あれ!? 先代(仮)のドレスアップキーって一時貸し出しだったん? そりゃはるか達もきりきり舞いだ!
しかし、流石にお城そのものと戦うんじゃなくて、侵入作戦になる訳ね。まあ、そうだよねえ…お城と戦えるのなんて龍の紋章を目覚めさせた勇者ダイだけで十分ですよ(苦笑)。
普通に考えれば変身出来ない3人が敵の罠満載であろうお城の中にのこのこ侵入するのは愚策以外の何物でもないのですが、宙に浮いたお城なんて敵を放っておけば大参事必至な上、唯一変身可能なキュアスカーレットは足止め状態、そして盗まれたドレスアップキーをちらつかせるロックさんマジ策士。
と、思ったんですが、せっかく3人を城にまで侵入させたというのに、罠もギミックもない状態でいきなり力押しを始めるロックさん。おいいいい、なにやってんのおお!
最終的にはせっかく変身できない状態を作り上げていたにも拘らず、ドレスアップキーをはるかに奪還され再変身を許してしまう事になってしまいました。無能…無能ッ!
結局、変身したところで自分には勝てないと勝ち誇るロックさん的には、ドレスアップキー盗んだのはプリキュアの変身を封じるというよりは、城ボーグの起動の方が重要だったという事みたいですね。
そして城の絶望の力そのものを取り込み巨大化するロックさんでしたが、その…お顔がどう考えても…デスピ●ロ様なのでは…
しかし遠目で見るとケロちゃんカエルですなあ。個人的には声が中性的でエコーがかかっていた点と変身プロセスから、デ●ピサロというよりは某錬金術アニメの嫉妬さんの方を思い浮かべました。
最後にはスカーレット乱入によって、新たな力(と新商品)に目覚めたゴプリチームによってロックさんは退場となってしまいました。というか、変身したフローラ達+先代が託したドレスアップキーで狼狽えたのはわかるんですが、せっかくのスカーレット足止め役分身が城に戻ったら、スカーレット乱入は必至でしょうに。策士策に溺れた、というよりは見かけによらず脳筋でしたね、ロックさん。
フローラ達と対峙中の時も、ディスピアを呼び捨てにし、やたらと王様になる事に固持していた点からも「中身が子供のまま変わってない悪役」みたいなコンセプトのキャラだったのかもしれないですね。
さて、今回…というか、前から気になっていたんですが、今回のお城ゼツボーグ登場でその疑問がさらに深まりました。というのも城ボーグ=ホープキングダム城だったわけですが、かつてのホープキングダムの中心地であるお城が敵の本拠地だというのに、中にいた王族がどういう扱いを受けているか、さっぱりわからないのです。
ディスピアは絶望の森に封印されていたものが復活した表現が過去になされていますが、本当にそれだけか? という疑問がどうしても残ります。特にカナタはともかく、トワの口からも王族である家族の事はほとんど言及されておらず、ディスピアに何らしかの利用をされているのでは…と考えてしまいます。
真っ先に思い浮かぶのは、ディスピア自身がカナタ・トワの母親=王女の成れの果て…という展開ですが、この技法はスイートプリキュアやドキドキプリキュアにも使われており、どうしても二番煎じ臭が付き纏いますし、それならば人間としての形態をかなり残しているディスピアを見たカナタ・トワが何の反応も示さない訳がありません。*1またディスピア自身、ゴプリチーム討伐失敗が続いたトワイライトを躊躇なく切り捨てようとした場面もあり、現状ではこの路線はなさそうです。
ただ、思い切り玉座の後ろに巨大な絶望の檻があったのは怪しいんだよなあ…
後は今回の新アイテム「プリンセスパレス」がホープキングダム城がそのまま小さくなってアイテム化した表現だったのも気になります。という事は城そのものは無人? それとも既に城の住人は故人でその魂・意思がプリンセスパレスを生み出したのでしょうか? ますます以てカナタ・トワ以外の王族関係者の行方が気になりますね。
これについては今後に期待でしょうか。
次回は…なにぃ! クローズさん復活!?
本日のゴプリを一言で表現
この人(?)、いつ跳ねないボール打って「燕返し」とか言い出すか、毎回気が気じゃなかったです(笑)。今回で退場してしまいましたが。
それでは、ごきげんよう。
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*1:もちろん王女の体を媒介にして、あの姿かたちはディスピアそのもの、という可能性もある。