フッ…そのケバさ…貴様、追加戦士候補ではないな!(暴言)
さて、今回はようやく話の本筋に入るのか…と思いましたが、まずは息抜き回、といった感じでしたかね。ただ、最後の最後で次回に続く伏線を張って終了しました。まだ序盤ですが、今作のシナリオは今のところ連綿と繋がっている様なイメージがあります。
話の流れとしては、とりあえず3人が揃った事を契機に息抜きデートがしたい、と言い始めたはなが父親が店長を務める大型ホームセンターに赴き、人手不足の花屋を手伝うのですが、その最中にはぐたんが迷子になって…という展開です。
というか、そういうものがツボに入って見入ってしまうさあやちゃん、ドリルかわいい…
まずは職業体験が、シナリオのメインストリームだった訳ですが、はなの父親=店長が
中学生にアルバイトさせるのはなあ→とりあえず手伝い扱いで参加させてみるか
という、少々ツッコミどころはありますが、まあ無難な対応をしたかと思います。突っ込んだことを言えば、仕事体験ならば、対価というか報酬があった方がいいと思われるので、最後に父親か手伝ってもらった花屋のお姉さんが何かしらのささやかな報酬(例えばパフェあたりおごるとか)を渡す、とかあればなお良かったですかねえ。
花屋も女の子憧れの職業かと思いますが、途中出てきたクレーマーに謝罪するお姉さんの姿を見せたり、花屋の心得をはな達三人に伝えるシーンがあったり、こういう所は好印象です。
さて、そのころはぐたんの面倒を見ていたハリハムハリーはちょっと目を離した隙に幼女にはぐたんを拉致され*1、迷子にしてしまうという大ポカをやらかします。つーか、その距離で気が付かないかね、このネズ公!(笑)
途中ではな達もはぐたんが迷子になった事に気が付いたため、各々探し回るハメになった訳ですが、はぐたん行方不明にショックを受けたハリハムハリーは混乱した挙句、自身が迷子センターに行きはなを呼び出し大泣きを始めるというという…はー、つっかえんネズ公め!(辛辣)
それからもトランポリンで跳ねたはぐたんが見ず知らずの青年のデイパックの中にすっぽり入ってどこかへ連れていかれたり(普通、赤ちゃんサイズのものが後ろに突如乗ってきたら気付くやろ)ツッコミどころ満載でしたが、面白かったのでまあいいです(苦笑)。実ははぐたんには質量がないのでは…みたいな考察をするのも野暮ってものですしね(それならさんざんはぐたんを抱いているはぐプリチームの面々が違和感を感じない訳がない)。
最後ははなの父親がはぐたんを無事保護して事なきを得ましたが、ほぼ時を同じくして新幹部・パップルが呼び出したオシマイダーが出現、戦闘になりましたが、ここの演出はちょっとバタバタしていて粗かったですね。*2
さて、今回の新幹部・パップルですが、まあ、そのなんというか…ボディコンファッション、ジュリアナ扇子、電話の時は「しもしも」…お前、何年前からタイムスリップしてきた! って感じのキャラですが、驚くべきことにこれでも課長という要職の様です。まあ、あのチャラリートですら係長らしいからねえ…大丈夫か、クライアス社!?
特殊能力はどこからでもタクシーを呼びつけてありとあらゆる場所に駆けつける&離脱できる、というものですが、オシマイダーの呼び出し方もチャラリートと変わる訳ではなく、正直あまり強敵感はありませんね。
とりあえずはルールーの事を有能という認識はしている様なので、あの容姿でありながら実は頭脳派…みたいなところがあると面白いかな、と個人的には感じます。ちょっとまほプリのスパルダと被るかな? これからしばらく出張るキャラでしょうし、チャラリートも机を取られはしたものの退場まではしていないようなので、これからの絡みに注目したいですね。
あと非常に個人的な感想なのですが、今回の戦闘の最中「なぜこんな事をするのか」というキュアエールの問いに「ミライクリスタルホワイトを奪って、この世界を未来のない絶望にする事が仕事だから」と答えたパップルに対して「そんなのは仕事じゃない!」とキュアエールが返すシーンがあったのですが、確かにパップルのやっている事に正当性はないにせよ、彼女の行為が「仕事」だという事はちょっと考えてほしかったかな、とは思いましたね。今回のシナリオの流れから彼女的には「人を笑顔にするのが仕事」という思いがあるのは分かるのですが、仕事に対する人の思いは様々であり、簡単に否定できるものでもない、と感じます。別に悪事を肯定する気は更々ありませんが、今回のキュアエールの物言いは断定的に過ぎる感があり、少し躊躇するなりの演出は欲しかった気もしますね。
今回は初めて最初から最後まで三人のチームプレイを見せた回(前回はキュアエトワールは途中参戦)であり、キュアアンジュが防御、キュアエトワールが攻撃、キュアエールが浄化、という完全な連携攻撃を見せました。
途中、ハエトリグサ型のオシマイダーに全員拘束されピンチに陥りましたが、三人全員のパワーで無理矢理こじ開けるという脳筋ぶりも発揮し、パップルも「三人でなければ勝てた」と悔しがる程度にバランスのいいチームとなりましたね。チャラリート、報告ぐらいしとけよ…全く
オシマイダーを退散させた後に、はなの母親も登場。そしてさあやが実はかつて「野菜少女」という子役として活躍して事が示唆されて、花屋の手伝いをしているさあやの姿を見て、どこか見覚えがある…と思っていたはなの疑問が氷解する…という感じで今回は幕となりましたが、どうも、さあやの表情からその過去については思う所があるようで…
次回はさあやの心情にスポットが当たる回のようですね。そしてとうとうルールー出陣の様です。能力…というよりはメカのコクピットに座っている場面が出てきたので、ひょっとしたらロボ操作とかしてはぐプリチームを追い詰めるのでしょうか? 彼女は今の段階で追加戦士の筆頭候補ですし、メカ操作は彼女自身の能力を隠すためのカモフラージュっぽくもありますね。
今週のはぐプリを一言で表現
どこでもタクシー呼べる…まさか、エニグマのスタンドの使い手ッ!?
来週もめちょっく!(めちょっくてなんだよ!)
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