ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【艦これ】2015夏イベント・E7を改めて振り返ってみる

昨日を以て艦これ2015夏イベント・反撃!第二次FS作戦が終了しました。

作戦に参加した全ての提督の皆さん、まずはお疲れさまでした。

 

さて、今回のイベントの感想は以前に書いた

furafuraasobinin.hatenablog.com

に譲るとして、実はほぼ2週間前にイベントが一通り終了した後、私はE5乙GでのU-511&まるゆ掘りに専念していました。結果的にまるゆは3人拾う事が出来、以前から持っていたまるゆ2人と合わせて5人にする事が出来たので、さて、どうするのかな、と思案しました。一番欲しいのは最強水母の呼び声高い瑞穂でしたが、乙とは言え安定しないE3を連合艦隊で掘るのはどうにも気が向かず、ならば、連合艦隊とはいえ比較的簡単に到達できるE7Yで未入手の伊401、そして風雲とあわよくばまるゆ追加…というプランを立て、再びE7に攻め込むことになりました。

 

しかし、このE7を繰り返し出撃するたびに、なんとなく運営のこの海域の、なんというか…「意図」みたいなものが理解出来てきました。

 

あくまでも仮説の話が含まれます。

今回のイベントのE7は今までにない仕掛けがありました。それはボスの弱体化

まずはマップを見てみましょう。

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Zにいるボスは通常ではほとんどダメージを与えられない程装甲が硬く、これを弱体化させ普通にダメージを通したい場合、黄色の丸印のマスにいる敵を撃破する必要性があります。絶対効果があるといわれていたのがXYマスで、一説ではKマスでもボス弱体化、Cマスなら道中弱体化、などと言われていました。

このE7で最も難しいと言われていたのが羅針盤のランダム性です。

スタート地点から最初に回す羅針盤が、実はランダムなのです(あきつ丸の下固定ルートだけが例外)。機動部隊ならEに、水上部隊ならBには行きやすいのですが、2~3割の確率で違うルートに向かう可能性があり、これが難易度を高めました。特にE7は道中・ボスともに強敵が揃っており、両方に支援艦隊を投入するのは常識であり、この最初の羅針盤で逸れてしまうと、支援艦隊までも無駄になる…というのが一般的に嫌われる理由でした。

しかし、何回もこのマップを見ているうちに、少なくとも運営さんは違う思想に基づいてこのマップを設計したように感じるのです。

緑の太線がありますが、これは機動部隊での最適解ルートを示すものです。道中にヲ級改がいたりなかなか大変ですが、このルートが一番楽だと言われており、まず水上部隊でXYのボスを倒した後、機動部隊でこのルートを通るのが攻略のセオリーでした(緑の破線はルート逸れした場合のちょっときつくなるルートだがボスには行ける)。

もちろん、これは運営の意図した攻略法でしょう。連合艦隊を機動と水上、両方使わせるための策かと思います。今までの連合艦隊は第一艦隊が露払いの役目を持つ水上部隊が圧倒的に有利でしたから。

しかしそれ故に、XYのボスを倒した後、機動部隊での下ルート逸れは外れ扱いされ、E7を、延いてはこのイベントのヘイトを集めるのに一役買ってしまいました。

しかし、このマップ、よく見ると意外な事実に気が付きます。

まずは純然な外れマスの位置青の×印の場所ですが、見事に羅針盤のランダム性と関係ない場所に設置されており、これは悪編成(今回は雷巡編成だった場合が多い)か索敵不足の場合にのみ進むマスです。唯一Cマスが羅針盤の影響を受けますが、ここは先ほども書いたように弱体化仕掛けマスらしいです(ただし確定情報ではない)。

また、紫の太線は、最適解ルートから外れてしまっても、緑の太線の最適解ルートに復帰できるようになっており、効率は悪くなってもボスに行ける可能性の道筋を残してくれています。

要するに何が言いたいかというと、実はE7に完全な外れルートはほとんど存在しなかったんです。

もちろん、実質外れもないわけではありません。最適解ルートJからYに逸れてしまうと、機動部隊で過去のボス級が待ち受けるY→Lと進まねばならず、実質Zボス勝利はほぼ不可能だったでしょう。

ここで重要なのは、羅針盤でルートを外れてしまっても、C、X、Yなどを撃破すればボスや道中の弱体化になり、完全な無駄足にはならなくて済むという事。

これこそが運営さんの狙いだったのではないかな、と思うのです。少なくとも、羅針盤に負けて、ハイ、ボスに到達できませんでした、よりは幾分かマシです。

 

ただし! このマップの敵編成が最適な難易度であったなら、の話です!

私はこのマップを最低難易度の丙でクリアしましたが、その丙難易度でも道中大破要因であるヲ級改を最適解ルートでさえ2か所も配置しており、もはや滅茶苦茶の域に達しています。他にも対処のしようがない潜水艦のフラグシップがBやFに配置されており、ルート逸れ後の復帰ルートが用意されたところであまりにも難易度が高く、結果的に最適解ルート以外では意味がない、という有様で、せっかくの配慮がまるで機能していません。甲でクリアしたプレイヤーには本当に頭が下がりますが、元来短気な私だったらパソコンを破壊しかねないので、丙で正解だったと今でも思っています(笑)。

つまるところ、ヘイトだけが集まる状態になり、プレイヤーに理解されないまま今回のE7はクソマップ認定される事になってしまいました。

 

結局、噛み合ってないんですよね。

艦これ界隈は最近、特にアニメ放映以降こういう事が増えているような気がします。

アニメの内容や齟齬についてはあえてここでは語りません(そのうち語る機会もあるでしょう)が、今回のイベント終了後のメンテナンス明け一つとっても、あれだけ煽った五航戦の改二はこない、非常に難しかった今回のイベント初登場ドロップ艦の季節限定グラフィック追加、瑞穂の能力の実質下方修正、特定艦がいないとクリアできない任務がイベント限定であり予告なしで消滅など、ともすればプレイヤーの神経を逆なでする事ばかりしており、本当に、前にも書きましたが運営どうしちゃったの? 状態です。

 

ちなみにE7Yの伊401及び風雲掘りはもちろん失敗。

結局、掘りによる新艦娘は1つも入手できない状態でイベントを終える結果になりました。まあ、駆逐艦はあまり積極的に掘る気はなかったし、まるゆを押さえることは出来たので良しとはしていますが、ただただ、徒労感のみが残るイベントとなりました。

運営さんに意見書も書きましたが、なんにせよ猛省して、次はもうちょっと楽しめるイベントになることを期待したいですね。