ふらあそ!

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【アニメ】キラキラ☆プリキュアアラモード!第1話「大好きたっぷり!キュアホイップできあがり!」感想

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さて、昨日始まったキラキラ☆プリキュアアラモードですが、第一話はまずまずの滑り出しと言うか、毎シリーズ恒例の登場人物紹介から変身、ついでに初バトルの流れとなりました。ちなみに略称はなんにしましょうかねえ。「キラプリ」あたりが妥当でしょうか? ここらへんはSNSなどの様子を見ながらおいおい考えますね。

 

最初も最初なので、感想と言う程ではないのですが、いくつか気が付いた点を簡略にまとめたいと思います。

 

まず最初に感じたのは、カラーリングを含むキャラクターデザインやビジュアルなどが非常にスマイルプリキュアを意識しているな、と感じた点です。第一話はメインヒロインである宇佐美いちか=キュアホイップにスポットを当てたシナリオであり、他のメンバーは顔見せ程度での登場だったので、まだまだ詳しくは分かりませんが、OPの映像や構成に既にそれを感じさせる部分があります。

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事前情報で、紫枠の琴爪ゆかり=キュアマカロンと赤枠の剣城あきら=キュアショコラが高校生で年上設定がなされていますが、スマプリにもなおれいかという同学年でありながら多数の弟妹を抱える姉属性生徒会長のお嬢様というキャラクターが設定されており、この辺りも共通性を感じますね。*1

しかし、今回はキュアムーンライト以来の完全年上設定のプリキュアでもあるため、ここら辺をどう料理するのかは楽しみでもあります。

 

今回スポットが当たったメインヒロインのいちかですが、いつも通りの天真爛漫、ドジッ娘ではあるけれど、根は明るく活発な感じが強調されました…が、医者であり遠方に行くことが多い母親の帰宅を楽しみにしていたところをドタキャンされてしまい、陰にこもる演出がありました。

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それなりに複雑な環境・感情も持ち合わせている様で、ここらへんは好印象です。個人的には欠点の何もないラノベ主人公みたいなキャラクターより、こういう色々な感情があるキャラクターの方が人間臭くて好きですね。*2

この設定が後々まで尾を引くのかは今の段階では不明ですが、上手く物語に絡めてくれると面白くなる要素になるかと思います。

 

舞台となる町の名前はまだ明かされてはいませんでしたが(明かされていた? ちょっと失念しているかも。イチゴ山だかは覚えている)きのこ形をした樹木が聳え立つ小山が町の中にあったり、どことなくメルヘンチックな造形でしたね。前作の津奈木町はそういう描写はなかったので、イメージはむしろどことなく欧風なイメージがあった加音町が近いでしょうか。

その町の中でスイーツから発せられるキラキラルというエネルギーを回収するためにガミーという敵側の妖精が登場しましたが、珍しく怪物をけしかけるという方式ではなくキラキラルを取り込むことによって自身が怪物化する、と言った形で襲い掛かってきました。今回だけは特別なのか、怪物枠があるのか、今後どうなるのかは注目ですね。ただ、妖精(幹部?)自身の変身で通すんならバリエーションには苦労しそうですね…

 

変身シーンは可もなく不可もなく、概ね可愛いというのが正直な感想です。これは前作のまほプリの変身シーンの出来がかなり派手でイメージが強かったのにも起因しているかと思います。

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ただ、最初に髪がいったん解けてロングヘアーに変わるのは「おお!」と思いましたね。途中にテヘペロな顔を挟むのも新しい。

 

プロデューサーさんが「肉弾戦の封印」発言をしたことで放映前から話題になっていましたが、第一話を見た限りだと敵は普通に殴りかかってきており、それらを捌くという意味でもそのうち派手ではないにせよ若干の肉弾戦は発生するかと思われます。

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プリキュアシリーズは元々、最後は光線タイプの必殺技で決着が付くのが普通ですから、よっぽど変なバトルシーンにしない限り、あまり心配はないかと思われますが、あまりにノー肉弾戦、スイーツを意識したへんてこ戦闘などにこだわったりするとつまらないものになってしまうかもしれません。

 

EDテーマの後に1分間クッキングコーナーが実写で入ったのは新しかったですね。

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非常に良い試みだと思うのですが、出来れば50話最後まで続けてほしいと思うのは贅沢でしょうか? こういうのを途中で切ってしまうと、それを楽しみにしていた層をがっかりさせてしまう事になるので。実際問題ハピネスチャージプリキュアのOPでの10周年歴代プリキュア挨拶が途中で終了してしまったのには(弾がなくなってしまったからしょうがないにせよ)随分落胆したものです。妖精枠なり敵幹部なり使って継続して欲しかったという気持ちが強く、あの挨拶抜きでの「ハピネスチャージプリキュア!」から始まるOPテーマ曲は随分味気ない感覚を受けました。

50ものスイーツを紹介するのは大変かもしれませんが、重ねて最後まで継続出来る事を切に願っています。

 

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次回は黄色枠の有栖川ひまり=キュアカスタードが登場予定のようですが、この辺りもスマプリと同じく一話ずつ使って各々のメインシナリオ展開&変身してのバトル、と言った感じでしょうか? それでも、全員が揃うまでに1か月以上かかる訳で、しばらくは各キャラクターの考察になりそうですね。予告では「スイーツは数式!」とかなかなか面白い事を言っていたようですが…

 

今週のキラキラ☆プリキュアアラモードを一言で表現

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↑これだけに限らず様々な変顔をたった一話で披露しまくったいちかさん、非常に期待できる逸材です( ´艸`)

 

来週もキラキラル☆

 

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*1:古くはYes!プリキュア5でも採用されている方式である。と言うよりはスマプリはプリキュア5を少なくともデザイン面ではかなりオマージュしている。

*2:筆者がジョジョの奇妙な冒険に於いて承太郎より仗助の方が好きなのはこの辺りに起因する。