自転車の売り文句の一つに、700Cのロードバイクに匹敵する性能を持っている、というのがありますが、残念ながらこれは大嘘です。

と言うか、どだい20インチのホイールで700Cのバイクに勝てる訳ははなからないんです。もしロードバイクと遜色なく走れるというのならば、その人は剛脚さんだと考えた方がいい。少なくとも自分では700Cの方が速く楽に走る事が出来ました。

しかし、他の折り畳みに比べれば、走行性能は折り紙付きです。

自分の経験でいうと、過去に乗った事がある折り畳み自転車、ブロンプトンM3、BD-1DAHON・VISC20、KHS・F20Rの中では頭一つ抜けています。唯一匹敵していたのがORIのSURPAZぐらいでしたが、これはFXの倍の価格を取られてしまいます。アルミフレームである事から硬いと思われがちですが、実はそこまで硬いというイメージはありません。あの独特のフレームの形が関係あるのかもしれませんね。

 

これぞふらあそ流

これらもろもろを考慮してフレームから組み上げた自転車がこれでした。

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私は最初からこれを小径ロードバイクとしてではなく、どちらかと言えばランドナー的な立ち位置として考えました。

理由は、上にも書いてある様に、輪行をする際の便利さ、どうせスピードならロードバイクに譲る形になるのだからのんびり仕様にしたい、また、自分は通常より短足な体型なのでシートピラーがあまり出せず、大きなサドルバッグを装着する際苦労があったのだが、これならば20インチならばその心配はほぼ皆無である、など様々でした。

レバーもダブルレバーをサムシフターを流用して採用、ブレーキレバーをギドネットにしてみたり、ギヤもアウターを48Tにしてあえてのんびりギヤ比を設定してみたり、アイデアを詰め込みました。実際、非常に気に入っていました。

 

ですが

完成してわずか半年、この子は里子に出される結果となりました。

 

Tyrell-FXの弱点

ここから先は、この自転車を気に入っている方などは読まない方が無難です。それなりの時間乗った上でこそ見えてきたネガティブな事を記していきますから。

 

・意外と汎用性が見出せないハンドル周り

この自転車の折り畳みのキモの一つにターンステムを用いてハンドルを90度回転させる機構があります。しかし、ステムの横にその開閉レバーがあり、この動きを阻害しない様にスペースを空けてあげる必要性があります。

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これが何を意味するかと言うと、少なくともステム本体にサイコンやベル、ライトといったバーツを付ける事が出来ないという事です。更に開閉レバーの大きさは意外と大きいものであり、これによりハンドルの右側にもその手のパーツが付けられなくなります。付けるためのバンド類がレバーに干渉してしまうのです。

もちろん、私はギドネットレバーを採用した事により、更にこれらのパーツを突ける選択肢は狭まりはしたのですが、とりあえず、ハンドルの右半分とステムは事実上死んでいると思ってください。

・スラントデザインの弊害

これは大した問題ではないのですが、フレームのX字のデザインをTyrellはスラントデザインと呼んでいます。

非常にかっこよく、このバイクが目立つ要因の一つともなっていますが、反面、足つきが非常に悪くなります。というのも、一旦バイクを止めようと足を付いた後にこのデザインだとトップチューブがないため、股で自転車を支える事が出来ないのです。

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もちろん、ハンドルを手で支えれば問題はないのですが、逆に自転車を止めて手を使いたい状況(携帯電話をかけるなど)の時、非常にやりずらく結果的に自転車を一回駐車し降りる必要性がありました。

また、ダウンチューブにあるボトル台座の使い道が実質ポンプ装着一択になっており、またその場所も非常に狭いスペースしかないため、ポンプを非常に取り出しにくくなっています。

・タイヤの選択肢が実質一択しかない!

そして、これが私が最終的にこの自転車手放すことになった最大の要因でした。

この自転車はその走行性能を最大限に発揮するために、非常に細いタイヤが使用されていますが、フレームの構造上、特にフロント側が細いタイヤにしか対応していません。

使用されているタイヤはシュワルベのデュラノPTという対パンクベルトが入っているもの。タイヤサイズは 20"×1-1/8です。

しかし!

このタイヤが非常にパンクに弱い! 少なくとも走行距離1300kmで糸くずの様にか細い針金で1回、ホチキスの針で1回パンクしました。当然、完全貫通パンク。

お話になりません。

それならば、耐パンク性能の高いタイヤを試してみようと調べてみたのですが、そこで驚愕の事実を知りました。

このホイール径(406)の1-1/8の太さのタイヤはこのシュワルベのデュラノしか存在しないのです! これより細い0.9のタイヤが同メーカーのアルトレモにありますが、これはバリバリの軽量タイヤであり、PTを謳っているデュラノより更に対パンク性能は落ちると考えられます。

他の406のタイヤは太さがそれなりのものであり、とてもFXのフロントフォークには入りません。

もちろん、パンクは直して使えばいいだけの話かもしれません。いくら不器用な私でも自転車乗りをやっている以上、パンク修理ぐらいは出来ますから。

しかし、上でも書いた様にツーリング仕様を目標に作った自転車に、この欠点は致命傷でした。

パンクに怯えながらツーリングするなんて言うのは最早本末転倒も甚だしい。

せめてシュワルベ・マラソンの細いバージョンがあるか、一番細いマラソンが入るフレーム構造ならば…というのが悔やまれます。

 

という訳で

以上の理由によって、わずか半年という短い間で、Tyrell-FXという非常によくできた自転車を手放す結果になりました。

念押しすると、いくつかの欠点を挙げはしましたが、非常によくできた自転車です。

小径車の本来の使い方は町乗りから小規模ツーリングまででしょうから、メーカーが想定したであろう使用方法であれば、これらの欠点はさしたる問題にはならないかもしれません。

ただ、もしこの記事に目を通して頂いた読者の方で、これから購入予定があるというならば、参考の一助になれば…と記事を書いた次第です。

 

結局のところ、小径折り畳みツーリング車の構想はまだ捨て去ってはいないので、またゼロからとはいえ色々考えたいと思います。

候補はタルタルーガとかバイクフライデーとか、ツーリングの事を考慮しているデザインのものかねえ…TyrellのCXの折り畳みバージョンとか出ればッ!!

 

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*1:完成車基準の場合

【アニメ】魔法つかいプリキュア!第37話「魔法が決め手?冷凍みかんのレシピ!」感想

※本日は急用が入ってしまったため、更新が通常より遅延した事を最初にお詫びいたします。

 

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朝っぱらから教頭先生のドアップから始まった今回のお話でしたが、特に話の進展はない息抜き回となりました。

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いきなり行方不明になって教頭先生を慌てさせた校長先生でしたが、なんという事はない、冷凍ミカンの元となるピーカンみかん収穫のためにぬっくい島を訪れていたというのが真相でした。こやつめ(微怒)。

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もっとも、今年はそのピーカンみかんが不作であり、作中の登場人物は不思議がっていましたが、もちろんこれはデウスマストの影響である事は視聴者側には分かる訳で伏線張りはきちんと行われています。じわじわと敵の手がマホウ界を侵食している事が表現されていますね。

 

まほプリチームの協力もあってなんとかピーカンみかんの収穫を終えた一行でしたが、次はヒャッコイ島という氷の島に赴きアイスドラゴンの溜息でそのみかんを凍らせなければ冷凍ミカンは出来ません。

冷凍ミカンごときでレシピもくそもあるかねー、と先週の予告を見た時は思っていましたが、なるほど、厳選されたみかんとレアな凍らせ方により、極上の冷凍ミカンが出来上がる、と。

いい加減にしろ(笑)。

まあ、確かにマホウ界って文明系の機械とかなさそうですから、冷凍庫の様な物はないのかもしれませんね。だからってドラゴンの溜息使うとか予想の斜め上いっとるなー。それこそキュアップラパパ!でなんとかならんのかな。

そう言えば、リズの初登場回の時、リコが氷の魔法を使った際に彼女はそれが非常に高度な部類である事を示唆していましたが、マホウ界では氷は貴重なものなのかもしれませんね。食料保存とかどうしているのかなー…という疑問は残りますが。

 

アイスドラゴンに溜息をつかせることに四苦八苦している所に、ベニーギョ登場。

今回はベニーギョ登場時にみらいが離れた場所にいたため、最初はキュアフェリーチェのみの変身となったわけですが、先週からなし崩し的とはいえスパイとして潜り込んでいるチクルンにはまたしてもこの場面を目撃されてしまっており、これはほぼオルーバがみらい&リコ&モフルンがいなければ変身不可な弱点を突いてくるのは確実そうですね。

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そう言えば、チクルンは今の段階では、まだデウスマスト陣営に肩入れしている状態であり、スパイ状態はしばらく継続の様です。

 

最後は合流したキュアミラクルとともにOTRモード発動。工夫の余地なく戦うベニーギョさんは正直どうかと思いましたが、難なく勝利を収める事が出来ました。

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そう言えば、キュアフェリーチェが敵の攻撃にさらされそうになった時、校長先生が加勢して防御壁を張るシーンがありましたが、あっという間に魔力切れを起こして元の年老いた姿に戻され吹っ飛ばされており、魔力のたくわえが不十分だったのか、ベニーギョクラスが呼び出したドンヨクバールの力が完全に上を行っているのかは定かではないものの、最早プリキュアでなければ敵の力の対抗手段にはなり得ない事が表現されました。結構ヤバいですね。

 

最後は自分たちを庇ってくれたキュアフェリーチェにほれ込んだアイスドラゴンの一匹が溜息を以て冷凍ミカンを作ってくれました。めでたしめでたし。

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って、この爬虫類め、はーちゃんに色目使うんじゃあない!(錯乱)

 

来週は…ハロウィン回ですか。って、フランソワさん、なにやってンすか?( ´艸`)

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今週のまほプリを一言で表現

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アイスドラゴンの溜息のために温泉に掘りあててあげたのはいいが、浸かってハアビバノノンする校長、本当はやる気ないだろう!

 

来週もキュアップ・ラパパ!

 

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【アニメ】魔法つかいプリキュア!第36話「みらいとモフルン、ときどきチクルン!って誰!?」感想

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パンケーキ(ホットケーキ)はいいよねえ。パンケーキ(ホットケーキ)は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ。

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よって、この蜂野郎は無罪!

 

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まあ、その後みらいはがん泣きする訳ですが(笑)。

 

さて、今回はメインの流れが2つありました。

1つは、オルーバの手による蜂の妖精・チクルンを使ったスパイ活動。そして、もう1つはみらいとモフルンとの絆の深さの再確認でした。

しかし、チクルンはまほプリチームの中になんとか潜り込む事に成功するものの、どうにも完全な悪人というほどではなく、これは事情持ちなのかな…と思っていたら

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どうも、オルーバに何か弱みを握られており、仕方なく協力している、という感じを漂わせました。実際、オルーバに少々無茶な注文をされ、彼が去った後に悪態をついており(もっともその悪態はオルーバに聞かれていたが)、単純な主従関係ではないようです。

上でも書いた通り、ホットケーキの臭いにつられてみらいの家に侵入した後に、みらいの魔法によって捕らえられ、平謝りしながら舌先三寸で乗り切ったり、その後にニヤリとしてみたり、小悪党っぽい感じを出していました。

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が、かと思うとモフルンに仲直りの握手を求められて素直に応じてみたり、まほプリチームの仲良くしている所を見て和んでみたり、どうにも憎めない感じです。これは寝返りフラグかなぁ?

 

チクルンがまほプリチームに潜入し、モフルンが妖精の類ではなくぬいぐるみである事が判明、それに興味を持ったオルーバは今度はモフルンのみをおびき出すことをチクルンに指令します。

 

そして、モフルンをまんまとおびき出すことに成功、オルーバはモフルンを捕らえたのですが、その場所がみらいとモフルンの思い出の花の原野だったため、それを看過したみらい達まほプリチームが早々に参戦、一気にバトルとなりました。

今回はサファイアモードでの変身となりましたが、久々に変身シーンをフルバンクで見せたあたり「変身にはモフルンと手をつなぐ必要があるというのをオルーバに見られた」を意識したのかな、と感じました。

「今回は様子見」を台詞でさんざん強調しただけあって、オルーバはドンヨクバールをけしかけるだけでしたが、戦況分析は出来たようで余裕の立ち去りを見せました。

が、何故か途中、いったんまほプリチームがピンチに陥り、更に花畑を荒らした事を非難したモフルンに対して「気が変わった。お前だけは連れていく」と言っているあたり、まだ、モフルンの重要性(モフルンがいなければ変身不可)を真に理解しているのかはちょっと疑問でしたね。

 

最後はモフルンとみらいが思い出の花畑をお互い再確認して、二人の絆の深さを見せて終幕となりましたが、考えてみるとモフルンはみらいが生まれた時からずっと傍らにいた存在であり、魔法という概念が切欠になったのはあるにしても、付喪神的な存在なのかもしれません。

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実際、モフルンを救い出そうとするみらいの形相は必至そのものであり、なりふり構っていない鬼気迫るものでした。これほどのものを見せたのは映画版ドキプリのキュアハート以来かも。やっぱりこの子の本気モードはコエー。

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どちらにせよ、今回はみらいとモフルンは切っても切れない深い関係である事を示した良いエピソードでしたね。

あと、ちょっと興味深かったのは今回の放映が終わった後、映画キュアモフルンの番宣が入ったのですが、どうもモフルンが普通のぬいぐるみに戻ってしまうシーンがあるみたいですね。

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また、あざとかわいい、と評判のキュアモフルンですが、作画の関係か妙に幼く見えるみらいを見て思ったんですが、キュアモフルンって幼みらいがモデル? というのを感じました。

今まで映画版に関してはTVでの放送を待っているタイプだったのですが、これはDVD出たら購入してじっくり見てみた方がいいのかもしれません。どうも本放送と連動している節がある様にも思えるので。

 

あと今後気になるオルーバというかチクルンの動きですが、とりあえずしれっとチクルンはまほプリチームに残る様な表現がありました。

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チクルン自体は上でも書いた様に心からオルーバに忠誠を誓っている訳ではないようですし、今回モフルンを捕らえる際にオルーバはチクルンごと突風で吹っ飛ばしていたりするので、まだスパイとして活動するのか、早々に寝返るのかは見ものですね。ただ、チクルンの弱みがなんなのか、という問題は解決していないので、裏切るにしてももう少し先でしょうかね。

 

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次回は、なんか人外組がフリージングコフィンされている訳ですが…

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レ、レシピ!? 冷凍ミカンってみかん凍らせるだけなんじゃないの?

 

今週のまほプリを一言で表現

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スピード自慢のサファイアモードでミサイルを抱えて強制軌道修正とか力技が過ぎませんかねえ(達観)。

 

来週もキュアップ・ラパパ!