自分で「シュタッ」とか効果音付けちゃう娘とはお近づきにならない方がいいと思うの…
さて、今回はさあやの掘り下げ回ですね。冒頭で登場した一条蘭世*1との因縁(とはいうものの一方的にライバル視されているだけだけだが)を絡めつつ、はぐプリチームの友情が語られる展開でした。
話の流れとしては、元人気子役であった事が判明したさあやでしたが、最近はさっぱりとはいえ芸能活動は続けている様で、近々オーディションを受ける事になっていました。ところがさあやの母親はベテラン女優・薬師寺れいらであり、その流れで自分も芸能活動をしている事については悩みを抱えている様です。
はな・ほまれの応援を受け、オーディションに参加するものの、その最中にルールーが蘭世を核にしたオシマイダーを召喚、戦闘になだれ込む…というものでした。
薬師寺さあや=キュアアンジュについて
今回は色々な事が判明しましたね。まずは上でも述べている通り、母親が大女優・薬師寺れいらであることが語られました。声の担当も岡本麻弥さんでかなりのベテランを起用しており、これは後のエピソードに登場してさあやに絡んでくる可能性が大ですねー。*2
そして、父親がれいらのサポートをするべく専業主夫である事も発覚。彼自身は優しそうな好人物ぽいイメージでしたが、良くも悪くも少し特殊な家庭環境の様です。*3ただ、さあやの大好物が超激辛デッドオアアライブカレーっていうのはどうなのかなー( ´艸`)
さあや自身は役作りをしている最中に偶然覗いたはな・ほまれを感嘆させるほどの天賦の才能の持ち主の様ですが、人前に出ると極度の緊張で演技がままならない、という重度のあがり症であることが語られました。子役の頃は難しい事を考えずに演技が出来たためその才能を如何なく発揮できたようですが、現在の不調の原因は親の七光り問題や、自分が本当に芸能活動をやりたいのか思い悩んでいる事もあり、それがあがり症に拍車をかけているのが大きいようです。
しかし、はな・ほまれがさあやを励ますために水辺で水のかけあいっこするイチャイチャシーン、尊い…
今回ははな・ほまれの助力があって、オーディションで自らの気持ちを吐露しつつ、まともに演技をする事が出来ましたが、流石に彼女なりの結論はまだ出ていないようですね。今話の戦闘シーンも含めて、はな・ほまれの友情への感謝とそれを守りたい気持ちを再確認した様ですし、それをオーディション時に本来の台詞から外れて自らの口で紡ぎだしましたが、一歩前進した、ぐらいの感覚です。上で母親が絡むかも…と推測したのは、そういう事情もあります。
今回は最終的にオーディションに落ちてしまった様ですが、徐々に成長していく様は微笑ましいですね。芸能活動を続けていく決意は固めた様なので、この先どこに目標を据えるのかが注目点かと思います。
戦闘及びルールーについて
ルールーが初参戦しました。オシマイダーの召喚にプリキュア変身バンク並みの凝った演出が為され、流石に別格の扱いです。確かこの場面を担当したスタッフの誰かがSNS上でこだわったからぜひ見てほしい旨の発言をしていたかと思いますが、正直気合入り過ぎ、ついでにエロ過ぎです…ふう…
そして、今回は顔に電子回路が映るのが確認できました。あと、これもSNS上で見たのですが、公式(東映か朝日TVかきゅあぱずかは分からんが)のキャラ紹介にアンドロイドだと明記されたようですね。どうやらアンドロイド確定ですか…追加戦士候補筆頭だけに、今後の動向が気になります。
さて、そのルールーが召喚したオシマイダーですが、先回にプリキュアのデータを取って強化型のオシマイダーを作る手助けをチャラリートにしていましたが、今回は自ら参戦という事でより的確にはぐプリチームの弱点を突いてきました。曰く
- キュアエールは攻撃が直線的過ぎて読みやすい
- キュアエトワールは身体能力は優れているが不測の事態に弱い
- キュアアンジュは一番パワーがなく、シールドを破るオシマイダーは製作可能
敵幹部でここまで戦力分析してきたのは結構珍しいですよね。実際、キュアエールはダッシュ中にパンチを置かれて吹っ飛ばされ、キュアエトワールは煙幕を張られ困惑している所を攻撃され、キュアアンジュのシールドは簡単に破られ、とことん弱点を突く戦法で一気に追い詰められました。
最終的には、皆を守りたいというキュアアンジュが自らのミライクリスタルをパワーアップ、強化されたハートフェザーで相手のとどめの攻撃をシャットダウン&攻撃転化で打ちのめしたので、その隙にハートフォーユーでの浄化に辛うじて成功しましたが、この敗北もルールーのデータに当然インプットされるのでしょうから、少なくとも彼女が出てくると薄氷を踏む様な戦いが続くかもしれませんね。
と言うか、ルールーははぐプリチームに弱点を丁寧に解説しちゃった上に、さりげにキュアアンジュディスっちゃったのが裏目に出た形になりました( ´艸`)
ミライクリスタルのパワーアップについてはハリハムハリーが「輝きが深くなった」と表現していましたが、技そのものが変化するわけではないようなので、単純にクリスタル所持者の心の強さに比例している、と言った感じですかね。そして、次回はほまれにスポットを当てるようですが…
きさまー! ほまれちゃんに抱きついているんじゃない! 離れろ! 離れろよー!(かつてないほどの激怒)
という衝撃の幕引きとなりました。今作は最後にこの「引き」を使う場面が多いですね。
そして、タイトルも不穏ですねー。まだ二桁話にも到達していないというのにッ!
今週のはぐプリを一言で表現
なんか親の七光りにコンプレックスを持っていた感じで叩き上げ強調していた蘭世ちゃんでしたが、あんたも親戚に有名人おるやん!(↑)
そして中の人、第六駆逐隊かよ! 豪華過ぎだろ、今回!
来週もめちょっく!(めちょっくってなんだよ!)
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