たった一週分間が開いただけで喪失感がハンパないプリキュアシリーズ、マジ罪作りなんですけど…
去年はアニマックスでドキプリの映画版やってくれたから平静を保てた(笑)けど、プリキュア枯渇症がここまで深刻とは思いませんでした。如何なもんですかねえ…(溜息)
って、このあとすぐでベニーギョさんまで巨大化してる!? もうおしまいだあああ!!
まあ、結果的にはベニーギョさんはなんとか生き残りましたけどね(ただし結論から言えばボロ負け)。
残り4回にして最終月おまけに年明け、という事でようやく最終局面に入った…といった感じでした。
お正月をナシマホウ界でのんびり過ごしているみらい達でしたが、一方その頃マホウ界では常春であるはずなのに雪が降る、という異変が起きます。
それと同時に、太陽に現れていた黒点の巨大化が顕在化し、とうとうデウスマストが…というのが大きな流れでした。
太陽に隠れ潜んでいたデウスマストの影響が天候に現れるというのは上手いな、とは思いましたが、それに対して知った風な感じだった校長先生には若干の違和感は感じましたね。今までのみかんの不作などの伏線はさらっと無視していましたし、リアンの入れ知恵があったにしてもやはり唐突過ぎる。まあ、知ったところで相手は太陽に存在している訳ですから対策のしようもなかったのでしょうが。
対策という訳ではないのでしょうが、校長先生の口からレインボーキャリッジへ希望を託す様な発言がありました。これは最終戦のキーアイテムになりそうですね。残り精霊グミミトメールは二つだそうなので…ひょっとしてダイヤモンドとエメラルドかな? エメラルドが含まれていないのならばダブルダイヤの可能性もありますが…
翻ってまほプリチーム側、前半は散歩をしながらナシマホウ界で出会った人々とまほプリチームとの交流が描かれましたが、途中の神社にて初詣をしようという話になります。
マホウ界にはない習慣らしく、みらい以外は興味津々と言った感じでしたが、ここ最近のプリキュアシリーズのテーマである「みんなとずっと仲良く過ごしたい」*1を祈願する姿は流石にぶれないものを感じます。
しっかし、正月にこんな閑散とした神社なんてまずないぜ?(苦笑)
そんな矢先についにデウスマストの顕在化が顕著になり、マホウ界・ナシマホウ界双方の太陽に異変が生じます。
まあ、これまたプリキュアシリーズのお約束ですが、とうとう大事に発展してしまいました(苦笑)。
それと同時に最後の幹部・ベニーギョが復活しかけの幹部を吸収して巨大化して襲い掛かってくるわけですが…
え? 善戦はしているもののあまり相手になっていません。ベニーギョも随分ゴテゴテっぽくなったにもかかわらず、キュアフェリーチェはしょうがないにしろ、一番パワーがないであろうサファイアモードのキュアミラクル・マジカルすらも追い込めてはいません。復讐に燃えていた割には、ええ…っていう感じです。
どうにも、ベニーギョは活かしきれていなかったイメージです。デウスマストへの忠誠、プリキュアへの敵愾心、自分優位を信じている慢心、全部の要素があるにはあったんですが、それは先に退場した幹部も持っていたもので、個性的とは言い難かった。ドクロクシー一味も含めて幹部を出し過ぎてしまった弊害かと思われますが、正直言えば幹部に関してはドクロクシー一味の方が個性的で味がありましたね。
さしたる見せ場もないまま巨大化ベニーギョさんにレインボーバーストが炸裂しましたが、なんとか生き延びることは出来たようです。考えてみるとデウスマスト麾下の幹部は全員レインボーバーストで倒されたわけで、やはり幹部クラスではOTRモードのまほプリチームには対抗できないんですねえ。
虫の息のベニーギョの前についにデウスマストが復活。同時に今まで倒したはずの幹部までも復活し、それと同時にまほプリチームは異次元に吹き飛ばされ…
冒頭の起床シーンに戻され…た!?
ごめんなさい、正直、視聴者であるこちらがまるでついていけない展開でしばしポカーン…
そして、慌てて部屋に入ってきたリコとはーちゃんから、ナシマホウ界とマホウ界が融合した事を告げられ…といったところで今回は幕となりました。
次回はその融合した世界が何の違和感もなく溶け込んでいる非常に都合のいい世界観に変わっている、といった内容になるらしく、これはデウスマストの能力なのか、またそれによってまほプリチームがどう追いつめられるのか、一気に来週が気になる展開になりましたね。さて、どうなる事やら。
今週のまほプリを一言で表現
私の都合のいい様に時間を吹き飛ばす…これがバイツァ・ダスト! くっくっく…みらい、今度は誰を吹き飛ばしてきた?
来週もキュアップ・ラパパ!
そして、とうとう来月からの新プリキュアの番宣が入りましたね。
個人的には先のtwitterでも述べたのですが、二つの要素(お菓子と動物)を取り入れるのは悪手だと感じていますし、正直、元気娘+ライオンモチーフに青&ジェラートをあてるのは意外性を狙ったのでしょうがセンスはないと感じています。こういう部分はお約束が大切だと思うんだけどな。
余談ですが、Goプリンセスプリキュアで先代キュアフローラを演じた藤田咲さんが正式にプリキュア役(確か高校生プリキュアのどちらかでしたっけ?)に抜擢されたのは朗報です。実力派声優さんの起用はやはり嬉しいですよね。来年の艦これの藤田さん関連のボイスは減るのかしら…
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*1:近年これを露骨に押し出さなかったのはドキドキプリキュアぐらいか。ただしドキプリは主要3メンバーが幼少時からの仲良し組だったためずっと仲が良いのは当たり前で祈るまでもない、と言った感じだった。Goプリンセスプリキュアの様に最後は別れ別れになってしまう作品もあった。