なんかこのあとすぐでオシマイダー化しているチャラリートさん、切ない…
と思っていたら、流石プリキュアですね、最終的にはチャラリートは浄化、救いを与える結果となりました。
話の流れとしては、前回プリキュアの変身が出来なくなり、はぐたんを昏睡状態にしてしまった事に責任を感じたはながプリキュア脱退を言い出すのですが、母親やさあや・ほまれの励ましによってわりかしすぐに立ち直ることが出来ました。
これをあまりヒロインがウジウジしている姿を長く見たくないから良かったと取るか、ちょっと立ち直り早すぎない? と取るかは意見の分かれるところだとは思いますが、個人的にはその両方がないまぜになった上で非常にはならしいと感じました。正直、ドキプリのレジーナが敵側に行った時のマナや前作のネガティブモードに入った時のいちかはちょっと重かったので、客観的にはこの辺りがいい塩梅な気がします。
元気を取り戻したはな、そしてはぐプリチームはミライパッドが示した場所、はぐくみタワー(仮称)に向かうのですが、そこではぐたんも元気を取り戻し、皆の笑顔が戻ったところでチャラリート自身が怪物化したオシマイダー襲来、はなは変身に成功し、はぐプリチーム全員で迎撃に向かう…という内容でした。
というかさ、今作、尊い場面多すぎね?(;・∀・)
さて、今回は新アイテム登場という事もあって、Bパートからいきなり戦闘シーンであり長めの尺を取っていましたが、これまた色々見どころがありましたね。
しっかし、11話にして未だに飽きない上に次々と見どころが出てくるのは凄い密度です。ちょっと後半の息切れが心配になるレベル。
流石に幹部クラスが直接オシマイダー化したとあって、その実力は今までとは比べ物にならない程圧倒的で、通常の徒手空拳はもちろんのこと、ハートスターはあっさりと弾かれハートフェザーのバリアも全くの無力というなかなかの強敵ぶりです。
しかし、実は優良企業なんじゃね? と冗談交じりでネット上で言われていたクライアス社ですが、お役御免の社員を怪物化させるとか、いよいよブラック企業の本性を現してきました(苦笑)。
そんな戦闘の最中、町中ではえみると妹のことりが巻き込まれており、瓦礫の下敷きになる所をキュアエールが救援、そこからキュアエールの怒涛の反撃が始まります。
そう言えば、えみるらが下敷きになる直前、またしても画面が一瞬モノクロ化=時間が止まる様な表現がありました。その直後にキュアエールが助けに入るのですが、これがキュアエールの能力なのか、はたまたえみるorことりの力なのかは現段階では不明ですね。
えみるらを救助後、破壊されたビルの大きな瓦礫をそのまま持ち上げ、チャラリートオシマイダーを殴打(おい)し、皆の守る事にプリキュアの力を使うと啖呵を切った事で、新アイテム、メロディーソードが出現しました。
あの…力のプリキュアよりむしろパワフルなのですが…
意外な事に完全な剣形態であり、これは久々に剣を使うキャラ*1になるのかな、と思いきや、それを握ってとどめを刺そうとしたキュアエールはオシマイダーの中で怯えているチャラリートを見出したため、直前で切りかかるのをストップ、なんと剣は自分の道にあらず、とNOを叩きつけました。
その思いに応えたのか、剣は姿を変え杖状の武器に変化、キュアアンジュ、キュアエトワールにもそれぞれに対応したアイテムが行き渡りました。ここは唐突に二人にもアイテムが来たのでちょっと「?」という感じでしたが、今回、キュアエールが立ち直り成長した事でメロディーソード出現から新アイテムの流れだった訳で、先回既に成長エピソードが語られている二人は最初から新アイテムを持つ資格があったのかな、と納得しました。逆にキュアエールが新アイテム出現のカギだった事が興味深い。もしくは3人全員の成長がカギだったか、ですかね。
新アイテムはそれぞれエールタクト、アンジュハープ、エトワールフルート、というそうですが、キュアエールが指揮者の象徴であるタクト=指揮棒なのは、やはり彼女がチームのリーダーである事をよく表しています。そして、とうとうメロディーソード(以降3種のアイテムを統合してこう表現する)を使用した合体必殺技が炸裂しました。
剣による打倒を拒否してまで作り出した武器&必殺技だけに、明確に「浄化」である事が強調されました。それによってチャラリートも完全浄化、彼は生き残りが濃厚になりましたね。
そして、逆から言えば、未だにキュアエール一人を封じればはぐプリチームが機能しなくなる証左にもなりましたね。まあ、リーダーというのはそういうものなのですが、浄化技がキュアエール単体か合体技でなくては出せない、というのは本来なら相当レベルの弱点になります。まあ、こういうチーム形態は過去のシリーズにもなかった訳ではないので、そこまで突っ込んだ描写はされないでしょうが(むしろ前回の全滅寸前で既に描いたともいえる)、やはりルールーあたりに分析されてそれを工夫で打ち破るみたいな燃え展開があると個人的には嬉しいですね。
他にも、作中またしても謎の中年が現れてポエムを呟く場面がありましたが、この辺りは全然不透明なので今の段階では特に書くことがないのが何とも言えないです。まあ、伏線には間違いないでしょうから、その伏線が回収された時にでも、ですかね。なんとなく、はなの事をある程度知っている感じがするのが引っ掛かりますが。社長っぽいとか口が裂けてもイエヌー
さて、次回は…えーーーーー! もうパジャマパーティーやっちゃうのーーーー! まだ12話だよ? 前作のパジャマパーティー回からまだ4か月しか経ってないよ!?
そして怖がりほまれタンに期待! ハスハス…*2
今週のはぐプリを一言で表現
年増とはいえ女性のふとももにしがみつき、キュアエールにハグまでしてもらえ、更に幸せな表情でブラック企業から退社…なんだ、チャラリート、勝ち組じゃん(錯乱)
来週もめちょっく!(めちょっくってなんだよ!)
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