ふらあそ!

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【アニメ】Go!プリンセスプリキュア第41話「ゆいの夢!想いはキャンバスの中に・・・」感想

プリキュアが終わった後の題名のない音楽会ゲーム音楽特集だなんて…日曜討論なんて見てる場合じゃないな!(ダメ人間感)

 

今回はゆいをメインに据えたストーリーでしたが、時期的に見てもこれが最後のゆいがらみのお話になりそうですね。

 

前回に訪れたホープキングダムの美しさが忘れられず、絵に残そうとしていたゆいにみなみが夢が浜美術館で開催される絵画コンクールに応募を勧めるという導入で話は始まります。

 

コンクールのテーマは「みんなの笑顔」

 

テーマに沿った作品作りに悩むゆい。と言うか、この子って結構完璧主義者だったんですね。

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テーマに沿った絵とは何か、そもそも他の応募者と似た感じにしては不味い、オリジナリティを出さなければ、レベルも高いだろうからそう簡単には手が付けられないetc

色々な事を完璧にこなさなければならないと思い込み筆が止まるという、完璧主義者タイプに陥りがちな罠に嵌ってしまいます。まあ、生真面目な子ですから意外、ではありませんでしたが、彼女の別の側面が垣間見えましたね。

 

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ただ、悩んでいる最中とはいえ、こういう下書きするのはどうなの?(笑)。

 

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そうそう、前回の謎の建物(炎の宮殿)はやはり相互行き来可能の旅の扉である事が判明しました。

 

物思いに耽りながら外出していたゆいに久々登場の望月先生が声をかけます。

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思い詰めていたゆいの心情を悟ったか、彼女は「そんな表情ではいい絵は描けない」というアドバイスを残します。

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しかし、思いつめたゆいはコンクールの辞退を決意するのですが…

 

場面変わって、一方、度重なる失敗に業を煮やし始めたディスピアはより大きな絶望を集めてくるように新クローズに命じます。

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つーか、完全に蚊帳の外のシャット様が悲しい😢

シャット様~もうゴプリ陣営においでよ~(誘惑)。

 

延々と思い悩んでいたゆいは子供たちを集めて絵画教室を開いていた望月先生と再び出会います。

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子供の描いた絵を見て初心に帰るゆい。コンクールで賞を取ることばかり考えて、絵を描く楽しさを忘れていた自分を省みて、再びコンクールに出る決意をしたゆいでしたが、ここでストップ&フリーズ登場。

どうやらディスピア&新クローズに命じられた「大きな絶望」を数を集めればよい、と考えたストップ&フリーズは複数の子供をターゲットにしようと考えたようです。

しかし、当然のように子供を庇って標的にされてしまうゆいちゃん。ああ…

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流石に3回目の標的とあってかなりの抵抗を見せますが、あえなく3度目のゼツボーグ化となってしまいました。この件に関しては少し思うところがあるので後述しますね。

 

異変を感じ取ってすぐに現場に急行するゴプリチーム。

出てきたゼツボーグは、なんといっても強固な意志を以て抵抗したゆいがベースですから、相当強力で苦戦を強いられます。

本来、ゼツボーグ化し、絶望の檻に閉じ込められると本人は意識を失っている様なのですが

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なんと、彼女はプリキュアの励ましの声を受けて意識をぎりぎりで保ち、ゆい視点でのプリキュアたちの戦いを(恐らくゼツボーグの目を介して)見ています。この視点は結構斬新でしたね。バトルシーンも凝っているのはゴプリの特徴かも。

 

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あと、もう望月先生には正体ばれてるんちゃう? 幸い、望月先生はのんびり「前に会った事があるかしら」と言ってくれただけで、そこで流せそうなのを、キュアフローラが「ゆいちゃんを助けないと!」と咄嗟だったとはいえ失言しており、これは最終回近辺で身バレ確定かなあ…などと勘繰ってしまう場面でした(笑)。

 

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意識を取り戻したゆいちゃんは絶望の檻の中でストップ&フリーズが驚くほどの抵抗を見せ、あまつさえ脱出を試みたため、その隙をついてプリンセスパレス発動。ゼツボーグは浄化され、たぶん絶望の檻から出た人間としては初めて意識を保ったままゆいは救われました。

 

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プリキュアに救われ彼女らとともに歩んだ物語を、自身で紡いでみたいと、ゆいは改めて決意。コンクールでも無事佳作に入選し、夢に向かってまた一つ歩を進めたという形でまとまりました。

 

さて、前書きにも書いた通り、実質最後のゆいちゃん回だった(と思われる)わけですが、このゆいというキャラクター、扱いが不遇、というよりは惜しいキャラだなあ、と思います。

妖精以外でプリキュアをサポートするメンバーは過去にも何人かはいました。が、ドキドキプリキュアのジョー岡田やハピネスチャージプリキュアの誠司は男性枠であり、しかもジョー岡田に関しては途中でかなりの長期間離脱してしまいます。

敵化の標的に複数回狙われたキャラクターとしてハピネスチャージプリキュアの誠司の妹(名前失念。スマン)がいましたが、彼女自身は幼い上どちらかというとモブ的な扱いのキャラクターで、しかも最後に標的にされた際には「また私!?」などと口走るなど、どちらかといえばコミックリリーフみたいな扱いがなされました。

しかし、ゆいは初期から常にゴプリチームの一員として行動し、性格や心情などの内面の描き方も上手であり、4人に引けを取らない魅力的なキャラクターに仕上がり…仕上がってしまいました。要するにサポートキャラでありながらプリキュアメンバーと完全に等身大なんですよね。*1

そして、3回もゼツボーグの標的にされ、夢の大きさも意志の強さも一級品なのを見せつけてくれました。

まあ、ぶっちゃけ言うとプリキュアの素質があるんですよね。

こういう話題になるとふたりはプリキュアスプラッシュスターの霧生満&薫が挙がる事が多いのですが未視聴なのが悔やまれます。名作の呼び声が高いのでレンタルで見てしまおうかな…ただマラソンで見るのって疲れるのよね。

話を戻すと、キャラデザとしては寒色系をベースにした三つ編みの眼鏡っ子という地味な見た目であり、プリキュアの様な派手さには欠けます。が、それだけに以前書いた論評で「ゆいのプリキュア化はない」とは言ってはいたものの、サプライズを期待していたのですが叶わぬ夢となりました。いや、最終回までわからんよ!(往生際が悪い)

あまりに魅力的に描き過ぎたが故に、持て余されてもったいないキャラクターになってしまった。これがゆいちゃんの悲劇だったのかもしれませんね。

 

さて、次回はきららにモデルかプリキュアかという究極の二択を迫られる話になりそうです。

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正直、かなり不安です。この手の話はスマイルプリキュアのれいかのエピソードにありましたが、正直あの回はあまり納得のいく結末ではありませんでした。

かなり難しいテーマだと思われるので、来週のきららの決断には注目ですね。

 

今週のゴプリを一言で表現

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見よ! これが後の東堂いずみ先生である!

 

それでは、ごきげんよう。

 

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*1:逆に今回は妖精ポジションのアロマ&パフがゆいに食われてしまった感がある。