ふらあそ!

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【アニメ】Go!プリンセスプリキュア第47話「花のように・・・!つよくやさしく美しく!」感想

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はるかさんのいれたこうちゃでごぷりめんばーとおちゃかい。ぼくもさんかしたいなあとおもいました(KONAMI感)

 

さて、すごく私的な感想なのですが、今回は自分にとって「キュアフローラの謎」解決回といった内容でした。

 

シナリオの流れとしては、封印されたまま残っているキュアフローラに対応する花の城の黒い茨が消滅している、という異変がカナタからもたらされたため、現場に急行するという出だしで始まります。

言うまでもなくこれは罠で、はるかは城の中に引き込まれて閉じ込められてしまいます。

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はるかはそこで何故かプリンセスとして扱いを受け、憧れの王子も出現し従者たちに恭しく接せられ、この夢心地の世界に浸ってしまう事になる訳ですが…

もちろん、これは幻覚であり、城の外に残されたゴプリメンバーは強力なゼツボーグを前にして窮地に陥る…というところで前半パートが終了しました。

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なんか、自分の理想の世界に閉じ込められるって、先週アニマックスで見たドキドキプリキュアの映画版と内容がダダ被りでちょっと吹いてしまいましたが(;^ω^)

 

さて、キュアフローラ=はるかについてですが、彼女は他のメンバーに比べるとどうしても曖昧な感じが個人的には拭えませんでした。

他のメンバーが次々と目標を決めていく中、彼女の「プリンセスになる」という夢はあまりに現実味がなく、彼女は何を目指しているのかがイマイチわからなかったからです。

実際、今回の幻覚で見た彼女のプリンセス像は、当初イケメンの王子さまとの玉の輿、の様な表現がなされており「おいおい、そこはカナタじゃないのかよ!」と突っ込まずにはいられませんでした。

スタッフもその辺はわかっていたのでしょうか、後半パートでの戦闘シーンでクローズに「お前のプリンセスになるという夢なんか偽物だ!」と罵倒されており、彼女もそれで悩むシーンがありました。

ここからは推測なんですが、はるか自身薄々気が付いていたのではないのでしょうか? 自分がある意味具体的な形のない、悪い言い方をすると虚像を追いかけていたことに。だからこそ、最初に安易な形でのプリンセスになる、という幻覚に惑わされる事になったのにもちょっと納得です。

しかし、クローズの渾身の一撃を食らう瞬間、彼女自身がプリンセスの真の意味を理解し、この攻撃を跳ね返すことに成功しました。

要するに、プリンセスになる、というのは具体的な内容なのではなく、精神性そのものを指していたわけですね。

今回のタイトルにもある様に、強く優しく美しく、というプリンセスの精神性を磨くために今までの努力があった、と。

そう言われてみれば、確かにはるかは今まで数々の努力をしてきており、確実に人間性を高めていて、実際、最初は頼りない新入生がいつの間にかゴプリチームのリーダーにして要となるまで成長しました。

 

そして、この弛まぬ努力をする、というのがはるか=キュアフローラの根源だとわかったのが、今回のキモでしたね。

というのも、実は私は歴代リーダー格のピンク色プリキュアが「キュアフローラ」だったことにずっと違和感を感じていたのです。

海の象徴のマーメイド、星の象徴のトゥインクル、炎の象徴のスカーレットは分かるのですが、ピンク色を象徴する彼女に何故フローラ=花の女神の名前を与えたのかがピンと来なかったんですね。

と言うのも花は様々な色や形があり、ピンクを象徴するには広義的過ぎると感じたからです。が、やはり、我々日本人からしてみると、象徴的な花の一つに桜がありますし、なにより、花の名前を冠するのはピンク色プリキュアに相応しいきらびやかなイメージがあるからかな、と漠然と考えていました。

しかし、今回のシナリオで彼女が花のプリンセスである真の意味を理解できました。

心地のいいプリンセスの幻覚の中にいたはるかが、花の種を蒔いた瞬間咲き誇ったのを見て、これは違う! と言って目覚めたのは印象的でした。

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「花は種を蒔き、よく世話をし、時間かけてゆっくりゆっくり育てるもの。だからこそ美しく咲く事が出来る!」

というはるかの台詞は、花を美しさやきらびやかさだけではない「努力の結晶」であるという象徴です。もちろん、その名前を冠したプリキュアであるはるか=キュアフローラも。

…邪推すると、後付け設定かな、とも思いますが、こういう何気ない疑問解消は見ていて楽しいものでもあります。

 

努力をするからこそキュアフローラであり、だからこそ、その努力と言うものがプリンセスという精神性を生み出す。努力を象徴するはるか、という一本筋が通ったキャラ構成があったからこそ、今回のシナリオは非常に納得のいく仕上がりでした。ここ最近の各キャラクターにスポットを当てたシナリオ群のトリを務めるに相応しい内容でしたね。

 

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最後の花の城が解放されたことにより、闇に閉ざされていたホープキングダムは本来の姿を取り戻しましたが、それはあっさりとくれてやる、と宣言するディスピア。

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彼女が代わりに狙うのは…ノーブル学園!!?

 

次回からいよいよ最終決戦に入りそうですね。というか、来週身バレの予感をひしひしと感じます。他にもホープキングダムの人々が今どうなっているのか(特に王族)、先代プリンセスプリキュアが出てくるのか、シャットが最後に死に花を咲かせるのか(苦笑)。色んな要素があって、まだまだ目が離せないですね。

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今週のゴプリを一言で表現

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結局ストップ&フリーズって何だったんだろう…最終決戦に絡んでくるかもだけどこのままだと単なる道化じゃないか。つーか尻相撲している場合じゃねえぞ!(笑)

 

そうそう、本日、とうとう来月から始まる新しいプリキュアシリーズ「魔法つかいプリキュア」の番宣が入りましたね。

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期待とともにゴプリが終わってしまう寂しさも感じますが、ここら辺はこの時期の風物詩ですかねえ。

 

それではごきげんよう。