ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】デリシャスパーティ♡プリキュア第6~7話雑感

ぎゃああああああああ! かわええええええええええ!!!!!

 

はい、なんか黄色枠のプリキュアが初登場するたんびに同じ絶叫を繰り返しているふらあそです( ´艸`) 可愛いものを可愛いと言わないのは大罪なのである(ふらあそ語録)。

 

さて、第6話ではここねの掘り下げ、第7話ではらんの初変身とデパプリチーム加入がメインとなりました。一見繋がっていないように見えて、微妙に話に連携があったのは上手かったですね。そして、それは次話にも引き継がれるようですが…

 

ここねは順調にクラスに溶け込み始めている

第6話では家庭科室の怪物の噂を聞き付けたゆいとここね。生徒会が噂は根も葉もないものであるとして調査を開始、生徒たちは昼休みの間は動かないように指示されるのですが、ブンドル団が絡んでいる場合見過ごすわけにはいかない、と二人は行動を起こします。それをまるで知っているかのように人が動かない間隙を縫ってジェントルーが登場・ウバウゾーを召喚して…という流れでした。

この話自体は、家庭科室の噂は本当に根も葉もないものであり、噂が広がったのもここねと離れて寂しがったパムパムが学校に侵入、家庭科室のやかんに嵌って呻き声をあげたしまったのを他生徒に聞かれてしまったから、というギャグチックなものでした。

しかし、校内で事を起こされた場合、ゆいとここねはバディがいない故に変身も出来ず、当然不審人物マリちゃんもいないためデリシャスフィールドも張れないという、少し困った事態になってしまっているのは面白かった(当の本人たちは面白くもなんともなかろうが)ですね。

そして、その際にクラスメイトの救助(校庭に現れたウバウゾーに仰天したクラスメイトがプレハブ倉庫に逃げ込むものの扉が歪んで脱出不可能になったのを助けた)をここねが行ったため、彼女の株は爆上がり、今まで遠巻きにされていた彼女も友人の輪に入る事が出来るようになりました。

こういう何気ないきっかけが元で友人関係が築かれるというのはままある事*1で、彼女は次第に良い方向に向かっている感じですね。

ここね自身も一人でいることを選択していたところはあったのでしょうが、クラス替えなどをすると、彼女の様な大人しいタイプの娘は警戒心もあってなかなか踏み込めないもの。まして高嶺の花扱いだった彼女なら相手からの警戒心もあり猶更だったでしょう。ゆいと触れ合う事で柔らかくなったこともあって次第にクラスに溶け込んでいくのでしょうね。今回は女子友達を獲得していましたが、男子はさらに遠巻き感があるのではどう出るかな? そのうちそこら辺のシナリオも出てくるかもしれませんね。

 

家族への誇り

第7話では華満らん=キュアヤムヤムのお披露目回となりました。

変身の大きな動機はジェントルーの罠により、実家の中華料理屋「ぱんだ軒」のレシピッピが奪われてしまうのですが、当時ぱんだ軒は半額セール中。そこをジェントルーが大量のレシピッピを奪うべく現れ、その際に「味など無関係であり、客は半額に釣られただけである」とらんを含むデパプリチームの目の前で店を侮辱したためらんが激怒したのが最後の決め手となりました。

前半でも語られていましたが、このぱんだ軒が人気を得るまでにはらんの両親が様々な試行錯誤を繰り返しており、らんはその様を目の当たりにしています。その回想シーンがギャグチックに描かれていたのは、あまりシリアスな場面にしたくなかったからか、或いは視聴者に対するフェイクなのかは分かりませんが、レシピッピの奪取の効果をゆい達に説明された際には、自分が半額セールを企画した事もあって責任を感じて落涙までしています。

家族というか、家がとても大切であり、誇りであるわけです。そういう点ではヒープリのちゆに似ていますね。家業の手伝いをしている点も共通(これについてはゆいもそうなのだが)。また、これに関して少しメッセージ性を感じたのが店を侮辱したジェントルーに対して「両親の苦労を何も知らないくせに! あの味にたどり着くのにアンタの想像を絶する苦労をしているんだ」という言葉。最近のSNSを中心とした安易な発言に対するアンチテーゼのように感じました。

自由な発信の場で自由な発言は守られるべきでしょうが、それに対象がある場合、慮らなければならない、少なくとも多角的にものを見なければならない。ジェントルーの発言は典型的な視野狭窄のものであり、それに対する警鐘なのかな、と感じました。考えすぎ?

らん自身は天真爛漫で明るく、表裏がない。さらに事あるごとに写真を撮りたがり、SNSを積極活用するなど今どきの子っぽい演出があります。最近の黄色枠では定番になりつつある属性*2ですが、バディとなる妖精・メンメンが人語を喋ってしまった際にも物怖じしておらず、肝が据わっている印象です。上で書いたことにも掛かりますが、店の味に対する誇りや積極的に手伝いをしている点や下の兄弟(上の子は妹だと思うが、弟かも?)がいる事も考慮すると、芯はしっかりしている娘っぽいので、これからどういう風に立ち回るのか期待したいですね。

変身後の姿・キュアヤムヤムは今の段階では未知数ですが、変身後いきなり敵の攻撃をしこたまもらうという姿を見せてしまったので強キャラ感はあまりないかも。必殺技・プリキュアヤムヤムラインズは無数の黄色い鞭状の光線を収束させたのち拡散状に解き放つというもので、拘束技にも応用できそうな感じですね。あと、彼女と直接関係はないのですが、彼女のパートナーとなったメンメンが口から炎を吐いて敵からの攻撃を防ぐ場面があり、妖精枠としてはかなりの攻撃力があるなかなか珍しいキャラになっていますね。

 

連動している!

前の記事で書いたことなのですが、らんがこれまで何回もジェントルーによるマズ飯被害に遭っている事が変身動機になるのではないか、と筆者は予測していたのですが、これは間接的には当たりでしたね。

ゆいとここねがらんと接点を持ったのは、キュアスタというSNSジェントルーが出現したお店とハンドルネーム・ちゅるりんが投稿している内容が一致しているから、というのをここねが発見したから。そして、その投稿の中にぱんだ軒で妖精が見える、という趣旨の書き込みがあったからでした。

同級生だったとはいえ、これが接点となり、ゆい&ここねとらんは邂逅する事となり、延いては新たなプリキュアが誕生する事になった訳ですが、このSNSの連動は次回も取り上げられるようで、らんのSNS好きと上手に絡めていましたね。当然、第7話の最後でちゅるりん=らんである事が判明するわけですが。

更に、今期間の注目点でもある、生徒会長・菓彩あまね。第6話では彼女が怪物騒ぎの調査のため食堂から人払いをした直後に、第7話ではレシピッピの事を調査していたらんに半額セールの話を持ち掛けてそれを利用する形で、それぞれジェントルーが出現しています。あまりに連動しすぎていて、やはり何か関連性が疑われますよね。え? とぼけ方がわざとらしいって? ナンノコトカナー( ゚ 3゚)~♪そう言えば、ジェントルーもゆいとここねの姿を見て「何という運命のいたずらか!?」とからんに対して「お前のおかげでレシピッピを効率よく集められた」とか迂闊怪しい言動をしています。うーん、彼女の正体が気になりますね!( ゚ 3゚)~♪

そう言えば、ジェントルーと言えば、上でも書いた「客は味ではなく、半額セールに釣られただけ」という台詞が妙にひっかかりました。何か「美味しい」という感情に一過言あるように見受けられ、延いては彼女がブンドル団に与している理由の一端なのかも…と少し考えさせられました。あと、セクレトルーの言う事に(今の段階では、ですが)絶対服従なのも気になります。色々謎めいていますね、彼女は。

 

ちょっと拙速だったかなあ

ただ、唐突なメンメンの覚醒や、らんにもレシピッピが見えていた設定(もしそうなら、今までのマズ飯被害時にジェントルーを認識できたはず)など、第7話はちょっと粗さも目立ちました。両親の味の探求のエピソードも含めると2話構成にした方が良かったのでは? と感じます。レシピッピが群がる際に発せられる美味しい料理を食べた時に生じるホカホカハートという感情も唐突に出てきました。ちょっと詰め込み過ぎ?

さらに突っ込んだ話をするなら、らんの一存で半額セールというのはちょっと短絡的で飲食店の経営ってそんなに甘くないんじゃ…と思ってしまいました。ぱんだ軒のあの規模では一種の賭けに近く、両親にその話を持ち掛けるような場面もありませんでした。最初は半額に釣られて出かけたゆい達がいつの間にやら臨時バイトとして手伝わされていたのも唐突感が凄く、ちょっと全体的に拙く感じられましたね。

 


次回は上でも少し触れましたが、らんのSNSがブンドル団側に利用されているのでは? という流れの話になるようですね。連綿と話が繋がっています。どうなるか楽しみですね。

 

ここまでのデパプリをかいつまんでナナメからバッサリ

ぎゃああああああああ! かわええええええええええ!!!!!

はい! とても、とても大切な事なので2回やりました( ´艸`) 

しかし、中の人・井口裕香さんは凄いですね。これが艦これの加賀や天龍・龍田と同じ人だとは…世間一般的には一番イメージが強いのはとあるシリーズのインデックスなのかな? あちらは少ししか見ていないので、自分的には艦これのキャラクターたちがイメージになってしまうのですが、色々な演技が出来て流石としか言いようがないです。

*1:高校時代から未だに付き合いのある私の友人との最初のきっかけは「そのジャンプ読み終わったら、次貸して」である(笑)。

*2:と言ってもヒープリのひなたぐらいか? SNS、というより端末活用は他のメンツもやっているし。