ふらあそ!

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【アニメ】デリシャスパーティ♡プリキュア第8話「ちゅるりん卒業!?おでかけ!おいしーなタウン」感想

ジェントルーさん、ちゅるりんのフォロワーやってるの、ちょっとくすりと来てしまった。

 

さて、前回に引き続きらん=キュアヤムヤムメイン回でした。しかしそれ以上に敵側に動きがあり、単なる掘り下げ回かと思いきや、シナリオが大きく動いた重要回でもありましたね。

 

話の流れとしては3人チーム体制となったデパプリチーム。クッキングダムの王様にもテレワーク( ´艸`)を利用して報告した事により王・女王ともどもすっかりご機嫌。

プチ会議中にクッキングダム陣営はブンドル団のアジトの調査をしている事が判明しますが、その際に、敵側はどうもらん=ちゅるりんのキュアスタ投稿を基準に襲撃場所を選んでいるのでは? という疑念が深まります(そして、実際その通りだった)。

らんはキュアスタの投稿だけではなく、美味しかった店の詳細をノートに残しておくなど研究熱心であり、しかし自分のそんな活動が敵に利用されてごはんがまずくされてしまう事態になってしまった事にアンニュイ顔。

翌日、どうも様子がおかしいらん。ゆいの提案でおいしーなタウンの食べ歩きをする三人ですが、外で軽食を囲んでいる際にらんはゆい達にキュアスタを辞めた事を宣言する…というものです。

 


まあ、その後熱い掌返しが起こる訳ですが( ´艸`)。

今回は話としては単純で、らんの宣言に驚いたゆい達が「好きな事を止めるのは良くない」と説得され、その時にジェントルーが現れた事でなし崩し的に戦闘に入るのですが、らん=キュアヤムヤムはその過程で奪われた味を取り返す事こそが是であることを自覚。自身が無理をしていたこともあって、戦闘終了後皆の助言を受け入れ、これからは場所の特定がされないようにテイクアウトした上で帰宅後に記事を投稿する事を考え付くなど、まずは柔軟性の高さを見せました。…うーん、正直言うと、ああいうのって現場からお伝えしました、みたいなのが醍醐味な部分もあると思うので、SNS投稿としての楽しみはだいぶ削がれてしまうのでは? とも思うのですが。

しかし説得シーンで途中からマリちゃんが乱入してくるのですが、またしても女の子のみで出かけた事を羨ましがって後を付けてきており、デリシャスフィールドを展開する都合上、このストーキング(笑)常態化するんですかね?( ´艸`)

そう言えばデリシャスフィールドに引っかけてなのですが、今回たまたま場に居合わせた拓海にデリシャスフィールド内に姿を消すマリちゃん&デパプリチームを目撃されてしまいました。拓海は今話の序盤で何気なくハンバーガーショップにゆいを誘う、という前振りがあり、そのお店がジェントルーのターゲットにされたからなのですが、拓海はゆいをかなり意識している反面、ゆい自身は全くそういう彼の心の機微に気が付いていない、というのがこれまた…拓海自身はマリちゃんに警戒心を持っているようですし、今話のデリシャスフィールド目撃の件と言い、どういう立ち位置で振舞うのか気になります。

 

とりあえず序盤のキャラクターは出揃った訳だが

まずは三人のレギュラープリキュアが出揃いました。人数の割にはかなり時間を割いた印象です。皆可愛くキャラデザされていますし、性格も三者三様でかなりいい子たちぞろいです。しかし、三人とも微妙に引っかかる点があるのが面白いですね。

まずはゆい。この子の気になる点はずばり祖母の教えに対して妄信的すぎる事です。確かに祖母は的確な教えを施していた様ですし、間違った事は言ってはいなかった様なのですが、彼女が祖母の教えとして時たま頓珍漢な事を言っている事(ただ今話はその言葉をキュアヤムヤムが応用して勝敗を決した)も相まって、どうにも祖母の言葉を嚙み砕かずに鵜吞みしている様に感じられてしまうのですよね。尤も大筋・根本は理解しているみたいですし、それを聞かされた他メンバーも汲んだ上で理解しているようなので、大きな影響はないでしょうが。ついでにメタ発言するならばこの祖母役の中の人は大物俳優起用ですし、ネガティブな方向に行くとは思えません。が、どうにも、ゆいのこの性質は気にかかるのですよね。杞憂なら良いのですが。

ここねはやはり家族絡み。前の記事でも書きましたが、やはり家族との触れ合いが極端に少ないのは気になります。ゆい・らんと違って家業の手伝いをしていないのも二人との相違点となって表れています。尤も家業の手伝いは有名高級レストランという性質上難しいでしょうが。ただ彼女に関しては両親が作中に登場してからが本番かな、とも思うので今の段階では静観ですかね。

らんの気になる点は今話で判明したSNS依存体質。キュアスタを辞め投稿を我慢した際には禁断症状のごとく顔面崩壊したり、人の話を聞かないレベルでぼへーとしたりかなりの重症具合です。最終的にはキュアスタ引退を撤回したため事なきを得ましたが、たまの息抜きや暇つぶしにSNSを活用するならばともかく、禁断症状が出ている様では結構危ないと感じます。偉そうに語っていますが、確かに自分の場合、SNSは肌に合わなかったのですぐに辞めてしまったのですが(Twitterのアカウントは残ってはいるが休止状態)、スマホゲームなどはなかなか辞められない体質なので、あんま他人の事は言えないですよね。でもだからこそ、こういう依存体質、辞められない体質の怖さも理解しているつもりです。この事を今後ピックアップするかは分かりませんが、らんのネガティブイメージとして個人的には気になる点でした。

 

そしてジェントルーの正体

今話の引きでジェントルー=ゆい達が通う中学校で生徒会長をしている菓彩あまねである事が判明。意外と早い暴露に少々面喰いました。

ジェントルーが付けているアイマスクを外した瞬間、変身解除→あまねの姿に…という内容でしたが、その際には苦しそうな表情も見せており、これがただ単に任務に失敗したが故の苦悩の表情なのか、若しくは操られているのか、その場合は単に洗脳状態なのか、アイマスクによるジェントルー化の際に人格が変わるのか、それとも正気の上でブンドル団に加担しているのか、弱みを握られた上で無理矢理になのか。色々考えられる終わり方をしましたね。

ただ、今回の戦闘中に敵を傷つけるのは自分の主義に反する、とも言っており、怪盗としての矜持を持っているような表現もありました。ここら辺を鑑みると完全洗脳の線は薄く、何らしかの事情(もしくは思想共鳴)でブンドル団に与しているのかな、というのが個人的な見立てです。

前回前々回を見れば明白ですが、自身が生徒会長であるという事と、プリキュア達の正体が完全に割れている点を今後も利用しては来るでしょうし、逆にプリキュア側はこの事情を全く把握していませんから、今後の物語の軸になる可能性が高いですね。

そう言えば、敵側もプリキュアが三人になった事を危険視し、レシピッピの回収より先にプリキュアの排除を優先する命令を今回は出しており、そう言う点でも今話は大きな節目になっているのですよね。

 

 

レギュラープリキュア三人によりチーム結成、それによるブンドル団内でのプリキュア排除指令、デリシャスフィールドを見てしまった拓海、敵側はちゅるりんの投稿を参考に出来なくなる、そして正体の判明したジェントルー…まずは序盤の大きな転換期を迎えました。

次回は

 

 

ここねとらんの性質の違いにスポットが当たるようですね。ヒープリのちゆとひなたにも似たような話がありましたが、三人で料理作り(画面からはタコヤキっぽかったが)で親交を深めようとするみたいですし、新幹部も登場の予感。今からどうなるか楽しみです。

 


今回のデパプリをかいつまんでナナメからバッサリ

正直、らんの語彙力の高さってちょっと羨ましいかも。youtubeとか見てても思うけど人気がある人って、とにかく喋りが面白くて語彙力が半端ない。ま、例外もあるケドね。