全財産が500円…今時は焼きそば一個買ったら終了なんだよなあ…昔は2品ぐらい行けたものだが…と考えるおっさんブログはこちらです( ´艸`)
しかし、そのなけなしの500円で奇跡のアタリを引いてはなに粉かける眼鏡男! 許しませんからねッ!(錯乱)
とは言うものの、はなには暗い過去があった様ですし、そのはなに好意を抱いている(であろう)この眼鏡男ひょっとしたら将来絡む可能性ありますね。いや、いかにもモブっぽいしそれはないかな?
あと、それに関連してはながくじをムキになって引くシーンがありましたが、彼女は課金ソシャゲやっちゃいけないタイプだなー(笑)。
さて、今回は夏祭り回を絡めつつハリハムハリーの秘密に迫る、というものでしたが、実際は予想の範囲内であり、更にはぐたんの正体について全く触れられなかったのが惜しかったです。加えてほまれの家庭の事情もある程度開示され、どちらかというと設定暴露回に終始した印象でした。
ハリハムハリーについて
今までの行動・言動から元クライアス社なのではないか、という疑念は元々ありましたが、今話で確定しました。
初登場した敵幹部・ビシンに暴露されたわけですが、その前にほまれと二人きりになった際にもある程度の身の上話をしており、要約すると
- 元々孤児だった。
- 同じ境遇の仲間と共同生活をしていた。
- そのおかげで赤ちゃんのお世話などはお手の物
というものです。それに加えてビシンの話を統合すると
- クライアス社にスカウトされて改造手術をされたらしい
- ビシンとは元々仲間だった
という事らしいです。
人間体に変身する事に制約をあまり受けていない表現が散見されていたため、どちらが本体なのかは不明でしたが、回想シーンで鼠型の仲間と群れている場面があったのでねず…ハムスターの方が本来の姿の様ですね。
加えて、本来の姿は巨大かつ凶暴なネズミ型モンスターであり、今回はビシンにその封印である首の金色の鎖を破壊されてその本性を現しました。
気になる点はいくつかありました。
まず、ハリハムハリーの本来の姿を封印している金色の鎖です。単純に考えれば封印装置ですが、ビシンに破壊された後キュアエトワール必死の説得とPTCで浄化された後に元の状態に再生しました。そう考えると、誰かが与えたものである若しくは自身で開発した、言うなれば機械的なもの、というよりは自身の意志で創造されたアスパワワの結晶の様なものかもしれませんね。*1つまり、そこまでの意志を固めさせられる出来事がクライアス社所属時にあったと考えられる訳で、これははぐたんとの絡みである事が可能性が高いと考えられます。
いい機会であったにも拘らず、ミライクリスタルホワイトの事も含めて、はぐたんがらみの事情は今回も語られなかったわけですが、ここまで来ると個人的には最終回手前ぐらいまでこのネタは引っ張るのかな? と考え始めました。それが吉と出るか凶と出るかは最後まで視聴してみないと分かりませんが…ね。
更に彼自身が受けた改造についても気になりますね。回想シーンでは手術台の上に乗せられ「やめろ! ショッ〇ー!」状態でしたが、今回の最後で間違いなく浄化されており、これは浄化できる=オシマイダー化だった可能性が否定できません。
オシマイダーは人間のネガティブ感情を増幅させて怪物を生み出す(媒介の有無が若干不透明ではあるが)ものですが、そこに更に人為的な何かを加える…という推測が成立します。明らかにドクター・トラウムが一枚絡んでいそう*2ですが、考えてみると彼が呼び出した猛オシマイダーはダイガンが呼び出したオシマイダーを作為的に強化する、というものだったので、そう考えるとハリハムハリーはそのプロトタイプとして利用されたのかもしれませんね。ただ、それだといきなり猛オシマイダーを呼び出したジェロスの説明がつかないんだよなー
彼がクライアス内部についてどこまで把握しているのかは分かりませんが、今作はルールーの事も含めて、ある程度プリキュアサイドにも敵側の情報が筒抜けている珍しい作品なんですね。そりゃ、クライアス社側もメンツ一新したくもなるわ…
輝木ほまれ=キュアエトワールについて
こりゃ、ハリーに間違いなく惚れているねえ…
だからという訳ではないのですが、ハリーがほまれに過去を話した際に、ほまれもある程度の身の上話をしました。
彼女は現在祖父祖母(恐らく母方)の家に住んでおり、母親は重機を操縦する、という発言があったため、どうやらガテン系の様ですね。少しだけ家庭内のシーンがありましたが、祖父祖母は気の優しそうな典型的な良い人たち、母親は美人だけど中身肝っ玉かあちゃん、みたいな感じでしょうか。
しかし、ほまれが一時フィギュアを断念していた際、そういうに女性にありがちな叱咤激励はせず優しく見守っていたそうで、根は優しい人物だと想像がつきます。
更に父親は離婚しているらしく、結構ハードな家庭環境でもあるようですね。
そんな家庭で育ったため、ほまれとしてはフィギュアスケートの選手として早く一本立ちして皆に恩返しがしたいと考えており、メンバーの中では一番将来をきちんと見据えているんですね。そう考えると、序盤で彼女がやさぐれていた展開もちょっと納得です。ほまれが父親の事をどう考えているのかは分かりませんが、それも無関係ではないでしょうし、ジャンプ恐怖症に対する絶望が深かったんでしょうね。*3
後半はモンスター化したハリーを前に攻撃を躊躇してしまい押され気味だったはぐプリチームの流れの中で、一人彼の前に立ち塞がり、必死の説得を試みました。
要約すると、彼が元クライアス社の人間であろうと関係はなく、皆は仲間であるという事。そんなことで悩んでいたというのなら打ち明ければよかったのだ、という事なのですが、その叱咤激励に似た説得がなかなか激しかったので…*4
ハリーに間違いなく惚れているねえ…(大切な事なので二度言いましたッ)
最後にはハリーの内面にシンクロダイブした様な表現も見られ、これからどういう関係性にするのか注目の二人かもしれません。上手くまとめてほしいですが、これらは時間を掛けてじっくり描いていくのが肝な気がしますね。プリキュアシリーズの恋愛関係は批判の的になる事が結構ありますが、これはいきなりぽっと出のキャラと時間を掛けずにそういう関係性を仄めかすからだと思うので…
ビシンについて
一言で言うとこれまためんどくさい奴が出てきたなあ、という感じです(笑)。
クライアス社側の鳴り物入りキャラクターで、今回でハリーとの関連性をまざまざと見せつけてくれましたが、クライアス社入社前からハリーの仲間だった点とその名前から正体がハクビシン(もしくはモチーフ)の可能性があります。
今回は逃げるハリーを黒いウェーブで攻撃して追っかけまわしたり、闇の力を凝縮させてハリーの金の鎖を破壊したり、と人間体の姿での技披露に留まりましたが、ハリーと同じく正体を隠しているでしょうし、巨体化形態もあると思われるので、本性を現した際に真の実力が分かるのかもしれません。
注目点としてはハリーに対する執着心が半端ない事でしょうか。実際、今回ほまれとハリーの前に姿を現したのも、裏切者である彼の抹殺ではなく連れ帰って元の鞘の収まってほしい、と願っての事であり、彼に愛情を感じている様なニュアンスがありました。
一人称が僕であり、今の段階では男であると考えられますが、比較的高めの女性声優が声を担当しており、さらに見た目が中性的である事から女性である可能性もありますね。*5
更にハリーを元の姿に戻してプリキュア達を襲わせた事で、本来の姿に戻ったと狂喜するものの、ほまれの説得によって理性が取り戻されそうになった際には醜く顔をゆがめ「なんなんだ! 貴様は!」と彼女に激怒しており、ほまれはほぼ確実に憎悪の対象になりそうです。
どうも、ハリーに相当深い思い入れがある様なので、これは転じるとほまれのみならずはぐプリチーム、延いてはハリーに対しても激しい憎悪を撒き散らす厄介な存在になるかもしれませんね。
次回は
さあやと母親の関係性に切り込みそうな感じですか。非常に気になっていた二人なのでこれは見逃せませんね。っていうか、その食戟の〇ーマみたいなドラマは突っ込んでいいんですかね?( ´艸`)
今週のはぐプリの個人的見どころ!
今回射的屋台やっていたダイガンさん、取れるものなら取ってみろ、とルールーを挑発していたけど…部下の能力把握してない奴は淘汰されてもしょうがないんだよなあ。*6
来週もめちょっく!(めちょっくってなんだよ!)
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