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ふらあそ!

ゲーム好き・漫画アニメ好き・自転車好き・鉄旅好き。インドアだったりアウトドアだったりのふらふら遊び人の日記帳、略してふらあそ!

【我思うに】岩田聡氏の訃報に思う事

正確にはゲームではないのですが、最近、3DSニコニコ動画にハマってます。

厳密に言うと、3DSニコニコ動画にある「すれちがいマーケティング(略してスレマ)」というやつでして、自分のお気に入りの動画を3DSのすれ違い機能を通して紹介しつつ、すれ違った相手の動画を紹介してもらう、というもので、他にも万歩計機能を使用して日本全国を旅するモードなどもあってなかなか楽しいです。

 

 

もちろん、元来3DSはこんな事のために買ったわけではなく、モンスターハンター4のために購入したわけですが、アップグレードバージョンの4Gがあまりにもふざけた内容で私を激怒させてしまい、モンスターハンターシリーズしかソフトを持っていなかったので、やむなく…といった感じでスレマに精を出している訳です(笑)。

 

しかし、このスレマ、3DSの機能を上手にを利用したアイデアで感心はするのですが、やたらと課金を煽ってきて、それが少々ウザいです。

1日1回、その日に何歩歩いたかを報告出来るのですが、歩数が一定に達すると「壁」があり、壁を攻撃することができます。この壁を崩すと無制限に歩数報告が可能になるわけですが、多く歩いた状態で壁にぶつかると「プレミアム会員(有料)になると攻撃力が高い壁壊しアイテムをプレゼント」と課金を促してきます。

いやね、私だって馬鹿じゃないですよ。こういうものがタダで提供されているわけもなく、課金によって収入を得ているからこそ成り立っている事ぐらいわかっています。

ただねえ、しつこ過ぎる。

曜日の重なりや、皆勤報告、多歩数など、色んな条件が重なると、1回の報告で3回もプレミアム会員催促を見させられる上、断るたびに「ががーん!」とかなり大きな効果音で演出してきます。

言いたくはないですが、3DSは子供がいじる可能性が高いハードなんですから、ああいう課金煽りなものを見せてはいけないと思うんですがねえ。

 

まあ、それぐらい、今のゲーム世界は課金まっしぐらな訳で、ずいぶん時代が変わってしまったなあ、と考えさせられますが、先日、任天堂岩田聡氏の訃報という残念なニュースが飛び込みました。

プレイステーションセガサターンなど、次第にグラフィック重視にゲームが傾き始めた時代、ニンテンドーDSを世に送り出した方です。

 

正直、私は最初、DSにあまりいい印象は持っていませんでした。ゲームはグラフィックではない、とは言っても、当時としてはあまりにも時代遅れ感があったし、タッチパネル操作もすぐに故障の原因になりそうで、同時期に出ていたPSPの方が魅力的に感じていましたし、事実、PSPの方を先に購入しています。

ただ、結局のところ、ゲームってハードじゃない、というよりハードだけじゃないんですよね。

やりたいゲームがあるから、ハードを手に入れる、という面もあるでしょうし、そのハードを活かしきって面白いソフトがあれば、ユーザーはそれについていきます。

私は世界樹の迷宮で、DSを見直しました。なるほど、これはCGに関係なく面白いし、タッチパネルを駆使したマッピング機能はPSPでは実現不可能な見事なアイデアでした。

そういう観点で見ると岩田氏が送り出した、DSやWiiは「遊びを多方向に向ける」という方向性を持っており、ゲームの流れに一石を投じる素晴らしいものだったのですね。

 

昔はゲームセンターのゲームが出来る! という理由も大きく、ハードの性能向上は歓迎されてきましたが、いつしか、家庭用ハードがアーケードゲームの基盤の性能に追いつき、また追い越してしまったことによって、ゲームセンターはアミューズメントパークという変革を余儀なくされました。

そして超高性能ハードによる、無制約ともいえる状況下、ゲームは次第に膨大化し、大掛かりなものに変貌していってしまいます。

今の課金を煽るスマホ型のゲームは、その間隙を縫って、誰でも持っているスマホというものをプラットフォームに、誰にでも出来るお手軽さ、というものをうまく突いたシステムで、一躍時代の寵児となりました。

ただ、私もいくつか手を出してみましたが、到底ゲームと呼ぶには耐えられないシロモノばかりでした。課金の煽りも尋常ではなく、万単位の金額をかけなければまともに進行できないものもあり、結局、それほど課金しなくてもなんとか暇潰しが出来る程度のものを細々とやっている程度ですね。

 

現在、課金型のゲームは新興ブランドだけではなく、かつて名作を作り上げた数々のゲームメーカーも参入しています。

普通のゲームソフトを数千円で買ってもらうよりも、課金でどんどんユーザーに散財させた方が利益が上がるのはわかります。が、本当にそれでいいのか、疑問を感じずにはいられません。私の考え方が古すぎるのかな? 

ユーザーにゲームを提供する、という事がどういうことなのか、私のような素人にはわかりかねますが、その一端が故岩田氏の次の言葉にあるのではないかな、と思い、故人の言葉を引用して幕としたいと思います。

 

ゲームを豪華に、そして高度で複雑なものとするだけでは、ゲーム熟練者(ヘビーゲーマー・コアゲーマー)に飽きられ、今までゲームに触ったことのない初心者にもとっつきにくいものになり、市場がゆっくりと死んでしまうのではないか

岩田聡 - Wikipedia より抜粋。