すぐ女性に抱きつきたがるのって、とてもラテンチックよね…え? メキシコ系なの? まあ、似たようなもんでしょ(暴言)。
さて、とりあえずはキャラクターの掘り下げがどんどん進んでいますね。12~14話はララとえれなの掘り下げ回でした。まだまだ先は長そうですが、1クールが経過し次回(第15話)ではどうも追加戦士ではないか、と噂されてるキャラクターが登場するようですし、まずは一段落、という印象を受けます。
そして、割と重要なサブキャラが何人か出てきました。特に第12話でまどかパパにララなどの事を追及された際に助け舟を出したアブラハム監督は、本来は小さな宇宙人でありながら地球人に偽装した存在で、ララの学校に行きたいという望みに手を貸したり、あくまでも宇宙人としての立場から交流のない異星人同士の交流をしてしまったララを糾弾したり、かと思えば条件付きでスタプリチームの関係を認めたり、プルンスとはまた違った宇宙人視線で、彼女らを見守る立ち位置になりそうです。
また、軽い性格ながら失敗続きの学校生活を送ってしまったララを励ました軽部君は嫌味がなくてなかなかいいキャラクターですね。第14話に登場したえれなの家族たちもまだまだこれからも描かれることがあるでしょうが、まずは長男の葛藤を通してえれなの過去の悩みとその解決を描くなど、上手く機能していました。
あと、三幹部がダークネストの力を受けてパワーアップをしましたが、カッパードは標的のパワーを吸収して武器をパワーアップ(第13話では軽部君のパワーを吸い取って剣をサーフボードの様にして乗りこなすなど「軽さ」が信条の軽部君の性質を反映している)させたり、テンジョウは標的をノットレイ化させた後に巨大化→ノットリガーにするなど、工夫があるのが面白いです。
そう言えば、アイワーン産ノットリガーもそうなのですが、今回の怪物召喚(武器強化)は過去作品の怪物系とは違い、相手のネガティブ感情を増幅させる、というよりは標的が本来持っているポジティブな感情を反転させている様に見受けられるのがちょっと気になりますね。一番近いのは標的の意思など関係なく闇を増幅させるドキプリのレジーナのジコチュー召喚かな?
あと、敵側が何の前触れもなくダークペンをちょこちょこ出してくるのも気になりました。もう少しじわじわ攻めてもいい気がするんだがなあ。
前回の記事で高評価をしたララですが、同時に危うさも露呈しました。というのも、お付きのAIに少々依存し過ぎており、2桁以上の計算が出来なかったり、失敗続きでパニックに陥ってしまったり、基本AIが何でも教えてくれる、が弊害にもなっている印象を受けました。
第13話ではAIに頼らない、という制約を立てAIの手袋をあえてつけずに登校したのは偉いな、と感心したのですが、それ故に失敗してしまい結局AIに頼ってしまいました。話の後半でひかる達に今までのままでいいと諭され、クラスメイトにも受け入れられたため、この話中では事なきを得ましたが、このままずるずるとAIだよりを加速させるのは少々危険なのでは? と感じました。*1
あと、第12話なのですが、俳優として映画撮影に挑戦したひかるとララが演技中に永遠の別れを演じるシーンがあったのですが、そのシーン(ラストシーンだったそうだ)での
ララ:「今までありがとうさようなら」は未来を示唆しているんですかねえ…
そして撮影最中に現実とごっちゃ( ´艸`)になったひかるが迫真の演技でさよならなんかしないと言い始めた(台本と違う)のもこの作品のラストを示唆している風にも感じました。どうなるのかな…また涙腺崩壊か…
次回はとある星でペンがオークションにかけられている!? 5人目の噂がある宇宙怪盗が登場予定ですか。という事はアイワーンプリキュア化で今回も6人体制だなッ(お目々ぐるぐる)
とりあえずここまでのスタプリをかいつまんでナナメからばっさり
しかし総理大臣がこんな怪しい人物に映画撮影許可を「ファンだから」という理由であっさり出してくれたそうなのだが…
まさかマナじゃあるまいなッ!!!!????!!!!?!???!!!
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*1:ただ、このAIがらみのエピソードはまたやりそうではありますね。