パンケーキ(ホットケーキ)はいいよねえ。パンケーキ(ホットケーキ)は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ。
よって、この蜂野郎は無罪!
まあ、その後みらいはがん泣きする訳ですが(笑)。
さて、今回はメインの流れが2つありました。
1つは、オルーバの手による蜂の妖精・チクルンを使ったスパイ活動。そして、もう1つはみらいとモフルンとの絆の深さの再確認でした。
しかし、チクルンはまほプリチームの中になんとか潜り込む事に成功するものの、どうにも完全な悪人というほどではなく、これは事情持ちなのかな…と思っていたら
どうも、オルーバに何か弱みを握られており、仕方なく協力している、という感じを漂わせました。実際、オルーバに少々無茶な注文をされ、彼が去った後に悪態をついており(もっともその悪態はオルーバに聞かれていたが)、単純な主従関係ではないようです。
上でも書いた通り、ホットケーキの臭いにつられてみらいの家に侵入した後に、みらいの魔法によって捕らえられ、平謝りしながら舌先三寸で乗り切ったり、その後にニヤリとしてみたり、小悪党っぽい感じを出していました。
が、かと思うとモフルンに仲直りの握手を求められて素直に応じてみたり、まほプリチームの仲良くしている所を見て和んでみたり、どうにも憎めない感じです。これは寝返りフラグかなぁ?
チクルンがまほプリチームに潜入し、モフルンが妖精の類ではなくぬいぐるみである事が判明、それに興味を持ったオルーバは今度はモフルンのみをおびき出すことをチクルンに指令します。
そして、モフルンをまんまとおびき出すことに成功、オルーバはモフルンを捕らえたのですが、その場所がみらいとモフルンの思い出の花の原野だったため、それを看過したみらい達まほプリチームが早々に参戦、一気にバトルとなりました。
今回はサファイアモードでの変身となりましたが、久々に変身シーンをフルバンクで見せたあたり「変身にはモフルンと手をつなぐ必要があるというのをオルーバに見られた」を意識したのかな、と感じました。
「今回は様子見」を台詞でさんざん強調しただけあって、オルーバはドンヨクバールをけしかけるだけでしたが、戦況分析は出来たようで余裕の立ち去りを見せました。
が、何故か途中、いったんまほプリチームがピンチに陥り、更に花畑を荒らした事を非難したモフルンに対して「気が変わった。お前だけは連れていく」と言っているあたり、まだ、モフルンの重要性(モフルンがいなければ変身不可)を真に理解しているのかはちょっと疑問でしたね。
最後はモフルンとみらいが思い出の花畑をお互い再確認して、二人の絆の深さを見せて終幕となりましたが、考えてみるとモフルンはみらいが生まれた時からずっと傍らにいた存在であり、魔法という概念が切欠になったのはあるにしても、付喪神的な存在なのかもしれません。
実際、モフルンを救い出そうとするみらいの形相は必至そのものであり、なりふり構っていない鬼気迫るものでした。これほどのものを見せたのは映画版ドキプリのキュアハート以来かも。やっぱりこの子の本気モードはコエー。
どちらにせよ、今回はみらいとモフルンは切っても切れない深い関係である事を示した良いエピソードでしたね。
あと、ちょっと興味深かったのは今回の放映が終わった後、映画キュアモフルンの番宣が入ったのですが、どうもモフルンが普通のぬいぐるみに戻ってしまうシーンがあるみたいですね。
また、あざとかわいい、と評判のキュアモフルンですが、作画の関係か妙に幼く見えるみらいを見て思ったんですが、キュアモフルンって幼みらいがモデル? というのを感じました。
今まで映画版に関してはTVでの放送を待っているタイプだったのですが、これはDVD出たら購入してじっくり見てみた方がいいのかもしれません。どうも本放送と連動している節がある様にも思えるので。
あと今後気になるオルーバというかチクルンの動きですが、とりあえずしれっとチクルンはまほプリチームに残る様な表現がありました。
チクルン自体は上でも書いた様に心からオルーバに忠誠を誓っている訳ではないようですし、今回モフルンを捕らえる際にオルーバはチクルンごと突風で吹っ飛ばしていたりするので、まだスパイとして活動するのか、早々に寝返るのかは見ものですね。ただ、チクルンの弱みがなんなのか、という問題は解決していないので、裏切るにしてももう少し先でしょうかね。
次回は、なんか人外組がフリージングコフィンされている訳ですが…
レ、レシピ!? 冷凍ミカンってみかん凍らせるだけなんじゃないの?
今週のまほプリを一言で表現
スピード自慢のサファイアモードでミサイルを抱えて強制軌道修正とか力技が過ぎませんかねえ(達観)。
来週もキュアップ・ラパパ!