ふらあそ!

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【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第13話「ムリムリ!ひまり、まさかのデビュー!」感想

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ぶひいぃぃぃぃぃーーーーぶひぃぃぃぃぃぃ…

 

朝からこのあとすぐでブヒらされたわけですが、今回はひまりの掘り下げ回でした。しかしひまりはあざとかわいいよね、ふう…(余韻)

 

話の流れとしては、ガールズトークに花を咲かせていた中学生組三人に町のPR活動をしてほしいと八百屋のおじさん(多分委員かなんかなんだろうなー)が声をかけ、ひまりがレポーター役に抜擢される…というものでした。

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しかし、八百屋のこのおっさん、普通に事案っぽい登場のし方だったよね(苦笑)。

 

しかし、ひまりは極度の引っ込み思案であり、レポーターとして赤の他人に声をかけることなど到底無理な話で、PR活動は早くも暗礁に乗り上げてしまいます。

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しかし、そのPR活動が動画メインで再生数を気にするあたり、次代の流れを感じますねえ…

行き詰った活動、そしてそれを気に病んでいるひまりの様子を見抜いたいちかは、最後にキラキラパティスリーの紹介も兼ねて取材先にする事を提案、彼女を休ませることにします。本当にいちかは気遣いが出来るいい子ですね。まあ、ダイレクトマーケティングとも言うが…

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その最中、キラパティの新作スイーツであるチュロスの断面が星形である事を疑問に思っていたお客さんの女の子の姿を見て、自分の原点を思い出す…という展開でした。

そもそも、ひまりが今回のお話でレポーターに抜擢されたのは、ガールズトークの内容が新作スイーツのチュロスの解説を例の悪い癖でいちか・あおいに熱く語っていたのを八百屋のおじさんに見られたからですし、彼女が研究熱心なのも幼い頃にプリンの丸い形に疑問を持って調べ始めて没頭してしまった…という過去があったからでした。

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ひまりは少女を追いかけ、勇気を出して話しかけて、彼女にチュロスの形について説明を始めるのですが、時折「なんで?」という幼いが故の疑問符に対して、必死に考えて噛み砕いた説明をするひまりの姿は成長を感じさせますね。そして、ひまりの説明でますますお菓子を好きになってくれた少女に自分の姿を重ねた所でジュリオが出現、少女とその母親のキラキラルを吸い取られて戦闘となりました。

 

ジュリオが今回キラキラルを吸収して創造したのはチュロスを模した弓矢であり、戦闘シーンはしばらくジュリオが様々な武器を創造してプリキュア達が対応する感じになりそうですね。

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そう言えば、前回もそうでしたが、キラキラルを吸収して武器を創造する(ジュリオ曰く「実験」)際に彼はノワール・デコーレション!」と唱えており、プリキュア達との共通性を匂わせているんですね。*1

ジュリオは変身こそしませんが「何かを創造する」という力の方向性もプリキュア達との共通性があり、これは伏線臭いです。プリアラチームもモチーフになる武器で戦ったりすると面白いと思うのですが、基本的にプリキュアは杖状の武器を使う事が多いためこれは難しいかな? 既にキャンディロッドは出ていますしね。

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今回はひまり=キュアカスタードメイン回でしたが、とうとう単独必殺技「カスタードイリュージョン」が登場しました。ジュリオが放った無数の暗黒の矢を全て相殺するという技でしたが、黄色プリキュア恒例のバリアではなくどちらかというと、対空迎撃の様な感じで、これは攻撃技としても転用できそうなイメージですね。次週予告ではあおいがメインを張る様なので、一人ずつ新技披露の流れかもしれません。

あと、これは意図したものなのか分かりませんが、キュアカスタードが超スピードを活かしてジュリオの懐に潜り込んで近接戦を挑むシーンがありましたが、弓矢の弱点を見事に突いており、妙に感心しました。必殺技の登場もあって今までの物足りない感もなく今後も戦闘シーンはこんなノリで描いてくれれば、と思った次第です。

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カスタードイリュージョンで怯んだ隙に、最後はワンダフルアラモードでの決着となりましたが、またしてもジュリオは武器を犠牲にして逃げおおせており、これもしばらくはこのパターンが続くのかな、と思わせた理由でしたね。

 

最後は不慣れながらもレポーターを継続しているひまりの姿が見れてめでたしめでたし、となりましたが、彼女の成長物語としては非常に良いシナリオだったと思います。

 

次回は…なるほど、今回のPR活動の際にあおいはカメラマンの役だったのですが、その理由が「顔が出るのはまずいんだ」というものでした。どうやら、名家のお嬢様みたいですが、バンド活動しているのは、その反動なのか隠れてなのか、どちらにしても複雑な事情がありそうです。

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そして、ギャップ萌えという最大限の媚びを導入してきたなあ…というのが正直なところですかね。そう言えば、ゆかりはその振る舞いや雰囲気からお嬢様だと勘違いしていましたが、そんな事は全く明言されていないんですよね。いずれは出てくるのでしょうが、彼女の身の上も気になりますね。ベタだけど実は極貧、とかだと面白い…かも?

 

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あ、あと、本格的に実写クッキングコーナーは廃止したみたいですね。公式HPで動画を見れるとはいえ、こんなんならハナからHPの動画のみで良かったのでは…と思います。新しい試みだっただけに非常に勿体ない気がしますが、仕方ないのかな。

 

今週のプリアラを一言で表現

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各人のチュロスがまんま三人の性格を表していたのには苦笑を禁じ得ない(大きいのがあおい、出来が悪いのがいちか、小さく一番出来がいいのがひまり)。

 

来週もキラキラル☆

*1:プリアラ達は変身の際に「プリアラモード・デコレーション!」と唱える。