オヤジギャグが寒いポンコツロボット、MTBを駆る新ライダー、そしてユルセンの正体!! ふう…今日は久々にプリキュア始まる前からカオスな展開の日曜日だぜ…
そしてリコパパはいきなり不審人物として登場するという、もう今週は何なんだみたいな感じな訳ですが、とりあえずはリコパパさんの名前はみらいの家族の前で「リアン」と名乗った事で判明しました。
…お土産に鉱石を選ぶセンスはどうなのよ? とは思いましたが(苦笑)。
前半パートはリアンとリコの少しぎくしゃくした関係が描かれましたが、流石に家庭不和、という程ではなく、リコは学者の仕事の都合上各地を飛び回って家を留守にしがちな父親に対して寂しい思いを抱いている…といった感じでしたね。推論ですが、だからこそ魔法商店街の面々に甘えていた幼少期が想像できます。商店街の人たち、えらくリコのこと可愛がっていたからねえ。
そして、リアンはリコにどう思われているか悩んでいるところを、みらいの父親に諭されている辺り、少し不器用な人物像が垣間見えてなかなか好印象でした。
なんですが、Bパートに入る直前に封印から抜け出した新幹部ベニーギョが登場、襲い掛かってきます。
うーん…あんまり言いたくないけど、最近展開が雑過ぎない?
もう少しリアンやリコの葛藤を描いた後でも良かった気がするのですが。戦闘の最中にリアンがリコを庇ったり、戦闘終了後の回想シーンで校長からリコが伝説のプリキュアになった事を聞かされて懊悩した場面などが追加されましたが、いくらなんでも性急すぎる。
ベニーギョをなるべく露出させたかったのは想像に難くありません。邪推すると、これだけバインバインでかわいいお姉さんを多く描きたいのはアニメーターの性でしょうしね。*1
でも、今回はあくまでもリアンとリコがメインのお話であり、ベニーギョは言うなればおまけです。せめて、ベニーギョとリアンに何らかの関連性があれば良かったのですが(例えば、自分が調査していた遺跡でベニーギョのヒントを得ていた、とか)これではリコ親子の葛藤か、ベニーギョ初登場か、どちらがメインなのか分からない本末転倒なシナリオになってしまっている。
戦闘をメインにすれば、シナリオを練る分には楽でしょう。それだけシナリオに傾ける尺が短くて済みますから。しかし、ここしばらくBパートのほとんどを戦闘に割く事で、どうしても掘り下げが甘い部分が目立ってしまっています。これはやってはいけない。物語が佳境に入る最後半ならともかく。
さて、シャーキンスに続き、いやにあっさり登場したベニーギョですが、これは何がモチーフかねえ…
頭の角や尻尾、人外を強調している肌の色などは前回の記事でも書いたサッキュバスを連想させますが、反面蝙蝠型の羽がありません。日輪の様なものを背負っているあたり、毘沙門天とかか? でも、日輪を背負った神は各神話(主に太陽神やその眷属)に見られるもので、ましてや女性型ともなるとなかなか特定が難しいですね。*2
一つ言える事は生真面目なシャーキンスに対して、かなり物事に対してダルそうな態度を取るという事であり、どちらかと言えばラブーに近い感じです。魔法を小馬鹿にしていた点もラブーと似ています。
そう言えば、今回の封印から出てきた場面で、他の仲間たちはまだ目覚めていない、みたいなことを言っていたのも若干気にはなりますね。
戦闘終了後、例の「ミトメール」がムーンストーン対応のグミ(精霊なんだっけ?)に起こりレインボーキャリッジに吸収されました。
今回はみらい・はーちゃん・モフルン・水晶玉越しに校長先生がその様子を見ており、特に校長先生が「精霊とレインボーキャリッジは関係があるのか」と興味津々な様子を覗かせました。ここら辺は知識を追求する魔法使いらしい反応でしたね。
最後は、みらいの「父親は子供の事を思っている」という言葉や、リアンのリコを庇ったりなどの行動でわだかまりが消えた親子が微笑しながら会話をするという、優しい世界で幕となりました。まあ、締めとしてはこれで良いでしょう。堀江由衣さんはやはりこういう優しい声が合っているよ。
次回は…うむ、サブキャラのコイバナですか。まあ、みらいとリコはデキちゃっている(笑)ので、サブキャラにするしかないよね!(吐血)
今週のまほプリを一言で表現
やたらと映画をCMなどで推しているが、改めて4人並んでいる所を見ると…やはりキュアモフルンが一番あざとかわいい!!!??!????!!! これが黄色枠か!ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー!
来週もキュアップ・ラパパ!
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