ふらあそ!

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【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第18話「ウワサの主は強敵ビブリー!」感想

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追加戦士発表で彼女が善堕ちするルートが絶望になった訳ですが…いや彼女が七人目になる可能性がまだッ!!

 

元来、プリキュアシリーズは4クール一年という長いスパンが確定しているシリーズですからシナリオの転換期というのが何回か存在するのですが、今回は洗脳されていた妖精の巨大化→ジュリオのキラキラル収集実験に続く次の流れに移行する第一歩という回でした。

 

シナリオの流れとしては、失敗続きのジュリオに替わり新幹部キャラ・ビブリープリアラチームに仕掛けてくる…というものでしたが、ジュリオの様にキラキラル発生を誘導するやり方ではなく、悪い噂を流してキラパティに客足が遠のく様に仕向ける、というものでした。

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途中にフランスから天才パティシエ・キラ星シエルが日本に来るニュースを挿みながらシナリオは進行していくのですが、困ったプリアラチームはそれでも皆が前向きに行動した事により、噂をあまり気にしない少年がスイーツを食べてくれた事で、客が再び来店してくれるようになり、ぐぬぬっているビブリーをゆかりが捕捉。ビブリーは正体を現し少年のキラキラルを奪って手に持っていたぬいぐるみを巨大化させて戦闘になる…というプロットでした。

 

ビブリーについて

ジュリオに度重なる失敗、そして、ジュリオが使用していた杖が破壊されてしまったことによって、プリアラチームの前に立ちはだかる事になった新幹部。

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とにかく利己主義者で、自分の楽しみを優先し、他人が困る様を楽しむというなかなかの悪女です。失敗したジュリオをからかいまくって激昂させて楽しんでみたり、そもそも今回の悪い噂を流したのも、楽しそうなキラパティの邪魔をしたかっただけであり、本来のキラキラルを集めるという目的とは逆の行動をしている事も彼女の性格をよく表していました。イメージ的には陰湿になったマーモ様かなあ。

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狭い町中とは言え、キラパティに深刻なダメージを与えるほどの悪い噂を蔓延させたわけですが、これはどちらかというと彼女自身の特殊能力っぽい描写があり、とりあえずのイメージは言霊使い、という印象ですね。

また、彼女の口から敵の組織名こそ出ませんでしたが、ジュリオやビブリーの上にノワールという存在がいる事が初めて語られました。まだ詳細は不明ですが、ビブリー自身に、ノワール様の愛のために戦う、という台詞があったため男性の可能性が高いです。

ふざけた態度と人を小馬鹿にした軽い感じの口調ですが、感情がむき出しになると突如ドスの利いた声を発するようになり、これまた二面性を強調しているキャラクターですね。中の人はおジャ魔女どれみのどれみの人なんですね。演技の幅凄いなー…

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戦い方はジュリオに準じて手に持っている人形にキラキラルを吸収し巨大化させますが、彼とは違い自身では何もせずそれをけしかける、というものでしたが、キュアカスタードとキュアジェラートの足止めをものともしないで進行した上に二人を拘束したりはするものの、先に拘束したキュアホイップには力任せに引きちぎられた上に、カスタード・ジェラートの拘束もキュアマカロンとキュアショコラにあっさり解除されており、更にワンダフルアラモードでさしたる抵抗も見せないままとどめを刺されたため、あまり強いイメージはありませんでした。

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浄化された後の人形を大切そうに回収するシーンもあり、これまた色々な要素がありそうなキャラです。

ビブリーが出張るフェイズでは人形巨大化で押すのでしょうが、後述するキュアパルフェが登場する事によって事情は変わってくるかもしれませんね。意外と短命で終わる可能性もあると思っています。

 

キラ星シエルについて

今話の作中でTVにて世界でも高名な若き天才パティシエとして登場し、最後の場面で苺坂町を彼女自身が訪れる…というシーンが挿入されました。

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本来なら一話限りのサブキャラ? 程度の扱いですが、先日、公式で追加戦士・キュアパルフェの正式発表があり、どうも彼女がデザイン的にそれに該当する可能性が出てきました。詳しくは↓をクリック。

www.asahi.co.jp

今回の段階では台詞も特になく、性格等は不明ですが、名前から鑑みるに日本人とのハーフなのでしょうか。フランスで活躍している、という設定ですが、純日本人なのかハーフ(orクオーター)なのか、純フランス人なのか、もし、外人の血が入っているとシリーズでは珍しい純日本人以外のプリキュアとなり興味深いですね。*1

まあ、まだシエル=キュアパルフェが確定している訳ではないですから、ここら辺は予想の範囲を出ない訳ですが。

その上で発表されたキュアパルフェのデザインを見てみると、どうにも今までの「色」枠には当てはまらないデザインですね。強いて言えば白枠? デザイン上意識しているのはで間違いないでしょうが、全ての色を兼ね備えている=最強とかいうベタな展開だけは正直前作のキュアフェリーチェを想起するので勘弁してほしい次第です。それで戦闘バランスが取れるならともかく、ね。

 

今週のゆかりさんについて。

すっかり参謀役が板についてきましたね(笑)。

今回は自分の親衛隊を使って、キラパティの悪い噂を流した人間を調査させ、ほぼ犯人を特定、陰で客足が復活したキラパティを見てぐぬぬっているビブリーを何の躊躇もなく捕まえるという殊勲を上げました。

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序盤で風邪を理由に学校を欠席しているジュリオの話を聞いた際にも「正体が知れた以上もう戻ってくることはないだろう」と冷静にコメントしており、頼れるお姉さんぶりを如何なく発揮しています。

そう言えば、その場面であきらが何とも言えない微妙な表情をしており、やはりみくを巻き込んだジュリオに対しては複雑な感情が渦巻いている事が見て取れました。こういう表現は相変わらず上手いですね。

 

今回は新要素が盛りだくさんな回でしたが、キラパティのピンチに意気消沈したいちかより一足早く他のメンバーが前向きに努力する描写があり、かつては分裂しかけた彼女らの成長物語として、そして、彼女たちなりにキラパティへの思いがどんどん膨れ上がっている事が表現された良回でもありました。こういう展開を見せられると見る側としてもワクワクが止まりませんし、視聴意欲の継続に繋がります。今後にも期待ですね。

 

次回は前述のシエルが苺坂町を訪れる訳ですが、いちかは強力なライバルが来たと戦々恐々とするのかと思いきや、なんとジャンピング土下座して弟子入りを志願するという…

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キラパティはギャグが多めなのも楽しいですよね。またしてもビブリーが絡むようですし、果たしてどうなる事やら。

 

今週のプリアラを一言で表現

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今更糸電話を採用するあきら親衛隊もどうかと思うが、もたらされた情報をまた糸電話でみんなに伝えるあきらもどうかと思うの( ´艸`)

 

来週もキラキラル☆

 

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*1:え? ハピチャの外国勢? それはまあ、そう、そうね…