ふらあそ!

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【アニメ】スター☆トゥインクルプリキュア第47話「フワを救え! 消えゆく宇宙と大いなる闇!」感想

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敵味方入り乱れて野戦病院状態になりましたが、まずは幹部連中の被害は軽微ですんだみたいで良かった良かった。…ガルオーガもようやく毒気抜けたかな。助けてくれたアイワーンにお礼言ってたし。そしてテンプレ的にそっぽ向くアイワーンマジツンデレ( ´艸`)

 

さて、今回は確かに最終決戦と言えば最終決戦でしたが…どちらかというと設定暴露回の色が強かったですね。しかし、個人的には今まで腑に落ちなかった点がかなり解消されたのでなかなか良い回だったと思っています。

 

 

話の流れとしては、今まで操られていた事に気が付いたノットレイダーの面々が星空連合と協力してノットレイダー母星を目指します。途中で今まで敵同士だったプリキュアと幹部たちとの交流を描きつつ、ワープを繰り返してトッパー率いる艦隊はワープさせれていたスターパレスとノットレイダー母星を発見。

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蛇遣い座のプリンセスが操る暗黒蛇オーラとの乱戦になりますが、ノットレイダー幹部たちも含めたノットレイ達が足止めを買って出て、プリキュア達は蛇遣い座も含めた13人のスタープリンセスとフワのいるスターパレスに到着。

一度はサザンクロスショット+レインボースプラッシュの合体技で蛇遣い座のプリンセスを吹き飛ばすものの、実際は通じておらず再び対峙する事になりますが、そこで蛇遣い座の口からとんでもない事実が明かされる…というものです。

 

しかし、ここに来ていきなり壮大な話になりましたねえ…宇宙創造に関する言うなれば神話のような物語になってしまった訳ですが、正直、あのプリンセス達にそんな力が? という事にも説明付けがされておりなかなか感心しました。

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今回の蛇遣い座のプリンセスの口から語られた事実は

  • トゥインクルイマジネーション、というよりは生命が持つイマジネーションの力は元々は宇宙創造の際に女神たちが与えたものだった。
  • プリキュアはその中でもイマジネーションの力を集めトゥインクルイマジネーションとして具現化する存在である。
  • しかし下手にイマジネーションの力を生命に与えてしまえば、それが歪んだ場合に厄介な事になる、と一人反対した蛇遣い座のプリンセスは多勢に無勢で追放・封印処分を受ける。
  • その仕打ちに歪んでしまった蛇遣い座のプリンセスは、少しずつ力を蓄えながら歪んだイマジネーションを持つ者たちを集めノットレイダーを結成。彼女は自分の正当性と12女神が間違った判断をした事をノットレイダーという形で示したかったのかもね…
  • 最初のノットレイダー襲撃の際に12女神はその力のほとんどをスターカラーペンに託し宇宙にばら撒いた。蛇遣い座が強力な力を振るえるのに対し、同格であるはずの12女神がほとんど何も出来ないのはこれが理由。
  • そして、フワとはスターパレスの一部。本当に「器」だったわけね。もっとも一部、という表現を使っていたが実際はスターパレスそのもの、というイメージ。
  • もしフワを媒介にして儀式を行えば、蛇遣い座のプリンセスに勝つことはできるだろうが、フワは本来の役目を終え消滅する事になるだろう。
  • 12女神の本当の目的はなんと蛇遣い座のプリンセスの消滅! 消す、という表現を使っていたが、これは取りも直さず「殺す」事であり、そりゃプリキュア達には隠したくもなるよねえ…12女神たちが肝心な所をぼやかしていたのはこれが理由か。

特に最後のは衝撃でしたねえ…明確にプリキュア達に「殺す」事を依頼した作品は実はシリーズ初ではないでしょうか? そうは見えない、と揶揄されることが多くてもプリキュアの是はあくまでも「浄化」です。正直、その事を躊躇するスタプリチームに早く彼女を消す事を急かす12女神たちには「ええ…」という感情が強くなりました。

宇宙のために、という大義名分のもとに蛇遣い座のプリンセスを滅する事を訴える12女神とフワの消滅という事実に板挟みになるスタプリチームが躊躇するのは当たり前ですよね。ただでさえ、彼女たちは大義名分のために人を傷つけてはならない、というのを過去(第8話)に学んでいますし、今まで苦楽を共にしたフワを天秤にかけることなど到底不可能でしょう。

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嫌な言い方をすると、12女神の言い分は些か独善的に過ぎており、結局のところ自分たちの目的のためにスタプリチームを利用した挙句、とんでもない苦しみを最後の最後に究極の二択として与えてしまったわけで、これは蛇遣い座のプリンセスが一方的な悪かと問われると考えてしまう内容でした。

まあ、蛇遣い座のプリンセスは生命にイマジネーションの力を与えるべきではない=感情などいらない、と歪む前から言い放っている訳で、元々酷薄な性格ではあったと思うのですが、それにしても(プリキュア達の前ではすまなそうな顔をしていたとはいえ)12女神も大概な事をしており、まあ、個人レベルの感情にはとらわれない神様っぽいといえば神様っぽいんですけどね。

 

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躊躇するスタプリメンバーに蛇遣い座のプリンセスの最大攻撃が炸裂しそうになった所でフワが前に立ち塞がり、なんと彼女たちのスターカラーペンの力を全て強制剥奪! フワ単体でスタートゥインクルイマジネーションを発動させ、蛇遣い座のプリンセスと技をぶつけあい双方消滅!? という所で幕となりました。っていうか強制変身解除されてフワの名を叫ぶひかるとフワの決意には涙するしかなかったです…涙腺崩壊は覚悟してはいたけど、まさかこんな形で来るとは…

 

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しかし、なんと次回は蛇遣い座のプリンセス健在!? 今度という今度こそ最終決戦になりそうですね。果たしてこの物語にどういう落とし前を付けるのか。12女神の最後の動向も含めて注目ですが、果たして!?

 

今週のスタプリを一言で表現

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やたらとカッコいいカッパード、ついに完全和解したえれなとテンジョウ、なんだかんだで仲のいいユニとアイワーン、ガルオーガと語り合うまどか…そして後半のシリアス展開。凄く充実した内容のその後に鬼太郎が安定のズッコケ回やっていてちょっとワロタ