ふらあそ!

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【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第40話「レッツ・ラ・おきがえ!スイーツキャッスルできあがり!」感想

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戦闘真っ最中、しかもピンチ状態であるにも関わらず、うれション状態でジュリオに飛びつくキュアパルフェさん、マジKY(笑)

 

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しかもその後ポイ捨てされて微笑( ´艸`)

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もっとも、まともな状態でのジュリオ=ピカリオとの再会は久しぶりと思えば致し方ないとは思うけどね…飛びつく直前、涙をこらえていた様にも見えたし。

 

さて、今回は新フォームお目見え回でしたが、他にもグレイブ退場に色々な伏線を回収など、なかなか面白い回でした。

 

新フォームについて

…正直、かっこいいとかかわいいといった感じではないですかねえ。動物のふわふわもこもこ感を出したかったのは分かるのですが、ちょっともっさりし過ぎな気がします。

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これは、今作の徒手空拳をほとんど使用しない、という方針だからこそ許されたデザインの様な気もしますが、とにかく動きのある場面が想像できないというか、実際今回は新合体必殺技を撃つためのフォームチェンジと言った感じで、このフォームで普通の戦闘までやるのかは今後に期待といった所でしょうか。

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その必殺技についても、新フォームに変身する際に頭上に大きなケーキの城が出現するという演出はあるものの、アニマルゴーランドから大きな変更はなく名前こそプリキュアファンタスティックアニマール(レ?)と変化したものの、正直ちょっと拍子抜けでした。そもそもアニマルゴーランド自体がそんなにカッコいい技じゃないのが…

ただ、新フォームが登場する過程は素晴らしかったですね。

前半、闇の力に対抗するべくジュリオの指示でスイーツを作ってのキラキラル増幅を狙ったプリアラチームでしたが、これはグレイブに見破られてしまい、失敗に終わってしまいます。しかし、いちかの作ったショートケーキがネンドモンスター化した父親に一定の効果を上げた事で方針としては間違っていないことを示唆しました。

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キラキラル増幅に失敗して更に蹂躙されピンチに陥ったプリアラチームでしたが、なんと三ツ星にゃんこが動物達に働きかけてスイーツの材料を妖精たちにもたらします。妖精会議で集まっていた妖精たちがそれを使用し大量のスイーツを作成、キラキラルを補充した事で新フォームに変身しての大逆転となりました。

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これは動物や妖精たちとの交流を描いた過去回の第34話(ゆかり猫変身回)や直近の第38話(ペコリン人間化回)や第39話があったからこそ活きたシナリオであり、大量のキラキラルを妖精たちがもたらした事に驚くグレイブに対してビブリーが言い放った「キラキラルを扱えるのはプリキュアだけじゃない」という設定を本当に上手に使ったな、と感心しました。第38話でペコリンのスイーツをシエルが「パルフェ」だと評価したのも、この伏線だったんですね。

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恐らく、最終決戦を除けばこれが最終フォームでしょうから、このフォームの強みを今後も見せてほしいです。

 

ジュリオの復活やルミエルの意志について

元々、ルミエルの意志によって仮死状態のまま眠っていたピカリオでしたが、今回はまるで男性版プリキュアともいうべき姿を見せて、グレイブともある程度戦うことが出来るという活躍を見せました。

ただし、グレイブ自身も言っていましたが、「所詮はルミエルからの借り物」の力であり、光の杖を打ち破られ最終的にはピンチに陥りました。その時同時に「プリキュアでもないお前がルミエルの力を使えるものか」とも言われており、流石に後継という訳ではないですね。同時に、今回の敵は幹部ですら(不完全とは言え)ルミエルの力を凌駕しているとも言え、やはり相当ヤバい敵である事が伺えます。

ジュリオは前半のシナリオでプリキュア達の技をコピーするという荒業を見せましたが、あれはノワールが与えた闇のキャンディロッドの影響がかなり強いかったのですかね。何より、ジュリオの力は半分はキュアパルフェに引き継がれた節がある為、流石にプリキュアと等身大の力は最早出せないと考えられます。もっとも、前回ビブリーは妖精たちを守るためにバリアを張っていますし、元ノワール陣営の面々もある程度戦う事は今でも可能みたいですが。

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結局色々な事にルミエルが関わっていますね。彼女のイチゴ坂に対する想いが尋常ならざるものだったのが伺えます。ただ、ここまで重要なポジションにあるのならば、過去編はもう一回ぐらいかけてじっくり描いた方が良かったのでは? と思います。

 

グレイブについて

久々に純粋な悪役、というのを見た気分です。これは前作の幹部たちがイマイチだったというのもあるかと思いますが、ここ近年のシリーズではあまり見ないタイプだったのがデカいと思います。

前回「自分は純粋な悪である」といって憚らなかった訳ですが、今回で回想が挿入されました。やはり詳細までは描かれませんでしたが、パッと見たイメージは元マフィアの親分と言った感じでしょうか?

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結局、今もそうである様に自分が優秀な人間であることを鼻にかけて、傲岸不遜に振る舞った結果、周囲の人間が一人また一人と離れていって孤立化、そこをノワールに付け込まれた、と言った感じでした。

自身では自分の意志でノワールについていった、と思い込んでいる様ですが、これまた彼にいいように操られていただけっぽいですね。

実際問題、妖精たちの大量のキラキラルで正気に戻った町の人々やプリアラチーム関係者、妖精・動物、今まで蹂躙していた存在に囲まれてたじろいでいたのは、再び孤立する事への恐怖とも受け取れました。尤も「100%悪である」と言うほどの性格ですから、それで改心するわけではなく逆ギレした挙句に、最後はディアブルに吸収され巨大化してしまいましたが。

結構、風刺が効いた話だなあ、とも感じます。過度の自信は命取りというか、自分も色々な人間を見てきましたから、自信過剰な人間とも何人か出会いました。が、やはりだんだんと人が離れていくんですよね、そういう人って。

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最終的には巨大化したもののプリキュアファンタスティックアニマールの前に敗れ去り、力を失った所をエリシオによってカード化されるという悲惨な結末を迎えてしまいました。キュアショコラも指摘していましたが、エリシオはカードを駆使して戦うキャラクターなので、グレイブはカードから召喚されて使役されるという形で登場する可能性はありますが、基本的には今回で退場、と考えてよいでしょう。

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これで残る幹部はエリシオのみとなりましたが、明日からは本気出すここからは本気出す宣言をプリアラチームの前でし、更に厳しい目つきで「ルミエルの遺志を継ぐ者よ」と言っていたため、ひょっとしたら過去からの因縁があるのかもしれませんね。ビブリーもルミエル時代からの生き残りですし、十分考えられると思います。

 

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次回は…今回の騒動に対してジュリオが冤罪を掛けられる、と言った感じみたいですね。ジュリオ=ピカリオは少し繊細な性格であることが語られているため、大事にならなければよいのですが…タイトルからはそんな感じはしないね(苦笑)。

 

今週のプリアラを一言で表現

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グレイブを指さし回想編に突入…ま、まさか、ビブリーはあの伝説の魔拳・鳳凰幻魔拳の使い手!?

 

来週もキラキラル☆