さて、今回はお待ちかねのキュアスカーレット回でしたね。
前回の日記でも触れたのですが、まず結論から言ってしまうと、悪い予感は半分的中、半分はいい意味で裏切ってくれました。
最初のオープニングで早速「贖罪」の単語が出てきたのは正直面喰ってしまいましたが、反面、非常に期待させるものがありましたね。
本編が始まると、まあ、予想通りというか、前回の予告通りにはるか達がトワを励まそうと街に繰り出します。ショッピングをし、服をプレゼントして、おすすめのドーナツ屋に連れていってもらい、親しく笑顔で接してくれるはるか達。
そんな彼女たちに戸惑いつつも、自分にそんな資格はないと言うトワ。
「これからは、笑顔で楽しい思い出を作ればいいんだよ」
何を甘いことを、などと言う気はさらさらなくて、これは前向きをテーマとするゴプリをある意味象徴する言葉で、非常にはるからしいセリフだと思います。
ただ、その反面、自分にそんな資格はない、贖罪せねばならない、というトワ側に、肝心要の具体的なビジョンが見えてこないんですね。
あえて言うなら、ホープキングダムの国民に対するすまない気持ち、もっと具体的に言えばホープキングダムの再興、という事になるのでしょうか。ひいてはそれが敬愛する兄・カナタの救出にもつながるでしょうし、彼女は仮にも本物のプリンセスですから。ですが、どうにもそのあたりが伝わってこない。答えが出ていない、迷っている風にも見えましたが、その割には、はるか達と別れた後に行動を即座に起こそうとしている節もあり、これは今後のシナリオに注目するしかないのでしょう。*1
結局のところ、トワは望月先生と出会い、過去に過ちがあったとしても、未来を見据えて失ったものを取り返さなければならない、という事を示唆されます。そして、突如現れたロックに望月先生を核としたゼツボーグをけしかけられ、ピンチに陥ったスカーレットでしたが、4人で協力して退けることにより、彼女は正式にプリンセスプリキュアのメンバーとして迎え入れられました。*2
ここで意外だったのは、スカーレットが素直…というかあまりにもストレートに、3人に「ごめんなさい」した事でした。過去の善堕ちプリキュアにも謝罪の場面はあるにはあったのですが、ここまでストレートにやられるとかえって好感持てますね。*3
という訳で、上でも触れた悪い予感は「贖罪に対する具体的なビジョンがまだまだ不明瞭」という点では的中、「素直にごめんなさいした」がうれしい誤算でした。
こういう演出をしてくれると、先のお話も楽しみになってきますね♪
次回は、予告だときららとトワが衝突する話のようですね。
きららは、気が強く、メンバーの中では一番現実的な性格でトワとは対極にいる存在でしょうし、これは目が離せないエピソードになりそうです。
本日のゴプリを一言で表現
トワ「私、こういう時どういう顔すればいいかわからないの」
はるはる「笑えばいいと思うよ」
では、ごきげんよう。
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