ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【アニメ】スター☆トゥインクルプリキュア第6~9話雑感

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月に足形を付けた人類はいたが、異星に顔型を付けた初めての女、ひかる!

 

とりあえず全員出揃ったスタプリメンバーでしたが、まずはひかる以外の掘り下げが進んだ感じでしたね。敵幹部も一通り出てきましたが、やはり単眼のアイワーンが目玉でしょうか。怪物系の召喚という能力もカッパード・テンジョウより頭一つ抜けていますし、執事のようなお付き役のバケニャーンが付いているのも別格感があります。

 

スタプリメンバーの雑感

まずはひかるの素直さが他のメンバーを絆しているような感じですね。6話でロケット修理の手伝いを拒否するララの意地っぱりの面も、第9話での完璧たらんとするかぐやを躊躇なく寄り道に誘うなど、彼女の明るさ人懐こさが何気にメンバーの要としてきっちり機能している印象です。

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ララは意地っ張りな面がクローズアップされましたが、信頼するに値する人物には甘えるような所がある様ですね。こういう所も誰とでもあけすけに付き合えるひかるとは対照的であり、対比キャラクターとして描かれています。キャラデザからのイメージからマナと六花っぽい印象を受けますが、意地っ張りを好奇心旺盛なキャラがぐいぐい引っ張るというのはまほプリのみらいとリコの関係性を彷彿とさせます。

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えれなはメンバーの中で一番落ち着いており完成された人物、という印象です。正直言うと追加戦士枠の方が良かったのでは…? と感じるほどでした。子だくさんの家庭の長女という事で物事を一番俯瞰できている感じがし、また第8話での異星人との接し方から非常に優しくコミュ力が高く意志も強い、という完璧超人な感じを見せていましたね。ただ、見た目や表情、台詞回しからちょっとジゴロ臭が抜けないのがなあ。この妙な色っぽさは意図的だとは思われますが…あと、メンバーの中で一番気が強いのもこの娘ですね。生意気な態度のアイワーンや、デコって派手になったロケットを小馬鹿にしたテンジョウに真っ先に怒りの感情を見せており、彼女の足元を掬うならこの性格に付け込むのかな? と感じます。あとはいつ家庭の事情に深く切り込む話が出てくるかが注目ですかね。

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かぐやはやはり一番の闇を感じるキャラクターですねえ…家庭にがんじがらめにされている事もさることながら、第9話で見せた自分は完璧でなくてはならない、という自縄自縛が危うさを感じるキャラクターです。意外とポンコツ属性を持っていそうな感じですが。やはり父親にプリキュアがらみの事をいつまで隠し通すのか、という所は重要な焦点になる気がします。幸い、母親は穏健なのんびり屋さんという感じなのでここにどの程度の救いがあるか…ですかね。寒色系プリキュアのお嬢様属性、というのはある意味テンプレ的でもあり、ここから先どの程度まで彼女なりの個性を引き出せるのか、なかなか課題の多そうなキャラクター、と感じました。

 

敵側(ノットレイダー)の雑感

上でも書きましたが、アイワーンがちょっと別格扱いっぽいですが、鬼モチーフで幹部の上に立っているガルオウガがどの程度かはまだまだ未知数ですかね。他の幹部たちとは違い「あのお方」の事情もある程度は知っているのでしょうし、彼と同格がこの先出る可能性もあります。

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カッパードは彼個人の純粋な戦闘能力が売りの様ですが、今の段階ではプリキュア単体と互角程度というイメージで、スタプリチームに力を合わせられたり、新たなペンでパワーアップを果たされると脆い感じですね。ただ、漫画版の絵師であり公式絵も手掛ける上北ふたご先生に妙に気に入られていたり、必殺技カッパードストライクが妙に気合が入っていたり、ちょっとした愛されキャラとして定着しているのは微笑ましいです( ´艸`)

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テンジョウはとにかく多数の戦闘員ノットレイを布陣する事によりプリキュア達を追い詰めるという頭脳キャラという印象ですが、毎回逆転を許しており、今の段階では一番心許ない幹部ですかね。多数の戦闘員を配置するのであれば、プリキュア個人に対してどの程度の数を配置するかを考えなくてはならない訳ですが、4人揃ってしまったスタプリチームに対して、とりあえずいっぱい、みたいな対応ではもはや通用しないでしょう。

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アイワーン&バケニャーンは唯一の怪物・ノットリガーを召喚できる能力を有していますが、とりあえず登場した天文台の館長をベースにしたノットリガーは善戦はしたもののスターペンで強化されたキュアミルキーの必殺技一発でKOされており、これではカッパード単体と大差ない印象です。ただ、怪物召喚のトリガー、ダークペンは元は獅子座のプリンセスのスターカラーペンであり、敵側もまだ数本持っているかもしれない…というのは不気味ですね。アイワーンは天才的な頭脳を持つ科学者という設定ですが、とにかく中身がお子ちゃまそのものであり、バケニャーンはお目付け役的な感覚が強いですね。実際、軽はずみな行動を取りそうになった彼女を宥めるシーンがありました。

全体的に言えるのは早くも敵の強さがプリキュアたちに追いつかなくなっている点です。個の力での打開が可能なカッパードやまだ一回しかノットリガーを召喚していないアイワーンはともかく、戦闘員の指示だけに終始しているテンジョウさんはそろそろ立場危うくないですかね? なんとなくガルオウガを除く幹部たちは途中退場かなあ…と考えています。どうなる事やら。

 

シナリオについて

第8話「宇宙へGO☆ケンネル星はワンダフル!」はなかなか深いシナリオでしたね。お互いの主義主張がぶつかり合うお話でしたが、ケンネル星で聖なる骨として崇められていたスターペンを「宇宙のため」として奪おうとするプルンスを「お前らなんか(強引にペンを奪おうとしたカッパード)あいつらと同じだ!」とケンネル星人が断罪した場面は考えさせられました。

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この話はえれな=キュアソレイユがケンネル星人とプルンスの意見の板挟みになりながらも、友情を育んだケンネル星人の大切なものを奪う訳にはいかない、という重大な決断をし、更に彼らの断罪で我に返ったプルンスの詫び土下座によって、その姿に心を打たれたケンネル星人が自らペンをキュアソレイユに託し事なきを得ましたが、寓話としても非常によく出来ており感心させられました。ただ、この思想の相違というものをテーマにするなら、メインはえれなではなくまどかにすべきだったのでは…? とも感じましたが。

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他にも宇宙探索をする話なのに時間関係は大丈夫? という疑問にもフワの力によるワープという回答を出していたり、無重力に対する弊害もロケットには重力発生装置がある事をしていたり、細やかな設定の配慮にも気を配っており好印象です。

 

とりあえずここまでのスタプリをかいつまんでナナメからばっさり

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ほう…あなたがてんびん座のプリンセスですか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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うらら! うららじゃないかっ!!(錯乱)

 

よく見たら全然違うネ( ´艸`)