あれ? もう新幹部登場とか俺の(マテ)ビブリーちゃんはどこ行ったんだよ!!(悶絶)
さて、今回は日常回であるという事と同時に、シエルが他のプリアラチームとの仲間意識を深めるお話でしたが、同時に新幹部の登場も演出するという盛りだくさんの回でした。が、まだシエルと他キャラとの絡みは弱かったかなー、というイメージでしたね。
シエルは作中でも天才パティシエとして抜群の知名度がある状態で登場していますから、どうしても他のプリアラチームと等身大になるには大変なシナリオ作りを要求されるとは思います。ここら辺は少し回数をかけてじっくりやるのが吉な様な気がしますね。ただでさえ、シエルはいちかとの絡みしか目立っておらず、更に優しいお調子者というキャラクター性もいちかとダダ被りしていますから、ゴプリのトワの様にじっくりと他キャラと絡むエピソードを練ってほしいかな、と感じた次第です。
冒頭ではピカリオは死亡ではなく、半スリープ状態である事が判明しました。長老曰く伝説のパティシエの意思が彼のキラキラルをギリギリのところで現世に繋ぎ止めたらしく、復活するにしろしばらく時間はかかりそうですね。
更に場面飛んで敵陣営のシーンが挿入されましたが、新幹部はヤンキーぽい感じのグレイブと優男っぽいエリシオが新登場しました。
その際にノワールの目的も語られましたが、今のところは案外単純なもので全世界を闇のキラキラルに染めて世界そのものを絶望や恐怖などのネガティブ渦巻くものにフォーマットする事だそうで、そのためにキラキラルを回収する事が幹部たちの当座の目的の様です。捻りも何もない直球な悪陣営ですが、キラキラルが一定以上集めるとなんかありそうな気もしますねー。というか最後はまたしても地球規模のピンチになりそうな予感(苦笑)。
さて、自らもプリキュアに変身する能力を身に着け、ピカリオの事もあっていちご坂に定着する事になったシエルでしたが、早速いちかの中学校に転校、いちか・ひまりと同級生になります。
数学を完全にこなし、緑間ばりのスリーポイントシュートを決めるなど文武両道ぶりを発揮しましたが、国語はちょっと苦手なようです(苦笑)。まあ、日本語は世界でもトップクラスで難しい言語の一つらしいからね。仕方ないね( ´艸`)
上でもちょっと書きましたが、シエルは基本的にはいちかと似た性質を持っており、少しお調子者だけれど根は優しいといった感じのキャラですが、反面、自分の能力を隠す様な慎ましやかさはあまりなく、あくまでもパルフェ(完璧)である事を良しとして、目立つことにもあまり抵抗がない、といった違いがありますね。ある意味ひまりの対極にあるとも言えます。
この辺りは実際は妖精とは言え、長い期間フランスにいた事による外人らしさ(遠慮は美徳という感覚があまりない)を強調していますね。
元々美人である上に有名人、更に文武両道と来れば、あっという間にクラスの人気者になる訳ですが、彼女には実はとんでもない弱点があり、それがなんと
空腹になると人間形態解除。
「一緒にお昼を食べましょー」と囲まれている最中に解除されてしまい、さらにそのまま動き飛び喋るという大ポカをかましてしまいました。
大勢の目の前で妖精バレとか斬新過ぎる…(白目)
その後はシエルの正体を確かめるべく、クラス中の人間に追っかけられるのをいちか・ひまり・あおいの連携プレイで逃がすことに成功はしたものの、これ次回以降どう説明するのかはちょっと気になりますねえ…今回はキュアップ・ラパパ(魔法の力で誤魔化す)が使える世界観という訳でもないですし、安易に妖精バレ出しちゃったのは正直失敗だったと思います。ジュリオみたいに学校を長期休学にするにしてもシエルは有名人ですし、何事もなくしれっと通学にするにしては目撃者数が多すぎて不自然…完璧超人に見えて実は結構ドジ、というのをギャグっぽくを演出したかったのは分かるのですが、ちょっとやり過ぎちゃった感がありますね、今回は。
屋上で皆を撒いて一息ついたところで新幹部グレイブが登場。いきなり空飛ぶ自動車みたいなのに乗って上空から町中から大量のキラキラルを回収するという暴挙に出ました。正体を隠す気などさらさらなく…というか大事になる事に関しては無頓着な感じでしたね。
屋上からその様子を見ていた4人は変身、いつの間にやら高校生二人組も加わって、この辺りちょっと粗さが目立ち始めて来ました。
流石に今回はキュアパルフェメイン戦闘回といった感じで、他の五人はサポートに徹していた感じでした。
グレイブが呼び出した大型の怪物をキュアパルフェ一人で拘束するものの、その後は力任せに吹き飛ばされており、流石に前作の追加戦士であったキュアフェリーチェの様な圧倒的な戦闘力は見せませんでしたね。
しかし、他の5人のサポートを受けて、怪物を再拘束した後は必殺技キラクルレインボーで敵を単独で浄化に成功。やはりポテンシャル高めな表現がなされました。ただ、このキラクルレインボーとワンダフルアラモードが互角の能力を持っているのかは、ちょっと未知数な部分がありますね。実は今回の冒頭でプリアラチームに謎の販促アイテム宝石が降臨しており、これを使用する事によって他のメンバーも単独浄化可能必殺技が追加される可能性がありますし、話が進めば6人同時攻撃の必殺技も恐らく出てくるでしょう。
そう言えば、今回の5人のサポートは各々の能力を活かしていてなかなか面白かったですね。特にキュアジェラートの足場を凍らせて相手の体勢を崩した後に、キュアマカロンがその氷の上を滑って敵を拘束しながら弱点を撫でて一瞬骨抜きにするのは笑いました。なんだかんだで、キュアジェラートは青枠の知性の戦士っぽさを見せましたし、グレイブはキュアマカロンの弱点撫でを「ほう」という顔で見ていました。やっぱりこの二人はスタッフにとっても動かしやすいんかな…と感じます。
さて、今回初登場したグレイブについて。
どちらかというと考えなしの脳筋タイプで荒々しさが強調されていましたが、過去シリーズの脳筋タイプと比べると、部下(暗黒キラキラルを使った人形?)を足蹴にしてこき使ったり、前述したように町中に突如現れてキラキラルを強奪したリ、傍若無人で粗暴さが強く押し出されていますね。
冒頭で出たもう一人の幹部エリシオも含めて、幹部の中で唯一淡い薄緑基調のデザインではなく褐色肌に金髪といういでたちで、少し他の幹部とは違うのかな? という印象を受けました。
また、ノワールの事を「様」をつけないで呼び捨てにしているのも注目ですね。ただ単に粗暴な性格を出すためだけかもしれませんが、自分はノワールの部下ではなくあくまでも同志である、という感情の表れである可能性もあり、やはり別格さが滲み出ています。過去回でノワールは相手のネガティブな感情に付け込んで自分の手駒を増やすやり方を好んでいる様子が描かれましたが、グレイブはあくまでも自分の意思でノワールに付き従っているイメージですね。
ただ、怪物倒されてあっさり撤退するのはお約束とは言えしまらんなー。ああいう乱暴な性格だと激昂しそうなものだけど…
最後は再びおなかが空いてしまったシエルとともにスイーツ作りをして締めとなりましたが、あれ? 制服までしっかり着込んでシエルもキラパティの一員になるの? もう大繁盛確定じゃないですか、やだー( ´艸`)
次回は…ゆかりの許嫁(?)とあきらが決闘!?
先回の公開SMといい、次回は公式レズとかテレ朝はハードルを上げる限度というもの知った方がいい(;゚Д゚)
今週のプリアラを一言で表現
花京院、オメーこーゆーダジャレいうやつってよー、ムショーにハラが立ってこねーか?あ、そういえばエリシオの中の人、花京院と同じだね
来週もキラキラル☆