ふらあそ!

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【アニメ】魔法つかいプリキュア!第46話「魔法のクリスマス!みらい、サンタになる!?」感想

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クリスマス当日が日曜日とあって、本日のアニメ&特撮タイムはクリスマスバージョン一辺倒でしたね。当然まほプリのドンヨクバールも当然クリスマス仕様です(*´▽`*)

 

しかし、今回はクリスマスを前面に押し出してはいましたが、ストーリー進行としては全く進んでおらず、正直エンディングまで残り4回でやる内容かね…とは思いましたね。クリスマス絡めるにしても、もう少し本筋を進めた方が良かったのでは?

唯一、メインプロットに関わったのが、前回消滅直後にオルーバが仕掛けた眷属たちへの封印破りエネルギー変換は、中途半端な靄状態にとどまる程度の効果しかなかったことが判明したぐらい。まあ、シャーキンスやベニーギョの復活の表現を見た限りでは、この状態からなら完全復活は時間の問題という感じではありましたが。

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ただ、例年通りであれば、最後の2回はラスボスとの決戦~エピローグの流れでしょうから、実質通常回はあと2回。正直、この回数でまとめる事が出来るんですかね。そう意味でも不安が残るクリスマス回でした。

 

さて、肝心の今回のシナリオはというと、クリスマスの風習がマホウ界にもある事に驚いたみらいが、魔法商店街でのクリスマスを楽しみつつ、サンタクロースの仕事場を訪問するといった内容でした。

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というか、予想はしていましたが、やはりサンタクロースは魔法使い扱いなんですよね。

「ナシマホウ界にもフィンランドにサンタクロースがいるが」という台詞も飛び出しましたが、要するにサンタクロースも元々はマホウ界発祥という事らしく、最早運送会社サンタクロースの様相を呈していました。

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ナシマホウ界も含めて世界中の子供たちにプレゼントを配らなくてはならないため、現場は右往左往の状態で、有志をかき集めて作業している程なので、早速みらい達もお手伝いを買って出ます。

サンタクロースになれる、と意気込んで外に出てみると、そこにはトナカイではなくてカタツムリ型のソリが待っていたり(初心者にはこれが安全だそう)、煙突から侵入というのは実際はなくて靴下型のワープ魔法道具を使用して、プレゼントを枕元に転送したりと、なかなか勝手が違うようです(笑)。

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一番衝撃的だったのは、マホウ界でのプレゼント配りを一通り終え、ナシマホウ界への追加配送を引き受けたまほプリチームだったのですが、ベテランサンタさんに教えてもらった方法が…

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お宅訪問して、寝静まった子供の枕元に案内してもらう(;゚Д゚)エエー

新たに発覚した新事実に戸惑いを隠せません(苦笑)。全国のパパママの皆さん、クリスマスプレゼントってこういうイベントだったんですね? なんだパパママの懐が痛まないんだったら子供時代もっと高価なものをねだるんだった(ゲス顔)。

 

まほプリチームが順調にサンタクロースの仕事をこなしている一方、町中でクリスマスを楽しんでいた勝木さんとまゆみちゃんでしたが、勝木さんの過去についての言及がありました。

それというのも、子供のころ魔法使いらしきものを見たことがあった勝木さんは、それを友達に言っても信じてもらえず、以前はかなりそれで淋しい思いをしたそうです。

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何となく、夏目友人帳の夏目貴志を彷彿とさせるエピソードでしたね。子供の頃に友人の理解を得られないというのは結構ツラい事かと思います。

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だからと言って「ひょっとしたら宇宙人と勘違いしたのかも」とこういうのを想像しちゃう勝木さんもなかなか想像力豊かですけどね。

そんな中、楽し気な雰囲気の町中を壊そうと、ベニーギョが襲来、よりにもよって勝木さんの前に立ちふさがり襲われそうになります。

闇の波動を感じたまほプリチームもすぐに駆けつけ、ルビーモードでの応戦となりました。やはり、クリスマス回だからでしょうか、敵は赤が基調のベニーギョ、まほプリチームもルビーモード、といったところでしょうか。

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呼び出したドンヨクバールもクリスマスツリーモチーフでしたが、今回もベニーギョさんはこれをけしかけるだけで、正直、それじゃ今のまほプリチームに対抗できるはずもないんですよね。

若干の抵抗はしたもののドンヨクバールは三人の連携に為す術もなく倒され、最後はお約束のOTRモードでの浄化でしたが、ベニーギョはまたしてもだるそうにその場から逃走しており、なんかここまでくると彼女の存在意義がイマイチわかりません。

ヤモーを陰から操り意外な策士だったラブー、脳筋武闘派のシャーキンス、情報戦を重視し(活かしきれてはいなかったが)最後はデウスマストと眷属たちの復活に貢献したオルーバと、それぞれに個性はあったのですが、なんかベニーギョって自分の鬱憤を暴れて晴らしているだけにしか見えないんですよね。

鬱憤晴らし目的で暴れるという点で一番近いのはハピネスチャージプリキュアホッシーワあたりでしょうが、彼女は明確に「人の幸せが嫌い、美味しいものは独り占めしたい」という明確な意思と、町中をお菓子だらけにするという非常に個性的な技を持っていました。最後にキュアハニーに浄化された際にも「本当はみんなと楽しくお菓子を食べたかった」と吐露しており、非常に個性が光っていました。

ベニーギョはデウスマストの復活を望んではいるのでしょうが、それに対して明確なビジョンを持っていませんし、行動も起こしているとは言い難いですよね。まほプリチームが出てきても「また邪魔しに来たか」ぐらいの態度しかとっておらず、あくまでも強行排除を主張したシャーキンスや、あの手この手で彼女らを調査したオルーバと比べても何がしたいのか全く見えてこない。

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お色気キャラは結構なのですが、バックグラウンドが薄いキャラは何をしてもいいキャラ足りえません。残り4回で覆ってくれることを願うばかりですが、正直一幹部にそれは難しいかな、とも感じます。デウスマストだってこの後控えているのですしね。もったいねえなあ…

 

ベニーギョ退却後、ついに目の前に魔法使いを見出す事が出来た勝木さんにびくびくしながら対応するまほプリチームは可愛かったですが、何とか正体を隠し通すことが出来ました。

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つーか、髪の毛逆立つ程びっくりしなくても(笑)。

思うに、今回は勝木さんに対する一つの答えを提示した回だったのかもしれません。

まゆみちゃんという魔法使いの存在を信じてくれる友達を得る事も出来、頑なに信じてきた事も成就した訳で、奇しくもまほプリチームは親友である勝木さんに最高のクリスマスプレゼントをした結果となったのですね。

 

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来週は新年おめでとう回のようですが、流石に予告を見た感じだと敵側に動きがあるようで不穏な雰囲気が漂っていますね。いよいよ大詰めです。どうなる事やら。

 

今週のまほプリを一言で表現

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仮にも魔法学校ナンバー3を容赦なく働かせようとするブラック企業、運送会社サンタクロース!

 

来週もキュアップ・ラパパ!