どんな強敵にもパンチ一発でKO! みたいなシーンが「このあとすぐ」に出てしまう魔法使いアニメはこちらです…
いよいよ最後となった補習回ですが、最後の課題は各々の帽子についた魔法の花を生徒全員vs先生で魔法をかけあい咲かせた段階で命中扱いになってアウトになるというもの。言うなれば模擬戦というやつですね。先生の花を生徒誰か一人でも咲かせる事が出来れば合格。
先生役は再登場のリズなのですが、当然強力な魔法の使い手ですから一筋縄ではいきません。
というか、これで生徒たち全員がアウトになった場合、全員落第だそうですが、いやいや、連帯責任って事にしても厳しすぎやしないか!? 今まで個別にスタンプを集めていた補習シートがあるのに、最後に連帯形式のが来るのはちょっと、ねえ。
模擬戦は基本的に箒に乗って、遠距離から魔法をかけあうサイキックフォースみたいな戦闘なのですが、当然妨害系の魔法をかけるのもありで、みらい・リコ以外の三人はこれを逆手に取られあっさりアウトにされてしまいます。
結論から言えば、若干先走っていたみらいをリコが制し、二人の連携でリズの花を咲かせることに成功し、見事に合格を勝ち取る事が出来ました。
この模擬戦自体は、特に注目すべき点はありませんでした。戦闘自体は竜巻発生による目くらましや、無人の箒をあえて残して二人乗りで特攻とか凝ってはいました。
が、あえて言うと、最後の魔法のかけあいの場面でリズの魔法の花が開花から一気にしおれてしまった事にはちょと驚きましたね。本来開花でとどまるはずのものがしおれたという事は、過剰に魔法(成長魔法)がかかったことを示しており、これがみらいとリコのダブルアタックだったからなのか、二人のポテンシャルの髙さ故なのかは判断できません。ですが、以前の感想でも書いた通り、特にリコは火を灯す魔法を爆発させてしまったり、どうにも過剰な力がある表現が散見されており、頼もしくも危うくもありますね。ま、プリキュアだし、ポテンシャル高いのはしょうがないよね!
補習合格で喜びに浸っている所で、バッティがリンクルストーン・エメラルドを求めて襲撃。というか、こいつはいつも闇雲に襲い掛かってきますが、どうにもスパルダの様なクレバーさには欠けるイメージですね。
よりにもよって補習シートをヨクバール化させるという暴挙に出たため、流石のみらいとリコの怒りを買ってしまったヨクバールはルビーモードに変身した魔法つかいプリキュアにロクに殴る蹴るもされないまま必殺技を浴びて消滅してしまいました。
というか、校長含めた先生が4人も揃っている場面で喧嘩売っちゃうバッティも大概ですが、それを静観しちゃうみんなもどうなのかな、とは思いましたが。今作の戦闘シーンは迫力こそあれど、なんかこういう腑に落ちないシーンも目立ちます。
全ての補習が終わり、みらいはナシ魔法界に戻る事になりました。
寂しさのあまり、見送りに行けなかったリコに校長先生はリンクルストーンの兆しがナシ魔法界にある事を示唆します。
結果、リコはみらいとともにナシ魔法界に行くことになる…といった所で今回は幕となりました。
二人でペガサスと一緒に写っている写真を見て、涙を流すみらいのシーンはぐっとくるものがありましたね。みらいが素直に別れに対して泣いたのに対し、見送りを拒んだリコがぐっと我慢していたのも印象的でした。
今回は本当に二人の友情を強調していますが、これだと追加戦士の入り込む余地はあるのか? と若干不安にもなりますね。実際、追加戦士の噂がもう出ている訳ですし…
次回はリコがナシ魔法界で迷子になるという…なんて格好しているんでしょうかね、この娘はッ!
今週のまほプリを一言で表現
最初にとっととアウトになってしまった三人「許されたッ!」
来週もキュアップ・ラパパ!