ふらあそ!

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【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第21話「なんですと~!?明かされるシエルの正体!」感想

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お互いにキラキラルのこと口走るいちかとシエル、実はこの二人、似た者同士なのでは…

 

でも、今回のプリキュアは厳密には身バレ禁止ではないし、キラキラルの事を隠す必要性は実はないんですけどね( ´艸`)

 

さて、今回は2回分も伏線を張ったシエルの秘密をネタばらしする回だった訳ですが、まあ、視聴者側からしてみれば流石にバレバレだった訳で、その正体は過去回で言及されていた海外に修行に出ていた妖精の一人、キラリンでした。

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更に、キラリンには双子の弟・ピカリオがいる事も明らかになりましたが、後述しますが、あ、そうきたかあ、という感じです。

 

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話の流れとしては、キラパティ周辺で妖精の光る耳部分を見かけたいちかの言に長老が散り散りになった妖精たちがイチゴ山に帰って来ている事を確信、集合の合図を送ると妖精たちが帰還している事が判明。いちかの提案でお祝いのパーティーをしている最中に、大量のキラキラルが発生している事を察知したビブリーが襲い掛かってくる…という感じでした。

 

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長老の合図に急いで駆けつけたシエル=キラリンがAパートであっさり正体をプリアラチームに明かしたのには意外でしたが、キラリン曰く「いちか達が長老の知り合いだと知っていれば別に正体を隠す必要性もなかった」と言っており、あくまでもシエルモードは人間の世界に紛れ込むための擬態だったようです。

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そう言えば、散り散りになった妖精たちを救う形でイチゴ山に集めてくれたのは、初期で敵になった悪側の妖精たちであり、浄化された後はその作業に奔走していたようですね。こういうバックグラウンドをきちんと描いてくれたのは非常に好感が持てます。

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今回の戦闘シーンでもそうでしたが、ペコリンも含めたほとんどの妖精は戦闘能力自体は皆無であり、今回ガミーらに救われてイチゴ山に戻れたニュアンスがありましたが、逆にガミーなどは妖精を襲おうとしていた猫を威嚇で追い払っていたり、初期に敵側に回った妖精たちは元々それなりに戦闘力が高い者がジュリオによって選抜されていたようですね。

 

キラリンも正体を明かし、宴もたけなわ、といった所でビブリーが襲来。戦闘になった訳ですが、流石に失敗続きのビブリーも本気モードを発動、大量のキラキラルを使って巨大化させた人形がプリアラチームに拘束・足止めさせられた事に激怒。自分のキラキラルを人形に注入し更にパワーアップさせるという手段に出ました。*1

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その際に、敵の攻撃をキラリンが一時的にガードする演出がありましたが、彼女は他の妖精たちと比べると若干パワーがあるようです。他の妖精たちが言及していましたが、妖精が人間形態になるにはかなりの修業が必要だそうで、今まで登場した妖精の中で人間形態が可能なのはキラリンと長老だけなんですよね。そう言えば、ガミーらのイチゴ山襲撃の際も、長老がバリアを張っており、妖精も修行次第ではキラキラルを扱う能力を備えるようです。まあ、元々キラキラルを「視る」能力はある訳ですから、当たり前と言えば当たり前なわけですが。*2

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尤も、そのパワーアップ人形ですら、ビブリーを上回る怒りに燃えたキュアホイップに呼応したプリアラチームの前にあえなくダウンし、最終的にはワンダフルアラモードで圧殺される結果になりました。

ところで、わりかし天使だったキュアホイップ=いちかが今回かなり本気で怒りの感情をあらわにしました。もちろんそれはスイーツからキラキラルを奪われた事もあるでしょうが、それ以上にせっかくのパーティーを滅茶苦茶にしたことに対してであり、

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それをちゃんとビジュアル化したため、非常に説得力がありました。そりゃ怒るよね。

ただ、ワンダフルアラモード後にビブリーを咎める様子を見せず、ビブリーがこそこそ隠れているのを放置しているのには締まらんなーとは思いましたが。

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勝利の喜びに湧いている所に、ジュリオが再び出現、一触即発? と言った感じのところで今回は幕となりました。

 

今回は敵についてかなり色々な事が判明しました。

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まず、敵の首魁と思われるノワールがいちおう姿を現しました。いちおう、と言ったのはその姿がオーラの塊というか、いまいちコンセプトが分かりにくいデザインであり、真の姿は別にあるのではないかと思わせたからです。

更に、敵側は自ら闇のキラキラルを扱える、という点にも注目でしょうか。今まではあくまでも発生したキラキラルを闇に染めて転化して使用している*3イメージでしたが、ノワールがジュリオに対して闇のキラキラルを注入していると思しき場面があり、また、ビブリーも巨大化人形に自分の暗黒キラキラルを注ぎ込みました。

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尤も、その巨大化人形を打ち倒されても、ビブリーは隠れるだけの余力が残っており、注入量そのものはコントロール出来るイメージでしょうか。ビブリーはキレた上での最終手段みたいなニュアンスで行っていましたが、まほプリのスパルダのヨクバール化の様な全てを擲って使う技ではないようですね。勿論その気になれば全注入の攻撃も可能なのでしょうが。

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そして、ジュリオの正体。最後の場面でキラリンが彼の気配に覚えがあると言っており、これは話の流れからしても生き別れの弟・ピカリオである可能性が高いです。

なんで今まで気が付かなかったかな、と思ったのですが、ジュリオには妖精特有の頭の飾りがしっかりあり、人間形態であるシエルとの共通性も高いです。過去にスイーツを憎む発言もたびたびしており、キラリンとともにパティシエ修行をしていたというならば、リオがいちかにスイーツ作りのアドバイスを的確に行えたことも納得出来ます。今から考えると、プリキュアへの尋常ならざる憎悪も、ただ単にいちかやゆかりに打ちのめされたから、というだけではなく、最初はプリキュアに強く憧れる姉弟だったからこその裏返しなのかもしれませんね。まあ、あくまでも憶測の域を出ませんから、ここら辺は来週に期待なのでしょうか。

 

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来週はパワーアップしたジュリオとプリアラチームが再戦するようですが、果たしてキラリンを含めてどういう結末が待っているのか非常に気になりますね。場合によってはビブリーとジュリオが共闘する可能性もある訳で、なかなか目が離せません。

 

今週のプリアラを一言で表現

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立場が逆になってフライングを超える空中土下座による弟子入り志願を披露したキラリンさん、プリキュア大好き過ぎぃ!

 

来週もキラキラル☆

 

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*1:しかし、キレた際の「プリキュアのくせにぃ!」発言は笑った。

*2:シエルもスイーツ作りにキラキラルを使用している。

*3:厳密に言えばジュリオがいちかのキラキラルを直接的に「奪った」事ならある。