いよいよオールスターバージョンにOPが変わりましたが、キュアエコーは今回も映画に出てくるみたいで何よりです。というか、ハピネスチャージプリキュア時の10周年メッセージに彼女を出さなかったのは絶許。
さて、今回はリコの姉であるリズが登場するという事で、彼女にスポットが当たる回かと思いきや、リコの境遇を掘り下げる回となりました。
補習担当のアイザック先生が腰痛のため出てこれないため、臨時講師という形で登場したリズでしたが、紹介時に教育実習である事が明かされました。人間世界とシステムが同じならば大学最後の年ぐらいでしょうか? リコとは結構年が離れていそうですね。
今回の補習の課題は水から何らしかの形を作り出し、それを10秒間維持せよ、というもの。まず像の形を作り、それに玉乗りをさせるという高度な見本を見せたリズでしたが、まあ、当然のごとく対抗心を燃やしたリコはそれを真似して失敗をしてしまいます。
リコは元々お姉ちゃんっ子であり、リズに憧れて魔法使いを目指したようですが、姉があまりに優秀だったためそれにコンプレックスを抱いている、といった感じですね。
どうしても課題がうまくゆかず、逃げ出したリコを追ったみらいに、彼女は生い立ちをぽつぽつと話し始めます。
まず、リコが生まれた時に授かった杖は、みらいと同じく、かなりの特別製である事。
そして、リンクルストーン・ダイヤモンドに変化したペンダントが、実は元々リコの家に代々伝わるものであり、リズから譲渡されたものである事。
リコの家は、やはりなにかありそうですね。未だに両親の顔を隠して登場させている点も気になります。
しかし、もしリズからリコにペンダントが譲渡されていなければ、プリキュアにはリズがなっていたのかというと、それもまた違うのでしょう。
これは作中でみらいも「リコでなければダメなんだ」と明言しましたが、単純にペンダント=リンクルストーン・ダイヤモンドを持っていればプリキュアに変身できるという事ではないと思います。というより、この二人でなければダイヤモンド自体が生まれなかったのではないでしょうか。あれは「二人の想い」の結晶なんですから。
本当に今回は「二人」である事を強調していますね。
一方、プリキュアにリベンジを企んでいた敵幹部のスパルダは、リズをキュアマジカル=リコと勘違いして補習をしていた生徒もろとも攻撃を仕掛けて来ます。
リズとリコは姉妹とは言え、ビジュアル的にはあまり似ていないと思うのですが、ちょっと気になる事があります。
それは、年齢が上である姉のリズをキュアマジカルと勘違いしたという事。
元々、今回のプリキュアの変身に関してはなんとなく「変身後に成長してない?」とは思っていたのですが、実際のところ、これって成長関係の魔法が絡んでいるのかな? って勘繰り始めました。なんか、今回のプリキュアって伏線張りまくっている気がするので(苦笑)。
また、今回の戦闘で先回入手したリンクルストーン・アクアマリンが発動しました。どうやら支えの宝石は杖に装着して宝石の属性を解放するもののようですね。
アクアマリンは氷属性の力のようですが、これがルビーモードで使えるのかちょっと気になります。今回の様にダイヤモンドモードでしか使えないとなると、フォームとしてはダイヤモンドが一歩抜きんでている感じになりますね。
戦闘が終了し、再度課題にチャレンジしたリコはペンダント型の水を作り出し、更にそれが凍り付くというハプニングが発生しました。
リズ曰く、氷の魔法は高度であり、最後に魔法劣等生であるリコは実際は高いポテンシャルを持っている事が判明しました。*1また、ギャグっぽく描かれていましたが、回想シーンではフラスコ?の中に炎を灯す魔法を大爆発させており、むしろ強大な魔法の力に何らしかのストッパーがかかっているイメージですね。
このシーンは意地を張って姉の真似をしようとした失敗から、姉への素直な気持ちを認め、思い出のペンダントを水で再現した良いシーンでもありますね。その瞬間に大きな力が発現したのも興味深い。
次回はみらいの音痴が判明する回ですね、わかります!
あと、サファイアモードが登場するみたいですね。青基調のデザインだから、やはり氷+水のモードなのかな? アクアマリンと被りますが、組み合わせなども考えられますし、どういう設定になるのか楽しみですね。
今回のまほプリを一言で表現
オールスターはどんなに強大な敵が来ても、最後は44人でタコ殴りじゃないですかー、ヤダー
来週もキュアップ・ラパパ!
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*1:ただ、アクアマリンがサポートした可能性は否定できない。