ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】艦これ ~いつかあの海で~ Episode-Ⅱ「海峡へ」感想

うん、中の人:堀江由衣さんのイチャイチャとか心が洗浄されるシーンぶっこむこのアニメはあざといという事でよろしいか? よろしいか?

 

さて、早速スリガオ海峡に突入した西村艦隊の奮戦を描いた回でした。

 

まずは前回の記事では特に書かなかったのですが、とにかく作画が良いですね。この辺りはじっくり作っているのが伺えます。確か前作一期から七年の月日が流れているんでしたっけ? 1クールという事もあって、この密度には素直に唸らされました。

特に、今回は偵察機水上機を飛ばす際の妖精さん達も含めた描写と敵戦闘機とのドッグファイトなども事細かに描かれ、世界観の構築に一役買っていたと思います。ただ、運営さん、瑞雲とか強風好き過ぎだろ…

こういう描写は艦これのスピンオフ漫画、「いつか静かな海で」でもありましたが、動いている所を改めて見ると見応えがありました。*1

 

全体的にシナリオそのものを見た場合、戦闘がメインの回であり、あまり見るべき点はなかったのですが、個人的には敵の大群が偵察機によって発見された際の山城の何とも言えない表情と、最上が別動隊として動いた際にぽつりと呟いた「これが最後の戦いになるかもしれない」が印象的でした。

特に山城に関しては、ゲームでの台詞の事も含めて思うところあるのですが、次回がどういう展開になるか分からないので、それを見てから記事に書こうかと思っています。

今回の見どころは上でも書いた様にその戦闘シーンだったのですが、面白かったのは、史実とゲームのいいとこ取りをしている点でしたね。

例えば、途中、西村艦隊が空襲にさらされますが、夜間に行われたという点といい、被弾したのが時雨、山城、最上、というのも史実に忠実。その後PT小鬼を蹴散らすために先遣隊を遣わせますが、これもPT小鬼のモデルの魚雷艇を駆逐するために史実で実際に行った作戦だったそうです。

そして、このPT小鬼が駆逐艦に次々倒されるのに対し、扶桑や山城の攻撃がなかなか当たらない、というのはゲーム準拠だったりします。

この辺りはゲームをやっている人間がしたらニヤリと来る演出ですが、未プレイの人にはピンと来ないかもしれませんね。良くて「ああ、PT小鬼はちょろちょろ動くから戦艦の大主砲じゃ当たらんのね」と察しが付く程度。

尤も、艦これの運営さんは第一話の終了後のツイッターで、新規登録者が増えた事に嬉しい悲鳴を上げつつ「アニメは新規向けの作りとしては考えていなかった」と明言しており、やはり、この辺りはファンサービス傾向が強いようですね。

 

話の最後で何とかスリガオ海峡を抜けることに成功、その知らせは那智・足柄・阿武隈らが率いる別動隊(第二遊撃部隊:通称志摩艦隊)に入るものの、西村艦隊の面々はそのままレイテに突入するべく、大艦隊の待ち受ける海峡の出口に進軍する…というところで幕となりました。

 

最後にゲーム版で出てきた海峡夜棲姫が多くの深海棲艦に守られながら出てきましたが、こうなると来週はどうなるか本当に分かりませんね。

史実と同じ運命をたどるのか、ゲーム版のイベント「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)」の様にひっくり返すのか、或いは第三の結末か。

 

次回はいよいよ決戦でしょうが、果たして…!? 予告画面では待望の「邪魔だ! どけえええええ!」が炸裂しましたので、山城の奮闘に期待しましょう。あれ? でも主人公は時雨だよね? これ?( ´艸`)

 

ここまでのいつ海をかいつまんでナナメからバッサリ

しかし、この運営さんの瑞雲好きはどうなってるのかね…富士急ハイランドのリアルイベントの瑞雲音頭の話聞いた時は笑ったが、ゲーム内で瑞雲「改二」「六三四空」「熟練」が登場した時は流石に狂気を感じた…

 

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*1:個人的に艦これスピンオフ作品の中でも一二を争う良作だと思う。でも最高傑作は目安箱かなあ(笑)。