ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第12話「以心伝心!?チームワーク大作戦」感想(6/21第12話おさらい雑記追加)

f:id:furafuraasobinin:20200419105514j:plain
しっかし、新幹部の中身は保志さんかあ…おまいはToHeartの雅史の時から怪しいと思っていたんだよ!(言いがかり)
*1

 

さて、今回は予想通りと言うか何と言うか、息抜き回に見せかけた重要回となりました。

 

話の流れとしては、前回の苦戦を憂慮したヒーリングアニマル達が、3人が協力する事によって放つプリキュアヒーリングオアシス(以下PHO)の事も相まって、お互いのシンクロ率を上げるために特訓を提案します。

f:id:furafuraasobinin:20200419105546j:plain

f:id:furafuraasobinin:20200419105601j:plain
意外とノリノリの三人でしたが、特訓自体はうーん…というものであり、別にそれをしなくても三人は仲良しで連携は取れているんじゃ…という内容で息抜き回としての要素が強かったものの…

一方その頃、敵側のビョーゲンズ側は新幹部・バテテモーダ*2お披露目をしつつ初陣、早速特訓が一段落したヒープリチームとバッチングするのだが…というものです。

 

プリキュア側の事情について

上でも書いた様に、この三人、連携はわりかししっかり取れているんですよね。これはキュアグレースにしろキュアフォンテーヌにしろ指示役がいれば素直に従うメンツが揃っている事もありますし、逆を返せば強烈な「個」(嫌な言い方をすると我儘)を持っているキャラが存在しない、と言う事でもあります。

だからこそ、今回新登場した幹部・バテテモーダの強烈な「個」に中てられ戦慄していたのも納得でした。

f:id:furafuraasobinin:20200419105706j:plain

メガビョーゲンを呼び出したにもかかわらず、バテテモーダ自身が襲い掛かってきたことに「自分から攻撃するなんて!」と驚くキュアグレースに、メガビョーゲン浄化後に「戦う事が楽しい」と心底嬉しそうに宣うバテテモーダに恐怖の表情すら浮かべている三人。

戦闘中もキュアスパークルが怖気づいた表情を見せましたし、キュアグレースも少し躊躇気味、キュアフォンテーヌは割り切っていた感がありましたが…

f:id:furafuraasobinin:20200419110018j:plain

次回には今回の件で弱気になったひなたがプリキュアを辞める、と言い出す様ですし、なんていうのか…皆優しいのもそうなんですが、それ以上に今回のヒロイン達は今までのシリーズのヒロイン以上に「普通の女の子」なんですよね。普段の仲良しシーンが微笑ましいのも、それに拍車をかけている気がします。

何にせよ、もはや避けようのない戦いに身を投じてしまっている訳で、どの様に戦士として覚醒していくのかはこれからの見所でしょうか。病身であった過去から戦う=地球の治癒という目的を見出しているのどかはともかく、他の二人は戦う動機や自覚も今後のテーマかもしれませんね。

f:id:furafuraasobinin:20200419110100j:plain

厳しい言い方をすると、メガビョーゲンと幹部の同時攻撃は十分想定される戦法*3であり、それに驚愕するヒープリチームは戦士としては正直甘かった、としか言いようがないのですから。

 

新幹部・バテテモーダについて

これまた強烈な幹部が出てきましたね。

眼光鋭く、動物ベースである事から粗暴なスマプリのウルフルンタイプかとも思いきや、やたらと軽いノリに加え、先輩三幹部にゴマ擦ってみたり、かと思えば腹の中に一物ある様な雰囲気もあり、テアティーヌの「嫌な予感」が彼を指しているのならば相当厄介な印象を受けます。

f:id:furafuraasobinin:20200419110400j:plain

また、強さに固執し、プリキュア達を驚かせた「戦う事を楽しむ」戦闘狂タイプであり、更に自身の出生の秘密を理解している(先回のメガビョーゲンの種に小動物が憑りつかれた存在)上に、自分のような存在は今後も生まれるかもしれない事を示唆するなど、冷静さも兼ね備えた戦闘狂、という最も嫌なタイプでもありますね。個人的にはダイの大冒険フレイザードみたいな印象を受けました。

f:id:furafuraasobinin:20200419110605j:plain

あと、やっぱり気になったのはその容姿ですかね…特に悪魔を彷彿とさせる尻尾。これは他の三幹部とも共通でもあるのですが、今回の彼の出自を鑑みると…

ひょっとして三幹部って元々人間なのでは?

f:id:furafuraasobinin:20200419110808j:plain

種を埋め込まれたのか、キングビョーゲンに何かされたのかは分からない*4ですが、その可能性がグッと高まってきました。そしてそうであるならば、これは取りも直さず、プリキュア達に浄化されれば普通の人間に戻れる可能性がある、という事に他なりません(もちろんバテテモーダも元の小動物に戻る可能性がある)。

逆に、人間も含めてどんな生物もメガビョーゲンの種、ひいてはメガビョーゲンのばら撒く汚染そのものに侵された場合、ビョーゲンズ化する可能性があり、これがビョーゲンズ一味が言う所の「フォーマット」することだとしたら…なんかヤバいというレベル通り越していませんかね、今回の敵は。

先回といい、どんどん敵のヤバさが浮き彫りになってきていますね。プリキュア側はどう対抗していくのか…これからも目が離せませんね。

 

---------------------------------

 

【6/21おさらいセレクション後に少し気が付いた点を追記】

  • お、オープニングのテロップで放送再開明言した。

  • メガビョーゲンの治療は一刻も早く→これ実際の病気にも言える事だよね(早期発見早期治療)

  • いちおう、バテテモーダ初登場時、シンドイーネは気圧されてる、というかかなりの力がある事に眉をしかめるシーンがあった。

  • こんな小さい頃から3幹部の活躍を知っていた!? 単なるゴマすりで流れ上言った可能性もあるが、そのゴマすりを的確にしていた事といい、勘繰る事も出来るセリフだよねえ。

  • ラビリンが提案した以心伝心はのどか達はある程度できる気もするんだけど…確かに過去回での戦闘中、指示は全部口に出してやっているのよね。バテテモーダあたりはそういうところ突いてきそうではある。

  • 改めてみると特訓シーン、マジで遊んでいるだけだな( ´艸`)

  • ラビリンはのどか達を巻き込んでしまった事に自責の念があるのね。自分たちの力がもっと強ければ、と。

  • 出自を考えれば当たり前は当たり前なんですが、ニャトランはバテテモーダに誰にゃ? と言ってますね。

  • 改めて思ったけど、バテテモーダのこの自分の方が強い発言、単なる実力だけの事ではなくて、プリキュアの甘さを指摘しているようにも聞こえるんだよな…

  • そういえば、一旦バテテモーダに吹っ飛ばされた後にプリキュア達が目と目で励ましあったのは正に以心伝心だねえ。

  • しかし捻りを加えて全身の力を乗せて飛び込みパンチ…やはりキュアグレースは武闘派…

  • 最後のシーンでちゆがバテテモーダの去り際の台詞を受けてああいうやつがまだ出てくるのか…と漏らしていたが、それ以前にとっつかみ合いで互角だったシンドイーネはともかく三幹部他の二人は参戦すればバテテモーダ並みかもしれない、という事を見逃しているのが気になる(しかも三人で力を合わせれば…と若干楽観視しているのも…)。ある意味ひなただけがその事実に気が付いている? だからこそ恐怖しているのかも。

  • 次回は再開ですね。ひなたが弱気の虫に取り憑かれるのは先回予告通りだが、メガビョーゲンの居所が解らない、という変化球で来るのね。なかなか面白い攻め方で今から楽しみ。

 

---------------------------------

 

 

f:id:furafuraasobinin:20200419110829j:plain
そして次週はひなたがプリキュア脱退で揺れ動く…というものですが…

f:id:furafuraasobinin:20200419110844j:plain

やはりメンタルがかなり不安定なのが気になりますね、彼女は。浮き沈みが激しいというか、今話も戦闘終了後肩付近を手で押さえて恐怖に耐えているような描写があり、色んな意味で普通の女の子ですかね。早めに克服してムードメーカー&はっちゃけてほしいと思うのはワガママなんですかねえ…

 

今週のヒープリのここが見どころ

f:id:furafuraasobinin:20200419110908j:plain

f:id:furafuraasobinin:20200419110920j:plain

f:id:furafuraasobinin:20200419110932j:plain

なんかさあ、一人だけすっごく慣れている子、いない?( ´艸`)

 

---------------------------------

 

*1:初代ToHeartプレイ時「コイツ絶対裏あるやろ」と常に疑い続けていた若かりし頃のふらあそ(笑)実際は友達想いのとてもいいヤツだった。

*2:ネーミングセンスッ、仕事しろッ!

*3:ただし、今回に関してはメガビョーゲンはほとんど働いていなかった。

*4:バテテモーダも初出では「キングビョーゲン」から紹介される形で登場した。