ふらあそ!

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【アニメ】デリシャスパーティ♡プリキュア第4話「ふくらむ、この想い…キュアスパイシー誕生!」感想

f:id:furafuraasobinin:20220302200405j:plain良かった…今回はらんちゃんがマズ飯被害に遭わなくて本当に良かった…。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

さて、キュアスパイシーお披露目回でした。まずはお披露目に終始した印象でした。じっくり話が進行していますね、今作は。

 

話の流れとしては、新学年が始まりクラス替えが行われたゆいのクラス。芙羽ここね華光らんも同級生となり、新しいクラスメイトに心躍らせるゆい。そんな折、成績優秀・眉目秀麗という高嶺の花扱いのここねに対して興味を持ったゆいは、昼食時いつの間にか姿を消していた彼女と仲良くするべく校内を探すのですが、しばらくして何やら大きなマットを一人で動かそうと試みているここねを発見して…というものです。

 

芙羽ここね=キュアスパイシーについて

少し声をかけづらい高嶺の花の美少女、という表現がなされました。実際、彼女の方からも壁を作っています(「一人のほうが気楽」と言っている)が、それほど重度という感じでもないですね。ただ言葉数が少なくあまり他人には干渉はされたくないタイプですかね。

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マットを動かすのを手伝おうとしたゆいに最初こそ冷たい態度を取りましたが、彼女が依然出会った相手であったことに加えて、人懐こくランチを誘ってくれたこともあって行動を共にすることに。そしてその際に現れたジェントル―との戦闘の際、戦闘フィールドに侵入してしまい、流石の事態にパムパムを問い詰め、ゆい=キュアプレシャスという秘密と彼女の戦う理由を聞いた彼女は、プレシャスが彼女を案じて逃げるように促した事と、ゆいと出会った事で一人が気楽という考えが変わった事で残る事を選択。その決意に反応してブレスレットが出現、そこにパムパムが呼応してキュアスパイシー誕生という流れでした。

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正直変身動機としてはちょっと弱かったかな、という気もしますが、この子、ちょっとゆいに惚れて憧れている節がありますね。実際、正反対の性質を持っているっぽいですし。ただし、マットを移動させようとした理由がそれと建物壁の間に挟まれたウサギを救出しようとした事だったり、根の優しさは共通項ぽいです。

あとはマットの移動の際にゆいが彼女に伝えた祖母の教え「皆で協力すれば出来ない事も出来るようになる」も大きな変身動機で、今までは一人が静かでいいと思っていた彼女がゆいの助力をしたい、という気持ちの変化になりました。というよりは今まで孤独を選択していたのは強がりだった可能性もある訳ですし。

f:id:furafuraasobinin:20220302200326j:plainこのゆいの祖母が故人なのかどうかは現段階では不明ですが、やはりこの作品に於いて大きなウェイトを占めそうですね。

今回は彼女の変身がメインで事情についてはあまり深くは描かれませんでしたが、次回はマリちゃんも絡めてこの辺りの描写もありそうなので期待しましょう。周囲から遠巻きに見られていたことが近寄りがたい壁を作っていたことは想像に難くないのですが、家庭の事情の事もありますし、次回予告を見た感じだとどうも感情表現が苦手な雰囲気なので、ゆいとマリちゃん、ついでにエナジー妖精たちがどういう風にほぐしていくのかにも注目したいです。

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f:id:furafuraasobinin:20220302200434j:plainどうもかわいい動物には目がないようなので、彼女( ´艸`)

変身後の姿・キュアスパイシーは青基調で少し長めのスカートにタイツがなかなか良いデザインだと感じます。少し気の強そうな吊り目にもマッチしている。彼女の名乗り「分け合う美味しさ~」は彼女の心情変化を良く表しています(変化というよりは本当はこうありたかった、という風にも取れるが)よね。

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ただ、パーソナルカラーの青色がモチーフであるパンにもスパイスにも引っかかってないのがちょっともにょるかなあ。青色のパンもあるにはありますが、連想で出てくる色合いでは正直ないですよね。この手の不一致はプリアラのキュアジェラートにもありました(ライオンモチーフなのに青)が、彼女には一応冷たいお菓子(ジェラート)が青を連想させるという共通性があるにはあった訳ですし。

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ウバウゾーの技をシールドでガード、2枚の障壁を形成し挟み込むことで相手の動きを封じる「ピリッtoサンドプレス」、浄化技のプリキュアスパイシーサークル」と多彩な技を見せました。攻撃に属性があるという感じではなく、青色のオーラを纏った技に終始したイメージです。キュアプレシャスにも属性の様なものはないですし、今作はそういう方向性のキャラ付けはしない感じですかね。

 

敵側の事情について

早速相次ぐ失敗を受けてジェントルーが敵の首魁(と思われる)ゴーダッツに叱責される場面がありました。

そして、パンが好物というゴーダッツの機嫌を直すために、パンのレシピッピをまとめて奪取する様にセクレトルーがジェントルーに命じる、という内容だったのですが、いちいちご機嫌取りに走っている辺り、セクレトルーは腹に一物ある感じかもしれませんね。

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ジェントルーも事務的に任務をこなしているだけに今の段階では見受けられ、組織としては若干脆そうな印象を受けています。まあ、当然幹部はこの二人だけではないでしょうから、今後に期待でしょうか。ただ、恒例になりつつある「ブンドル、ブンドルー!」見てると妙な一体感あるけどね( ´艸`)

あと少し今回疑問に思ったのが、ウバウゾーを召喚する意味合い。

今まではレシピッピ奪取後に邪魔をしに来たプリキュア及びマリちゃんを排除する事が目的かと思っていたんですが、今話ではパンのレシピッピを奪った後、プリキュアの姿を見るまでもなく問答無用で召喚したんですよね。

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ブンドル団の目的は言うまでもなくレシピッピの奪取。邪魔も入ればそれを邀撃するためにウバウゾーを召喚するのも吝かではないのでしょうが、今回に関しては召喚に気が付いたゆい及びマリちゃんが戦闘に赴いており、順番が逆になってしまっています。

今までの作品の様に怪物召喚自体にネガティブ要素があれば(前作のやる気吸収の様な)分かるのですが、今の段階ではそれも語られていません。そもそもウバウゾーは本来のブンドル団の目的であるレシピッピをわざわざ使用するという性質上、レシピッピ回収のための召還ですらない。

細かい点かもしれませんが、この辺りは以降のエクスキューズに期待したいですね。

(2022/3/13:追記)

再度見てみましたが、実際は一応マリちゃんが現れて、ゆい&マリちゃんと対峙した後にウバウゾー召喚していますね。そう考えるとそこまで破綻はしていないのかな。ただ、そうなると、第5話で登場したアノ人物…まあ、この辺りは次回の雑感でまとめしょう。

 

f:id:furafuraasobinin:20220302200730j:plainさて、次回はゆいやマリちゃん達とここねの交流が描かれるみたいですが、マリちゃん「ここねに避けられてる気がする」とか結構繊細なのね( ´艸`)

どの様なイベントを通じて友人関係を築くのか、今から楽しみです。

 

今週のデパプリをかいつまんでナナメからバッサリ。

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f:id:furafuraasobinin:20220302200808j:plainふむ…2枚の障壁に挟んで相手の動きを封じる…目前に円形のフィールドを張った後に飛び道具…

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まさか、キュアスパイシーの正体は…閣下! 閣下ではありませんかッ!?(鼻血)