ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第11話「決戦!プリキュアVSガミー集団!」感想

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土曜日で15日…あれ? ひょっとしてスイーツフェスティバルって昨日だったんデスかー!(悲鳴)

 

さて、今回はスイーツフェスティバル回だったわけですが、それ以上にいちかの父親・源一郎がメインというサプライズ回でした。

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まあ、いちかちゃんも中二ですし思春期真っ盛りという事で、なんとなく父親を冷たくあしらってしまう訳ですが、Aパートは父親のおたつきっぷりと、いちかの恥ずかしがる姿を堪能できました(笑)。

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ただ、この格好で友人の前に現れる父親ははっ倒してもいい気がする( ´艸`)

個人的には父親に対して困ったもんだ、とごちるいちかに対してゆかりが「いくつになっても父親は子供がかわいいし構いたいものなのよ」と諭したのは注目でした。自分に言い聞かせている様でもあり、淡々と年長としての意見を言ったようでもあり、ゆかりの気まぐれ性格のせいでイマイチ判別は出来ませんが、やっぱり高校生とは思えない老成ぶりです。

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そう言えば、冒頭のシーンでゆかりのみがスイーツフェスティバルに遅刻するのですが、その理由を散歩していたから、と煙に巻いた様に見せて、実は親衛隊にキラキラパティスリーの宣伝をしていた事をあきらに悟られるシーンも印象深かったですね。高校生コンビはなかなかいい塩梅で先輩しています。

 

先週出てきた謎の仮面の少年がスイーツフェスティバルの会場で突如今までの敵側妖精を全員召喚、当然祭りの性質上キラキラルを吸収した妖精は次々と怪物化してしまい一気にパニックに陥る…という所でAパートは終了しました。

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そう言えば、Bパート冒頭で源一郎は巨大化した妖精を空手の蹴りで吹っ飛ばしており、実はとんでもない実践空手の使い手なのでは…と勘繰ってしまいましたよ。ていうか、いつき、ありす、誠司、いおな…プリキュアシリーズは武闘派多いな(;・∀・)

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しかし、今回プリアラチームはいきなり前半で変身した訳ですが、やっぱり特に正体を隠しながらの変身には至っておらず、しかも誰も見ていない&源一郎はキュアホイップと鉢合わせしたにもかかわらず正体に気が付かないなど、若干不自然な点がありました。もう第11話ですから、身バレ禁止の理由付けをするには遅きに失した感がありますし、ここら辺はもう有耶無耶にするスタイルのようですね。

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また、ベント会場のど真ん中で大っぴらに戦闘をした挙句、詳しくは後述しますが会場にいた皆の力を借りて敵を撃退、更にプリキュアの名前自体もバレてしまっており、プリアラチームの存在自体はかなりオープンな立ち位置になるかもしれませんね。こういうのはハピチャ以来か?

 

戦闘の最中に源一郎が捕らえられ、敵の数も多いため苦戦を強いられたプリアラチームでしたが、キュアホイップ=いちかが源一郎が彼女の大好物であるショートケーキを必死に守る姿を見て、自身も父親を大好きである事を再確認、その思いを受けて周りの人間たちのキラキラルの助けを借りて、新アイテムキャンディロッドが出現する…という流れでしたが、おい! なんか最終回みたいなノリじゃなイカ!(苦笑)

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ちょっと面白いと思ったのはキャンディロッドの形状です。過去回に出たキラキラパティスリーの地下にあったキラキラル発生装置に酷似しており、回転させる事でキラキラルを自在に操れる点も似ています。*1

そして、とうとう待望の必殺技が登場しました。とは言うものの、個別の技ではなくいきなり五人共同による合体必殺技でしたが。

ちょっと聞き逃してしまいましたがプリキュアワンダフルアラモード」? だったかな?(間違ってたら後で訂正します)

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しかし、ケーキ五段重ねにして押し潰して爆殺とか、また派手な技を…

もっとも、爆殺された妖精たちは邪気を失った顔で目が覚める描写がありましたから、まあ、これも浄化技なの…かな?

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とりあえず敵を退散させ一件落着、最後は父親の買ってきてくれたケーキをみんなでご相伴に預かりつつ、感謝の意を伝えるいちかちゃん、マジでいい子だなー…で幕となりました。うん、やっぱり、この子は好感持てる。

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そう言えば、敵側も今回こそなんらしかの正体が分かるのでは、と思ったのですが、結局分からずじまいでした。妖精たちの口ぶりから、どうも仮面の少年は彼らを唆しただけの様なニュアンスがありましたし、巨大化した妖精たちを一つにまとめて巨大怪物にした際にも暗黒パワーが込められたようなアイテムを使用した半ば強制的な感じで、どうにも悪側妖精との繋がりは希薄に感じられました。

 

そこら辺は来週に期待したいわけですが、次週はタイトルからしてあっさり敵である事はバレるみたいですね。

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ちなみに敵がモテモテ男なのではない、モテモテ男が敵なのだッ!(僻み)

 

今週のプリアラを一言で表現

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あのー、なにしれっとデートなんかしやがっているんですか、このこのー。よし! ポケモンバトルすっぞ!

 

来週もキラキラル☆

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お、あとひまりちゃん、誕生日おめでとーヾ(*´∀`*)ノ

 

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*1:発生装置はガチャガチャの様に外部ハンドルを回すが、キャンディロッドはキラキラルが詰まった「瓶」の部分そのものを回す、といった違いはある。

【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第10話「ゆかりVSあきら!嵐を呼ぶおつかい!」感想

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冒頭でキラパティが繁盛している理由の一つがゆかりとあきらの人気に依るところが大きい、という表現があったけど、なんかそれだと昔のアンミラみたいなノリだよね…

 

さて、今回は高校生二人組の掘り下げがメインの回でしたが、いくつかの伏線らしい謎も残した回でした。

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流れとしては、いちかの提案によって町で開かれるスイーツフェスティバルに参加しようという話になるのですが、お店の繁盛に貢献している高校生二人組の様なスイーツ、フルーツタルトを出品しよう、という事になりそのフルーツの買い出しを二人のセンスに任せるために依頼する、というものでした。

 

最初の注目は二人を買い出しに出した後「でもあの二人はなんで私らと付き合ってくれるんだろう」という疑問を呈したあおいでしたね。

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あおいは今までのシリーズのパターンに当てはめると、あまり思考型のタイプのキャラではないと思うのですが、時々核心を突くような台詞が飛び出す味付けになると面白いかな、と感じます。初登場回である第三話でも思うような歌が作れず懊悩するシーンがあり、単なる脳筋枠ではない事を表しています。こういう所は好感が持てますね。

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などと悩んでいる所にゆかりとあきらの親衛隊がいきなり厨房に乱入(トニオさんに怒られるぞ!)「貴方たちはゆかり様とあきら様には相応しくないから付き合うのはやめてくれ(意訳)」と突きつけられてしまいます。

あおいもいるので衝突するのかなー、と思いきや、あまりの親衛隊の勢いにたじたじになる中学生組はちょっとかわいそうでしたが、まあ、高校生に中学生が詰め寄られちゃったらこうなるよね。ただ、これスマプリメンバーだったら大喧嘩じゃないか? 特になおは黙っちゃいないだろうし、あかねも気が強いからなあ…

 

一方、その頃、買い出しに出た二人はスイーツフェスティバルの影響で、町の果物屋がほとんど全滅状態で途方に暮れている所で、ちょっとした衝突をしながらもお互いの違いと惹かれあっている事を再認識する流れでした。

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あきらはとにかく良い人、を前面に押し出していますね。過去回でも言及されてはいましたが、とにかく困っている人を見たら後先考えずに助けるタイプで典型的なローフルです。今回も指輪に付いていた宝石をなくしてしまった老婆を助けるために、ゆかりを彼女に付けて自分が探しに行くという行動を取りました。

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宝石が見つかった後、老婆に男性と間違われていましたが(ゆかりに「優しい彼氏だ」と言っていた)内面は本当に女の子しています。

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一見するとギャグっぽく見えるこの女の子走りもそれを強調する演出ですかね。

そして今話のもう一つの注目のゆかりですが、やはり、かなり深い設定がある、というかまだまだ腹の底を見せない感じのキャラクターですね。

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これはあきらとの衝突の時に「その親切心が相手を傷付ける事がある」といったニュアンスの事を言った時にも感じましたが、途中で立ち寄った宝石店で背伸びして大人っぽいブローチを買おうとしている幼女に「貴方には大人過ぎるかもしれないけど、それを買えば相応しく自分が成長できる」と言って購入を促した時に確信に変わりましたね。

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妙に老成しているんですよね、ゆかりって。

このブローチの件で思い出したのが、黒田硫黄さんの漫画「茄子」に収録されている話でした。確か、宝くじで100万円だかを当てた女子高生(苦労人)が、その使い方に悩んで様々な登場人物に相談をする、という内容なのですが、その一人のバリバリのキャリアウーマンのおばさん(確か40後半あたりの設定)が「私なら絵を買うわ。ただ漠然と絵を買うより100万円握りしめて買いに行けば見方が変わるし、目だって肥えるのよ」と言うのです。結局、その女子高生は絵を買う決意をするのですが、これはなるほど、と感じたのでよく覚えているエピソードでした。

話を戻すと、ゆかりの老成具合は、このキャリアウーマンのおばさんに通づるものがあり、正直、家庭か過去か、あるいはその両方に何かあるんだろうなあ、とは感じずにはいられません。

まあ、それを言い始めると今回のプリアラチームの面々は全てを見せ切ってはいませんけどね。いちかはお母さん、あおいはバンドメンバー、あきらは妹と重大なキーパーソンが付随していますし、ひまりとゆかりは根本的にそういうキャラクターが登場すらしていません。次回から話が動き出しそうなのでここら辺を絡めてくれるとまだまだ面白くなりそうな要素てんこ盛りです。

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そう言えば、今回とうとうOPで出ていた仮面の謎キャラクターが本編で登場しました。とりあえずはスイーツフェスティバルに関わる様なので、いよいよ敵も本格始動でしょうか。今までは敵妖精のゲリラ戦でしかなかったからねえ。

 

親衛隊のプレッシャー攻撃にもめげず、タルトの生地が完成させた中学生組三人でしたが、そこで敵妖精が出現戦闘となりました。

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中学生組三人では歯が立たない相手に買い物未コンプリートだった高校生組が途中参戦、ポテンシャルの髙さを見せて完勝、という感じでした。ただ、キュアマカロンが作り出したクリーム状光線の上にキュアショコラが乗って回転した時は大回転エビ投げハイジャンプアッサーシンでも撃つのかと思っちゃたぜ…ふう…

 

結局、高校生二人組はあくまでも自分の意思でキラキラパティスリーに協力してくれているという事を再認識。よりプリアラチームの結束力が高まった、といった所で今回は幕となりました。

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あきらはともかく、親衛隊にキラパティを辞める等に進言された際、ゆかりが嗜めるでもなく軽くいなしたのは意外でしたが。てっきり怒るものだとばかり…同じお嬢様でもみなみとは違うタイプですね。

 

来週は上でも書きましたが、とうとう仮面の謎キャラクター登場ですが、タイトルから鑑みるに、戦闘シーンそのものが少し変わりそうな感じもしますね。

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そして新たな力を見せる…みたいな煽りも入ったのでそろそろ必殺技登場といった感じでしょうか。前半の山場になりそうな雰囲気なのでこれは目が離せませんね。

 

今週のプリアラを一言で表現

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こういうイベントってどうしてもけやき広場ビール祭りを連想してしまうダメおじさんは私です。

 

来週もキラキラル☆

 

【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第9話「キラパティがあなたの恋、叶えます!」感想

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OP前のあらすじ紹介、実は毎回やるのかな? 少々くどい気もするが、それは毎週欠かさず見ているプリキュアおじさんの都合であって良い試みなのかもしれぬー。

 

さて、各主要キャラクター登場からプリアラチーム正式結成(キラキラパティスリー開店)を経て、今回からようやく本編なのかな、といった感じでしたが、シリーズの慣例なら比較的中盤~後半に持ってくる恋愛がらみのシナリオを早くも持ってきました。

もっとも、その恋愛要素は主要キャラクターや準レギュラーに絡んだ話ではなかったので、それ自体は一話完結の様な流れでしたが、反面、主要キャラクターの掘り下げは残念ながらあまりありませんでしたね。

 

話の流れとしては夢破れたポケモントレーナーの様な久しぶりに町に帰ってきたと思われる男・たつみ君が、いちか達が店の宣伝も兼ねてクッキーを公園で配っている所を幼稚園児たちに囲まれている場面でそこの保育士さんであり初恋の相手であるみどりさんと再会する、という感じで始まります。

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久しぶりの再会であるにも関わらずなんとなくぎごちないたつみ君の様子を察したプリアラチームは彼の告白を助けるために幼い頃の思い出のクッキーを作ってあげる…という流れでした。でもやっぱり最初に察したのはゆかりだったね(予想通り笑)。

 

そこからは男の話を元にクッキー作りに励むいつもの流れとなりましたが、今更ながら気が付いたのですが、今作の戦闘シーンの薄さって、このクッキングタイムで尺を取られている側面もありますね。

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ここで気になるのは戦闘シーン云々よりシナリオのワンパターン化です。良い悪いは置いておくにしても作品を作る際に一定のパターンに嵌めると作る側としては楽なんです。今作も導入→お菓子作り→戦闘→エピローグという明確な起承転結があります。それはそれでいいんですが、今作では作ったお菓子のキラキラルを求める悪側妖精が毎回都合よく現れたり、お菓子作りに対する動機がいちかの思い付きのみで決まってしまったり、ちょっとマイナス方向に働いてしまっている側面も否めません。

分かりやすい展開という点では悪くないと思うんですけどね。ただ、これを50話(まあ後半はそうはならないだろうが)続けるのは結構ツラい気もします。まあ、まだまだ序盤だし様子見でしょうか。

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クッキングシーンは一回失敗はしたものの、流石に5人が揃うと大失敗はないのか、それともクッキーが比較的簡単なのか、あっさり出来上がりました。失敗のシーンはありがちなミス(焼いた際に生地が膨らんでしまい隣同士がくっついてしまう)ですからお菓子作りにチャレンジする視聴者に対する注意喚起の側面もありそうですね。

 

たつみ君にクッキーを渡し、彼もみどりさんに告白する勇気を出して彼女の元に向かう所で悪側妖精登場、戦闘シーンに突入しましたが、流石に5人バンクも板についてきたかな? ただ、たつみ君は吹っ飛ばされていたようで見てはいなかったようですが、今回のプリキュアは未だに身バレ不可については言及されてないんですね。お約束ではありますがそろそろ理由付けは欲しいかも。

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そういえば、今回敵の妖精がキラキラルを奪う目的を明確に「強くなるため」と単純ですが明確に発言したのは意外でした。どちらかというとただ単にキラキラルを回収しているだけ(巨大化はその副産物)だと思っていたんですが、これは敵側の組織(あるでしょ? 流石に)の片鱗でもいいのでそろそろ見たいですね。

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戦闘シーンに関しては、キュアカスタードの目くらましや、キュアジェラートのピンチをキュアマカロンが鞭状の光線で引き寄せて回避させたり、相手の技を最後はカウンターで返して決着をつけたり、工夫を凝らしていて面白かったです。

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何より、チーム一丸となって戦っている感じがよく現れており、あとは必殺技を待つばかりですね。それらを織り交ぜながら、若干でいいので徒手空拳(例えば今回のカウンターパンチ)を交えて、光線技、必殺技、とバランスよく組んでいけば楽しめるものになるかと思います。

ただ、上でも書いた戦闘シーンの尺の短さは少し気にはなりますねえ…

 

クッキーを取り返して、いざ告白となったわけですが、たつみ君のあまりに要領を得ない告白で流石にカップル成立…とはなりませんでした。

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気を利かせたいちかが、パティスリーを展開して店に招待していい雰囲気にはなりましたが、みどりさんも憎からず思っている感じではあったものの、まずは二人の距離が縮まったところでめでたしめでたし、という感じで今回はお開きとなりました。

 

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次回はゆかりとあきらがお使いに行くだけで騒動が起こるという…

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おいおい何がどうなっているのよ!?

 

今週のプリアラを一言で表現

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なんか、この絵面だけ見てると完全にジャイアンリサイタルだよね( ´艸`)

 

来週もキラキラル☆

【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第8話「キラパティオープン…できません!」感想

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オープニングからケーキを爆発させ店内を無茶苦茶にした挙句、先週予告の老紳士は長老が化けた姿だったという衝撃の展開が待っていたわけですが…

 

今回はタイトルがなかなか不穏で少々心配した回でしたが、蓋を開けてみれば店は無事オープン、そして今度こそプリアラチーム正式結成、といった感じでした。

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まず最初にパティスリーの地下にキラキラル発生装置? みたいなアイテムが隠されていることが判明しました。いったん集めたキラキラルを蓄えてプリキュアの力を使えばそれを取り出し様々なものを創造出来る、というものでしたが、これ、大量のキラキラルが貯蔵されている訳で当然敵も狙ってきそうなアイテムでもありますよね。なんとなくまだ未出の必殺技にからむものなのかな、とも感じましたが、とりあえずは最重要アイテムなのは間違いなさそうです。

 

いちかの提案でパティスリーを開こうとするプリアラチームでしたが、失敗に次ぐ失敗でなかなか思う様に行きません。そんな中、一人様子を見守っていたゆかりから「お店をやりたいのは本心なのか?」という核心を突かれいちか以外は沈黙してしまいました。ゆかり自身も遠回しに言っていましたが、このキラキラパティスリーを作る話は多分にいちかに乗せられている部分が大きく、一旦全員の頭を冷やさせるには十分な代物でした。

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そんな中、初めての来客を迎えたいちかは、彼女のためにスイーツを作る事を快諾しますが、先ほどのゆかりの一言で皆は一旦別れ別れになってしまいます。

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この場面は最終的には5人を再結集させるきっかけにはなったのですが、ちょっといちかは安請け合いし過ぎで、どうかな? と感じました。視聴者層を考えればしょうがないのかもしれませんが、値段交渉をしている場面もなくタダでお菓子作りを引き受けたようにしか見えません。初期のべっぴんさんかよ(笑)。前作の魔法つかいプリキュアで家を長期不在にしたみらいに対して父親がさして怒らなかった場面もそうでしたが、現実的な部分をあまりに不明瞭に描くのは良くないと個人的には思うのですが…

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ただ、前回の感想でゆかりに関して好印象ではない旨を書きましたが、今回で株を爆上げしました。彼女は確かに気まぐれな側面が強いですが、ここぞという時に言う事は言うタイプみたいですね。まとめ役こそメインヒロインであるいちかの役割なのでしょうが、ゆかりは影から支えてくれる優秀なサポーターといった感じでしょうか。

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ゆかりの一言で一旦別れ別れになったメンバーを年上組がそれぞれフォローして再びいちかの元に終結させたのもポイント高かったですね。年嵩であるが故の落ち着きを早速見せてくれたのは有意義だったと思います。ともすれば未熟な部分が出てしまう中学生組をフォローしてくれるポジションとして良い立ち位置を見せてくれました。

 

リアラチーム一丸となってキラキラパティスリーは無事完成、最初のお客となった少女の依頼の品も無事完成し、めでたしめでたし、といったところで敵の妖精が出現、キラキラルを吸収されて戦闘となりました。

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今回の敵は5人がかりでも吹っ飛ばされてしまうという強敵で、やはりケーキに込めたキラキラルが強かったからこそ敵も強化されてしまう、というのを表しているのかな、と感じます。

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最終的にはキュアジェラートジャイアントスイングという大技で相手をひるませた隙に5人全員の光線技(相手をケーキ状のキラキラルに包んで爆破する)で決着はついたわけですが、わりかしギリギリの勝負をしているイメージです。今回はキュアジェラートが掴み技を披露はしましたが、そろそろ徒手空拳なしはツラくなってきたかな? というのが正直な感想ですね。

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戦闘は何とか勝利を収める事が出来、キラキラルも無事回収。そしていちかデザインの制服も用意され、いよいよキラキラパティスリー開店! といった所で今回は幕となりました。ここからが本格的な物語の始まりっぽいですね。個人的には今後のシナリオに期待出来るなかなか良い出だしだったと思います。*1

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来週は恋の悩みをスイーツで解決するお話? なんかまたしてもゆかりあたりがハッスルしそうな気がしますが、5人の性格の掘り下げが進みそうなネタを早速持ってきた感じですね。さて、どうなる事やら。

 

今週のプリアラを一言で表現

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そういえばこの三ツ星猫って仙台四郎なんだな…

 

来週もキラキラル☆

 

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*1:正直放映前はあまりいいイメージはなかったのだが、これだからプリキュアシリーズはわからない。

【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第7話「ペコリン、ドーナツ作るペコ~!」感想

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結論から言うと、ゆかりとあきらは高校で同級生だったというオチでした。もう少し楽しい裏設定があれば面白かったのに( ´艸`)

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まあ、いちかの勘違いをあえて指摘せずに面白がっていたゆかりの性格がより強調され、いちかの恥ずかしがる姿が冒頭から楽しめた訳ですが。

 

今回はペコリンと敵の内情がある程度判明するのかと思いきや、事の発端となった第一話冒頭のキラキラル散布シーンの裏事情及びペコリンといちかとの友情がメインの回であり、そこからのプリアラチーム正式結成? という流れでした。

 

あきらがプリキュアになった記念という事でドーナツづくりに挑むいちか達でしたが、ドーナツはペコリンの大好物であり、そこからの流れでペコリンや長老たち妖精側の事情が語られました。

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しかし、噛みきれない程堅いドーナツ作るのはどうなのか…

とは言うものの、判明した事自体は案外単純で、ペコリンを含む妖精たちがイチゴ山でお菓子作りをやっている最中にキラキラルを奪う悪側妖精が大量に突如出現。元々戦う事自体が出来ない妖精側に加え多勢に無勢のため、長老が皆を守るために敵が放った攻撃をキラキラルを収束したバリアで防ぐものの、力の奔流に巻き込まれた長老は肉体を失ってしまい、他の妖精たちも巻き込まれて散り散りになり、キラキラルがばら撒かれる(第一話の冒頭シーン)というものでした。

しかし視聴者側に与えられた情報は多かったですね。

まずは敵の正体自体は分からなかったですが、各地でキラキラルを奪っている存在については噂話で妖精側にも認知されており「世界中のキラキラルが心配だ」と言われていたことです。恐らくですが、物語そのものはこの町を舞台にして動かないでしょうからここまで敵の妖精が次から次へと出てくるという事は、この町以外ではキラキラルが奪われてかなり大変なことになっているのでは…と予測されます。

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そして、今の段階では妖精界の様な別の世界観は存在していないようです。あくまでもこの世界のイチゴ山でお菓子作りに励んでいたようで、ここら辺は新たに妖精界に類する世界が出現するのか、妖精もこの世界にいる存在の一つなのかはまだ不明ですが、後者であるならば平然と異世界を出すプリキュアシリーズとしては異質で新しい試みですね。

長老が使用したバリアも注目でした。

十数体もいた敵の妖精の攻撃を防ぐほどのクリーム状のシールドを展開した訳ですが、これはプリキュアが使う技によく似ており、しかし、その威力に巻き込まれた長老は結果的に肉体を失ってしまい、守られた妖精たちも吹き飛ばされる事になりました。

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現段階ではプリアラチームは必殺技を使用していません。流石にそれで押し通すとは思えませんから、いずれは出てくるのでしょうが、逆説的にキラキラルを使用する事の危険性を今回の長老は見せてくれたとも言えます。

キラキラルを自在に扱える=それだけの強大な力に耐えうる存在がプリキュアなのかな…と感じました。だからこそ伝説のパティシエなのでしょうね。

 

皆と散り散りになり淋しがっているペコリンにいちかはあえて他4人を交えず、二人きりでドーナツ作りを再開します。お互い協力しあう事で第一話のショートケーキ作りのオマージュを演出した訳ですが、こういうさりげない心配りは本当にいちかは上手ですね。最近流行の自分至上主義のキャラクターとは一線を画しています。

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ペコリンを模したドーナツは無事完成し、ペコリンの提案でかつて仲間とともにお菓子作りに興じたイチゴ山に向かった所で敵の妖精が出現、戦闘となりました。

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今回は初めて5人全員揃った状態での戦闘シーンとなりましたが、今の段階では一人で敵を倒すのは難しくなっている様で、キュアホイップは一方的に打ちのめされましたし、五人揃った後もキュアショコラがシールド→キュアマカロンが目くらまし→キュアカスタードが拘束→キュアジェラートの攻撃→キュホイップでとどめ、という完璧な連携で相手を倒しており、正直これぐらいがちょうどいい戦闘バランスかな、とも感じました。

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ただ、今回も徒手空拳は一切交えず、全て光線技での決着となりました。キュジェラートですらパンチのモーションで飛び道具を放っており、これで延々続けていくのはバリエーション不足になってしまうのでは? と少々心配にもなってきます。序盤、殆どのキャラがクリーム状の光線でくるんで爆殺、というパターンだったわけですが、そろそろこの流れは是正した方がいい気がしますね。やっぱり必殺技だよ! カモーン!

 

ペコリンを慮ってか、いちかはこのイチゴ山にお菓子のお店「キラキラパティスリー」を開く事を提案、他の妖精たちが帰ってきた時のために…という所で今回は幕となりましたが

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来週は…これはどういうことでしょう? やはり違法操業を突っ込まれるとか? ゆかりの家の執事らしきキャラクターも登場するようですし、彼女の力を借りるのかもしれませんね。

 

さて、とりあえずは今回の話を以てプリアラチーム正式結成、と見ていいかと思いますが、なかなか個性的なメンバーが揃ったと思います。最初こそスマプリを意識しているのかと思いましたが、少なくともキャラ内面はかなり違いますね。スマプリはどちらかと言うと「直球」でプリアラは「変化球」なイメージです。

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ただ、正直、今の段階でゆかりだけはあまりいい印象がありません。気まぐれな性格はまあいいんですが、今回の次回予告でも今回のいちかのパティスリーを作る提案にさして反対している様子も見せなかったのに「私はお店やりたいなんて言っていない」などと言い出しますし、どうにもプリアラチームを組む気があるのかないのか分からない。まあ、予告を見た感じだと開店に向けて奮闘中に対立なんかが起こるみたいですから、そこからのチームの結束力を高めるのかもしれませんが。

猫の気まぐれらしさを出している、と言ってしまえばそこまでなのですが、ここまでふらふらした性格なら、むしろ普段はパティスリーに出入りはせず少し距離を置きながら参戦するスタイルセラムンの外惑星タイプ)でも良かった気がします。そうすればゆかり(あきら)を十分に掘り下げた後にパティスリーに参加させられるメリットもあった訳ですし。

まあ、まだ、全体の1/7ですし今後に期待ですね。最初は不安視した作品ですが、なかなかいい出だしだったとは思いますし、ね。

 

今週のプリアラを一言で表現

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食べかけのドーナツのキラキラルを奪おうとするとか、敵の妖精はまず躾がなってないペコ~

 

来週もキラキラル☆

【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第6話「これってラブ!?華麗なるキュアショコラ!」感想

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なにゆいちゃんに天然ジゴロ発揮しているですか! 許しません! パパ許しませんよ!(錯乱)

 

さて、今回は現時点での(ひょっとしたら追加戦士の可能性もあるからね)最後のプリキュア剣城あきら=キュアショコラ登場回でしたが、これまたプリキュアシリーズとしては珍しくカッコよさ全開キャラという新しいタイプを持ってきましたね。これで5人のメインキャラクターが出揃ったわけですが、今までにいなかったタイプ、というのが強調されている感があり、なかなか個性的なメンバーが揃ったな、と感じました。

今回のあきらに関しては一番近いのはかっこよさという観点からハトプリのゆりさんという事になるのでしょうが、彼女ほどの厳しさはない…というかむしろ優しすぎる性格であり、うん、やっぱり似ていないな。

しかし、今までの4人と比べると全員が持っていた意外な二面性、みたいなものはなく結構ストレートな味付けのキャラクターだな、とも感じました。元々男性的な容姿である事とそれに反した優しい性格という特性が最初から盛り込まれているため、あまり属性を取り入れ過ぎる事によるキャラ複雑化を避ける、という観点でも正解な様の気がします。ただ、彼女の妹であるみくが絡むことによって、まだ変化の可能性がありますが。

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話の流れとしては、あきらを男性と勘違いしたいちかが一目惚れをしてしまい、他メンバーの機転で共に妹のみくのためのチョコレートを買いに行きますが、その最中に購入したチョコレートを狙う悪側妖精にキラキラルを奪われてしまい、いちかの提案によって手作りチョコレートを自作するという展開でした。

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しかし、いちかは一目惚れだという事を考慮しても、氷を溶かしてしまうほどのぼせ上がったり、ノート一杯にあきらの名前を書いてみたり、キュアショコラに変身した姿を見たにも関わらず男性だと信じ切っていたり(その直後に父親に女性である事をばらされて発狂していたがw)、恋愛に関しては柔らかい言い方をすれば惚れっぽい、厳しい言い方をすると視野狭窄なイメージを受けましたね。ギャグと言われてしまえばそこまでなのですが、なるほど、お菓子作りでもそうですが目標に向かってひたすら邁進する姿はこういう危うさと紙一重な所を良く表しているとも言えます。

あと、この話でちょっと面白い、と思ったのはチョコレート購入に付き合ってくれたいちかにあきらが買ってあげた大きなハート形のチョコレートでした。

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あきらのものに限らず、町中のチョコレートからキラキラルが奪われた訳ですが、このいちかのチョコレートだけは何故か無事でした。だからこそ、それを材料にして自作の犬チョコレートが出来た訳ですが、町中のチョコレートが狙われたわけですから、本来ならこれもキラキラルを奪われて台無しになってもおかしくはなかった訳です。

たまたま見逃してもらえた、とも考えられますが、悪側妖精の行動を鑑みるに、彼らはそのお菓子を狙っているというよりはそこから発せられるキラキラルを重視しています。つまり、いちかのチョコレートから(少なくとも悪側妖精側から見て魅力的な)キラキラルは発生していなかった、と考えられます。*1

この事から、いちかの恋心は実際はそれほどのものではなかったのでは…と取れるわけですが、実際のところ描かれ方としては恋というよりはあきらに対する憧憬の方が強いイメージで、まあ、よく使われる表現の「恋に恋する」状態だったと考えられます。

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あと、いくらあきらのためとはいえ、犬チョコレートを作る際(一旦チョコレートを溶かして作る必要性がある為)に何の躊躇もなく買ってもらったチョコレートを差し出したのには、いちかの本質が垣間見えた気がします。

彼女は第二話で順番的に自分が買えたはずのシュークリームを小さな女の子に買われてしまった時も「あの子が買えてよかった」と発言しており、非常に強い自己犠牲精神があるようですね。プリキュアになる娘達には多かれ少なかれある属性なのですが、ここまで強調されるのは珍しい。ハピチャのめぐみもこの属性が強かったですが、彼女ほどの危うさは感じませんし、序盤も序盤でここまでぐいぐい判明するのは面白いですね。*2

 

リアラチームの腕も上がっているのかもしれませんが、以前に作ったシュークリームやマカロンに比べると流石に難易度が低いのか、犬チョコレート作りは見事に成功、完成品を妹のところに持っていこうとする最中に再度悪側妖精に遭遇、そのまま戦闘シーンから追い詰められたキュアホイップ達を救うためにキュアショコラ変身と相成りました。

 

キュアショコラは変身シーンもカッコ良さを強調したものになっており、最後に舞台の階段を優雅に降りるシーンが挟まれているあたり、宝塚歌劇団のイメージですね。デザインも男装の麗人を意識しているかと思います。

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と、思ったら、担当声優さんの森なな子さんは元宝塚歌劇団の男役で活躍したのち、声優に転向した異例の経歴を持つ方だったんですね。道理でイケメン声が様になっています。これは良い起用だと思いましたね。

前回のキュアマカロンもそうでしたが、年上二人の変身は髪がいったんロングヘアーになる描写がないんですね。まあ、キュアマカロンは元々ロングですし、キュアショコラは変身後も含めてショートですからこの演出はないのでしょうが、このあたりは意図的に差別化したのを感じます。

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戦闘自体はいったん姿を消した悪側妖精怪物を、犬の特性の超嗅覚で見切ってクリーム状の光線技でとどめという若干あっさり風味で「ちょっと尺が足りてなかったのかな?」という感じでした。正直、これだけカッコよさを前面に押し出したキャラクターなのに鼻をクンクンさせる動作は「ええー(´;ω;`)」とは思いましたが。

 

戦闘終了後、特にチームを組むような描写もなく、正式にチームを組むのはもう次週以降でしょうか。そう言えば、ゆかりはあきらの前に正式に姿を見せていない上に、作中、彼女について何か知っている様な仕草を見せました。旧知の仲なのかもしれませんね。あきらは引っ越してきたばかりですからどういう繋がりになるのかは分かりませんが。この辺りも次週に期待したいですね。

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来週はペコリンにスポットが当たるみたいですね。なんか、悪側妖精も大量に出てくる描写もありましたし、プリアラチーム全員集合みたいな場面もありましたから、ペコリンをメインに据えて、設定を絡めながらチーム正式結集みたいな感じでしょうか。敵側の動きもありそうな雰囲気なので、いよいよ本格的にシナリオ始動かと思うとワクワクしてきましたね。

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というか、女の子がそんなに鼻の穴広げちゃいけません!

 

今週のプリアラを一言で表現

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あ…れ? 隼鷹さん!? 今度はプリキュアになったんですか!?

 

来週もキラキラル☆

 

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*1:もう一つの考え方として、あきらの購入したチョコレートのキラキラルの輝きが眩しすぎて目を眩まされたとも考えられる。

*2:めぐみがテストの結果が最下位であるにもかかわらず「でも下から二番目の人は救われたよね」と笑顔で言った時はマジもんの危うさを感じたものだ。

【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第5話「きまぐれお姉さまはキュアマカロン!」感想

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最近のプリキュア、性的過ぎませんかねえ…ふう

 

さて、今回は4人目にあたる琴爪ゆかり=キュアマカロン登場回でしたが、これまた随分新しい試みのキャラクターですね。

 

話の流れとしては、何でも出来る才能があるが故に毎日に退屈していたゆかりがひょんな事から出会ったいちかを気に入り彼女を連れ回して遊ぶものの、心から楽しんでいない事を看過され、いちかの提案でプリアラチームと共にマカロン作りに挑戦する…というものでした。

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タイトルにある通り、ゆかりは非常に気まぐれな性格をしてはいましたが、反面、マカロン作りがあまり上手くいかなかったりするとムキになって再挑戦してみたり、厭世感を出しながらも負けず嫌いな一面ものぞかせました。

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表向きは若干高飛車であり正直上から目線が鼻につくキャラクターで、年下であるいちからにそのような態度を取るのはしょうがないにしても、町中で噂になるほどの美人であるが故に取り巻きが遠慮している中、気さくに遊びに誘ってくれる同級生にも断りを入れるなど「私はお前らとは違うんだ」感が滲み出ていましたね。

最も、この様な性格のキャラクターは意識高い系?キャラクターとしてはオーソドックスなものであり、それほど珍しいものではありませんが、ことプリキュアシリーズでは今までにいなかったタイプ*1で、ここからどういう風に柔らかくなっていくのかは見ものでもあります。完璧超人系のキャラクターは過去作にも何人かいましたが、それらのヒロイン達は非常に優しい性格をしていたり実は面白い一面を持っていたり、どこかしらに嫌味を中和する要素がありましたが、今回のゆかりはあまりそういう側面を見せませんでした。

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ただ、マカロンをどうにか作り上げた事によって、いちからとともに心から笑いあうシーンはゆかりにとって非常に重要な変化だったであろう描写もあり、この辺りの心境の変化の描き方は上手だな、とも感じましたね。

変身に関しても、スイーツパクトが作り上げたマカロンから生まれたのは、キュアホイップがゆかりのマカロンを守ろうとした事に感化されたからなのでしょうが(この一面だけでも決して一方的な高飛車キャラではない事は伺える)反面、怪物が自分のマカロンに手を出そうとした事に腹を立てている事にも起因しており、なかなか複雑な感情を持っているキャラクターの様ですね。

今の段階では、いちかを気に入りはしたものの変身後にプリアラチームとして馴れ合うつもりはない旨の発言もしており、次回登場する剣城あきら=キュアショコラを含めて5人揃った段階で、どういう変化をするのか楽しみなキャラクターです。

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あと、見てて思ったのが、あおいがやたらとゆかりに対して変顔を披露しており、性格的な事を考慮してもゆかりとあおいはどうしても合うとは思えませんから、一回ぐらい衝突回があるのかなあ…と感じました。多人数群像劇系はこういう想像が膨らむのがいいですよね。

 

声優さんに関して。

ゴプリで先代キュアフローラを演じ、恐らくですがプリキュア出演を熱望していたと思われる藤田咲さんですが、個人的には提督業を兼ねているため非常に馴染のある声優さんです。*2

私が思うに、声優さんには二つのタイプがあり、声は一つしかないが演技力でカバーするタイプ声を複数持っているタイプに分かれるかと思います。*3

藤田さんは後者のタイプに当たるかと思いますが、艦これで例えると、やはり赤城が一番近かったですかね。少なくとも扶桑や雪風の声ではなかったです。上でも書いていますがステレオタイプ的な造形でありながら、色々な面を持っているキャラクターなわけで、赤城に近い声で演技をするのは正解だと思います。*4

プリキュアシリーズ恒例、ベテラン枠での起用でしょうから上手く他のメンバーを引っ張っていってくれると面白いですね。

 

戦闘に関しては元々作中で猫…に限らずいちかまでも手懐けるシーンが度々出ましたが、マカロンのキラキラルを奪って巨大化した悪側妖精をも顎を撫でて手懐けるなど、なかなか個性的な戦いを展開しました。

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最後はやはりクリーム状の光線で相手をくるんで爆殺するパターンでしたが、他にも猫の爪から生じる鎌鼬で攻撃してみたり、キュアホイップ達を吹き飛ばす程の攻撃を楽々ガードしてみたり、他三人よりは若干ポテンシャルが高めな描写がありました。まあ、高校生だしね…

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それにしても変身シーンはエロ過ぎるだろう…コレ…ふう…

 

次回は最後のメンバー(だよね?まあ、6人目がないとは言い切れないけど)である剣城あきら=キュアショコラが登場予定のようですが、案の定、男と勘違いされるパターンで攻めてくるようですね。

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今日のシナリオの最後でも顔見せで出てきましたが、確かに爽やかお兄さんみたいな感じで、なんとなくセーラームーン天王はるかを想起しました。さてさて、どうなりますか?

 

今週のプリアラを一言で表現

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むうう…この大きさでプリキュアになれるとは…この海のリハクの目をもってしても見抜けぬとは!!

 

来週もキラキラル☆

 

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*1:あえて言うならゴプリのきららが近い性質を持っていた。

*2:藤田さんに限らずプリキュアシリーズは女性声優さんにとっては憧れの的だと聞いたことがある。

*3:プリキュアに関係する声優さんならば前者のタイプは能登麻美子さんや東山奈央さんが相当すると思う。

*4:赤城も戦闘マシーンかと思いきや食いしん坊で穏やかという二面性を持つキャラクターである。まあ、食いしん坊設定は紆余曲折の末の後付けだが。

【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第4話「3人そろってレッツ・ラ・まぜまぜ!」感想

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なんで三人そろって廬山昇龍覇してるん? 思ったら今回は初めて三人同時で必殺技を放ったりしたんですな…

 

今回はいちか・ひまり・あおいの三人が仲良くなっていく過程と、お菓子作りを簡単には諦めない彼女らの意思の強さにスポットを当てた回でした。それ自体は成功していましたが、シナリオ展開そのものが若干粗い部分もあり少し詰め込み過ぎなのでは…と感じましたね。

まず、プリアラチームがシュークリームを作るきっかけになった真理子さんが初登場しましたが、HPの紹介によると、いちかとひまりが通っている洋菓子店の娘でバレエダンサーであり、二人とも彼女のファンである、という事が記載されていました。が、シナリオ中ではそんな表現が一切なかったため、冒頭でいきなりバレエのポーズで登場するイタい人っぽい演出になってしまいました。

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すると、いきなり場面が飛んでバレエの練習を野外でしている真理子さんを見に行っているいちか・ひまりとあおいがバッチング。あおいも彼女のファンである事が語られました。ここら辺も唐突感が凄かったです。

仲良くしている三人の様子を見て、バレエの発表会のチケットをくれた真理子さんに対し、手作りのシュークリームを三人で作ってプレゼントする…というのが序盤の流れでした。

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今回のメインプロットが三人によるシュークリーム作りの奮闘なのは分かるのですが、ちょっと説明不足過ぎて分かりにくいですよね。シュークリームが売りの洋菓子店の娘にシュークリームをプレゼントしようとするのも、何か理由付けが必要な気がするのですが、その辺りの言及もなかったため少し強引に過ぎたきらいがあります。

 

何はともあれ、人気のない林の中でカバン型のお店を展開、三人によるシュークリーム作りを開始するのですが…

とにかく、三人とも素人of素人の上に、とんでもないドジっぷりで、いや、これ高校生二人入らないととんでもない事になってしまいそうなので、早く加入プリーズ(笑)と思ってしまったほどの凄まじさです。

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特に焼きの過程で皮を膨らませるのに四苦八苦する様が描かれましたが、失敗するたびに根性再チャレンジするものの、度重なる失敗にとうとう根負けしたひまりとあおいは塾とバンド練習を口実に離脱してしまいます。

いちかもまた失敗続きで落ち込んでしまい、暗い顔でとぼとぼ町中を歩くシーンがありました。普段明るい反面、落ち込んだ時の反動はかなりのものがあるみたいですね、彼女は。

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町中を徘徊している最中に、いちかは真理子さんと偶然鉢合わせしますが、そこで彼女に物事が上手くいかなかった時のアドバイスをもらい、シュークリーム作りを再会します。同時にやはり途中で投げ出してしまった事に引っ掛かりを感じていたひまり・あおいも合流。夜中までかかってようやくシュークリームが完成、持っていこうとしたところでシュークリームのキラキラルを集めていた悪側妖精と遭遇、変身でのバトルとなりました。

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上でも書いた通り、今回の敵には個別の攻撃が通じず、三人同時にクリーム状の光線技で敵を撃退しましたが、必殺技の名前も特になく若干消化不良感がありました。ここらへんは五人揃ってからなのかもしれませんね。

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また少し気になったのが、今回の敵が強かった理由が、自分たちの作ったシュークリームのキラキラルのパワーが強かったからではないか…とキュアカスタードが分析していた点です。

これからもプリキュアの作ったお菓子が奪われる事が戦闘の発端になる展開が続くと、プリキュアが強くなるたびに敵も強くなることになってしまい、鼬ごっこみたいにならないか? と感じました。

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ただ、今回の敵に関しては、最初に登場したガミーの名前以外、正体が全く分かっていないため、戦闘の質そのものががらりと変わる可能性もありますし、ここら辺は様子見でしょうか。OPで仮面をかぶった怪しい人物も出てきていますし、ね。この辺りも五人揃ってからが本番なのかもしれません。

 

シュークリームに白鳥型のデコレーションを加えたスワンシュークリームは無事に真理子さんにプレゼントされ、お話としてはめでたしめでたし、正式にあおいもプリアラチームに加入の雰囲気となり、今回はお開きとなりました。

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そういえば、今回は1分間クッキングが早速飛ばされてしまいましたね。映画の番宣を入れたからでしょうが、正直今作ならではの売りをすっ飛ばしちゃうのは頂けない。今回のシナリオはシュークリーム作りの奮闘を少しカットしても良かったのでは…という冗長さもあったため、余計そう感じました。

 

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次回は琴爪ゆかり=キュアマカロンメイン回の様ですが、今話の最後の場面でも少しだけ顔見せしており、その時のふふっ…という笑い方がまんま赤城さんでビビりました。とうとう藤田さんのプリキュアかと思うと目が離せません。*1

 

今週のプリアラを一言で表現

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焦がす、しぼむ、爆発するまではまだ納得できるが、どこをどうやったらシュークリームから触手みたいな植物が生えるんですかねえ…

 

来週もキラキラル☆

 

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*1:考えてみると藤田さんは端役とは言えゴプリの先代キュアフローラも演じており、一人で二人のプリキュアを演じた稀有の声優さんでもある。

【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第3話「叫べライオン!キュアジェラート!」感想

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さて、今回は立神あおい=キュアジェラートお披露目回でしたが、色々新しいキャラクター性が盛り込まれており、今のところ一番個性が光っているキャラでしたね。

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後ろに並んでいるいちか・ひまりに軽く威嚇行動をとった男たちを静止してみたりする辺りは少しスマプリのなおを想起しましたが、ある意味ここまで徹底したよく言えばきっぷがいい男勝り、悪く言えば全く色気がないキャラクター性は面白い。

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ロックバンドのボーカルという事で町でもそれなりに注目されているらしく、野外ライブ会場には結構な人数が集まっている描写がなされました。

話の流れとしては、実は同級生であった事を知ったいちかが、バンドコンテストの新曲作りに悩むあおいに協力する…という内容でしたが、あおいはその審査員に憧れのロックバンドボーカルの岬がいる事を知り作業が難航します。

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あおいは一度作業にのめり込むと周りが見えなくなるタイプであり、正直、いちかの様にまとわりつくタイプは迷惑になるようにも思えました。しかし、いちかはそれを察してか途中から彼女に相応しいお菓子を作るという選択をし、何気にあおいに気配りを見せていたのは好感が持てました。意外とデリカシーあるんですよね。

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一方あおいは最後まで曲作りが難航し苦悩する様や、一度はコンテスト出場を諦めようとする描写もあり、意外と繊細で生真面目な一面も見せました。今回で当座のメインと思われる三人が登場し終わった訳ですが、全員、表向きとは別の側面を持つキャラクターとなっておりなかなか興味深い娘達ですね。掴みは十分だったと思います。

アイキャッチを挟んで後半はあおいの変身→バトルがメインとなりましたが、懊悩していたあおいがいちか・ひまりの作ってくれたジェラートで純粋に歌を楽しんでいた自分を思い返し、ジェラートを奪おうとした悪側の妖精に立ち向かうのはベタですが良い展開でした。

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変身シーンは上で書いた「色気がない」に反し、非常に色気がありますね。というか、あおいは内面は色気みたいなものはありませんが、キャラクターデザインは非常に可愛いかと思います。この娘は人気出るんじゃないかな。

他二人の変身シーンでも思いましたが、今までのシリーズの変身に比べると少し変わったアングルが今回はあり、特にキュアジェラートの変身は下からのアングルがわざとらしいぐらい強調されており、なかなか際どいな、と感じます。

そして戦闘シーンに関しては、今回で正式にプリキュア側から「殴る」という攻撃が見られました。ただし、妖精のペコリンからアドバイスがあったのですが、キラキラルを吸収した怪物は「キラキラルを込めた攻撃でなくては倒せない」そうで、ここら辺は制作側からの単なる肉弾戦は極力しないよ、というメッセージと受け取りました。

ただし、それに対するキュアジェラートの答えが

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氷 パ ン チ (笑)

エビワラーですね、本当にありがとうござい(以下省略)

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他にも相手をひるませるライオンの雄叫びを彷彿とさせる咆哮という、これまたプリキュア初の攻撃を見せたのは驚きでしたね。こんなん高級耳栓で防ぐしかないやん…

最後も氷漬けして後に相手を砕け散らすという派手ながらもおっそろしい攻撃を仕掛けており、色んな意味で規格外なプリキュアと感じました。

ただ、彼女の格闘がメインのスタイル、男勝りの性格、「燃えてきたー」という決め台詞など、こういうキャラクターをあえて氷メインに据えるのは百歩譲って面白いにしても、青基調のデザインはやっぱりミスだとも思います。デザインそのものは凄くいいのですからもう少しどうにかならなかったのか。ライオンというと戦隊シリーズジュウオウジャーがそうであったように黄色がイメージでしょうが、キュアカスタードと被る、似た色のオレンジを使いたくない、というのを差し引くなら赤(この色はキュアショコラで採用済みだが)などの選択肢もあったと思います。実際、あおいとひまりと似たタイプのあかねとやよいがオレンジと黄色を基調にしたスマプリという作品だってあります。*1

上手く氷で青プリキュア、という側面を今後の展開で出してくれると嬉しいのですが。

 

来週は残りの高校生プリキュア登場…かと思いきや、一回中休みを入れるみたいですね。

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あまり一挙にやるのも芸がないですし、まずは同世代の三人を掘り下げるのは悪くないかと思います。ひょっとしたら、しばらくは三人を中心に物語を展開するのかもしれませんが、それならば高校生二人がどういう立ち位置になるのかは楽しみですね。今までのシリーズでいそうでいなかったセーラームーンの外惑星戦士タイプなんかも似合いそうですよね。*2

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しっかし、いきなりシュークリームという高難易度のお菓子に挑戦するのはどうなのかなー(苦笑)。

 

今週のプリアラを一言で表現

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変身シーンでエアギターやるあたりはエレンさんとすぐにお友達になれそう。

 

来週もキラキラル☆

 

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*1:ついでに言えばモチーフは違うものの新しく始まった戦隊モノの赤リーダーはシシレッドである。

*2:あえて言うとキュアムーンライトキュアスカーレット、キュアフォーチュン辺りがそのポジションに近かったか。

【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第2話「小さな天才キュアカスタード!」感想

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黄色枠があざといのはシリーズの伝統。最早これは常識ッ!!

 

なお、今回から、Twitterのハッシュダグ等から今作の略称を「プリアラ」と当ブログでは表記する事にします。

 

今回はメインキャラクターの一人、有栖川ひまり=キュアカスタード登場回でしたが、多人数群像劇系のプリキュアで黄色枠が2番手に来るのは珍しい気もしますね。何となくこの枠は3番手のイメージがあります。

 

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序盤で妖精界の長老及び持ち運びができるお菓子店が登場し、プリキュアが伝説のキラキラルを守るパティシエである事が正式に語られましたが、ここら辺はなかなか上手い設定だと思います。持ち運びが出来れば、このメンバーがどこでパティスリー工房を開いても問題ない訳ですし、長老というフォローする存在を自然に配置する事が出来ます。こういう将来的に5人が集まるのに都合のいい場所が早速登場する辺りも、秘密基地(童話の図書館)が物語中盤に登場したスマプリをどことなく意識しているのかな、と感じました。

 

さて、今回スポットが当たったひまりですが、今話のタイトル「小さな天才」はなんと言うか詐欺っぽい付け方であり、どストレートに言ってしまうと「小さなオタク」といった感じでしたね。

もちろん、幼女向けアニメに差別的な用語である「オタク」を使う訳にはいきませんから別表現を使ったのでしょうが、「スイーツは本のレシピ通りにきちんと作れば美味しいものが出来る」という信念を持っている彼女はどちらかというと天才というよりは努力家肌な感じを受けました。

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初登場時からびっくりするぐらいおどおどしており大人しめな性格でしたが、広告に載っていたプリンを買いに行きいちかとバッティング、二人の目の前で最後の一個を買われてしまった、という経緯からいちかと親しくなった彼女は長老の工房でプリンを作ろうと画策した彼女についていきますが、素人同然の行程に業を煮やしてプリンの事を長々と語ってしまいます。*1

ところが、これはひまりの悪い癖であり、好きなものに熱くなって語り過ぎてしまうために幼少期に友人たちに引かれてしまった…というトラウマを持っていました。まあ、オタク気質ではありますよね。

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私は男ですから、女の子でこういうキャラクターが幼少期(小学生時代)にどういう立ち位置を得るのかはちょっと分からないのですが、現実に我々の時代でもこういう蘊蓄が好きな「博士」「先生」みたいなあだ名が付く子がいたのを覚えています。ただ、少なくともうちのクラスでは彼は人気者だったけどなあ。

ひまりの場合はそれが度を過ぎたという事に加え、友人が離れていってしまったみたいな描写がなされ、それ自体は可哀想な環境ではあるものの、極度の引っ込み思案な性格に反映されているのは上手だったと思います。ただ「私なんかが友達なんておこがましいかもしれない」みたいな事を言うあたり結構重症な気もしますが。

正直言うと、これは一歩間違えるとアスペルガー症候群とも取れる表現であり、そうそう軽々しくは扱えないテーマだとも思うのですが、ここら辺はひまりがそれをどうやって乗り越えて成長していくのか、という点に注目すべきだとも思います。いちか同様、上手く扱えば良いテーマとして描ける気もするので。

 

敵はプリンから発せられるキラキラルを吸収して巨大化する前回とは別の悪側の妖精(?)が登場しましたが、悪側の妖精は幹部がどうこうではなくて、単に毎回スイーツに反応する悪側妖精が登場するのかもしれませんね。

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ただ、第一話のヤツはガミーというれっきとした固有名詞があるんだよなあ…

二人で作ったプリンのキラキラルが奪われた事で、いちかがキュアホイップに変身しますが、一応今の段階では身バレは不可ではないんですね。まあ、最初のうちはこの設定持ち出しちゃうと面子揃えに支障をきたすからいいのかな?

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キュアホイップが苦戦し踏み潰されそうになった所で、彼女を助けたい一心でひまりからスイーツパクトが発生、キュアカスタードへの変身を果たしました。

しかし、上でも書きましたが、やはり黄色枠の変身枠はあざとい…

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ふう…

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最初に髪型が解けてそのプリキュアモチーフの独特の形に結い直されるのは、キュアホイップと共通ですね。今までにもなかった演出ではないですが、初っ端にそれを強調するバンクはなかなか。

 

リスがモチーフという事で、はしっこさに由来する超スピードが持ち味の様ですね。このタイプの能力はまほプリのサファイアモードがそうであった様に、後半になると忘却されがちになるので、上手に活かしてほしいです。

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しかし、スピードが制御できない彼女を抱きかかえた時のキュアホイップ、男前すぎだろ…(苦笑)

最後はスピードで翻弄し、相手を縛り上げた後に爆殺(?)するという荒業を見せてくれましたが、確かに今回も露骨な徒手空拳はなし。途中で必殺技も出てくるでしょうが、しばらくはこういう戦闘が続くのかもしれませんね。ただ、思ったよりは違和感はありません。

 

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来週は青枠、立神あおい=キュアジェラートが登場するようですが、早速、いちかにダメ出しを出してみたり、なかなかお茶目な性格っぽいですね。バンドのボーカルをやっている様ですが、何気に今までになかったキャラクター性であり、ひそかにドキドキしているキャラクターでもあります。過去にさんざんデザインミスを指摘したキャラでもありますが、それをひっくり返すほど魅力的に描かれる事を期待したいですね。

 

今週のプリアラを一言で表現

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数多の先人が失敗し数々の悲劇を生み出したバケツプリンをいとも容易く成功させるとは、やはり天才であったか…

 

来週もキラキラル☆

*1:このシーンで自分が最後の一個を買えなかった事よりも、買っていった小さな女の子が買えてよかった、と言ったいちかは凄い好印象。