今週のゴースト見てて、そのうち全てのリンクルストーンの合体フォームとか出るんじゃないの、という疑念がふと沸いてしまった日朝アニメタイムおじさんなのであった…
今週の補習組への課題は人魚の里に行き、そこの長? と思われる人物に教えを授けてもらうというものでしたが…
シナリオの途中で人魚の3人組と仲良くなったりして交流を深めたところで、敵幹部ガメッツが出現、二人の絆を認めた人魚たちは祈りの力でリンクルストーン・サファイアを蘇らせる…というのがシナリオの大まかな流れでした。
正直言うと、人魚の長が与えた課題、特殊な貝に語り掛け、その殻を開かせる課題をクリアしていない状態にもかかわらず、幼い人魚三人組と仲良くなった程度でリンクルストーン・サファイアを与えるのはどうなのかなー、とは思いましたね。
スケジュール的に難しいのは分かりますが、フォームチェンジに関わるリンクルストーンを入手する話であれば、二週ぐらい使ってじっくり描いた方がいい様な気がします。ここらへんはちょっと粗さが拭えないかな。
今回はサファイアフォームお披露目回という事もあって、戦闘シーンに割合が大きく割かれましたね。そして大きな注目点がいくつかありました。
まず、やはりというかなんというか、まほプリの二人はモフルンがいないと変身する事すら出来ない、という事がはっきり判明しました。
幸い、今回襲撃を担当した敵幹部のガメッツはどちらかというと脳筋タイプなので変身しない二人に対して「俺には変身するまでもないという事かー!」とお怒りのご様子でしたが、そんな調子なのでこの弱点に関してばれてはいないようです。
が、7話という短期間で「リンクルストーンがない」「モフルンがいない」と変身不可という弱点を2点も晒してしまったのは、いずれこれを利用した敵が現れる布石かな、と感じます。ヤモーあたりはこの弱点突いてきそうじゃない?
次にヨクバールについてなのですが、スパイダ初登場時に出現した岩石ヨクバールなどもそうなのですが、今回のガメッツは完全に「召喚」していましたね。
デザインも貝+海藻みたいな結構いい加減なデザインで、はっきり言うと魅力が全然ありません。
更に言わせてもらうと、今回は今までの怪物と違って人間の心がベースになっている訳ではないので、敵を倒す=浄化というプリキュアの法則が成立してないんですよね。
今作は魔法使いを冠している割には殴る蹴るのアクションが派手なのも手伝って、これでは敵を一方的に殴り倒しているだけ、というまことに困ったイメージがついてきてしまっている気がします。
浄化はプリキュアの根幹にあたる部分だと思うので、ヨクバールの設定をいい加減に描いているのは悪手だと感じますね。
そして、今回登場したサファイアモード。
変身シーンはやはり専用のものが用意されており、ずいぶん金かけているな、おい。
ルビーがパワータイプだったのに対して、こちらはスピードタイプのようですね。敵の攻撃をひらひら躱して翻弄する場面が印象的でした。
必殺技は敵を水攻めや氷漬けにする…ではなく、サファイア型のオーラに敵を包み込み散らすというものでした。どうも、フォームごとの特徴が分かりずらいなあ。水と氷なのは分かるんですが、なんか必殺技の演出に反映されていないというか…
ガメッツを撃退したことによって、人魚の長からリンクルストーン・サファイアは正式にみらいとリコに譲渡されましたが、何気に人魚たちには正体ばれちゃったのね。校長先生にも身バレしているし、考えてみると正体を隠せ、と今回は大っぴらには指示されていないんですよね。そういう事を示唆する妖精役がモフルンという特殊な立ち位置なのも影響していますね。
次回はペガサスが登場するらしく、今回の人魚といい、だんだんファンタジー色が強くなってきましたね。
今週のまほプリを一言で表現
ジュースにするつもりが花火に変えてしまうリコさんはやっぱり爆発好きなんですかねえ…
来週もキュアップ・ラパパ!