ふらあそ!

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【アニメ】Go!プリンセスプリキュア第50話「はるかなる夢へ!Go!プリンセスプリキュア!」感想

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今日で最後…今日で最後と分かっていてもやっぱり淋しいなあ。あっという間に駆け抜けていったはるか達との1年間だった気がします。

 

さて、今週で最終回のゴプリだったわけですが、先週にラスボスだったディスピアがわりかしあっさり逝ってしまわれたように見え、今回は大団円回かと思われたのですが…

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ディスピアの力のすべてを託されたクローズが真のラスボス化とは…

戦いを挑もうとするゴプリチームをキュアフローラが制し、話し合いに持ち込もうとしますが、当然クローズが応じる訳もなく、徒手空拳メインのバトルに発展するわけですが。

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クローズの台詞でもありましたが、この二人って初めて戦った因縁の相手でもあるんですよね。何気にこの演出はシリーズ初めてじゃないかな?

戦いの最中「絶望はなくならない」というクローズの言葉を受け、キュアフローラは戦いながらもある結論に至ります。

それは「絶望はなくならない。しかし夢もなくならない。夢があるから絶望もあり、絶望を乗り越えるからこそ夢や希望も生まれる」というもの。

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…ちょっと中学生の女の子が悟り過ぎな気がしないでもありません*1が、その言葉を受けクローズは戦いを放棄、「お前との闘いなんてやってられん」と言いつつ「今は消えてやる」という捨て台詞を残して消滅してしまいました。

これは私なりの解釈なのですが、ある意味敵として一番長く接してきたクローズだからこそ、このキュアフローラの言葉に応じてくれたのかな、とも感じるのです。正直、これをディスピアが受け入れても説得力はなかった気がします。

そういう意味では、いくらディスピアの力と意思を引き継いでいたとはいえ、クローズはクローズという個であった事が最終回で判明したのかな、とも思いました。

逆にストップ&フリーズは最後まで「個」としての個性は発揮されず、これこそまさにディスピアの分身という感じでしたね。

ついでに言うと、結果的にシャットとロックは生き残る事になりました。

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これはディスピアの分身が生き残ったという事でもあり、ディスダーク復活の萌芽となる可能性を残しているとも言えますが、二人ともクローズ以上に強烈な個の持ち主ですから、あまり深刻な風には見えないですね。

ディスピア(延いてはその力を受け継いだクローズ含めて)が消滅したため、本来ならこの二人も消えてもおかしくはなかったのでしょうが、そこはプリキュアの浄化の力を受けたからなのか、それともこの世から絶望がなくならない限りディスピアは常に復活する可能性があるからなのかは量りかねますが…

 

クローズがキュアフローラの言葉を受けて消滅したことにより、今度こそホープキングダムが復活。Bパートは大団円パートとなりました。

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何が何だか、という表情をしていた王と王女ですが、考えてみると、今回の物語は幼い頃のトワが行方不明になったことから端を発しており、この三人からしてみるとそれ以来の再会なんですよね。そりゃ、感動もひとしおでしょう。

 

プリンセスプリキュア達は救国の英雄として歓迎されますが、元々事相の違う世界にあるホープキングダムとはるか達の住む世界はやがて行き来が出来なくなってしまいます。別れの時が迫ってきているのです。

 

それぞれが自分の道を歩んでいく中、はるかとカナタとの別れがやってきます。

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…というか、まさかここで悲恋の話をやってくるとは思いませんでした。最後の逢瀬の後に涙を流すはるかにはぐっとくるものがありましたね。シリーズでも一二を争うカップルだっただけに。

最後の場面で、いつか別れ別れになったメンバーが会える可能性を示唆して物語は幕となりましたが、こういうところを変にご都合主義にしなかったのは凄い美点だと思います。

考えてみると、カナタやトワ・妖精たちを含むホープキングダム関係の面子とは世界が分かたれ、みなみはあすかの元へ、きららはパリ、と最後にここまでメンバーが別々の道を歩んだシリーズも初かもしれませんね。

それでも心は一つ! に説得力があるのも今まで作品をきっちり描き切ったからこそ表現できたのだと思います。

最後のCパートの場面を邪推すると、ゆいちゃんもかなり若くして絵本作家の道を歩んだようですし、ゴプリメンバーの未来は明るいものだったのでしょうね。

 

今週のゴプリを一言で表現

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最後に幸せそうにドーナツを頬張るきららが見れて、こちらも幸せな気分に浸れたです、ハイ。

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そして、ゴプリメンバー全員のこれからに幸あれ!

 

それでは、最後のごきげんよう。

 

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さて、このコーナー(?)のこれからなのですが、来週からの魔法つかいプリキュアの感想も勿論上げていく所存です。

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このブログを始めたのが昨年の中頃だったので、Go!プリンセスプリキュアの感想は途中からという些か中途半端なものになってしまっていたのですが、次回は第1話からきっちり出来るので今まで以上に、気合い、入れて、行きます!(ヒエーさん風に)

あと、Go!プリンセスプリキュアの総評を後日アップ予定です。こちらも早いうちにアップしたいですね。…頑張ります。

 

それでは、今度こそ最後のごきげんよう。

 

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*1:よくファンの意見の中でスマイルプリキュアのメンバーが作中ガン泣きする場面に批判が見受けられるが、実は私はあれが「年相応な中学生」の反応であると感じており、スマイルプリキュアの評価ポイントの一つでもある。