今週のお題「ゲーム大好き」(【ゲーム】私のゲーム事始め - 「ふらふら遊び人」の日記帖(カッコカリ))からの続き
私は実は一人っ子で、わりかし兄弟がいないことを寂しいと思っていた口だったのですが、当時関西在住の従兄弟が夏休みを利用して、我が家に長期滞在する事がありました。
私はそれをいつも心待ちにしていたものでしたが、あれは1987年の夏でしたか。彼らが(兄弟だったので「ら」)ファミコンとドラゴンクエスト2を持ち込んできたんですよね。
当然、目の前にある新しいおもちゃに私の親父が手を出さないわけもなく、従兄弟が外に行くたびにこっそり復活の呪文を入力しては、ドラクエワールドにのめりこむ、まあ、悪い大人の一丁上がりい、状態でした。
ちなみにその間に私は高校に進学し、悪い(笑)ゲーム仲間の手ほどきを受けてグラディウスも沙羅曼蛇もクリアできる程度の腕前にはなっており、正直グラフィックで劣るファミコン版グラディウスはそれほど欲しいものではありませんでした。
そして、従兄弟らは滞在期間が過ぎて、関西に戻っていったのですが、その次の日、私が高校の部活から帰ってくると、親父が嬉々としてファミコンでドラクエ2をやっているんですから、もうひっくり返るしかなかったです。
あんた、イロイロ早すぎだろ!(笑)
そんな訳で、当時の私の家はもうゲーム三昧でした。私は友人から(さっきさして興味ないとか言ってたくせにね)グラディウスや沙羅曼蛇を借りてきて、親父は親父で「これはパッケージに4人いるからドラクエみたいなゲームだ」と言ってウルティマ恐怖のエクソダスや「これはパッケージデザインが良過ぎる。絶対に良いゲームだ」と言ってウィザードリィを買ってきたり*1で、親子の壮絶なテレビ&ゲームの奪い合いに発展したのでした。
これを母親は静観していましたが、テトリスを親父が買ってきたことにより、母親までゲーム争奪戦に参加。当時「夕飯の平均時間が30分遅れた」という笑えない逸話を残しましたが、家族全員がゲームやっているんじゃ文句も言えません。
後に私はアーケードを含めてシューティングとRPG、親父は三国志にハマったことによりSLG、母親はパズルゲーム、とそれぞれ別の道? を歩むことになるのですが、私も高校を卒業し一人暮らしを始めると、またゲームへの接し方が変わってきたのです。*2
(続く →NEXT 【ゲーム】結局、ハード買いの基準って? - 「ふらふら遊び人」の日記帖(カッコリ))
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