ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第13話「辞める?辞めない?迷えるひなた!」感想

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いや、本当にこの烈さんの心境ですよ…長かった…

 

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今回はひなたにスポットが当たった回でした。出だしでひなたのお父さん・てるひこさんが登場しましたが、早速親父ギャグかましてみたり、若者ポーズを臆面もなくやってみたり、なかなかノリがいいです( ´艸`)ひなたはこの血を濃く引いていそうですね。

 

さて、そんなひなたですが、ぽそりと「私なんかプリキュアやめちゃうかもしれないのに」と呟いた事で彼女のコンプレックスが露わになった回でもありました。

要約すると、ひなたはいくらプリキュアとして活動しても一向に治療が進展しないどころか新幹部・バテテモーダまで出現してしまった事に頑張る意味合いに疑問が生じ始めてしまった…というものです。

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もちろん、彼女がいきなりそういう思いに至った訳ではなく、これには彼女の根幹である兄姉に対するコンプレックスがありました。彼女曰く兄姉ともに「やれば何でもできる」優秀さを持っていたらしく、それを比較された…というよりはひなた自身が比較してしまったために「自分は何も出来ない不出来である」「優秀な姉兄に絶対破れない壁を感じている」という思いを抱き続けていたようですね。

現にひなたは自作のジュースをのどかとちゆに振る舞った際に「いつもと違う味」と評された事を「やっぱり姉には敵わない」と悲嘆していました。別に彼女らは比較論的に「まずい」と言った訳ではないのですが、そもそもここで姉との比較に話の方向性が向かってしまった事がひなたの闇なのかなあ、と感じます。

ここでそのコンプレックス=破れない壁に対する諦観に対して、アスリート視点で理解を示したちゆは上手い話の配置をしたなあ、と感心しました。ひなたの場合は特に競争ごと、と言う訳ではないのでしょうが、スポーツに限らず競争が絡むと必ずぶち当たるのがコレです。この視点はヒープリチームの中ではちゆだけが持っているものであり、先回のスランプ回も含めて彼女が言うからこそ説得力がありました。

さて、話の中盤、敵側がドローンを核としたメガビョーゲンを召喚、空を自在に飛び回り電磁波をばらまくという戦法に出るのですが、ヒープリチームがそれに気が付いていなかったため捕捉できない、という事態に陥ります。いくら異変が起きた場所を追いかけても徒労に終わり、この騒ぎによって姉が車に閉じ込められて手が出せなくなった事もあって、ひなたが諦めた様な発言を連発するのですが、それに対して意を決したようにのどかがひなたに言うのです。

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「それでもお姉ちゃんを助けよう」と。そして、先ほど振る舞ったジュースの事をひなたちゃんの個性が出ていた美味しかった。何より私達のために振る舞ってくれた事が嬉しかった、と言うのです。

なんか、優しい…本当に優しすぎて憤死しそう…

いやね、正直、この時点でのひなた、かなりのネガティブモードに突入していたので、てっきりのどかが叱責するのかなあ、と思っていただけに、不意打ちぽくてびっくりしてしまいました。*1と同時に今作はやはりこの優しさを前面に押し出している作品なのだなあ、と再認識させられました。

 

この件でひなたが救われたような表情を一瞬見せたのが印象的でしたが、その後すぐにメガビョーゲンの核にされたであろう壊れたドローンをヒープリチームが発見。敵が空から電磁波を放っている事に気が付いた瞬間、ひなたがすぐにSNSで情報採取。UFO騒ぎが起きている事を即座に発見して、現場に急行。

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戦闘シーンはメガビョーゲン出現からかなり時間が経っているため、かなり強力化しており、雷の軌跡を超スピードで移動しながら攻撃してくる相手に苦戦。それでも二人の励ましによって諦めないで何度も立ち向かうキュアスパークルに感化されたキュアフォンテーヌがまずは敵の動きを封じるために氷のエレメンタルボトルで氷漬けにして封殺。そこからキュアスパークルの手痛い一撃で怯んだところでPHOでの決着となりました。

ここしばらくキュアフォンテーヌの頭脳戦能力に疑問符が付く所が目立ちましたが、今回は「相手の強さの根本を見切って、そこを封じて戦う」という実に冷静な判断力を披露してくれました。やっぱり青枠はこうでなくては。

 

さて、あとは本筋から外れたところで気になった所を少々。

まずは敵側の事情なのですが、シンドイーネとバテテモーダは折り合いが悪いんですね。バテテモーダに対しては、おべっかを使われて上機嫌のグアイワル、戦力になりさえすればどうでもいい、と考えているダルイゼン、と三者三様の対応でなかなか楽しいです。

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先輩の戦い方を見せてやる、とバテテモーダを引き連れて今回出陣したグアイワルですが、彼自身がコミックリリーフ色が強い事もあって今回の戦法もギャグチックに描かれました。が、飛行できるメガビョーゲンを使役して電磁波をばらまくという戦法はかなり理に適っており、個人的にはグアイワル結構やるな…というのが感想です。

特に毛が逆立つ、ドアノブでの静電気が続く、ぐらいならまだかわいげがありますが、このメガビョーゲンが行った先では電気系統が全滅している所も散見され、電気に何かと頼りがちな現代人には深刻な被害が出かねません。しかもこれ、例えば応用でナノビョーゲンをばらまく、みたいな戦法を取れば直接的に大惨事に発展させることも出来ますし、更に言えば今の段階でプリキュア達は空を飛べませんから、プリアラのエリシオが使用した上空からの無差別爆撃みたいにされたら対処のしようがありません。

弱点はSNSでUFO情報として姿が拡散されていた事を鑑みるに有効範囲そのものが狭かった事があります*2が、これもばら撒いた後に被害が出るものに転換して攻撃すればいいだけですから、まあ、ここら辺はグアイワルも片手落ちかな?(笑)ぐらいには思いますが。

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そう言えば、今作はSNSが比較的作品内に取り込まれていますが、怪物騒ぎ(とそれに付随するのどかの存在)を益子君が嗅ぎつけた事といい、今回の一瞬のUFO発見といい、最終的にはプリキュアの正体ばれとSNSは絡んでくるかもしれませんね。

あと、グアイワル、またしても無機物からのメガビョーゲン召喚(ドローン)でしたね。やっぱり幹部ごとに得意分野はあるっぽいですね。

 

戦い終わって、他者との比較ではなく自分の持ち味を生かせる事を気が付かせてくれたのどか・ちゆに謝辞を述べるひなた、という場面で幕となりましたが、彼女の闇が完全に払拭されたのかは少し疑問が残る回でもありました。個人的にはひなた関連はもう一波乱あってもよいかな、と。

 

しかし、そういう事まで考えると、今回の放映休止期間は本当に痛かったですね…それが故か追加戦士・キュアアースも早急に発表されました(ただし、従来通り放映されていればいつも通りの時期でもある)し、これはSNS上で見たのですが、株主総会? だかなんだかに行ってきた人が言うには、ヒープリの今後について出た質問に対して「全てが未定」と上が言ったそうで。まあ、真偽の程は定かではありませんが。所詮SNSでの情報ですので。

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今の段階で例えばNHK大河ドラマ麒麟がくる」は延長を明言していますが、一年越しの作品は昨今では珍しくなっているアニメ業界、ヒープリがどういう事になってしまうのか、今から不安ではありますね。実際、9話分、ほぼ1クール棒に振ってしまった訳ですから。

おさらいセレクションも含めたこのコロナ騒動については色々思う所もあり、別に記事を起こす事も考えたのですが、どうにもまとまらなさそうなのでパスした経緯もあります。リクエストがあれば書いてみようか…などとも考えましたが…流れ次第ですかね。

 

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さて、次回は…本筋とはあまり関係ないぽいですが…バテテモーダがハンディファンを使用している所を見ると夏祭りなんですかね? すこやかフェスティバルというお祭りがメインの回みたいですが、どうなる事やら。

 

今週のヒープリのここが見どころ

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む? ここは碓氷の眼鏡橋ですね!(鉄オタ視点)すこやか市のモデルは横川周辺だった!?(海はどうした)

 

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*1:歴代ピンクはこういう時ははっきり物申すタイプが殊の外多い。

*2:広かったら、そもそも携帯端末がまともに動かないはずなのでSNS拡散自体が起こらない。

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第12話「以心伝心!?チームワーク大作戦」感想(6/21第12話おさらい雑記追加)

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しっかし、新幹部の中身は保志さんかあ…おまいはToHeartの雅史の時から怪しいと思っていたんだよ!(言いがかり)
*1

 

さて、今回は予想通りと言うか何と言うか、息抜き回に見せかけた重要回となりました。

 

話の流れとしては、前回の苦戦を憂慮したヒーリングアニマル達が、3人が協力する事によって放つプリキュアヒーリングオアシス(以下PHO)の事も相まって、お互いのシンクロ率を上げるために特訓を提案します。

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意外とノリノリの三人でしたが、特訓自体はうーん…というものであり、別にそれをしなくても三人は仲良しで連携は取れているんじゃ…という内容で息抜き回としての要素が強かったものの…

一方その頃、敵側のビョーゲンズ側は新幹部・バテテモーダ*2お披露目をしつつ初陣、早速特訓が一段落したヒープリチームとバッチングするのだが…というものです。

 

プリキュア側の事情について

上でも書いた様に、この三人、連携はわりかししっかり取れているんですよね。これはキュアグレースにしろキュアフォンテーヌにしろ指示役がいれば素直に従うメンツが揃っている事もありますし、逆を返せば強烈な「個」(嫌な言い方をすると我儘)を持っているキャラが存在しない、と言う事でもあります。

だからこそ、今回新登場した幹部・バテテモーダの強烈な「個」に中てられ戦慄していたのも納得でした。

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メガビョーゲンを呼び出したにもかかわらず、バテテモーダ自身が襲い掛かってきたことに「自分から攻撃するなんて!」と驚くキュアグレースに、メガビョーゲン浄化後に「戦う事が楽しい」と心底嬉しそうに宣うバテテモーダに恐怖の表情すら浮かべている三人。

戦闘中もキュアスパークルが怖気づいた表情を見せましたし、キュアグレースも少し躊躇気味、キュアフォンテーヌは割り切っていた感がありましたが…

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次回には今回の件で弱気になったひなたがプリキュアを辞める、と言い出す様ですし、なんていうのか…皆優しいのもそうなんですが、それ以上に今回のヒロイン達は今までのシリーズのヒロイン以上に「普通の女の子」なんですよね。普段の仲良しシーンが微笑ましいのも、それに拍車をかけている気がします。

何にせよ、もはや避けようのない戦いに身を投じてしまっている訳で、どの様に戦士として覚醒していくのかはこれからの見所でしょうか。病身であった過去から戦う=地球の治癒という目的を見出しているのどかはともかく、他の二人は戦う動機や自覚も今後のテーマかもしれませんね。

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厳しい言い方をすると、メガビョーゲンと幹部の同時攻撃は十分想定される戦法*3であり、それに驚愕するヒープリチームは戦士としては正直甘かった、としか言いようがないのですから。

 

新幹部・バテテモーダについて

これまた強烈な幹部が出てきましたね。

眼光鋭く、動物ベースである事から粗暴なスマプリのウルフルンタイプかとも思いきや、やたらと軽いノリに加え、先輩三幹部にゴマ擦ってみたり、かと思えば腹の中に一物ある様な雰囲気もあり、テアティーヌの「嫌な予感」が彼を指しているのならば相当厄介な印象を受けます。

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また、強さに固執し、プリキュア達を驚かせた「戦う事を楽しむ」戦闘狂タイプであり、更に自身の出生の秘密を理解している(先回のメガビョーゲンの種に小動物が憑りつかれた存在)上に、自分のような存在は今後も生まれるかもしれない事を示唆するなど、冷静さも兼ね備えた戦闘狂、という最も嫌なタイプでもありますね。個人的にはダイの大冒険フレイザードみたいな印象を受けました。

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あと、やっぱり気になったのはその容姿ですかね…特に悪魔を彷彿とさせる尻尾。これは他の三幹部とも共通でもあるのですが、今回の彼の出自を鑑みると…

ひょっとして三幹部って元々人間なのでは?

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種を埋め込まれたのか、キングビョーゲンに何かされたのかは分からない*4ですが、その可能性がグッと高まってきました。そしてそうであるならば、これは取りも直さず、プリキュア達に浄化されれば普通の人間に戻れる可能性がある、という事に他なりません(もちろんバテテモーダも元の小動物に戻る可能性がある)。

逆に、人間も含めてどんな生物もメガビョーゲンの種、ひいてはメガビョーゲンのばら撒く汚染そのものに侵された場合、ビョーゲンズ化する可能性があり、これがビョーゲンズ一味が言う所の「フォーマット」することだとしたら…なんかヤバいというレベル通り越していませんかね、今回の敵は。

先回といい、どんどん敵のヤバさが浮き彫りになってきていますね。プリキュア側はどう対抗していくのか…これからも目が離せませんね。

 

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【6/21おさらいセレクション後に少し気が付いた点を追記】

  • お、オープニングのテロップで放送再開明言した。

  • メガビョーゲンの治療は一刻も早く→これ実際の病気にも言える事だよね(早期発見早期治療)

  • いちおう、バテテモーダ初登場時、シンドイーネは気圧されてる、というかかなりの力がある事に眉をしかめるシーンがあった。

  • こんな小さい頃から3幹部の活躍を知っていた!? 単なるゴマすりで流れ上言った可能性もあるが、そのゴマすりを的確にしていた事といい、勘繰る事も出来るセリフだよねえ。

  • ラビリンが提案した以心伝心はのどか達はある程度できる気もするんだけど…確かに過去回での戦闘中、指示は全部口に出してやっているのよね。バテテモーダあたりはそういうところ突いてきそうではある。

  • 改めてみると特訓シーン、マジで遊んでいるだけだな( ´艸`)

  • ラビリンはのどか達を巻き込んでしまった事に自責の念があるのね。自分たちの力がもっと強ければ、と。

  • 出自を考えれば当たり前は当たり前なんですが、ニャトランはバテテモーダに誰にゃ? と言ってますね。

  • 改めて思ったけど、バテテモーダのこの自分の方が強い発言、単なる実力だけの事ではなくて、プリキュアの甘さを指摘しているようにも聞こえるんだよな…

  • そういえば、一旦バテテモーダに吹っ飛ばされた後にプリキュア達が目と目で励ましあったのは正に以心伝心だねえ。

  • しかし捻りを加えて全身の力を乗せて飛び込みパンチ…やはりキュアグレースは武闘派…

  • 最後のシーンでちゆがバテテモーダの去り際の台詞を受けてああいうやつがまだ出てくるのか…と漏らしていたが、それ以前にとっつかみ合いで互角だったシンドイーネはともかく三幹部他の二人は参戦すればバテテモーダ並みかもしれない、という事を見逃しているのが気になる(しかも三人で力を合わせれば…と若干楽観視しているのも…)。ある意味ひなただけがその事実に気が付いている? だからこそ恐怖しているのかも。

  • 次回は再開ですね。ひなたが弱気の虫に取り憑かれるのは先回予告通りだが、メガビョーゲンの居所が解らない、という変化球で来るのね。なかなか面白い攻め方で今から楽しみ。

 

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そして次週はひなたがプリキュア脱退で揺れ動く…というものですが…

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やはりメンタルがかなり不安定なのが気になりますね、彼女は。浮き沈みが激しいというか、今話も戦闘終了後肩付近を手で押さえて恐怖に耐えているような描写があり、色んな意味で普通の女の子ですかね。早めに克服してムードメーカー&はっちゃけてほしいと思うのはワガママなんですかねえ…

 

今週のヒープリのここが見どころ

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なんかさあ、一人だけすっごく慣れている子、いない?( ´艸`)

 

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*1:初代ToHeartプレイ時「コイツ絶対裏あるやろ」と常に疑い続けていた若かりし頃のふらあそ(笑)実際は友達想いのとてもいいヤツだった。

*2:ネーミングセンスッ、仕事しろッ!

*3:ただし、今回に関してはメガビョーゲンはほとんど働いていなかった。

*4:バテテモーダも初出では「キングビョーゲン」から紹介される形で登場した。

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第10~11話雑感

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あー、のどかは待ち合わせ時間に早く行ってしまうタイプね。好印象好印象°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

さて、今回は連作シナリオとなっており、節目としても1クール目終了といった感じでしたが、もっと具体的に言うと合体技のお披露目回でもありました。

が、それ以上に今回は敵が相当ヤバい、というのが浮き彫りになった回でもあり、個人的にはこちらの印象の方が強かったです。

 

話の流れとしてはクラスの課外授業という事で電車に乗って別の町にあるガラス美術館にヒープリチームは赴くのですが、途中お留守番に耐えられなくなったヒーリングアニマルとの合流を交えつつ、突如現れたメガビョーゲンに対処します。

ところが敵側陣営は些細な言い合いから3人同時出撃になっており、美術館の付近で3体3か所のメガビョーゲンが同時出現。まずはバラバラに対処するものの、1vs1では対処できずとりあえずヒーリングアニマルの助言もあって一か所ずつ3人で対処と言う方向性に変更。

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グアイワルとシンドイーネが召喚した2体は何とか倒せたものの、時間が経つにつれ強大化していく性質を持つメガビョーゲン、最後に残ったダルイゼンが呼び出した個体に全く歯が立たず、吹き飛ばされて変身まで解除されてしまう…というものでした。

 

まずはプリキュア側の雑感

ちょっと気になったのが今回の戦闘に関しては悪手ばっかり打ってしまっていた点です。

まず、3体同出現したメガビョーゲンにキュアフォンテーヌの判断で各プリキュアごとに1体ずつ分散させて当たるのですが、今の段階で各々の戦闘力にそれほどの差異がないにもかかわらず、先回に1vs1ではメガビョーゲンには歯が立たない事がキュアスパークルが実証しているのですから、そもそもが戦力分散自体が完全な判断違いです。

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次にその分散のさせ方も、ラテからメガビョーゲンの出現場所が「水のそば」と「黄色い花が咲いている」場所だと教えているにもかかわらず「水のそば」にキュアスパークル、「黄色い花~」にキュアフォンテーヌを向かわせており、特に「水」が使える所にキュアフォンテーヌを向かわせるのが本来なら適切なはずです。とりあえず邂逅する事になったグアイワルが召喚したメガビョーゲンも、ガラス細工が核の「光の」メガビョーゲンであり、これも属性に合わせるなら本来ならキュアスパークルが適正だったでしょう。

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結局、反属性での戦いから各々が苦戦する事になってしまい、ヒーリングアニマルの助言によってキュアグレースの所に他二人が集合する事によって事なきを得ましたが、結果論から言えば、一体強大なメガビョーゲンを作り出す事になってしまいました。

尤も、1vs1で勝てない、という事は今回のような場合は対処のしようがなかったという事ですし苦戦は免れなかった訳ですが、それにしてもキュアフォンテーヌの判断違いは時間的なロスを招いてしまっており、先回もシンドイーネに対する交渉など、若干軍師・策士的な役割としては不安を残す内容でした。

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一回メガビョーゲンに敗北し変身解除された際に、思考の迷路に嵌ってしまったちゆに、自身の判断が間違ったかもと弱気を見せたひなた、と少し弱さも見せてしまいました。最終的にはのどかの絶対あきらめない宣言のお陰で立ち直るものの、前作のひかる達が目標を定めればひたすら邁進するタイプだったのに比べると対照的だな、と感じます。特にひなたの弱気の虫が出たのは人間臭くて個人的には好きです。こういうのをどう乗り越えていくのかも今作のテーマっぽいですよね。

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あと、今回でようやく気付いたのですが、シンドイーネの呼び出したメガビョーゲンと戦う際、ラテをとりあえず置いていく描写あったのですが、考えてみるとヒーリングアニマルとプリキュアが一体化して戦うという事は、戦闘中は彼女は完全に無防備なんですね。過去作にも要するに「戦闘に直接参加せず守ってもらう立場」のキャラクターはいましたが、直近の作品でもフワにはプルンスが、はぐたんにはハリーが、ペコリンには長老が、それぞれお付きにいたのですが、今作のラテは完全に戦闘時にはボッチになってしまうんですね。これ、ちょっとした弱点だと思います。敵側がいつ突いてくるかな…

 

敵側に付いての雑感

今までのシリーズと今回の敵の大きな違いが「巨大怪物系が暴れた後に後遺症が残る」点だと思います。それこそ過去作の敵はその巨体を活かして破壊をもたらすものが殆どでしたが、戦闘後は元通りに復元してしまうものが大半でした。

もちろん今作においてもそれは変わらないのですが、今回とうとう汚染が拡大し過ぎた事によって「完全に元通りになるには時間がかかる」という発言がエレメントから飛び出しました。要するに今まではメガビョーゲンが出現してもすぐに対処していたため元通りになっていたに過ぎず、一手誤って汚染を広げてしまえば取り返しのつかない事になりかねない、と言う事が判明しました。そもそも、先回もメガビョーゲンの汚染は浄化できてもそれに付随する破壊までは復元できない事が描写されており、今作のプリキュア達は何気に高いハードルが要求されているのですよね。

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次に、メガビョーゲンが時間が経過するごとにパワーアップする点です。それに伴って汚染も拡大していく訳で、時間的にどんなものだったのかは分かりませんが、僅か数時間*1で合体技しか通用しない&瞬時治療不可になるほどの汚染拡大、という事態になってしまった訳で、これは歴代の巨大怪物の中でも一二を争う厄介さだと感じます。

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更に、最後に残ったメガビョーゲンは強大化した際に自身の分身? みたいなタネを一体放出しており、しかもそれが第11話最後の引きの場面でビーバー? みたいな小動物に取り憑く*2、という場面が挿入され幕となりました。これに関してはこの戦いの様子を感じ取っていたテアティーヌも「嫌な予感がする」と不吉さを覗かせており、これがメガビョーゲンが成長すればどの個体でも出来るのか、それとも今回だけのオリジナルなのか(核が花のエレメントだったからね)気になる点でした。

あと、敵は何もメガビョーゲンを暴れさせる土地がすこやか市である必要性がない事も判明しました。今回はたまたまプリキュアが居合わせただけなんですよね。これは実際には描かれないでしょうが、プリキュアが駆けつけることが出来ない(若しくは駆けつけるにしても時間がかかる)場所にメガビョーゲンを召喚してしまえば、メガビョーゲンが時間と共に汚染を広げて強大化する、という性質上、実質ゲームオーバーにする事も可能なんですよね。強大化すれば今回登場した合体技ですら通じるかどうか分からないんですから。個人的にはこの疑問についてはエクスキューズが欲しいかな、とは思うのですがどうですかねえ。エクスキューズするにしてもラテを絡めるぐらいしか手段がない気がします。

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どちらにせよ、今の段階ではダルイゼンがちょっと格上っぽい感じですね。ただ、今回の合体技を見た際に「プリキュアも成長するんだ」と一人ごちていましたが、これは「プリキュアもメガビョーゲン並み」と言う意味にも取れますが、個人的には「自分は成長できない(する気もない)」という諦観めいたものにも感じられました。考え過ぎかな?

残り二人の幹部は…少々コミックリリーフに過ぎるというか。少しダルイゼンとは温度差があり過ぎるというか。

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まあ、シンドイーネさんかわいいからいいんですけどねッ(台無し)。

 

後、少し気になった点

今更ですが、やはり幼い頃に大病を患っていたのがのどかの中で大きなウェイトを占めているのは間違いないですね。

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一回メガビョーゲンに敗北した際に落ち込む二人やヒーリングアニマルに対して、絶対諦めない事を説きましたが、これは取りも直さず、幼い頃に担当医師から彼女が罹っているのが大病ではあるが自分は決して諦めない、と言ってくれたことに由来するものでした。

そして、再変身して再び強大化したメガビョーゲンと対峙した際に、やはり歯が立たないのですがダルイゼンの「(核になっている)エレメントも諦めている」という言葉でキュアグレースがハッと思いつき、エレメントサーチ。エレメントに決して諦めるな、自分も諦めない、と呼び掛け、残りの二人も必死の呼びかけを続けた事で新アイテム・ミラクルヒーリングボトル付与、合体技プリキュアラクルヒーリング(だったかな?ちょっと聞き取りづらかったので後で修正します)に目覚めました。

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このシーンで感心したのは、ちゃんと医療の原則に則っていた点です。つまりは医者も患者も一緒に病気に立ち向かおう、ともに治療にあたろう、という考え方ですよね。これは正に幼い頃から病気に立ち向かってきたのどか=キュアグレースだからこそ出てきた考え方であり、上手いキャラの活かし方だな、と感じました。こういう点を健康体であるちゆ=キュアフォンテーヌやひなた=キュアスパークルにも引き継がれていくのも良いですよね。

 

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さて、次回は特訓回ですか。っていうか、こういうのにお目目キラキラさせちゃうタイプなのね、のどか(笑)。

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そして、新幹部か!? これは!? しかもこの見た目…色々思う所がありますが、これは次週に取っておこうかと思います。息抜き回っぽい雰囲気でしたが、個人的には結構重要回な気がする…

 

ここまでのヒープリをかいつまんでナナメからバッサリ

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とうとう、プリキュアにも昨今の事情に合わせての啓蒙シーンが出てきましたね。良い傾向です。

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ア、ハイッ!
*3

 

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*1:最初のグアイワルのメガビョーゲン出現が昼前、決着の後先生と合流できたのが夕方辺りと考えた場合。

*2:しかも今の段階でこの分身の事を知っているのはダルイゼンのみなのもまた…

*3:しかし偶然とはいえ今作のテーマと現在の状況がクリティカルに合致してて笑えないよね…

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第8~9話雑感(6/14第8話おさらい雑記追加)

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ちゆ、一回の目覚ましで起きられるなんて偉い! 偉いぞーーーーー!(二度寝大好きマンの感想)

 

さて、今期間ではちゆとひなたの個別エピソードで掘り下げが進みました。抱いた印象としては立ち直りが早い=精神的に強靭なちゆに、やっぱり優しさ故の危うさがあるひなた、という感じでした。

 

第8話のちゆについて

大会を間近に控えたちゆでしたが、道夫のスパイ取材によって隣の学校のライバル選手がちゆの記録を練習で上回った事が判明。彼女はその事を意識はしない様にしていたのですが、その話を聞いた直後の練習跳躍で失敗、そこからスランプに陥ってしまう…というものでした。

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彼女はその優しく物腰柔らかい態度から一見そうは見えないですが、跳躍失敗後にペギタンと一緒にお風呂掃除をしていた際には「カッコ悪い所を見せてしまった」と自嘲的に呟きましたし、スランプ突入後もペギタンの彼女の体の事を慮った忠告にも耳を貸さず休日にまで練習に明け暮れるなど、プライドの高さと頑固さも覗かせました。先回にも卑怯な手段を使ったシンドイーネを睨みつけたり、実家の旅館に誇りを持っている発言もありましたから、布石は打ってあったのですが。

ただ、この話で彼女自身も言っていましたが、結局のところ自分が打ち勝たなくてはならないのは自分自身である、という確固たる信念で練習をしていた訳で、個人的にそこまで深刻な印象は受けませんでした。

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ペギタンは流石ヒーリングアニマルというべきか、彼女がイップスにかかってしまったのではないか、と危惧した訳ですが、このシナリオの最後にはメガビョーゲン撃退後騒ぎで観客がいなくなった競技場で見事ジャンプに成功、何も言わずに見守ってくれたのどか達とペギタンに感謝を述べる、という…嗚呼、本当に優しい娘ですね。という所で幕となりました。

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戦闘シーンでも、召喚されたメガビョーゲンが全身を氷のバリアでガードしつつ、攻撃の時に顔のガードだけを解いてビーム攻撃をするというなかなか厄介な個体だったのですが、キュアフォンテーヌは自ら指示してキュアグレースとキュアスパークルに囮になってもらい、顔のガードを解いた瞬間に大きく跳躍してむき出しの顔を攻撃するなど「皆の力を借りつつ跳躍を成功させる」を表現しており見応えがありました。ちゃんと戦闘シーンにまでそのシナリオでのテーマを取り入れていたのは感心しました。*1

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そう言えば、このシナリオで判明したのですが、メガビョーゲンが暴れた後は今作ではシリーズ恒例の「戦闘後は元通り」は起こらないんですね。どうやら、汚染された部分は元に戻るみたいですが、メガビョーゲンが暴れた事によって付随する破壊までは復元しないみたいですね。要するにエレメントが病気になった事による=メガビョーゲンがばら撒く汚染は治療で元に戻るが、それ以外を直す事は出来ない、と。これ、なかなか考えられている設定ですね。

 

第9話のひなたについて

彼女はわりかし欠点が多い人物として、ここ最近のシリーズでは珍しいタイプですが、元々優しい事に加えて自分の欠点を理解している、と言う点で憎めない感じになっていますね。

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このシナリオはのどかの入院時期の写真が彼女の思い出アルバムにあまり残っていない事を慮った彼女が、近所のショッピングモールで開催されているコスプレ写真撮影会に誘う…というものでした。

そもそも、この撮影会参加を企画した事自体がひなたがうっかり入院時期の写真がない事を不思議に思って質問を投げかけた際に、ぶしつけな事を訊いてしまった、と反省したからこそ「今から思い出の写真を撮ろう」と思い立った事ですし、撮影用の衣服を選ぶ際にのどかが他の客にもみくちゃにされて目を回した際にも、その事に気が付かず衣服の選定をした事を「すぐ周りが見えなくなる」と恐縮したりで、優しいんですが凄い気の回し様です。そう言えば第5話の水族館に行く話でも、やたらとちゆに気を使っていましたし、気遣いが出来る子、というのはのどかの属性でもあるのですが、何気にひなたも相当ですね。

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ちょっと穿った見方をすると、今の段階ではまだ語られていませんが、ひなたはひょっとしたら彼女が言う所の「すぐ周りが見えなくなる」性格が元で過去に痛い目に遭った可能性がありますね。それぐらい普段の明るい性格と反省時のギャップが凄い。

話中でモールの真ん中でメガビョーゲンを召喚をしたシンドイーネを1vs1で対峙するのですが、宝石を核としたメガビョーゲンの硬度に手も足も出ずに追いかけ回され、シンドイーネに対等に戦えるとでも思ったかこの考えなしめ、と罵られた挙句攻撃をガードし続けるしか出来なくなる、という敗北寸前まで追い詰められました。

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その時もシンドイーネの言葉に打ちひしがれたように俯いており、やはり精神的に未熟…というより何かあるのかな、と感じざるを得ませんでした。

絶体絶命の場面で二人がようやく駆けつけ、一人で考えなしに戦った事を謝罪したキュアスパークルをモールに誘ってくれたことを感謝する二人…ああ、優しい…なんか、今作、優しさに溢れすぎちゃいませんか…(昇天)

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三人が揃った事で形勢が一気に逆転し、メガビョーゲンとシンドイーネの撃退には成功。最後はひなたがのどかのために撮影会に誘った事をちゆに見透かされ照れまくるひなた、という場面で幕となりましたが、ひなたはなんとなく彼女らに少しづつ癒されいく…というのもテーマの一つなのかな、と感じる回でもありました。

 

敵側の事情について

なんとなくダルイゼンとのどか=キュアグレースがライバル関係になるのは見ていて分かるのですが、今期間中に関してはちゆ回にはダルイゼン、ひなた回にはシンドイーネが出てきたため、当初予想していたこの二人のライバル関係・相関性は特に持たせないのかな? となってきました。まだまだ前半部なので何とも…ですが。

あと、第9話でシンドイーネがキングビョーゲンの体を取り戻すと意気込んでいる所に、グアイワルは「今はなんか良く分からない靄」扱いをしており、幹部内でも結構温度差あるのが気になりました。

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シンドイーネは容姿や言動・態度から結構可愛いイメージがありますが、今回はひなた=キュアスパークルに言葉による結構な精神ダメージを負わせてみたり、かと言って意図的に精神攻撃したようにも見えず、敵側の容赦ない言葉が相手を傷つけるタイプかもしれませんね。個人的にはちゆよりより近いタイプのひなた*2との絡みを見せてほしいな、と感じましたね。

 

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次回は…メガビョーゲン大量出現!? えっと…まだ10話目だよね? 三幹部全員で攻めてくるような描写だったけど…まずは前半部クライマックスを持ってきたかな? そういえば前作・スタプリのプリキュア全滅寸前もこの時期だったよね。

 

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【6/14おさらいセレクション後に少し気が付いた点を追記】

  • あ、沢泉さんのライバル、可愛いっすね…
  • 今回はちゆにスポットが当たった回でしたが、ちゆの練習中のミスを後輩たちが「初めて見た」と言っていました。そう考えると、初めての挫折だったのか…? とも考えましたが、その後ののどか・ひなたとのランニングの休憩中には「行き詰った時にはここ(海岸の砂浜)で空を見上げる」と言っていたので決して今まで順風満帆、という訳ではなかったのですかね。陸上は自分との闘い発言といい、芯がしっかりしていますね、彼女は。
  • そう言えば、すこやか市のモデルは熱海説があるそうですね。熱海にしてはホテル等のコンクリート製建造物とかが少ないイメージですが。ただ地形がそっくりなんだそう。
  • 水(青)のプリキュアが空への憧憬を口にするのは結構珍しいかも。
  • ペギタンがイップス調べた本、文字の設定あるのかな? マホウ界文字みたいなやつ。文字のバリエーションが肉球しかないから多分ないか( ´艸`)
  • ちょっと「記録出なくても死なないし」っていうひなたの台詞は気になるなあ。ちゆを慮ったセリフではあるけど、反面逃げ口上になり得る言葉でもあるからねえ。実際、ちゆからも今だからこそ超えたい壁であるという趣旨の事を言われて否定されている。
  • 応援幕の限界突波(破)の誤字、犯人はニャトランか! 気づかないで作ってしまうのどか・ひなたも同罪だが( ´艸`)
  • この回から氷技が使えるようになるのね(氷のエレメンタルボトル)。しかし今回もラテは戦闘終了後も具合悪い状態維持だったけど、やはり呼び出したのはダルイゼンか…やっぱりなんか設定あるんかねえ、この辺り。
  • 最後に無観客の中ジャンプを成功させた後、また一歩あの空に近づいた、と言っているが、ちゆは地道にでも目標に近づくストイックさの象徴でもあるのね。
  • あれ? 次回のおさらいセレクションは第12話!? ひょっとして再来週から再開かな? 9話から先はひなたが弱さを見せ始める重要回が続くので出来ればきっちりやってほしかったけど…再開が早いに越したことはないのかな。

 

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ここまでのヒープリをかいつまんでナナメからバッサリ

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ヤメロ…限界突破という単語は…ソシャゲ脳には…コタエ…ル…

 

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*1:はぐプリのほまれでも似た様な展開はあった。

*2:流石にひなたがデリカシーなしとは言わないが、若干配慮に欠ける部分があるのは事実。

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第5~7話雑感(6/7第7話おさらい雑記追加)(5/31第6話おさらい雑記追加)(5/24第5話おさらい雑記追加)

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なんか映画がタイムリープものらしいけど、なんとかはぐプリのラスト関連フォローしてくれんかなあ…しないよなあ…なによりヒープリがメインなんだしなあ…

 

などとOPが映画バージョンにさし変わった際には考えてしまったふらあそなのでした。

 

さて今期間は全体的な掘り下げが続きましたね。プリキュアサイド、敵サイド、サブキャラも含めてどんどん描写が深くなってきました。

 

花寺のどか/キュアグレースについて

リーダー的な素質が意外とあるのに驚いています。ちょっと面白い、と思ったのが皆に良い影響を与えるタイプ、例えば前作のひかるのようなタイプ、というよりは人間関係の機微を読んで折衝役としての能力に秀でている点です。*1

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第5話では、ちょっとしたすれ違いによりちゆとひなたがぎくしゃくするのがシナリオのメインに据えられていましたが、母親の助言があったとはいえ二人を近づけるために水族館に誘って気を回してみたり、ペギタンの迷子の捜索とメガビョーゲン出現による現場急行の二択になった際にちゆとひなたの意見が真っ二つになりましたが、それも二手に分ける、という次善策を咄嗟に提案するなど状況判断能力にも優れています。…ちょっと板挟みっぽくて可哀想だったけどね(-_-;)

元々体が弱くあまり活発な幼少期を過ごせなかった事から人間観察眼に優れたのかな…推察していますが、本人は押しが強い性格ではないですし、優しさと気遣いを兼ね備えたピンク枠として描かれると良いですね。

そう言えば、その病弱設定なのですが、第6話ではメガビョーゲン出現位置が母親の働き先である可能性があったため走って現場に急行する場面があったのですが、3人の中で一番早く息を切らせており、やはりまだまだ健常者に体力では敵わないのかな…という描写があり気になりました。陸上部のちゆはともかくひなたに後れを取っているのは…尤も、ひなたの運動能力がどの程度なのかは作中ではまだ明確には描かれてはいませんけど、ね。

変身後の姿、キュアグレースについては、今作は意外と戦闘シーンが(今のところは)あっさり風味であり、特筆すべきところがあるかと言えばそうでもないのですが、案外バリア技多用するイメージがありますね。ピンク枠バリア多用は意外と珍しいかも。前作のゲスト出演でもバリアで攻撃防いでいましたしね。*2

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ただ、思いの外頭脳戦というか工夫して戦う能力があるのが好印象です。第6話で腐った土に足を取られて接近してきたダルイゼンに動けないふりをしてから一撃を食らわせた*3していますし、とりあえず突っ込んでみる、みたいな戦い方とは一線を画していました。このノリはたまにでいいので続けてほしいなあ、と思います。

 

沢泉ちゆ/キュアフォンテーヌについて

冷静さもさることながら、物事を理路整然と考える事が出来る様で、第5話では迂闊な行動を取りがちなひなたの事もあって状況整理のためにヒープリチーム全員でブリーフィングを実施するなど、なかなか賢い娘だなあ、というイメージです。

何より、この回ではひなたを直接的に咎めるでもなく諭す意味も含めてブリーフィングを実施した訳で、これでひなたもある程度事の次第を掴んだ節がありましたし、うーん優しいですね、ちゆ。尤もこの話の最後では交渉の余地なく敵幹部に感情で掴みかかったひなたにお説教する、というラストが待っていましたが( ´艸`)

ただ、第5話ではシンドイーネに捕獲されたペギタンを救うためまずは交渉に持ち込もうとするのですが、逆を返せばシンドイーネには交渉に乗る意味がない場面でもあったため、こういう優しさ故の判断違いを起こす危うさも少し感じました。が、ひなたとのどかの手によってペギタンを取り返すと反面かなり険しい目つきでシンドイーネを睨みつけてから変身しており、気の強さも覗かせました。このキャラは色々な側面があって面白いですね。くっだらないダジャレがツボに入る、という可愛らしい一面もありますし。

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第7話ではのどかをパパラッチする益子道夫の目を逸らすために、部活練習中に棒高跳びの県大会記録を上回る高さを後輩に指示するなど、彼の「スクープを見逃さない」性格を突いており、策士的な場面も見られました。

そう言えばお詫びも兼ねてなのですが、前回の記事でキュアフォンテーヌの必殺技について炸裂させた後に救いの手でエレメントを抽出するのがカッコいい、と書きましたが、この救いの手描写、他二人の必殺技にもあるんですね。なんで今まで見逃していたのかな。要するに今回のプリキュア達の必殺技は全員カッコいい! でよいかと(笑)。

 

平光ひなた/キュアスパークルについて

うーん、一番属性てんこ盛りですねえ。とてもいい子で今の段階では一番気に入っているキャラではあるんですが、反面、一番気になる点が多いキャラでもあります。

まず、物忘れの激しさ。これ、私自身も自覚しているので余計に感じるんですが、どうも一つの事に集中し過ぎてそれで上書きが起こる=前の事を忘れてしまう、というイヤな言い方をすると若年性健忘症みたいな感じが出ているんですよねえ。

この作品ではそれをフォローするためか、青枠にしっかり者のちゆがいる訳ですが、なるほど、第5話でのエピソードは「みんな違ってみんないい」をメインに据えつつ、ちゆがフォローしてくれるでしょうし、のどかの気遣いもひなたにとっては救いになりそう、というのを描写していました。ひなた自身は他の二人にはない底抜けの人懐こさがありますし、お互い良く補完しあっていて好感が持てるチームとして描かれましたね。この事は第7話で道夫も指摘していました。

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次にかなりの直情型である点。長所とも言えますが、第5話ではペギタンを人質に取ったシンドイーネのやり方に激怒し変身もせずにいきなり鞄を投げつけ突進。予想外の行動にシンドイーネが咄嗟に対応できなかったためもみ合いになりましたが、ちょっと迂闊な行動とも言え、これが将来的にヒープリチームのピンチにつながる恐れがありますね。実際、その後にちゆにお説教を食らっていますし。

あと気になったのが、第6話のラスト。のどかの母親に今まで病気で友達を作ることが出来なかったのどかと仲良くしてくれ、と改めて言われた際に感涙するのですが、考えてみるとひなたって両親がまだ未登場なんですよね。

まだ前半も前半ですし単に未登場なだけかもしれませんが、兄が実家の病院のメインを張っている点も考慮すると、ひょっとして親がらみで何かあるのかな、この娘…と勘繰ってしまいました。しかも、ひなたは底抜けの明るさを持っていますが、第5話では自分のせいでちゆを怒らせたのか、と落ち込んだ上に(実際、ちゆは怒ってなどいなかったのだが)その流れでプリキュアやめる、まで言い出しており、ネガティブになるとかなり引きずりそうな一面も覗かせました。ちょっと目が離せませんね。

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彼女の変身後の姿・キュアスパークルに関しては今の段階では特段目立つ何かはないのですが攻撃一辺倒なイメージは相変わらずありますね。初変身時見せたバリア技も攻撃転用していましたし、要所要所では使ってはいるんですが。第7話ではメガビョーゲンのコアを見出す役もやりましたし、とりあえず何々特化みたいなのはないとは思うのですが…

 

敵側/ビョーゲンズについて

三幹部はわりかし個性的ですが、仲良しかというかそうでもなく、しかし険悪かと言えばそうでもない。前回も記事で書きましたが、やはりドキプリのジコチュー三幹部に似た印象を受けています。

注目株はやはりダルイゼンですかね。ほぼのどか=キュアグレースとライバル関係になるのが確定でしょうし、第6話では「自分さえよければいい」というなかなかの自分勝手論理を披露し、他にもタイマン勝負になりそうになった所で他の二人がピンチになった際には自分の事を急に無視して救援に向かった事に興味を示した描写もありました。この場面は「自分の事中心」のダルイゼンと「仲間の事優先」のキュアグレースとの対比にもなっていましたね。

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ただねえ…界隈ではこの二人のカップリングを望む声が結構ありますが、確かに美形のダルイゼンとのどかは映えますから心情的には分かるのですが、のどかの母親を気絶するほどの勢いで突き飛ばしたり、汚染された泥をのどかの顔に塗りたくったり、正直この二人の和解は相当納得できるシナリオがない限り難しくないかなあ。諺にも「顔に泥を塗る」というのがありますが、言わずもがなネガティブな意味合いの言葉ですし、これやられた、まして女の子の側からしたら許しがたい行為でしょう。どうまとめるか興味はありますが、はてさて。

シンドイーネは今の段階ではイマイチ強さが解らない幹部であり、実際変身もしていないひなたととっつかみ合いになって互角という、身体能力だけなら一般人と変わらない、というある意味幹部としては初めてじゃない? という描写がありました。

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あのキャットファイト(笑)に関しては、ひなたの行動があまりに突拍子がなかったため対応できなかったというのもあるのでしょうが、それならそれでペギタンを捻り潰す事も出来たはずなのに彼を片手で掴んだままもみ合いになる所などは案外非情さはないのかな…という印象です。ただ、以前にも書きましたがキングビョーゲンには心から忠誠を誓っている様でもあるので(ついでに恋愛感情も匂わせている)彼の命令があればどんな邪悪な事も平気な顔でやる怖さもありますね。まあ、これは他の幹部たちにも言える事ですが。

グアイワルは…これコミックリリーフですかね。お前らとは頭の出来が違う、と言いながら岩を頭突きで砕いてみたり、道夫のインタビューを律儀に受けようとした挙句、道夫は彼を無視してメガビョーゲンにマイクを向けてたためツッコミ入れてみたり、どうにも脳筋、というよりは面白枠担当な雰囲気です。

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同時に何となく憎めなさも感じる幹部でもあるので今後の動向に注目でしょうか。実際コミックリリーフ色が強いながら、最終盤まで悪役の強さを誇示したドキプリのベールの様な例もありますしね。*4

 

サブキャラについて

第6話ではのどかの母親が再び勤めに出ると同時に、すこやか市出身者である事が判明しました。

職業はトラックドライバー。まだまだ男性比率の高い職業ですが、はぐプリでもほまれの母親がガテン系という描写があり、ここら辺は女性がどんどん社会に参画している表現っぽいですね。家ではラテを可愛がっている様で、ラテもだいぶ寂しさを紛らわせている様な描写は良かったです。

第7話では増子家の系譜、益子道夫が登場しましたがジャーナリズムに傾倒して取材対象を追いかけ回す悪癖はあるものの、取材対象に敬意を払うべき、という主義など誇りを持っているタイプであり、そこまでの悪人ではなかったですね。

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第7話は最近すこやか市で噂になっている怪物出現騒ぎでのどかが何らかの形で怪物を呼び寄せている、と気が付き彼女を追いかけ回す…というものでした。

最終的には怪物の出現に立ち会い、そこにのどかはいなかったため彼女への疑念は晴れたものの、その際に眼鏡を吹き飛ばされており駆けつけた三人の変身シーンは見れず仕舞い、しかしプリキュアの存在だけは音で認知した…という結末でした。

面白いな、と思ったのが、彼はメガビョーゲン撃退後、変身を解いた三人に介抱されたあとのどかに謝罪、取材は打ち切りだ、と言うのですが、その直後怪物と戦うプリキュアの存在を示唆しながら「あなたたちの秘密に気が付いた」と言うのです。戦々恐々としている三人に彼は「あなたたちはとても仲が良いという事です。こんなありふれた事記事に出来ません」といってにこやかに去っていくのです。

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三人はそれで胸をなでおろすのですが、これって道夫は彼女らがプリキュアだって事には気が付いたんじゃないかな、って個人的には思いました。つまりあえて見逃した、と。でなければ、前振りでプリキュアの存在の事を匂わせる意味がないですしね。来週以降も道夫は登場する様なのでどういう立ち位置になるのか少し気になる存在ですね。

第6話最後でテアティーヌが登場しましたが、キングビョーゲンとの戦いで動けないものの、プリキュア達が確実に治療行為を行っている事は感じ取っている様でまずは一安心、と言った感じで穏やかに虚空を見つめる表現がありました。そして、その視線の先にはクリスタル状のものに封印されている人影? が映し出されました。

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そう言えば敵側サイドの幕間でキングビョーゲンがプリキュアがいるという事は我々に対抗できるヒーリングアニマルがいないという事」と言っていたのが印象的でした。敵側からしたらどうも脅威を感じているのはヒーリングアニマル本体(多分具体的にはテアティーヌ)だけの様ですね。プリキュアはどちらかと言うとヒーリングアニマルの力を引き出し具現化するからこそ危ない、と言った所でしょうか。あくまでも警戒しているのはヒーリングアニマルの力そのものである、と。

さて、そう考えるとテアティーヌの元にいる封印されている者は、勿論彼女のパートナーである可能性が高い訳ですが、そうなると、気になるのがラテですかね。彼女もヒーリングアニマルである以上、パートナーを見つけてプリキュアが誕生する可能性はゼロではありません。良くも悪くも王女と言う特殊な立場ですから、どうなるかはまだまだ未知数ですが、女王であるテアティーヌにパートナーがいたとすれば…俄然面白くなってきましたね。

 

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【5/24おさらいセレクション後に少し気が付いた点を追記】

  • 改めて見ると、対キングビョーゲン戦において、テアティーヌは「単独」で戦いに挑んでいますね。未だに時間軸は不明ですが、やはり最近っぽいニュアンスなんだよなあ。この回のBパートでペギタン単独ではシンドイーネに対して何も出来ない、というのが判明した訳ですが、こうなってくると、何故あの3匹のヒーアニが人間界に派遣されたのかは気になります。最後の生き残りなのか、それとも秘めた力を(プリキュアと込みで)テアティーヌが見抜いて選抜したのか…
  • ひなたってメモをとるなどのマメさもないけど授業中にノートも取らないのね。学生時代の自分みた…げふんげふん
  • ペギタンをペンギンと間違えるか? 水族館職員(笑)。逆から言えば普段の生活においてペンギンは一番溶け込んでいない動物とも言え、こういう点では野良猫を普通に見ることが出来る人間界に於いて猫モチーフのニャトランとは真逆と言えます。ラビリンも気軽に街をうろつくのは難しいでしょうしね(町中にいきなり兎がいたらちょっとビビるよね)。
  • この回、ラテは敵浄化後にすぐ回復しているのね。これに対して設定があるのか尺の問題なのかはちょっと気になります。浄化までの時間が早かった、泡のエレメントの力が強い、シンドイーネは蝕む力が弱い…とか色々考えられますが…

 

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【5/31おさらいセレクション後に少し気が付いた点を追記】

  • ひなたの「出動」という台詞を「出勤」と冷静に訂正してあげるちゆ、最早慣れている感が半端なくて好き(笑)。
  • 三幹部は全員立ち位置が違うのは面白い。結果が望むものでありさえすれば後はどうでもいい(どうなっても構わない)ダルイゼン、とにかく欲の塊で感情的なシンドイーネ、どうにもキングビョーゲンへの忠誠心に疑問符が付くグアイワル。上手く個性が出せている。
  • 花寺家のラテの可愛がり様は、最終的に彼女がヒーリングガーデンの女王の座を引き継ぐであろう事を考えると、別れの時がちょっとツラそう…
  • そう言えば、ダルイゼンはメガビョーゲン生成の際に「生きてるって感じ」が口癖だけど、大体命ある存在の植物等(樹木や花、イチゴの実)なんかがターゲットなのね。他の幹部が無機物や川(の水)や温泉の湯などを選んでいるのとは一線を画している。
  • しかし、ダルイゼンがのどかの母親を突き飛ばすシーンは何回見てもムカつくな。最後は「ふん、弱っ」とまで言ってるしヘイトは溜まるよねえ。自分は「どうしようもない悪は断罪されるべき」という考えを持っているので、彼との和解は今の段階ではちょっと考えられないんだけど、まあ、プリキュアだからなあ…なんとか上手い落としどころを見出してほしい所。そうそう、のどかは敵側に早々に身内に手を出されたプリキュアなのね。シリーズでは結構早い方じゃないか、これ?

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【6/7おさらいセレクション後に少し気が付いた点を追記】

この回はやはり益子君が強烈な個性を放っていましたね。

自分で敏腕ジャーナリストを標榜していましたが、実際のところ、のどかが怪しいと感じる嗅覚、それを裏打ちするデータ取り、のどか達の動揺を素早く察知するなど、かなりの優秀さを感じます。反面、尾行能力は低めですけどね(苦笑)。ギャグ要員っぽく描かれていたためそういう印象を受けづらくしているのも上手なフェイクですね。

逆にヒープリチーム側は益子君がのどかに疑いをかけている=のどかがビョーゲンズだと言うのか、と憤慨したり(益子君はそういう類の事は言っていない)、ヒーアニ達がプリキュアの正体を秘匿しなければならない理由を実は全然理解していない事が判明したり、益子君が取材を打ち切りにした際にも、とりあえず助かった、とかそういう警戒心を特に見せずに一件落着みたいな態度を取っており、嫌な言い方をするとちょっと間が抜けている印象を受けました。

あと、今回は特に戦闘シーンが短かったので尚更思ったのですが、キュアスキャンってかなり優秀ですよね。ミスがない上に百発百中ですし、これがないと浄化できないと言え、浄化技とセットであれば確実に決まる技でもある訳で、逆から言えばこれを妨害したり無効化できる手段が敵側にあれば緊張感のある戦闘シーンが描けそうですよね。

 

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次回はちゆが大会を前にしてスランプに陥る話の様ですね。思わぬ弱みを見せるのか、やはり芯の強さを見せるのか、今の段階では三人の中で最も隙の少ない人物なので注目したいですね。

 

ここまでのヒープリをかいつまんでナナメからバッサリ

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つーか、どう考えても増子一族だと思うじゃん? でも漢字が違うんだよなあ、漢字が(だけど絶対親類関係だよね!)

 

 

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*1:ピンク枠は意外とこの辺り無頓着なタイプが多い気がする。このタイプだといちかが近いか。

*2:尤も、最終回ゲスト枠がバリア技でピンチを救い、攻撃技で隙を作る、はお約束の様になってきているが。

*3:ただ、汚染された土を顔に擦り付けられる、というショッキングな展開を甘んじて受けていたので、ふりをしていた、というよりは火事場の馬鹿力だったのかもしれないが。

*4:ただベールは策士系枠だったからなあ…

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第2~4話雑感(5/17第4話おさらい雑記追加)(5/10第3話おさらい雑記追加)(5/3第2話おさらい雑記追加)

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む…のどかの制服凄く可愛い…いいぞ…いいぞ…

 

さて、最早シリーズ恒例、まずは敵味方含めての大まかな設定暴露とプリキュア変身がメインに据えられた3週間でしたね。

グレース・フォンテーヌ・スパークル3人のプリキュアが誕生しましたが、追加戦士込みで4人ですかねえ…皮算用ですが。個人的にはプリキュアシリーズは4人が一番バランスがいいと思っているので*1非常に良い塩梅な気がしますが、まあ、はぐプリの様に+2人という変化球もあり得るので、まだまだ様子見(笑)でしょうか。まだ始まって1か月ですしね。

 

プリキュア側のキャラクターについて

のどかがとんだ運痴である事が第二話で判明しましたが、これはその様子を見たちゆが指摘した通り今までの運動経験のなさに起因しており、また同話で入院生活がかなり長く、今までは車椅子での生活を余儀なくされていた事が正式に判明しました。

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その様子を見たラビリンがパートナー解消を提案しましたが、このシナリオではラビリンはラビリンなりにのどかを慮った事(危険なプリキュア活動に巻き込むわけにはいかない)に加えて、のどかに対する期待値が高かったが故のギャップ(のどかが自信満々な態度を取ったため余計に…だった)などもあって、なかなかツラい話になってしまいましたね。このラビリンの態度は他の2匹のヒーリングアニマルも咎める様子を見せましたし、感情の機微を上手く描けていて第二話にして早くもやるな…と感心させられました。

最終的にはのどかが今までの自分の境遇をラビリンに語った上で、自分を支えてくれた多くの人たちへの感謝とその事に対する恩返し、そして何より敵のやり方=地球を病気にする、という事に許せない感情が上回っている事を吐露。ラビリンの謝罪もあって再びパートナーとしてやっていくことを決意しました。なるほど、だからこそビョーゲンズの地球を病気にするというやり方に対し敏感だし感情が激しく動くんですね、彼女は。彼女の戦う動機をきっちり描いたのはとても好印象でした。

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あ、あと、第二話で変身が出来ない彼女がメガビョーゲンに対しブービートラップを仕掛けた挙句必死に走って逃げまわるシーンがありましたが、物理的な力で上回ったメガビョーゲンには通じなかったもののアイデア自体は悪くなく、しかもきっちり走れるだけの体力はあるんですよね。頭も結構回るイメージが出来ましたし、運動に対するちゆの指摘はそういう点でも正しかったと推測されます。

 

ちゆは青枠の少し厳格なお嬢様枠、という感じはあまりなく、冷静な分析力があると同時にとても優しい娘だな、という印象です。一応大きな旅館の娘ですが嫌味な感じは全くなく穏やかさも出しており案外珍しいタイプですね。

のどかとヒーリングアニマルが会話している所を偶然目撃してしまい、彼女からそれとなく事情を探ろうとしましたが、隠し立てしているのがミエミエののどかにも強引な態度は見せず、こういう点も優しい娘だなあ、と思わせた要因です。

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温泉宿としての家に対しては自信と誇りを持っているタイプですが、その温泉がメガビョーゲンの核にされ汚染され、更にキュアグレースが苦戦している所を見て、何と能動的にプリキュアになる事を決意。怖がって躊躇するペギタンを一緒にフォローしあおう、と優しく説得してキュアフォンテーヌに変身を果たしました。

安定の水プリキュアですね。フォンテーヌが泉を意味する単語ですが、そういえば温泉宿の娘さんですもんね。ただ、氷の技は逆になさそう。ゴプリの水特化プリキュアキュアマーメイドみたいな演出が今から楽しみでもあります。

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必殺技・プリキュアヒーリングストリームは巨大な水流からエレメントだけを救いの手の形にして抽出するというものでなかなかカッコいいです。

 

ひなたは実家が動物病院でお兄さんがメインでやっているみたいですね。お姉さんが病院の敷地でオープンカフェと比較的裕福な家の子女という感じです。

彼女は軽い性格かなー、と当初は思いましたが、実際軽い…んですが、自分より他人の身を案ずる実はすごい優しい娘ですね。俗に言うピンクプリキュアっぽい性格、というのがありますが、彼女はかなり該当しているかと思います。黄色枠なのにこれまた珍しい。

反面、目の前の事しか出来ない(同時に複数の事を器用にこなせない)、あわてんぼうな性格、時間にルーズな点等、わりかし欠点も多く、少し困った性質も持ち合わせていますね。ただ、そんな所も人間臭くてかわいいと思います。

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仲の良い友人として少しふくよかな女の子が登場しましたが、こういう少しのんびり屋さんと付き合う分にはとても良い友人関係を築けそうです。

第4話序盤でニャトランと運命の出会い(苦笑)を果たしましたが、プリキュアの探索に一番積極的でノリがいい性格の彼と意気投合。上でも書いた様に後半部でメガビョーゲンの攻撃の余波で吹っ飛ばされた際に、自分よりもニャトランの身を真っ先に案じた事に彼女こそパートナーであると確信した彼はプリキュアになる事を要請。ひなたものどか・ちゆが変身したプリキュアの可愛さ・カッコよさにはしゃいでいた事もあってこれをあっさり受け入れキュアスパークル誕生となりました。

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名前の通り、彼女は電撃系…というよりは光系の技を使いますが、ぱっと見はスピード系ですかね。一度放った技をバリアで弾いた後さらに上乗せして放出するなどの力技も見せました。一番戦闘センスがある印象。

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変身を果たした際には自分の可愛さにはしゃぐなど、若干危うい感じは受けますが、一番成長が楽しみな娘でもありますね。何よりあざといんじゃあ…

 

敵側の事情について

敵はビョーゲンキングダムという異世界の国にいる様ですね。少年幹部でオーソドックス系のダルイゼン、キングビョーゲンに心酔している女幹部・シンドイーネ、脳筋系・武人系っぽいグアイワル、そして首魁で封印状態のキングビョーゲンとまずは一通り出揃いました。

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まだ断言するには早計ですが、のどか=キュアグレースはダルイゼン、ちゆ=キュアフォンテーヌはシンドイーネ、ひなた=キュアスパークルはグアイワルと早くもライバル関係になる様な描写がありました。3vs3で人数配分も同じですし早くも担当キャラいるあたりはひょっとして将来的に他の組織出現とか幹部全員途中ですげ替えとかになるのかなあ、と漠然と感じました。

目的は地球全体を病気で蝕み、自分たちの住みやすい世界にフォーマットする事と、最終的にはキングビョーゲンを完全復活させる事ですが、プリキュアの討伐よりもそちらの方を優先したい様で、これが復活した暁にはどうなってしまうのかが気になりますね。ただ、プリキュアが複数人現れた事には驚きを隠せない様で、先代プリキュアが相当厄介な存在であったことが示唆されています。

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更に巨大モンスター・メガビョーゲンですが、自然に宿るエレメントだけではなく、人工物(鏡)からも出現するというなかなかの厄介さがある事も判明しました。尤も、その鏡にもエレメントはいましたから、エレメントがいる、がメガビョーゲン出現の最低条件ぽいですね。*2

 

他にもいろいろ気になる設定が…

  • 今回もプリキュアの事を隠す必要性がある。プリキュアの事もそうだが、どうにもヒーリングガーデンの存在そのものを秘匿したいようだ。
  • ラテはヒーリングガーデンの王女。人語を喋れないが、聴診器型アイテムを使用する事で心の声を聴くことが出来る。
  • やはりラテはエレメントとシンクロする能力がある様だ。第三話では風邪っぽい症状になったが、こういうのを細かく表現すると深みが増すかも…
  • 町中ではメガビョーゲンの話題は結構出ており、敵側は自分たちの存在を知られる事に対してあまり頓着はしていない様子。
  • ニャトランはのどかとちゆの変身をあえてひなたに見せる様に誘導した節があり、意外と策士?
  • 第4話で明確に「敵は倒すんじゃない、浄化するんだ!」とニャトランが言っている。
  • パートナー以外とは変身できない。第二話でニャトラン+のどかで失敗している。

 

とりあえず、再序盤が終了した、という感じですが、まずは登場人物全員がとても優しい、というのが印象的です。敵側もやっている事はともかくキャラクター的にあまり悪辣、というイメージはなく、全体的に少し緩いスタートだったかな、と感じます。

反面、敵は自然(あるいはそれ以外も)を病気で蝕む、という攻撃手段を用いますし、のどかの病弱設定もこれから活きる場面があるでしょうから、ここから重くなっていく可能性も十分にあります。

 

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【5/3おさらいセレクション後に少し気が付いた点を追記】

正直言うと特に追記する事はないのですが、少し気になったのは、ビョーゲンズ側とヒーアニ達に若干の認識違いがあるのでは? と思えた点です。

と言うのも、ビョーゲンズ側は目的が地球を病気で蝕み「この星」を手に入れる事、そしてキングビョーゲンの「肉体を取り戻す」事だと明言しています。プリキュアの対処は二の次、という事を言っていました。また「この星」という表現を使ったのは何か異星人めいた表現にも聞こえ、どちらかと言うと侵略者のような感覚を受けます。

逆にヒーアニ達はビョーゲンズの目的を「自分たちの住みやすい世界にする事」と言っておりよくよく考えるとビョーゲンズの言っている事と食い違っているんですよね。まあ、地球を病気で蝕むイコールビョーゲンズが住みやすい世界へのフォーマットイコールキングビョーゲンの肉体を取り戻す事、と連携していても不思議ではないんですが、どうにもヒーアニ側は詳しい事情までは理解していないような錯覚を受けました。

更にはビョーゲンキングダムもヒーリングガーデンと同じく秘匿された世界である事も語られており、つまり対の存在の様なニュアンスだったのですが、そう考えるとビョーゲンズ達が上での仮説の外界からの侵略者でなかった場合、なんで今侵略行為を開始したのかが謎なんですよね。

冒頭でプリキュアがシンドイーネ曰く「キングビョーゲンがギリギリまで追い詰められた」のは「はるか昔」だとグアイワルが言っていましたが、それだとテアティーヌとキングビョーゲンとの関連性がイマイチ見えてきません。尤もテアティーヌが恐ろしく長生きな可能性もありますが。

遥か昔プリキュアと共にキングビョーゲンを追い詰めたヒーアニがいた→ここ最近キングビョーゲンの力が増し、ビョーゲンズ三幹部を中心にヒーリングガーデン侵攻*3→なんとか当代女王テアティーヌが押しとどめたがこのままでは無理ゲーと判断した彼女が見習い三匹を人間界に*4→テアティーヌと拮抗状態に陥ったキングビョーゲンはとりあえず人間界を蝕み更なる力の回復を図っている。

ぱっと思いつく流れはこんな感じですかねえ。もちろん推論の域を出ませんが。見返すと色々なことが再確認できて面白いですね。

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【5/10おさらいセレクション後に少し気が付いた点を追記】

  • 冒頭部シンドイーネが「キングビョーゲン様を在りし日の麗しき姿に戻す」のが目的、と語っているが、キングビョーゲン様はマジでイケメンの可能性がありますね。敵ボスに心酔している女幹部というとプリアラのビブリーが記憶に新しいですが、彼女の場合どちらかと言うと心の拠り所(+洗脳)だったから、という側面が強かった。しかしシンドイーネの場合はただ単純にキングビョーゲンの魅力の虜になっているだけの感がある。この辺りは話数を重ねて彼女の事情が語られると変わってくるかもしれませんが。*5
    また、在りし日の姿を知っている、という事は少なくとも太古の昔にキングビョーゲンが封印された時点でシンドイーネはビョーゲンズだった事になります。流石にこの辺りでフェイクを入れるのはプリキュアシリーズではなさそうなので、彼女に限らず三幹部がどういう立ち位置なのか、今後に期待でしょうか。
  • 他の二匹のヒーアニと違い、ニャトランだけは猫のふりをすれば比較的自由に町の中を行き来できるんですね。*6これは彼だけが斥候能力に優れている、とも言えます。そんな彼が第3話ではパートナー探しでペギタンに後れを取った、というオチは面白かったですが。
  • ちゆの実家の旅館に対する誇りは何か理由があるのかもしれませんね。単なる実家愛ではないのかも? ただ、最終的に家を継ぐのは彼女でしょうからその絡みなのかな?…とは思いましたが。明確にプリキュアシリーズのテーマでもある「何かを守りたい」という感情を彼女は明確に「実家」に対して向けており、ラテと地球全体にそれを向けているのどかとは少しスタンスが違うのが面白いです。

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【5/17おさらいセレクション後に少し気が付いた点を追記】

今回もあまり追記する事はありませんかねえ…どちらかと言うと第12話までの流れを鑑みつつ追確認する事が多かった回です。主にひなたがらみで。

  • まずは敵側の事情。キングビョーゲンが地球を蝕む事でテアティーヌより先に封印から目覚めたい旨の発言がありましたね。という事はテアティーヌも封印状態だという事になります。そうなると先回のキングビョーゲンに大ダメージを与えた大昔のプリキュア&ヒーアニがテアティーヌとそのパートナーなのか、それとも違うのか分からなくなってきました。
    第一話でテアティーヌがラビリンらを呼び寄せたのもそうなのですが、ここら辺の時間軸がちょっと分かりにくいです。もし大昔にキングビョーゲンと戦ったのがテアティーヌだった場合、ラビリンらを呼び出すまでの間、何やってたの? という事になりかねません。
  • ダルイゼンから、一応プリキュア達の出現は一定の場所に集中している、という発言がありました。これは第10~11話での疑問、プリキュア達がいる所に都合よく幹部&メガビョーゲンが現れる事の説明付けに一応成り得ますが、あの話では功を張り合ったシンドイーネ&グアイワルにいつも通りのダルイゼンという到底プリキュア達を狙い撃ちしたような感じではなかったんですよね。加えて、キングビョーゲンはプリキュアの討伐を命じていないどころか、あくまでも地球の汚染優先の発言を繰り返しています。ただ、この話のグアイワル出陣に関してはプリキュアの力を見てみたい、と明言していますから逆から言えば「狙い撃ち」とも取れるのですが。
  • 改めて見ると、ニャトランとひなたとの契約(苦笑)シーンはSNS上でも言われている通り某運命ゲームの「問おう、お前が私のマスターか」インスパイアですかねえ。予想以上に似ています。
    しかし、やはりひなたはこの段階ではイマイチ覚悟が足りない、というか本当にノリでプリキュアになった感が強いですね。ニャトランの言葉には確かに納得させる部分しかないのですが(「守りたいと思うものを自分自身で守るんだ」)、やはりのどかやちゆに比べると受動的ですよね。最後に自分自身で選択したとはいえ。
    ここら辺は本放送復帰後に描かれるとは思うので不安視はしていません(というかこの作品のひなたというキャラクターを語るには不可欠なファクターでしょう)が、慎重に話を進めてほしいなあ、と改めて感じました。彼女は確かに欠点が多い困った娘ではありますが、プリキュアに最も大切な「優しさ」にあふれている事を再確認した回でもありましたね。ニャトランもそこを大きく買っていましたし。
  • おさらいセレクションは3人が変身する回、すなわち今週までという噂がありましたが、どうやら根も葉もないデマだったようですね。とりあえず来週以降も継続の様です。流石にここまで長いと将来のプランが心配になってきます。短縮なのか、延長なのか…状況は神のみぞ知る、ですが。

 

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次回は

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ちゆとひなたがお互い抱いていた印象と解釈の相違からぎくしゃくする…という内容の様なので、今のうちにキャラクターの地固めをするといい作品に仕上がりそうな気がします。なんにせよ楽しみですね。

 

ここまでのヒープリをかいつまんでナナメからバッサリ

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このさあ…ちょっとにぎにぎを連想させる絶妙な指の開き具合がさあ…あざとい…あざといんじゃよおおおおお…

 

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*1:もしくは4人+立ち位置が若干違う1人の計5人。ドキプリがこのパターン。

*2:今の段階で登場したエレメントは野原の花? 大樹、温泉の源泉、鏡。鏡、というか、ほとんどの人工物にしても何かしらの「材料」がある訳でエレメント自体は何にでも宿っているのかもしれない。そういう解釈であるならば万物に神が宿る、という思想に似ている。

*3:ここで三幹部とヒーアニは知った間柄に

*4:テアティーヌは封印されている過去のプリキュアを守っている? 少なくとも彼女のパートナーではないのかも。

*5:ビブリーの場合は肌身離さず持っている人形を大切に扱っていたのも、単なる心酔ではない事を匂わせていて上手な演出だった。

*6:ペギタンに至っては第5話で水族館と言う状況があったにせよ、追いかけ回されるハメに陥っている。

【アニメ】ヒーリングっど♥プリキュア第1話「手と手でキュン!二人でプリキュア♥キュアグレース」感想(4/26おさらい雑記追加)

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OPからいきなりノリの良さそうな黄色枠・ひなた。うーん、そこはかとなくきららの匂いがするゾ~( ´艸`)

 

さて、第一話という事で恒例の雑感からですかねえ。かなりの伏線をいきなりばら撒いているのは前作と似た感じを受けましたが、少し気になる点もありますね。

 

まずはピンク枠のメインヒロイン・花寺のどかですが、のっけから過去には大病を患っていた様な表現が為されました。

f:id:furafuraasobinin:20200202161159j:plain出だしで温泉町に引っ越してきたわけですが、これもひょっとしたら湯治が目的の一つの可能性がありますね。新しい家にはしゃぐのどかを見て両親も「やっと自由に走れるようになった」と言っていましたし、緑豊かな草原に寝転がった際には「生きているって感じがする」、敵の巨大モンスター・メガビョーゲンが現れた際に犬を助けようとした際には勇気を振り絞る様に「大丈夫、私はもう走れる」、そして後半の回想シーンで酸素マスクをした状態ののどかが両親から励まされる…これ、絶対この先活きる設定ですよね。プリキュアに変身した際には「自分ではないみたい」とも発言していますし…どういう料理するのか今から楽しみでもあります。

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性格は前作の最終回で出てきた時のイメージとは打って変わって、ちょっとはしゃぎ癖があるイメージですね。更に外人の観光客に自ら進んでカメラのシャッターを押す役を買って出たり、大きな荷物を持って難儀しているおばあちゃんの荷物を運んであげたり、優しさも覗かせました。

ただ、上でも書いた様に、どうも今までは病弱だった可能性があるので、ようやく自由に動けるようになって嬉しさのあまり…という感じも受けました。「自分にやれることは何でもやりたい」とも言っていましたしね。

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キュアグレースに関しては、まずは格闘戦・必殺技無難にこなし、戦闘シーンに関してはどちらかに偏る様な心配はなさそうです。変身シーンに関しては回転しながらつぼみが開くような演出があり、キュアフローラ以来の花モチーフっぽいですね。

 

プリキュアに変身する他ヒロイン・青色枠の沢泉ちゆ、黄色枠の平光ひなたも顔見せ程度で出ましたが、ちゆは大人しめで静かなイメージ、ひなたはノリがいい元気娘という感じですね。

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テンプレ的と言えばそこまでなのですが、ちょっと気になったのは二人との邂逅が「走る事」だった事。ひなたとは慌てて走ってきた彼女とのどかが正面衝突しまたし、ちゆはイヤホンをしながらランニングしていた彼女が落とし物をしたのをのどかが見かけたのが馴れ初めになりました。のどか自体もやたらと「走る事」がキーワードになっていましたし、これは作品のテーマの一つなのかもしれませんね。どうにも、事前に発表されている「地球を癒す」というテーマとの関連性が掴めませんが、どう紐づけるのか楽しみでもありますね。*1

 

妖精枠のラビリンペギタンニャトランは本人たちも言っていましたがまだまだ半人前だそうですね。ヒーリングアニマルというそうですが、実際、人間界に来て早速自分たちの見た目を考慮せずに人々に無作為に声をかけるなど、いかにも未熟者らしい迂闊さが出ていました。更に犬の姿をした女王・テアティーヌ、人語は喋れないものの土地のエレメントが汚染されるとその影響を受けてしまうラテが出てきました。当座はラテを守る事が焦点になりそうですが、妖精側の目的も現段階では不明瞭でしたね。とりあえず三匹の妖精にプリキュアの探索を要請しましたが、後述のビョーゲンズの復活を感じ取ったからなのか…昔のプリキュア? とも取れる女神像も妖精の国にある様な表現がありましたし、この辺りも伏線臭いです。

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今回は敵の汚染攻撃によって弱ってしまったラテを放っておけない、というラビリンとのどかがシンパシーを感じた事でキュアグレースが誕生しましたが、久しぶりに妖精が変身アイテム(今回はステッキ状)になる設定なんですね。この手の変身は妖精との一体感があって結構好きです。何よりどちらが欠けても変身できない訳でかけがえのないバディ、という感覚がありますしね。

 

敵は青肌の悪魔っぽいイメージでしたが、まずは少年幹部・ダルイゼンが登場しました。名前の通り気だるげなダウナー系といった感じですね。

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組織はビョーゲンズ、呼び出す怪物はメガビョーゲンですか。中盤からパワーアップ版のギガビョーゲンとか出そう( ´艸`)

今の段階では目的まで定かではありませんが、その地域にいるエレメントというのを汚染して(病気にして?)それを核にした怪物メガビョーゲンを呼び出しました。メガビョーゲンは付近で暴れるとともに汚染を拡大していく、という演出でした。それに付随して妖精枠のラテが弱ってしまう様で、これだけでもプリキュア達が戦う理由としては十分な気がします。実際、のどかもラテが弱っているのを見ていられなくてラビリンの変身要請に応えたのですしね。

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ダルイゼンの言い様だと、プリキュアの存在自体はビョーゲンズも知っている様で、キュアグレース出現に関しては「人間があんなに長く生きていられるわけがない」と早くも先代かそれに準ずる存在がいる事を匂わせました。それが追加戦士なのかゲストの様な形で出るのかは分かりませんが…

 

舞台は田舎の温泉街・すこやか市ですか。過去作品でも田舎っぽい都市が舞台になった例はありましたが、今回はぶっちぎりの田舎臭さで足湯はあるわ旅館はあるわ、草原みたいな場所や里山みたいなところはあるわ、で観光温泉街、しかもどちらかというと箱根や有馬の様なきらびやかな場所よりは鄙びた(でも極端な秘境感はない)温泉街なイメージです。こういう所大好き°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

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モデルは…どこだろ? 海が見える温泉街…でも極端に寂れてはいない…湯河原とか? 名前に引っ張られている、と言われてしまえばそこまでなのですが個人的には温泉津温泉なんかがイメージですかねえ…

 

伏線はばら撒きましたし、掴みとしてはオーソドックスで分かりやすい内容だったともいます。なかなか期待できそうですね。

 

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【4/26おさらいセレクション後に少し気が付いた点を追記】

  • 冒頭のヒーリングガーデンのシーン。テアティーヌがラテに王女として代わりを務めてほしいと言っている。→テアティーヌはもう長くないのかも(ただ単に自分が動けないから代理、という考え方もある)。
  • 最初の引っ越しのシーン、お母さんが運転しているのは彼女の元来の職業がトラックドライバーである事の布石なのね(普通ならお父さんが運転する)。
  • 街を歩きながらのどかが「聞いていた通り体に良さそうな町だ」と言っている。やはり湯治が目的の一つかねえ(まだ完治はしていないかもしれない、という布石)。
  • ラビの理想像の医者を語るシーン、大人になったのどかっぽい。
  • ダルイゼンの初登場シーン、「生きてるって感じ」を正反対に捉えているのどかとダルイゼン、という対比になっているのね。
  • そう言えば、第一話段階でダルイゼンとヒーアニ3匹は少なくとも名前と顔が合致する程度には見知りなんだね。ヒーリングガーデンで実際は何があったのかは気になるねえ…
  • つーか、わりかし頑固だね、のどか。ラビリンの忠告に耳を貸してないのね。この辺りは先回の3幹部同時攻撃時にも出ていた。
  • 正直、のどかの悠木さんの声、未だに慣れないのだけど、ラビリンにのどかの名前を名乗ってからの流れの声は勇ましくていいねえ。こういう声はいいんだよなあ、悠木さん。
  • あと、今まで言及しなかったけど変身の際の白衣を纏う演出いいよね。ハピチャのマントを投げ捨てる演出が好きな自分の感性にジャストフィットしとる…

 

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次回は…おいおいいきなり不穏なタイトルだなあ。それにしても棒高跳びで顔面着地とか…のどかちゃん、ひょっとして運痴?

 

今週のヒープリのここが見どころ!

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初戦闘でいきなりかかと落とし…これは間違いなく武闘派( ´艸`)

 

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*1:あえて言うなら健康の象徴なのかな。

【アニメ】スター☆トゥインクルプリキュア/総評

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ああ~スタプリロスから立ち直れね~

 

あ、おはようございますorこんにちわorこんばんわorはじめましてorお久しぶり。ふらあそです。

ストーリーに感化され過ぎるとしばらく何も手が付かなくなる悪癖があるふらあそなのですが、今回は久しぶりにキましたね~(正確には半年ほど前、とあるゲームでも発症してはいるんだけど。それは軽度だったのよね)。こんなにキたのっていつぶりだ? Kanonの真琴シナリオ以来かも…

 

さて、例によってここからは長文です。覚悟を決めた方からどうぞ♪

 

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【アニメ】スター☆トゥインクルプリキュア第49話・最終回「宇宙に描こう!ワタシだけのイマジネーション☆」感想

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最後のこのあとすぐはキュアスターで締め。うむ、わかってらっしゃる( ´艸`)

 

さて、最終回です。ある意味お約束通り各メンバーと周辺の登場人物の後日談が語られましたが、その後にある意味変化球的な展開が待っていました。個人的には結構思い切った事したなあ…というのが感想です。

 

話の流れとしては、宇宙人組(ララ・ユニ・プルンス・フワ)との別れの後、各キャラクターの後日談が語られます。

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プルンスはフワのお世話に大忙し、ユニはアイワーンと協力し惑星レインボーを復活、アイワーンもレインボー星人に謝罪する事で受け入れてもらう事となりました。ララは元プリキュアという事で惑星サマーンではヒーロー扱いであり、惑星サマーン自体も職業のクラス分けの廃止や、完全AI頼りをやめるなど良い傾向となりつつあります。

そして、地球組はえれなが留学を決め、逆にまどかは留学を取りやめる、など順調に進路を決めていたのですが、そんな話をしている際に突如フワワープのゲートが開き、ロケットに乗ってララとユニが到着。

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再会を喜ぶメンバーでしたが、ララには任務があり、前回ガルオーガが彼女らを返す際に被るだけでノットリガーになるマスクというものを一緒に流してしまったらしく、それの回収に訪れた、という訳です。

そしてそのマスクを探す途中で次回作の主人公である花寺のどかとの邂逅を交えつつ、マスクをかぶってしまったひかるの父・陽一のノットリガーが出現。力を取り戻したフワのお陰で久しぶりの変身となり、途中キュアグレースの助力を得てこれを撃退。

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キュアグレースについて質問をしようとした時、突如場面が一転、大人になったひかるが日本初の宇宙ロケットに搭乗する朝となっていた…というものです。

 

さて、このシナリオをどう判断するか…

色々な解釈があるのでしょうが、前半部分は普通に考えると夢オチであり、これは大人になったひかるが寝坊で朝起きる場面から始まった事からそう考えるのが妥当だと感じます。

実際Bパートでは成長したスタプリメンバーの後日談が改めて語られており、Aパートの後日談はともかく、ララたちが再度地球に訪れたあたりは完全に夢でのお話という事になってしまいます。

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つまり実際のところは宇宙組と地球組はまだ再会を果たしておらず、ひかるは彼女らに会うため(少なくともそれをモチベーションとして)にロケットのパイロットになった訳ですね。その様子をTV中継する際に翻訳するえれな、ロケットのプロジェクトリーダーになったえれなも同様だったのでしょう。個人的にはまどかとひかるが一緒のプロジェクトに参加している事に少しジーンと来てしまいました。生徒会長立候補回で表現されていましたが、まどかはひかるの事を凄く評価しているんですよね。

全世界が見守る中、宇宙ロケットが発射され、久方ぶりに宇宙に出た事に感無量のひかる。そんな時、宇宙に閃光が走りフワの声が聞こえ他のクルーが驚愕している中、一人涙し、その光を見ながら「キラヤバ…」と呟くひかる…という場面で幕となりました。

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本当の再会を描くでもなく、最後もひかるが宇宙に飛び出すところで終演という、人によっては何とも中途半端と取れますよね。

界隈ではフワが宇宙船を爆破するエンドだった、などと早速冗談交じりで言われていますが*1、色々物議は醸すでしょうね。上でも書きましたが、非常に思い切った演出だったと思います。

個人的にはこういう最後に想像の余地を残すエンディングは大好きで、地球人と宇宙人のこれからの交流が図られるのか、その先鞭をひかるがつけるのか、プリキュアメンバー全員の再会はあるのか、フワとの再会は…? 今までの物語を鑑みた上での想像の余地を残すやり方が今回は見事に功を奏したのでは? と思うのです。

もちろん、単純に皆との再会を演出する事も出来たでしょう。*2というか、むしろその方が無難です。ですが、今回の宇宙を舞台にするという壮大な物語に対しあえて想像力の余地を残したことが評価できると思うのです。上でも書いた様に近い未来に皆との再会を夢想するのも良いでしょうし、極端な話、それこそ爆死のバッドエンドと考えたっていい(その場合、あまりに救いがなさ過ぎるが)。それは自由なんじゃないでしょうかね。考えてみればイマジネーション=想像力がテーマの作品だった訳ですし、ね。

 

花寺のどか=キュアグレースについて

次回作「ヒーリングっど♥プリキュア」のメインヒロイン。

Aパートの前半でちょろっと顔出し、後半でキュアグレースとしてフワに飛んできたビームをバリアで跳ね返し、さらに追い打ちで放たれたビームを光線技で相殺、プリキュアスタートゥインクルイマジネーションを放つ隙を生み出してくれました。

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ひかるとのどかの邂逅は偶然の産物、という感じでしたが、ひかるが少し惚けた様な感じで「キレイな人…」と呟くほどの美少女である、という表現が為されました。戦闘シーンに関してはバリア技と光線技を披露しましたが、ここ最近のプリキュアシリーズは何々特化みたいなキャラクター性が薄れてきているので、これに関しては次週の放映が始まってから判断でしょうか。

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今の段階で判断するに、とりあえず元気な娘、というよりは物腰丁寧で優しそうな雰囲気の娘ですね。のんびり屋という感じにも見えませんし、悪い言い方をすると若干没個性な印象を受けました。ついでに言うと声優さんが大物・悠木碧さんですが、このキャラクターにはイマイチ合ってないなあ、という印象を受けました。あの見た目にしては若干ロリ声過ぎないかなあ、と。ここら辺も放映後に判断ですかね。

まあ、例年通りならここまでなのですが、個人的にちょっと「お?」と思った事があります。

次回作「ヒーリングっど♥プリキュア」では予告等で「病気になった地球を癒す」作品である事が明言されています。

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今回のAパートに関しては実は夢オチでした。なのですが、この夢のシーンに何故(プリキュアであるという共通項があるにしろ)のどか=キュアグレースが唐突に出てきたのか、お付きの妖精・ラテが人語を喋らない、戦闘終了後キュアスターが話しかけようとした際に忽然と姿を消した事、しかもその際に意味ありげな微笑みも残して…そして目が覚めた成長後のひかる。

ひょっとして、キュアグレースって人の夢に干渉できる能力がある!? というのが今感じている疑念ですかね。戦闘終了後に新たに生まれたスタプリメンバーを模したペンダントの様なものがラテに手渡されましたが、あれがちょっとヒントっぽいかも…考え過ぎかな? まあ、今やっているソシャゲで先日そういうキャラを入手したのでちょっとフィルターかかっているだけかもしれませんが…

過去作品でも、他人の心の中にシンクロダイブするものはありましたが、今回の演出もその一環なのか、もしくは放映が始まればそういう能力を駆使するものなのか。地球を癒す、というテーマは病んでしまった元凶を取り除くために精神世界に飛び込む、みたいな演出がある可能性もあり、ちょっと注視したい、と思わせる演出でした。*3

何故なら夢の中に入り込み干渉できる能力、というのはどう考えてもグレーゾーンな部分があり、諸刃の剣的な危険な要素があるからです。

 

今週のスタプリのここが見どころ!?

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登場人物が順調に年を取っていたのに、相変わらずの安定感のえれなパパ、さすがラテン系(お目目ぐるぐる)
よく見るとそれなりに老けてるんだけどね( ´艸`)

 

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*1:ガンダムシリーズなどでよく使われる白い閃光と共に爆発に巻き込まれる演出に確かに酷似はしていた。

*2:逆に前半の再会シーンは未来への啓示という解釈もある。

*3:ついでに言えば地球も宇宙の一部である。

【アニメ】スター☆トゥインクルプリキュア第48話「想いを重ねて!闇を照らす希望の星☆」感想

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まあ、毎年恒例なんですが、プリキュアシリーズ最終回周辺は8:27あたりから正座しながら視聴する訳ですが…OPから真っ暗背景にタイトルとか怖い…怖いよー(´;ω;`)

 

さて、今回は実質最終回かなあ…と思っていたのですが後述しますが、次回に持ち越し、というか後日談がとても気になる終わり方をしました。

 

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